今回の善光寺でのリレー当日追悼式について、ネット界隈では賛同の声が上がっているようです。
※某巨大掲示板では、善光寺の株はうなぎのぼり。 超善光寺やら、政府なんかよりずっと外交センスがあるなどと、最大級の賛辞が続いています。
4/17の昼に善光寺事務局に電話して、リレー当日に追悼式をもう一度是非、とお願いしたときには、必ず上に伝えますととても丁寧な対応をしていただいていたものの、当日に追悼(読経デモ)をぶつける戦略的意義等までは説明することができず残念に思っていました。
ところが拙「聖火リレーへの提案」記事を印刷して、善光寺さんに速達した方がいらっしゃいます。
実はその旨のメッセージを4/17から戴いていたのですが、ご本人様のご承諾のうえ、その中から一部メッセージをご紹介させていただきます。
ひとりひとりの力は小さいながら、ほんの少しの勇気と行動が大きなうねりになり、希望となって拡がっていくのを感じます。
今回の決定を下された善光寺様、事務局様、その他関係者様、ならびに速達までして、提案を善光寺に送付くださったkisaragi様に篤く御礼申し上げます。
--引用開始--
○4/17付メッセージ
はじめまして。kisaragiと申します。
昨夜、貴ブログの記事「聖火リレーへの提案」を拝見し、大変に感心いたしました。
なんとかこの事を善光寺さんの僧侶の皆様ににお知らせしたいと思い、印刷し本日速達で送ってしまいました。投函したところで、我に返りました。
まず、日比野庵様にご相談し、ご許可をいただいてから、送るべきだった。と反省いたしております。聖火リレーの日が迫っていることから、優れたアイディアを一刻も早くお知らせしたい。とあわてておりました。
事後報告で恐縮ですが、事情をご賢察くださり、なにとぞお許しくださるようお願い申し上げます。
○4/18付メッセージ
日比野様
今晩は。昨日は、軽率な事をしたかな?と少々しょげておりましたが、お優しいご連絡をいただき元気が出てきました。
善光寺さんへ送った封書の内容は、日比野庵さん4/16の「本館」と「離れ」でした。それに、「善光寺さんが対応に苦慮されおられることをお察しします。心配している多くの人がいます。とてもいい提案を見つけましたので、まことに僭越ながら・・・・」云々の文を添えました。
<<中略>>
また、離れの「天台宗圓教寺の大樹僧正の声明全文」は是非関係の皆さんに読んでいただきたい内容でした。私はアナグロ人間なので、時代錯誤かもしれませんが、どうも、お坊さんがブログを見るイメージが浮かびません。それで、印刷して送ってしまいました。
<<中略>>
速達で投函しましたので、日比野様からのお電話と同じ位に到着し、相乗効果があるといいのですが・・・。
今朝、「善光寺が辞退!」というニュースが流れました。スタート地点は移っても、読経デモについて検討し是非やっていただきたいですね。
私にとって、善光寺さんへお手紙を出すのには、小さな勇気が必要でした。それを出すきっかけを下さったのは、日比野庵さんでした。どうも有難うございます。これからも記事を楽しみにしております。
○4/19付メッセージ
日比野様
こんにちは、kisaragiです。善光寺さんが悪戯書きをされたようですね。でも、被害にあったのは国宝ですから、これはひどい犯罪です。
まだまだ心配は続きますが、当日は日比野様ご提案の読経をするつもりです。お経なんて、法事の時しか縁がありませんが、下手でも善光寺の僧侶の皆さんが読経をしてくださるであろう時間にひとり読経デモを敢行いたします。
<<以下略>>
○4/23付メッセージ
こんばんは。kisaragiです。
<<中略>>
報道で、激励の電話が連日100本、などと言われています。私のような手紙派はいなかったのかな?
活字中毒の私としては、日比野庵さんのご提案は、文字にして読むとさらに素晴らしさが伝わって来ると思っています。それがお坊さん達の心を動かし、今回の決定の一助になったのではないでしょうか。
昨日マレーシアで襲われた日本人はたったひとりで勇気のある人だと感心しました。でも、方法は違うけれど土曜日は一見静かでも強いメッセージが伝えられるといいですね。
追伸;善光寺さんにお送りした手紙の出だしはこうです。
「拝啓 若葉萌える季節となりました。ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。さて、このたびの・・・・」
お坊さん達は「何じゃこりゃ?」と思ったでしょうね。
--引用ここまで--
この記事へのコメント
POLE
あだち
「心・身を強くするメッセージ」
ご笑覧ください。
http://www4.ocn.ne.jp/~kokoro/
(営利活動ではありません)
みき
日比野
昨日のリレー実況を見るにつけ、本当に善光寺さんは正しい決断をされたと思います。善光寺さんなかりせば、無神論の国の爪牙にかかっていたのではないかと思うほどです。
本当に善光寺さんには感謝しています。