寄付金つき商品が流行っているという。寄付金つき商品とは売り上げの一部を慈善団体に寄付するために価格の一部に寄付金を上乗せしているもの。
募金箱で集める寄付金のように人目を気にしない分、気軽に出来る寄付だとして人気がある。昨今の寄付金つき商品は、どこどこへ寄付しますとはっきり明示しているのが特徴で、その寄付先も多種多様になっているという。ユニセフなどへの寄付はもとより、CO2排出権付き商品や、はては破綻した夕張市を応援する寄付商品なんてのもあるらしい。
以前「布施の商品」のエントリーで、寄付金つき商品の応用として、商品の付録に寄付先に直接メッセージを届ける仕組みがあればどうか、といったけれど、この寄付金つき商品の広がりは、「布施の商品」への展開可能性を広げる。
なぜ、寄付先に直接メッセージを届ける仕組みがあればいいかというと、そこには、応援とそれに対する感謝といった善の循環をドライブさせるという意味がある。
そしてもうひとつ、多くの寄付で行われているような、援助だとか、景観維持・美化、緑化といった、いわばマイナスをなんとかしてゼロに持っていこうというような取り組みから更に踏み込んで、研究開発に布施をすることで、ゼロからプラスの何かを生み出すといった積極的な価値創造に貢献できるという意味も含まれている。
多くの人々を幸福にする、正しい価値を寄付や布施から生み出すことができれば、それはそのまま国益に適い、世界貢献にもなる。

この記事へのコメント
日比野
お申し出に関しましては、貴ブログに返答させていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。
きょーちゃん
グリーンアーク
http://www.greenark.jp/
エコフィン
http://www.ecoffin.jp/ecoffin.html
ダンボール製の棺は少ない木で多く作製でき、燃やす時にCO2が少なく、これらには植林という寄付もついています。
ペットを火葬した時にもダンボールでした。
最期まで環境に優しくありたいと思います。
kei
興味のあるブログを探してうろうろしていました。もしよければ相互直リンクしませんか?いいお返事お待ちしています。
http://ecostock.seesaa.net/