過去記事所感 離れ編


今日は過去記事の所感をエントリーします。日比野庵 離れ編です。('08.12.29現在の順位です)

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日比野庵離れの記事は、本館でのシリーズエントリーをまとめて一本の記事としてアップするスタイルなので、記事テーマに即した比較的長文が多いので、それほどPVが伸びないのでは、と思っていましたが、それでもそこそこのPVがあるようです。

第1位は、「日本人の美意識」です。この記事のPVは他の記事と比べて断トツに多く、毎月安定して50PVくらいあります。主にGoogle,YAHOO検索でいらっしゃる方が多いです。書いているときにはここまでPVが伸びるとは思っていませんでしたし、今持って不思議です。日本人の美意識については、別記事の「都市化と日本人の美意識は両立するか」で更にエントリーさせていただいているのですが、こちらはサッパリなのが少々残念。

第2位は、「中国製餃子中毒事件について」です。これもここまでPVが伸びるとは思っていませんでした。やはり時事ネタは強いということでしょうか。皆様の関心も集まってのことかと思います。尤もこの記事では、日本人摂取カロリー過多とその抑制行動にまで踏み込んでみたのですが、本当にそうなるのかは半信半疑ではあります。ただ、そうなることで、食糧自給率の改善や健康増進といった効果がある可能性があり注目しています。

第3位は、「中国産毒餃子事件について 再考」です。これも食の安全の意識がいかに注目を浴びているかの証左でしょう。

第4位は、「食品偽装について」です。毒餃子で霞んだ感がありますが、実際には外国産を国産と偽ったり、汚染米をそのまま流通させたりと、いろいろと問題がありました。今後も偽装産品も発覚する可能性があります。

第5位は、「格差について考える」です。これは書きあげるのに時間がかかったシリーズです。秋葉原の加藤事件から格差問題が騒がれましたが、本当にどれくらい格差があるのだろうか、という疑問から始めました。本来は後半部分を書きたくて始めたところがあったのですが、資料集めとデータ解析に予想以上に手間取り、なんだかんだで3週間くらいかかりました。苦労して書いたものですが、それなりのアクセスがあり嬉しい限りです。

第6位は、「テレビと民意」です。意外とこれもアクセスがあります。記事としては一年半以上前の古いものですが、内容自身はそれほど古くなっていないと自分では思っています。昨今、テレビ不況・大手スポンサーの広告撤退でテレビのあり方が問われるようになってきましたが、この記事で指摘しているCMが本編、番組は視聴者集めの為の大道芸だという観点がますます浮き彫りになってきたように思います。

第7位は、「ネットの政治への影響力を検討する」でした。本館編の所感の第9位にランクインしていますので所感は割愛させていただきます。

第8位は、「民主主義とノブレス・オブリージュは両立するか」です。これも割と古い記事ですが、そこそこのPVがあります。今でも毎月割とアクセスがあります。個人的にも割と気にいっている記事ではあります。

第9位は、「毎日新聞英語版サイトWaiWai問題について考える」です。(今月、急激にアクセスが伸びて1月4日現在は第2位に躍進してます)毎日waiwai問題を受けて起こした記事ですが、書き始め当初想定していた論旨とは外れた内容になった記事です。私のシリーズエントリーでは当初予定していた話の流れから逸脱することはままあるのですが、外れたほうが却って面白いことが多く、外れるに任せて記事にすることが多いです。この記事でメディアとネットの関わりについて再度考え直す機会が得られ、個人的には得るものの多かった記事です。

第10位は、「正義とは何か」です。この記事も最初の着想から書きあげるまで時間がかかりました。3か月以上かかったと記憶しています。特にひとつひとつの章ごとのロジックから全体のロジックのくみ上げまで、かなり集中して思索を続けた記憶があります。思索を続けるなかで、内容がどんどん拡散していって、テーマの枠組みに抑え込むのに相当苦労しました。とにかく纏めるまでがしんどかったです。ただ、それなりに苦労しただけあって、内容そのものには自分では納得しています。


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