真田忍者とアルファブロガー(麻生政権の支持率回復の可能性について 最終回)
「日本の歴史と文化に敬意を表したいから」
先に来日したヒラリー・クリントン国務長官が、明治神宮を訪れた際、沿道からの記者の呼びかけに対する答え。
実は、クリントン国務長官は、来日中記者だけでなく、一般ブロガーも同行させたそうだ。同行したブロガーはフリージャーナリストの中岡望氏で、自身のブログでその顛末を公開している。
このブロガーを同行させて取材させるという手法を麻生総理も取ればいい。自分の周りにマスコミ記者しかいないから、城が包囲されてしまう。自分の都合の良いところだけを切り取って叩くマスコミなんかは相手にせず、一般のブロガーにも同行取材をさせて、ネットで発信してもらう。武装農民を上田城に住まわせた真田昌幸と同じことをする。
一般ブロガーにネットで配信した情報と、マスコミが報道する内容の食い違いがあれば「祭り」にすればいいし、マスコミの広告主へ電凸なり、広告引き上げを依頼するなりすればいい。
また、麻生総理も、嫌いな記者をさし置いて、ブロガーの単独取材に応じたっていい。一般国民の声を聞きたいのだ、とかなんとか言って。
各地を遊説するときなんかも、その地方の地元ブロガーに依頼して同行取材してもらえばいい。希望者は大勢いるだろう。
できれば、地元の有力者とブロガーの二人一組で同行するのがいい。なぜかというと、ブロガーの同行取材の狙いは、正確な情報を配信することと、ネットのみならず地域に密着した情報配信にあるから。
ネットが普及したとはいえ、まだまだ高齢者はネットなんか使わない。だからそういう層には、地元の有力者に情報伝達してもらう必要がある。
同行取材したいくらいのブロガーであれば、メディアリテラシーがしっかりしてる。メディアの嘘には簡単にだまされない。鋭い質問を浴びせつつ、客観的で公正な報告をしてもらえる筈。今のメディアによる総麻生叩き報道よりはずっとマシ。
そうすることで、総理の本当の思いややっていることを発信する拠点が全国各地にできることになる。あとはネットなり口コミでもなんでもして広げていけばいい。
大阪冬の陣で活躍した真田幸村が設けて、奮闘の拠点となった真田丸。全国各地の同行ブロガーが真田丸としての役目を果たすことで、麻生城を包囲しているマスコミ軍を後ろから挟撃することもできよう。
真田忍者ならぬ麻生忍者軍団。麻生総理がこれを得ればまだまだ頑張れる。落城はまだ先の話。
尤も、事ここに至っては、どうやったところで、大勢は変わらないかもしれないけれど、少なくとも気に入らない政権はマスコミが包囲して落城させる構図からはそろそろ脱却すべき。政治は国民の為のものなのだから。
本シリーズエントリー記事一覧
麻生政権の支持率回復の可能性について その1 「麻生篭城」
麻生政権の支持率回復の可能性について その2 「包囲する勢力」
麻生政権の支持率回復の可能性について その3 「上田城合戦」
麻生政権の支持率回復の可能性について 最終回 「真田忍者とアルファブロガー」
麻生政権の支持率回復の可能性について 補追1 「ブロガー同行取材の意味」
麻生政権の支持率回復の可能性について 補追2 「同行ブロガーの計」
麻生政権の支持率回復の可能性について 補追3 「直接民主制の可能性」
この記事へのコメント
日比野
マスコミの異常さに気づいている人も多いかと思いますが、どう異常で、何が行われているかまでは中々知られてはいないように思います。
同行ブロガーでその突破口になればと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
桃源児
マスコミの麻生叩き、気分が悪いですから、これ、本当にやって欲しいものです。