マスコミ悲観論への「とてつもない」カウンターパンチ (ネットの実社会への影響力を検討する 最終回)


Q2の結果からまず分かることは、買った本がきちんと読まれている(読了(62.8%)と読書中(21%)合わせて83.8%!)ということです。アンケート(3/15~3/26)が「祭り」終了直後から僅か2週間足らずの期間であったにも関わらず、8割以上の方が読んでいる(内読了が約6割)ことになります。

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これは、凄いことだと思います。ただ売り上げランキング一位だけを狙った単なる組織的な運動では、ここまでの結果にはならない筈ですから。(読みたくない本を読む苦痛は、読書好きの方は良くご存知かと思います。)

麻生太郎本を読むことで考えられる効果として次のようなことがあると思います。

A)日本の素晴らしさや底力を再認識して、希望が湧き元気になる
B)日本の国際貢献および外交戦略の展望が開ける
C)麻生総理のルーツを知る

A)が「とてつもない日本」を読むことによる効果。B)が「自由と繁栄の弧」を読むことによる効果。C)がその他麻生本を読むことによる効果に対応しています。

アンケート結果によると、「とてつもない日本」を購入された方は58.1%。「自由と繁栄の弧」を購入された方は32.6%。残りの9.3%がその他麻生本購入者ですから、A)とB)の効果、特にA)の効果が期待されます。

このA)の「日本の素晴らしさや底力を再認識して、希望が湧き元気になる。」という効果は、マスコミが垂れ流している悲観論、マスコミ不況に対してのカウンターパンチの役目を果たします。

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悲観だけでなく希望にも目を向ける、そうした人が増えてくればくるほど、不況からの脱出は早くなる筈です。

「おくりびと」の映画館が満杯になり、WBCであれほど盛り上がるのですから、どれだけ日本に「希望」が求められているか分かろうというものです。実際WBC優勝グッズがバカ売れしていると聞きます。

政局で揺れる今は無理かもしれませんが、是非とも麻生総理には、将来への希望と日本の未来の見取り図をしっかりと提示していただきたいと思います。

内需拡大だ、定額給付金を使ってくれと言っても、未来が分からないままだと、将来不安から自己防衛に走ってモノを買わなくなってしまいます。将来の見取り図が必要です。

そのための一助として、麻生太郎本を読む意味もあろうかと思います。

もしかしたら、今回の祭りは日本を救った祭りだったのだと後世に評価されるやもしれません。

《おわり》

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