昨日国会が解散され、8月30日の衆議院選挙に向けての戦いが幕を開けました。今回の衆院選において、一部で注目を集めている新党に「幸福実現党」があります。今回はこれについて、少し考えてみたいと思います。
なぜ、今この時期に「幸福実現党」が登場し、国政参加を目指すようになったのか。いろいろ、思いをめぐらせているうちに、気づいたことがあります。もしかしたら、物凄い計略があるのかもしれない、と思えてきました。
その計略とは何か。
おそらく、今、衆院選および幸福実現等の出現によって、日本に、三分の計が発動しているものと思われます。しかも3段構えの三分の計です。「三連三分の計」とでも申しましょうか。
それは、次の3つの計だと思われます。
第一計.政策三分の計
第二計.マスコミ三分の計
第三計.政界三分の計
ただの思いつきにしか過ぎませんけれど、思いつきついでに、これらについて述べてみたいと思います。
1.政策三分の計
まず、最初の三分の計は、「政策三分の計」です。これは、もちろん、文字通り、選挙公約において3通りの政策を提示するという意味です。
それはどういうことか。
今回の衆院選の争点として、麻生総理は「どの党が国民の生活を守り、国を守るかだ。」としています。これを基準として、自民党、民主党、幸福実現党の政策をセグメント分けしてみます。
次の図を御覧ください。
これは、X軸に日本を守る軸として、Y軸に生活を守る軸を取って、3党の政策をプロットしたものです。X軸を左に行くほど、他国との融和政策、即ち友愛外交に、右に行くほど、日米安保を含む国防強化政策になります。また、Y軸を上に行くほど増税政策で、下に行くほど減税政策を表しています。
この両軸で、自民・民主・幸福実現党の政策をプロットすると、きれいに3つの象限に分類されることが分かります。自民党は、国防重視かつ増税なので、第一象限に、民主党は、友愛外交かつ、今のところ、4年は増税しないとしていますが、その後は不明であり、また財源問題から何れは増税する可能性が高いと見て、一応、第二象限にプロットしました。余談ですが、図中の民主党の形が左右に瓢箪型をしているのは、昨今の鳩山党首の発言から、外交政策が右旋回を初めていて、分裂気味であることを示しています。
そして、最後に幸福実現党ですが、公約として、消費税、相続税の撤廃、自主防衛力強化を謳っていますから、文句なく第4象限にプロットされます。
本当は、この3党以外の党についても、検討しなければならないのでしょうけれど、ほぼ全選挙区で候補者を擁立しているのは、この3党だけですから、トータルでみた選択肢は、この3党に絞られるわけです。(因みに、プロットされていない第3象限に当てはまるのは、共産党あたりではないかと思われます。)
まず、ここまでが状況分析です。
幸福実現党は、全選挙区に候補者を立ててからというもの、積極的に選挙運動を展開し、自身の政策を国民に対して訴えかけていますが、早くも、その存在と政策が知られるようになってきているように思われます。勿論、先ほどのプロット図で明らかなように、幸福実現党の政策は、自民党のそれとも、民主党のそれとも異なっています。
昨今の情勢をみる限り、この第一の三分の計、すなわち「政策三分の計」は、既に成ったとみていいかと思います。
「政策三分の計」の真の目的は、おそらく、選挙において、各党が何を為さんとしているのか、即ち、選挙公約を国民に十分に認知させることにあります。
幸福実現党の政策には、賛否両論色々出ているようですが、ある意味において、あそこまで極端なこと、理想とすることを訴えることで、逆に皆を、各党の公約に目覚めさせ、意識させているわけです。おそらく、自民党・民主党だけであれば、どうせどちらも大して変わらない、どちらに入れても同じだろう、とマニフェストなど見もせずに、ただ、政権交代するかしないか、といった軽いノリだけで投票していた可能性が高いと思われます。
しかしながら、幸福実現党の出現で、公約、政策というものに意識を持つようになった。それだけで、国を守るという次元において、ある程度の成功を収めていると言っていいのではないかと思います。
さらに付け加えるならば、この計は、国民の多くにその政策を知られないと意味がないわけですが、そのために少し「偽兵の計」を用いた感があります。「偽兵の計」とはこれみよがしに、旗指物や、銅鑼、鬨の声を上げて、実際以上に兵がいると見せかける計のことです。
大手マスコミはまだ沈黙を守っていますが、ネット、口コミレベルでは、幸福実現党の認知は広がっているようです。特にネット動画にアップされて話題をさらった、例の北朝鮮からの核ミサイル動画や、幸福実現党幹部らのチャンネル桜での討論番組への出演あたりで、大体この「政策三分の計」は成ったとみていいと思いますね。
ですから、全選挙区に候補者を立てたというのも、おそらく「偽兵の計」の範疇でもあると思います。
全選挙区に候補者を立てることを「見せかけ」にして、政策を説く。世の中に問う。少なくとも、立候補しなければ、その選挙区で自らの主張を訴えることはできないわけですから。その意味において、当選云々は度外視してでも、全選挙区に候補者を立てたというのは意味があるわけです。
また、これまで自民・民主以外の政党が候補者を擁立できず、選択肢が自民か民主の二つしかなかった選挙区においても、幸福実現党は第3の選択として投票の選択肢を与えています。ですから、自民に入れたくないけど、民主も嫌だ、という人が幸福実現党に入れることだってあり得るわけです。
「政策三分の計」が既に成った、という意味で言えば、もうネット界隈では既に、幸福実現党の政策について、支持、不支持含めて、賛否両論、喧々諤々と議論が沸き起こっていますから、それが何よりの証拠だと思います。幸福実現党の政策はいいぞ、とか、あんなのカルトだ、とか色々意見があるようですけれど、その時点で、もう、皆まとめて、
2.マスコミ三分の計
次の三分の計は「マスコミ三分の計」です。これまで、特に政治の分野において、マス・コミュニケーション手段は、テレビ・新聞などのごく一部に限られていました。一般国民が政治や国会の中身を知ろうとしても、テレビや新聞、あるいは週刊誌などから流される情報を介してしか知る手段がなかった、ということです。
近年、それに対抗する形で現われてきたのが、皆さんよくご存知のインターネットです。テレビなどの既存マスコミと比べて、インターネットの最大の特徴は、その双方向性にあります。情報をただ受け取るだけではなくて、自分も意見を言うことができる。情報を自分からも発信できるということですね。
特に、情報の双方向性を活かしたツールとして、「2ちゃんねる」をはじめとした、ネット掲示板があげられます。多くの一般大衆が、あるテーマに従って設置されたスレッドとよばれる掲示板にどんどん書き込んでゆくことで、意見交換が行われて、所謂「集合知」が形成されていきます。書き込む人は実に様々で、市井のサラリーマンや一介の主婦から、学者や研究者、専門家など、制約がありませんから、時には、マスコミ報道を超えた質の高い情報が散見されることすらあります。
今では、ネットは、マスコミを監視する手段としての役割を帯び始めてきています。特に昨今、目立っている、マスコミの捏造報道や偏向報道に対しては、ネットですぐさま指摘・糾弾されることは勿論のこと、先日のNHKへの抗議デモなど、現実社会へのアピールまで行われるようになってきました。
しかしながら、「与党の選挙戦略のあり方について」のエントリーでも分析したように、ネットの、特に政治系ブログなどの現実世界への影響力はまだまだ小さく、大々的に社会全体に影響を及ぼすまでには至っておりません。
勢力分布だけでいえば、おそらく、既存マスコミの力を10とすれば、ネットの力は1以下しかないものと思われます。
しかし、ここで、この「マスコミ三分の計」が深く意味を持ってくるわけです。
つまり、幸福実現党が、国政に参加するということは、幸福実現党の主張が国会において、どう取り上げられ、どういう反応を引き起こし、どう他党の議員や政府首脳に受け止められているのか、という事実を、幸福実現党の支持母体である「幸福の科学」を介して、広く世間に流布されるだろう、ということなのです。
すなわち、幸福実現党が第3のマス・コミュニケーション手段として台頭してくるということです。
たとえば、幸福実現党が、国会で国防に関する質問なり何なりをしたとする。当然政府、官邸が答えるわけですが、それについて、どのように答えたのかまで含めて、やりとりなどの情報が、幸福の科学や幸福実現党の機関紙などで世間に広く伝達されるわけです。
特に、今の既存マスコミは、やれ総理は漢字読めないだの、やれカップラーメンの値段も知らないだの、どうでもいいことばかり流しています。もちろんカップラーメンの値段を聞くほうも聞くほうですが、もっと大切な議論だってされているわけです。
ネットでは安倍総理の功績やら、福田総理の功績やら、もちろん麻生総理の功績やら、纏めページやブログで紹介されたりしているわけですが、マスコミは、総理の功績など、少しも報道しません。
そこに、たとえば、一部ネットで人気のある、細田「無双」幹事長の国会での発言を国民にしらせるだけでも全然違ってくるわけですね。
そうした、今のマスコミに対して、幸福実現党が第3勢力として割って入ってくる。これにより、政治におけるマスメディアは、既存マスコミ、インターネット、幸福実現党の3つに三分されることになります。
政府与党に対しては、日本の「あるべき姿」を問いただし、国民に向かっては、マスコミ以外の情報伝達手段を使って、政治と国民の距離を縮める。ある意味、既存マスコミの弊害を無効にするというわけです。
この幸福実現党の持つ、マス・コミュニケーションは、口コミ中心ですから、ネットを使う層だけでなく、むしろ、ネットを使わない層に直接訴えかけるツールとなります。すなわち、インターネットがフォローしきれない層をカバーし、補完する役目を果たすというわけです。
この、第二の三分の計、すなわち「マスコミ三分の計」は、幸福実現党の候補者が最低限一人でも当選すれば成立します。
国会にひとりでも議員がいれば、鈴木宗男議員のように、質問趣意書をバンバンだして問いただすこともできるわけですね。基本的にイデオロギー政党ですから、政治信条が個々の議員ごとにブレることはないはずです。
したがって、どの選挙区、どの比例ブロックから当選したとしても、ほぼ同じような質問ができるわけです。そして、肝心なことをちっとも報道しないマスコミに代わって、政界の現実を自身の組織経由でどんどん国民に流すことになるわけです。
ですから、最低限1人でも国会に送り込めれば、OKです。少なくとも国会答弁の真実、政治家のレベルの高さ、又は低さ、マスコミの偏向具合が満天下に晒されることになります。要するに、国会に対する探査衛星みたいなものです。
そして、その影響は、その次の選挙で結実してゆくことになるでしょう。政策の中身やその良し悪しが国民にどんどん知られることになるからです。それほど、今のマスコミの弊害は大きい。その意味においては、しがらみがない政党の政治家がひとりでも居るということは、実に大きいことのように思われます。特に、全国的大組織を持つ宗教政党所属議員であれば、尚のこと期待できます。
更には、それによって、国民が政策を十分に理解して、その上での世論調査が出てくるようになれば、現実の政府の政策に影響が出てくるようになると思われます。つまり、幸福実現党の議員が楔となって、国会に打ち込まれることで、政界に大きな風穴が空くということです。
3.政界三分の計
最後に、「政界三分の計」についてですが、まず、こちらをご覧ください。
「政界再編(政界再編について その1)」
「新政党の性格(政界再編について その2)」
「保守の右側(政界再編について 最終回)」
以前、政界再編についてエントリーしたものですが、この記事は5月7日時点のもので、当時は、幸福実現党などありませんでしたから、記事中の政界再編は、自民・民主の保守右派がそれぞれ離党して合流し、政界再編を行うというイメージでおりました。
しかし、記事中での一番のポイントは、自民および民主の議員による新党結成云々ではなくて、その新党の性格にあります。
記事中では、新しく結党される新党は、特に、外交面において、保守「理想派」と呼ばれるべきものであり、与党の更に右側に位置するものだ、としています。すなわち、連立与党を中心として、左側に左翼系の野党、右側に新しく結成される保守理想派たる新党があって、ようやく政治的バランスが取れるのだ、というのが、これらのエントリーの趣旨でした。
これらを踏まえて、幸福実現党の政策スタンスをみると、かなりの部分がこの保守「理想派」に属するのではないかと思われます。つまり現在、外交政策において、野党を中心とする左翼勢力と連立与党で形成している保守中道の右側に、保守理想派勢力として幸福実現党が名乗りを上げることになる、ということです。もちろん、何をもって保守とするのかで、当然その扱いは変わってきますが、ここでは、主に国民の生活と安全を守る、という今回の衆院選の争点を念頭においています。
そのためには、いくつかの条件があります。
ひとつには、今度の衆院選で、自公・民主のどちらも単独過半数が取れないということ。もうひとつは、幸福実現党が、20人から50人程度以上当選し、自公または民主と連立を組むことで、衆院過半数の241議席以上を確保する、ということです。
もちろん、自公・民主のどちらも単独過半数が取れないときには、民主・自民の大連立という選択肢が第一に予想されることはされるのですが、自民・民主の大連立となった場合、互いの議員数でみた、双方の勢力が拮抗してしまいますから、まぁ、次元の低い話ですけれども、どちらから首相を出すのか、とか、大臣ポストをどう配分するのか、とか、そういった調整が始まるわけです。
また、それ以前に政策協議を行って、連立与党としての政策のすり合わせが必要になり、両党の政策スタンスに開きがあればあるほど、調整に難航することが予想されます。で、結局のところ、足して2で割るような結論になってしまったりするわけです。
そんなときに、勢力では、自民・民主には及ばないけれども、連立を組めば過半数を確保できるという中規模の政党があれば、政権をとるために、自分の陣営に取りこんでしまえばよいとばかり、連立工作を画策することになります。
現に、今の自公連立が良い例で、自民党は公明党に大臣ポストを一つあてがって、ある程度、公明党の意見を聞きながら、政権運営や政策の殆どは自民党主導で決めていたりするわけです。
そうした視点でみた場合、たとえば、自公・民主がそれぞれ200~230議席程度しかとれず、残る20~80議席のうち、20~50議席を幸福実現党が取ったとしたら、どうなるか。
おそらく、幸福実現党は政権与党を形成するための、キャスティングボードを握ることになり、自公・民主どちらからも連立の声がかかることになるでしょう。
これは、まさしく天下三分の計と同じですね。即ち、民主・自公・幸福実現の3勢力によって、政界を三分して、政局バランスを取るということです。
これは、第一の三分の計である「政策三分の計」で考察したように、政策の上でも綺麗に三分されることになりますから、政策・政局の両面でバランスが取れるということになり、従来からの方針変更となるような極端な政策を取ることは難しくなります。
これは、二大政党制について、よく言われるところの、「政権交代ごとに、政策の継続性を破壊する」という弱点を補うという利点もありますから、特に、今の民主党のように、自公政権の政策に何でもかんでも反対していた政党が政権を担当する場合を考えると、一考の余地はあるように思われます。
また、仮に、幸福実現党が20~50議席を獲得しなくとも、ある程度の得票数があれば、その国民の支持をみた、自民・民主の保守系各議員が政界再編に動く可能性も僅かながらあると思われます。もちろん次の選挙を睨んでの行動ではありますけれども、意外と民意というものは政治家に取っては重いものである、ということですね。
今回の衆院選で、自民・民主のどちらが第一党になるか分かりませんが、どちらが、政権を担当するにせよ、国防・外交上の問題があるとすれば、両党ともに国防・外交に対する考えが正反対の議員が入り乱れているために、総理が代わるたびに方針が変わる危険があるということです。
それを考えると、ある程度考えの統一されている党派が一定の議席を持つことは、政策を考慮する上での、ある種の「楔」の役目を果たすということがよくわかります。
今の日本の政界を眺めてみると、左翼系の「楔」は沢山あるものの、右翼どころか、保守系の「楔」すら満足に存在していないのが現実です。
それも、マスコミの弊害が相当にあるように思われるのです。今でこそ多少はマシになりましたが、以前、西村眞悟議員が、日本核武装論を唱えただけで、マスコミから激しいバッシングを受けたことを覚えておられる方もいらっしゃるかと思います。
自民党にも民主党にも、愛国系議員は沢山いるとは思いますが、彼らが正々堂々と自身の考えを述べ、それらがマスコミに叩かれることなく、報道される環境が整うのは、まだまだ先のことのように思われます。
その意味において、今、国難を迎えている日本に、幸福実現党のような政党が一定の議席を持つことは、とても意味あることではないかと思われます。
今回の衆院選を機縁として、日本に発動されていると思われる、この3つの三分の計は、実に深い意味を持っているように思います。
要は、「政策三分の計」によって、国民に政治意識を目覚めさせ、「マスコミ三分の計」によって、既存マスコミの弊害を取り除き、「政界三分の計」によって、二大政党制の弱点を補うことになるということです。
この三連三分の計は、意外と、日本を良くする方向に導く計なのかもしれません。
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この記事へのコメント
監督
日比野
ひびの、です。
今後ともよろしくお願いいたします。
通行人
幸福実現党が政治に風穴を開けてくれることを願うばかり。
プロミス
ありがとうございました。
ちーひめ
誤字変換が、日比谷になってました。
すみません。
日比野、はひびや、ですか、
それとも、ひびの、でしょうか。
失礼いたしました。
sanyu
にて
勝手ながら当記事を紹介させていただきました
とても内容の濃いブログ
勉強になりました
あおい
幸福実現党に対して、好意的な記事を書いて頂いて、有難うございました。
「日比野庵」さんの記事、私のような主婦でも、とても読みやすく書かれていて、分かり易いです。
事後報告になりましたが、私のブログでこの記事を取り上げました。私の記事を読まれて、ご不快な点があれば削除しますので、ご一報くださいませ。
aiai
http://pub.ne.jp/aoiyumenouta/
にて紹介させて頂きました。
事後承諾で申し訳ありません。
読ませて頂いて、胸がすっとするようなワクワクするような・・・
一人でも多くの人に伝えたいと思いました。可能性は多い方が良いですから。
今度の選挙でこの国が良い方へと歩める事を、信じたいです。
民主党嫌い
ganjii
http://ganjii.iza.ne.jp/blog/entry/1116597/
貴殿のブログは独創的観点から「幸福実現党」を俯瞰しておられ、感服しました。
なお、誤植・誤用に気付きましたのでお知らせします。
「2.マスコミ三分の計」後段「此処」→「個々」
「3.政界三分の計」前段「連立与党と中心として」→「連立与党を中心として」
「3.政界三分の計」後段「自民・民主のどちらが第一党になるか分かりませんけれど」→「~分かりませんが」or「~分からないけれど」