先の都議会選挙で見られたように、今や、民主党への政権交代を望む声が非常に高まっているように見えます。
しかし、日本国民の大多数が、民主党の支持母体のようなリベラル左翼の考えに染まっているのか、といえば、必ずしもそうではないと思うのです。
そこで、その謎を説くヒントとなると思われる、こちらのブログ記事を御覧ください。
日本海総合研究所(仮):
「汚れたバット」http://kurikara1183.iza.ne.jp/blog/entry/1129632/
「パンとサーカス」http://kurikara1183.iza.ne.jp/blog/entry/1132858/
以下一部引用します。
以下小説。
民主党が外国勢力やアングラ勢力と繋がっているやに見えるのは、そうしないと運営資金が得られなかったからだ。
小沢さんは出来る事なら民主党の運営を「きれいな金」でやりたかったに違いない。
しかし「きれいな金」は、全部自民党に押えられている。国民が普通に政治献金する国ならともかく我が国で政治に金を出す者は少ない。あまつさえ与党でもない、利権分配に預かれるわけでも無い野党に金を出す者など限られる。
だから小沢さんは泣く泣く、やむを得ず、「汚い金」にも手を出して、やる気も無いのに「外国人参政権をやる」とか適当な事を言って金づるにすがっていたんだ。
しかし、政権を取ったら話は別だ。
政権に就いたら、それまで自民党が押えていた利権を奪い、「汚い金」になどに頼らなくても政党運営が出来るようになる。そうなったら汚い連中とは おさらばだ。「外国人参政権」の推進などは政権奪取のための方便であって、その実やる気など無い。自民党が公明党のそれを放置しているのと同様に。
民主党は政権に就いたとたんに「きれいな政党」に変わり、小沢さんはその当初の目的であった、保守的な「日本改造計画」に基づいた国づくりをしてくれるに違いない。
なぜか今だに小沢支持者が多いという”保守”親父の脳内はこんな所でしょう。(あるいは事実かもしれないが)
こういう考えが出来る内は、どんなに「民主党は連合とズブズブ」と指弾しても無駄無駄…。
しかし、自民党は下野した瞬間に、民主党は政権についた瞬間に、その存在理由を失うわけですな。
国民が望んでいるのは「変化」というより、単に「刺激」ではないか?と思った。
要は、退屈な政治風景は飽きたから、なんか面白い事やれ、的な。
「いつも同じ俳優が主役では面白く無いから、たまには若手を使ってやれ」的な気分で政権交代を支持しているように見える。
パンとサーカスの昔から、大衆が求める物は変わらない。
それを理解した上で政権運営をしなければ、大衆の支持を前提とする民主主義制度などそもそも成立しない。
パン(職)を失って自民を憎み、サーカス(政局)を催す民主を支持している。何の不思議も無いわけだ。
小泉さんはその辺、分かっていたように思いますが。
《中略》
ほとんどの国民はテレビで退屈しのぎをしている。ネット等で情報を集め、真剣に政策を考えている国民など稀です。
「刺激」を求める国民が、テレビに「刺激」を求め、テレビを介して政治に「刺激」を求めている。
その結果が、今は「政権交代」に集約しているんでしょう。極めて民主的です。
この記事に従えば、民主党の中身なぞ関係ないということなのですね。綺麗でも汚れていても、与党をぶっ叩けさえすればいい。
そして、中身に目を向けているはずの「”保守”親父」殿はといえば、小沢代表代行の「本来は保守本流のはずだ」という幻想に期待している。
兎に角、政権交代してしまえば、うまくいくんじゃないか、と淡い期待を抱いている、おそらく無党派を中心とする層と、政権を取ってしまえば、黒幕の小沢氏の力によって、本来の保守政党として生まれ変わって、現実的な政策を実施してくれるはずだ、と期待する従来の保守層の二つの層がいて、共に「してくれるはずだ」という期待感によって支持をしているということですね。
しかし、民主党のマニフェストには、そんなことは、何処にも書かれていないわけです。
尤も、最近の鳩山党首の外交政策の右旋回発言なんかを聞いて、やはりそうだよな、と頷いている「”保守”親父」殿は多いと思われます。
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この記事へのコメント
鳩山下半身政権誕生
民主党の横峯良郎には半同棲状態の東京妻がいた。
民主党代表の鳩山由紀夫は選挙区の室蘭市にあるクラブママに愛人がいたことが発覚している。
残念ながら、9月中旬には下半身友愛首相が誕生する。
鳩山下半身政権は、ばら撒きと増税の政権後退であり政権交代の必要あり。