麻生忍者軍団奮戦す

 
ネットで繋がった保守系のブロガーや閲覧者が、独自にチラシを作ったり、政党公認パンフを自主的に配ったり、友人知人を説得して回る動きがある。

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また、街頭演説の動画や、参加報告など、どんどんネットにアップされたりしてる。

以前「真田忍者とアルファブロガー」で、麻生総理の遊説先にブロガーを同行させ、どんどん情報発信してはどうか、と提案したことがあるのだけれど、総理の街頭演説が有志によってどんどんネットにアップされる今の状況は、少し形が違うにせよ、事実上、このブロガー同行取材と同じ効果を発揮しているのではないかと思われる。というのも、ブロガー同行取材の意図は、既存マスコミ以上の情報をネットだけが発信することで、情報の差別化を図る点にあったから。

まぁ、殆どは地元近くに総理が来たときに、演説を聴きに言って、その様子を報告する形なのだけれど、中には遠くまで総理を追っかけている人もいるし、演説内容を編集することなしにアップしてるから、既存マスコミのような恣意的な編集が入る余地もない。それだけで情報の質という意味で、マスコミの上を行っている。

これまで、既存マスコミは街頭演説といっても、ほんのさわりだけをつまみ食い的に少し報道するだけで、全体の流れや、演説を聴く聴衆の数や熱気なんかを伝えることは皆無だった。

テレビなんかだと、どの政党も同じくらい支持者がいるように演出や編集ができるけれど、今回のように、麻生総理には黒山の人だかりで、友愛な代表にはそうでもなかったりとか、そうした事実は報道されない。

でも、それをネットブロガーが積極的に行なっている。特に、麻生総理の街頭演説となると、ほぼ全ての遊説先の演説の動画をアップされているんじゃないかと思うくらい沢山ある。しかもどの地方でも物凄い人気。

生で総理を見た人の書き込みでは、真っ黒に日焼けして、太陽みたいなオーラを出している、なんてのもある。

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以前「総理の一字(麻生総理考 その1)」のエントリーで、麻生総理を表す一字は「照」ではないか、といったことがあるけれど、全くそのとおりなのだな、と思わせる。

今や、全国各地のブロガーが、麻生忍者軍団になって、其処彼処にブログという情報発信拠点である真田丸を築き上げた。そして、そこから配信・供給されるチラシの槍でどんどん周辺に攻撃を加えている。

なぜ忍者軍団なのか、というと、明確な組織もなく、指揮命令系統もないから。相手にとっては、どこを攻撃していいか分からない存在。どこからともなく現われて、一撃を加えて去っていく、まさに忍者。これは彼らにとっての恐怖だろう。

麻生総理とそれを(勝手に)支援するブロガーや、その閲覧者。この選挙期間中、彼らは麻生忍者軍団として、全国各地で活動を続けている。

ただ、一点だけ指摘しておくと、この忍者軍団は、麻生総理だから出来上がっているのであって、自民党だからでは決してない、ということ。総理の考えや、政治手腕、カリスマ性も含めて人気があるのであって、それゆえ、勝手に忍者軍団が形成されていることは忘れちゃいけない。

だから、こんなやり方が出来るのも、自民党総裁が麻生さんだからこそ。

ともあれ、これがどこまで効果を発揮するのか。注目したい。


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この記事へのコメント

  • paka

    御返事、ありがとうございました。
    「麻生忍者軍団」 云い得て妙です。
    麻生さんは、漫画・字が読めないと、人格・識見を貶める攻撃をされましたが、忍者応援団は、その能力と識見と判断力と人格を自分で分析・判断したうえで、論理的に評価しているのですから、極めて知的で強固な意志を持つ応援団員で構成される集団でもあります。その知性は、民主支援の書き込みの低劣さとは対極にあるもので、並の評論家などを凌駕する分析がされていることに、感服しています。
    あとは、結集の形と戦い方が明確になれば・・・・一極集中と多方面作戦が同時に行える武器を我々は持っているわけですね。
    2015年08月10日 16:50
  • 確かにそうです。

    もし自民党が敗れて、舛添葬祭になんかなった暁には、バシバシ叩いてやります。
    2015年08月10日 16:50
  • 一読者

    麻生政権はネットをよく理解している。政府支出で特定業界や企業その他団体を潤すことは出来ないことを理解している。ネットで黒い癒着は暴かれことを理解している。この構造改革こそが、日本におけるテロ(薬物等の闇勢力等も)との戦い。だから、小泉内閣以降、構造改革を進めたと思っている。それに抵抗しているのが反麻生の自民議員や民主党ではないかと・・・。
    2015年08月10日 16:50

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