世論調査では…

 
衆院選の世論調査では、民主党の大勝が予想されている。

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全国紙では軒並み民主党300議席越え、中には320議席越えという観測さえある。この傾向は期日前投票の出口調査でも変わらないようだ。

ただ、地方紙の世論調査での政党支持率だと、自民・民主が接戦、むしろ自民党の方が支持率で上回っているケースもある。

富山、福井、神奈川などの地方紙では、自民・民主の接戦を伝えている。

また、youtubeとか、ニコニコなどのネット動画では、毎日のように、応援演説の様子がアップされているけれど、中でも、麻生総理の応援演説には黒山の人だかりになっている。これだけみると、とても不人気だとは思えない。

一体、どう解釈すればいいのか。

可能性は次の3つ。

1.世論調査が間違っている、または捏造している
2.応援演説に集まる人がサクラで、実際の投票行動は別
3.基礎票では接戦だけど、無党派を加えると差がついてしまうケース


1.については、回答者の年齢層に多少の偏りはあるかもしれないけれど、あきらかにオカシイ数字を出すと直ぐにバレてしまうし、他社の発表と大きく食い違う数字も出しにくいから、大幅な捏造はないものと思われる。

2.については、ニコニコ動画などの動画を見る限り、麻生総理の行く先行く先、数千人単位で人が集まっている。あれが全て動員だとは考えにくいし、あの人数であの熱気があることを考えると、投票行動は別という「醒めた」部分があるとも思えない。

すると、やはり3の可能性が高いのではないか。

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小選挙区制は、たった1票でも多い方が勝ち。少ない方は落選してしまう、1か0かの世界。

たとえば、小選挙区300のうち、基礎票だけでみたら、かなりの部分の選挙区が大接戦になっているのだけれど、無党派が民主側に少しなびくだけで、全体としてみたら、大きく民主の得票が伸びているのではないか。

小選挙区は、どんなに大接戦でも、1ポイントでも上回ったほうが当選だから、いくら基礎票で接戦していても、無党派が少し後押しするだけで、勝負が決まる。あたかも、つり合いが取れていた、シーソーの片方に小石を乗せただけで、大きく傾いてしまうように。

その小石が、みんな民主の側に乗せられてしまったら、トータルでみると、民主の圧勝という結果になってしまう。そうしたカウントをすれば、民主320議席だって十分あり得る。

ましてや、電話世論調査の結果が、僅か1~2ポイントの差だったら、数字を少し操作したって分からない。ほんの少し片方に優勢にするだけでいい。

やはり、3が一番実態に近いように思う。確かに世論調査は嘘をついてない。小選挙区制の恐ろしいところ。実態とも合っている。

だから、街頭演説で聴いていない人、向こう側にいる人に如何に、生の声を届けることが大切なのだろうと思う。

あと3日。運命の時、迫る。

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画像民主に風 自民猛追 FTA問題響く/本紙意識調査 掲載日:09-08-25

 日本農業新聞は本紙読者を対象に衆院選意識調査の第2弾を行った。投票先では、比例区で民主党が自民党を上回る一方で、選挙区では自民党が前回調査から巻き返し、民主党を逆転した。日米自由貿易協定(FTA)問題をめぐる民主党の対応や自民支持層の危機ばねが影響したとみられる。ただ、衆院選後の政権の枠組みでは、民主党中心の政権が自民党中心を上回り、投票先(選挙区)でも2年前の参院選直前調査の結果を大幅に上回るなど、全体的には民主党に追い風が吹いている情勢だ。

 調査は7月21日の衆院選解散直後に行った第1弾に続くもの。8月15~24日の間、本紙読者1000人を対象に郵送で行い、784人から回答を得た。

 衆院選の投票先では、比例区は民主が35.3%(前回比0.3ポイント減)と、追い上げる自民の32.1%(2.9ポイント増)を上回り、トップを維持した。

 選挙区では自民が41.6%(7.7ポイント増)と、民主の35.3%(0.8ポイント増)を追い抜き、農政公約への期待でも、自民が32.0%(0.6ポイント減)と民主の30.0%(9.1ポイント減)を逆転した。

 民主党が当初の政権公約に「日米FTA締結」と盛り込み、その後「交渉を促進」に改め、農業への配慮を明記した問題では、37.0%が「投票先の判断に重大な影響」と回答した。

 だが、衆院選後の政権の枠組みでは、「民主党中心の政権」が43.2%(6.8ポイント増)と、「自民党中心の政権」の39.4%(16.3ポイント増)を上回り、自民の支持基盤の農村部に民主が食い込む流れは変わっていない。

 支持政党別で見ると、自民党は支持率が45.3%と他党を引き離しているが、支持層の7割弱しか固め切れていない。民主党は支持層の9割弱を固めているほか、自民支持層の2割弱も取り込み、勢いを保っている。

URL:http://www.nougyou-shimbun.ne.jp//modules/bulletin/article.php?storyid=2996



画像本紙世論調査、自・民ほぼ互角 1区は笹木氏、稲田氏競り合う (8月23日午前7時37分)

 30日の投票日まで1週間に迫った衆院選について福井県内有権者の投票行動を探るため、福井新聞社は20日から22日まで、電話による世論調査を実施した。1区は、民主前職の笹木竜三氏と自民前職の稲田朋美氏が競り合っている。2区は自民前職の山本拓氏を、民主前職の糸川正晃氏が急追し、接戦に持ち込んでいる。3区では自民前職の高木毅氏がわずかに先行し、民主元職の松宮勲氏が激しく追い上げて予断を許さない状況。ただ、意中の候補をまだ決めていない有権者が3割弱を占めており、終盤の情勢によっては大勢が変わる可能性がある。

■1区■
 前回比例復活の笹木氏は、民主支持層の9割近くをまとめ上げ、無党派層でも強さを発揮している。保守層にも食い込み、地域では、永平寺町の浸透も目立っている。年代別は30代、50代で約6割の支持を集めた。

 前回373票差で初当選を果たした稲田氏は、自民支持層の約7割をまとめたが、公明支持層は5割弱だった。女性からの支持は笹木氏を上回っている。70代以上の支持が約6割と高く、農林漁業者にも浸透している。

 共産新人の金元幸枝氏は、政権選択選挙の構図の中で厳しい戦い。共産支持層をまとめ切れていない。

■2区■
 5選を狙う山本氏は、自民支持層は7割弱、公明支持層では約8割を固めた。年代別でみると60代、70代以上によく浸透している。農林漁業者の約6割から支持を集める。地域的には、特に地元の鯖江市を含む丹南で支持を集めている。

 小選挙区初挑戦の糸川氏は、民主支持層の9割超を固めた。無党派の支持を集め、社民、共産支持層にも食い込むが、離党した国民新が3割程度にとどまっている。地域別では大票田の坂井、あわら市、奥越でほぼ互角の戦いを見せている。

■3区■
 4選を目指す高木氏は地元の敦賀市を含む嶺南東部で多くの支持を集めている。自民支持層の7割強を固め、推薦を受けた公明支持層も7割を確保した。20代で多く支持され、女性の支持も松宮氏を上回っている。

 再起を期す松宮氏は民主支持層の8割超をまとめた。出身の自民支持層も一部切り崩し、郵政票を持つ国民新も取り込んでいる。小浜市など若狭地方でほぼ互角だが、越前市など嶺北で浸透し切れていない。

 幸福実現新人の北野光夫氏は厳しい戦い。

 【調査の方法】県内の有権者を対象に20日から22日までの3日間、RDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で実施した。コンピューターで無作為に電話番号を発生させ電話をかける調査法で、電話帳に番号を載せていない人も調査できる。対象となる有権者のいる世帯に実際に電話がかかったのは2136件。3選挙区それぞれで500人、計1500人から回答を得た。

URL:http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=8201



画像「比例は民主」36% 衆院選で本社世論調査

 30日投開票の衆院選の動向を探るため、富山新聞社は7月30日から3日間、富山県内の有権者を対象に電話による世論調査を行った。比例代表の投票先政党は、民主党が36.2%でトップとなり、自民党が32.1%で続いた。望ましい政権の枠組みは比例代表の投票先の結果と同様、「民主中心」が1位で、政権交代を掲げる、民主党の勢いを裏付けた。
 比例代表で投票する政党は、民主党、自民党に続いて国民新党が7.7%となり、公明党3.5%、社民党3.0%、共産党1.9%だった。

 ただ、「投票したい政党がない」の回答が12.1%あり、情勢が変化する可能性もある。

 前回2005年衆院選公示後の本社世論調査では、比例代表投票先が自民党48.0%、民主党12.2%と、自民党が4倍近かった。県選挙区で民主、社民、国民新党推薦の無所属候補が勝った07年参院選公示後の調査でも、比例代表投票先は自民党41.8%、民主党30.5%と、差は縮まったものの、自民党が民主党を上回っていた。

 共同通信社が先月25、26日に実施した全国電話世論調査では、比例代表の投票先政党で民主党30.7%、自民党15.6%という結果が出ており、全国的な民主党の勢いが、県内でも広がってきている。

 政党支持率を調査するため、ふだん支持している政党を尋ねたところ、自民党がトップで46.0%、民主党が15.7%で続いた。以下、公明党2.6%、社民党2.4%、共産党1.9%、国民新党1.5%だった。

 政党支持率では自民党が民主党の約3倍になっているのに対し、比例代表で投票する政党では民主党が自民党を上回る逆転現象が起きている。

 これは「どの政党も支持していない」とする無党派層28.1%のうち約4割が民主党に投票すると回答したことが影響しているとみられる。また、自民党支持層の約2割が比例代表では民主党に投票するとしている。

 さらに、富山3区(旧富山2区)で13期連続で当選している国民新党代表の綿貫民輔氏が、今回は比例単独での出馬を表明していることから、従来の自民党支持層が国民新党に流れたとみられる。

 望ましい政権の枠組みでは、「民主党中心の政権」が31.6%で、「自民党中心の政権」の27.3%を上回った。「自民党と民主党の大連立による政権」が19.3%、「政界再編による新しい枠組み」も18.5%に上った。

 年代別では、30代から60代までで「民主党中心」が「自民党中心」を上回った。20代と70歳以上は「自民党中心」がトップだった。

 職業別では、農林漁業で「自民党中心」が最も多かったが、商工サービス業、管理職、事務・技術職、現業職は「民主党中心」が上回った。

URL:http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/T20090802201.htm



画像政党支持率は自民と民主の差縮まる/神奈川新聞社衆院選世論調査 2009年衆院選 2009/08/25  

神奈川新聞社が行った衆院選の電話世論調査で、各政党への支持率(ふだんどの政党を支持しているか)は、自民党が2005年9月の総選挙段階から減少した一方、民主党は増えていることが分かった。第1党は引き続き自民だが、民主との差は前回より6・2ポイント縮まった。

 調査によると、政党支持率は【1】自民党30・3%(前回調査比2・9ポイント減)【2】民主党15・4%(3・3ポイント増)【3】公明党5%(0・7ポイント増)【4】共産党3%(0・4ポイント増)【5】社民党1・3%(0・4ポイント減)【6】みんなの党0・5%(前回なし)【7】国民新党0・2%(0・1ポイント増)。新党日本、改革クラブはいずれも0%で、その他の政党支持率は0・4%。無党派層は前回調査比2・8ポイント減の29・7%。

 年代別にみると、自民は70代以上が最も多く4割。50代、60代でも3割以上を占める。民主は最多が60代で2割以上、次いで70代の2割弱。他の世代はいずれも1割台にとどまる。公明は年代によるばらつきは見られない。共産は20代の支持が4・9ポイントで最多となっている。

 職業別では、自民が「農林漁業」の6割、「商工サービス」の4割が支持している。民主は「管理職」の2割に浸透。みんなは「農林漁業」と「商工サービス業」で、社民に対する支持を上回っている。

URL:http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjaug0908616/

この記事へのコメント

  • きょーちゃん

    いよいよ明日、決戦のときですね。
    会心の一撃が出るか、痛恨の一撃となるか・・・

    後は祈るのみです。

    フィギュアの写真はダーマの神殿前でしょうか。
    なつかしいです。
    2015年08月10日 16:50

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