献金という名の民意(S.A.C.について考える その2)
ただ、今後のことを考えると、もっと直接的な支援に切り替える時期にきているように思う。たとえば、有志から小額の個人献金を、これぞという政治家に行なうとか。
メッセージカードや花束を送ったり、書籍を購入して祭りにしたら、勿論その気持ちは関係者に十分伝わるけれど、そこから先の広がりに欠ける。
いくら売り上げランキング一位にしたところで、マスコミが大々的に取り上げ続けなければ、周知されないだろうし、それを上回るネガティブキャンペーンを張られたら、効果は相殺されてしまう。
もうそのような時期は過ぎた、と認識して、もっと直接的支援にするべきではないか。
考えてみれば、書籍購入祭りだって、その本の印税は巡り巡って本人にいくのだから、形を変えた個人献金だと考えることだってできる。
民主主義のシステムを考えると、政治家はどうしたって金が要るのだから、金を持っている議員や、金を集められる議員が絶大な力を持つことになる。
10円でも100円でもいいから、真の意味での個人献金を、自分が支持できる議員に献金して、それが定常的に集まるようになったら、政界に変革が起こるのではないかと思う。
麻生さんや、故中川さんのように、人気のある政治家には、ネットで呼びかけるだけでも、数千人くらいは呼応する可能性がある。
たとえば、麻生さんなり、誰なりにネット住民が個人献金を毎月100円でも五千人が出せば、50万円。年間だと600万になる。
楽天は7月から、クレジットカードを使って、政治家に個人献金できる仕組みを備えた、政治参加啓発サイト「LOVE JAPAN」をオープンしている。個人献金のハードルは低くなってきている。
献金だけなら、政党に入って、党費を払えばいいじゃないか、という意見もあるだろうけれど、それでは、どちらかと言えば、党を支持することになって、議員個人を支持するという意味合いが薄れてしまう。
だから、あえて、個人の議員に対して、献金を行なうことで、ダイレクトな支持を表明することがポイント。当選回数の浅い「駆け出し」議員に、無数の個人献金が集まる現象が起こったとしたら、党の重鎮や長老議員は何事が起こっているのか、と思うだろう。これまで支持母体しか見ていなかった目が、真の世論に向けられることになる。
選挙のあるなしに関わらず、定常的にこうした献金が集まるようになれば、支持母体頼みだった資金の問題から、ある程度開放され、議員の意識も変わってくるのではないか。
民意は、何も選挙の時しか示すことが出来ないわけじゃなくて、ポケットの中の100円でも民意を示すことができるということ。
とても地味ではあるのだけれど、民の声がマスコミに遮断されて、政治家に届かないのであれば、こうしたやり方で民意をダイレクトに伝えるのも一つの手段。それは、水面下の世論調査でもあり、アグレッシブでポジティブな世論の存在を示すことになる。
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労組献金 2009.10.03 Saturday 執筆者 : 馬渡龍治
原口一博総務大臣が政党支部で受けた、08年のNTT労組の政治団体からの献金500万円が記載漏れでした。労働組合から気に入られた議員には数百万円単位の献金があることは知っていましたが、それは選挙の年だけだと思っていました。
“平時”でもこれだけまとまった金額が入れば資金調達の心配もいらないですね。NTT労組だけでなく他の労働組合からの献金もあるはずだから、自民党の議員よりも苦労をしないで安定した政治資金を集めている議員もいるみたいです。
ただ、一ヶ所からこれだけまとまった資金を受けると何かと支配を受ける可能性もあります。「企業団体からの献金禁止」という民主党のマニフェストのよくわからない表現には、当然「労働組合からの献金禁止」も入っているのであろうと思います。
| 民主党 | 22:39 |
URL:http://blog.mawatari.info/?eid=795127
ネットで個人献金を――楽天が新サイト、1000円から受け付け 2009年07月07日 20時58分 更新
ネットを使った個人献金を日本でも――クレジットカードを使い、国会議員に個人献金できるサイトを楽天がオープンする。
楽天は7月7日、政治参加啓発サイト「LOVE JAPAN」を、27日をめどに正式オープンすると発表した。クレジットカードを使い、政治家に個人献金できる仕組みを備えたのが特徴だ。カードで個人献金できるサイトの本格運用は国内初という。
昨年の米大統領選で、バラク・オバマ陣営がネットを使った個人献金で多額の資金を集めるなど、個人からのネット献金が注目を浴びているが、日本では取り組みが進んでいない。献金に絡むリスクを恐れてカード会社が消極的だったり、ネットでは確実な本人確認が難しいといった問題が背景にあるとされている。
楽天の新サイトでは、グループのカード会社・楽天KCと協力。カード献金や本人確認のシステムを構築した。
新サイトには、現職の国会議員と、国会議員の候補者と政党(自民、民主など政党助成法の要件を満たす8政党)が認めた政治家について、プロフィールや政策、YouTube動画などを掲載。楽天と献金受け付けの契約を結んだ政治家のプロフィールページには「この政治家に献金する」ボタンを設置し、楽天KCカードを使って1000円から献金できるようにする(上限150万円)。
複雑なフロー 献金したいユーザーは、名前や住所、職業、楽天KCのカード番号などを入力し、献金額を指定して申し込む。楽天は、入力された個人情報と、楽天KCに登録された情報を照合。本人確認できれば、献金額を政治家の資金管理団体に支払い、政治資金収支報告書作成などに必要な個人情報も渡す。献金の申込みから資金管理団体への払い込みまでには3~4カ月程度かかる。
手数料として、献金額の5.25%と105円を資金管理団体が負担。献金額の3.15%を楽天KCが、楽天が同2.10%と105円を受け取る。楽天はサイト運営を「社会貢献のため」としており、営利は目的にしていないという。
今後、新サイトを政党や政治家に紹介し、献金を受け付ける政治家を幅広く募る。カード会社の参加も募り、楽天KC会員以外でも献金できるプラットフォームを目指す。
政治家情報の提供には、若年層の政治参加を推進するNPO法人・ドットジェイピーが協力した。ヤフーが運営する政治サイト「Yahoo!みんなの政治」とも連動。Yahoo!みんなの政治の政治家ページからリンクをたどり、個人献金できるようにする。
日本の政治資金規正法では、政治家個人への献金は原則として禁止されているが、LOVE JAPANは、政治家の資金管理団体に献金する仕組み。選挙公示後はサイトの更新を止めるなど、公職選挙法にも違反しないよう配慮している。
7月7日に開いた新サイトの説明会には弁護士が同席。「政治資金規正法・公職選挙法順守の面からも十分に配慮されている」という内容の、弁護士による法律意見書の要旨も配布するなど、法令順守をPRしていた。
URL:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0907/07/news107.html
親になって、政治は他人事じゃないと感じたから。
政治献金って、なんとなくキレイじゃないイメージがありました。 一応、選挙には行くけど、政治なんて遠い世界の、雲の上の人たちがやっていることだと思っていたし。
それが子供を持ってはじめて、政治が他人事じゃないと感じはじめています。 そういう人、意外と多いみたいですね。 「保育園を増やして待機児童を減らしてほしい」のような現在の要望もある。 それ以上に、自分の子供たちが大人になるころ、どんな社会になっているかを左右するのが今の政治だから、心配しながらニュースを見てしまう。
たとえば民主党の子育て支援、子供一人あたり月額2万6千円。 そりゃもらえたら嬉しいけど、財源はどこから?ほんとうに国の借金は増えない?子供の世代にツケが回ってくるのではないか?
ひとつの政策について色々考えるようになったら、政治家ひとりひとりへの関心も強くなりました。 そして意外なことに、この人を応援したいと思える政治家も出てきました。
でも、選挙以外に政治家に対して個人ができることってあるのかな・・・ そう思っていたときに、ショッピングでよく使っている楽天で、ネットで個人献金ができるということを知ったのです。
ネットショッピングする感覚で、今見ているパソコンの画面から、私の名前で政治献金ができるの?
楽天カードで、ちょっとお得な個人献金!?いま現在、ネットで政治家へ個人献金するには、楽天カードを経由する方法しかありません。 楽天カードは年会費無料、新規入会すると2000ポイント=2000円分がもらえるので、この2000円分を応援している政治家に献金してみることにしました! 少ない金額でも、募金と同じで積もり積もれば・・・ですよね。
楽天カードは申し込んでから5日くらいで手元に届いて使うことができます。 個人献金の手続きはすごく簡単でした!
いま【楽天政治 LOVE JAPAN】というサイトが特設されていて、ここに載っている政治家プロフィールの横にある「献金ボタン」をクリックすると、あとは普通のネットショッピングと同じように金額と名前や住所等を入力して、手続きは完了です。
ネットでの個人献金の嬉しいところは、政治家へのメッセージも入力できることですね。 ただ指定口座へ振り込むだけの献金より、どういう思いで献金したか、政治家に何を期待しているかが伝わる、すごくいい方法だと思います!
あまりいいイメージがなかった政治献金ですが、意図の見える献金・出所の明らかな献金がこうした方法で増えていくと応援しがいがあるな~って実感できます! 興味のある方はぜひ楽天カードのポイントを上手に利用して政治参加を体験してみるといいと思います。
URL:http://www.irumap.org/
この記事へのコメント
mor*y*ma_*atu
paka
「心身、御自愛ください!」ってメッセージを添えて。
あと、細田さんにもしないとね。
ほか、いろいんな方を調べて、少しですが、数も力と思いできるだけ頑張って見ようと思います。