
今のままでいけば、年末に向かって世相は益々暗さを増す。痛みは加速する。太陽は天の岩戸に隠れ、世界から光が無くなってゆく。
だけど、「友愛社会の理想的前提」のエントリーでも指摘したように、「友愛」には、経済成長は必ずしも必要としないから、友愛と言い続ける限り所謂、「ブレた」ことにはならない。それは、友愛という言葉自体が実に曖昧なものだから。
もちろん、鳩山首相自身には、明解な「友愛」の定義があるのだろう。だけど、それは国民みんなにきちんと説明しないと理解されない。それは、友愛でなくても何でも同じこと。
何度も指摘しているけれど、鳩山首相のコメントはその場限りを取り繕うためのものが多く、前にコメントしたことと、後でコメントしたことと矛盾することが多い。それが故に、そんな説明をどんなにしたところで理解してもらうことは難しい。それ以前に自他共に宇宙人だ、と認めているから、何をか況や。
だから、鳩山首相の言う「友愛」と、国民ひとりひとりが考える「友愛」の定義との間に物凄く幅がある。
ネットの一部なんかでは、秘書が行方不明になったのさえ、「友愛された」なんて用法で使われる始末。ここまできたら、何が本当の意味なのかもう分からない。
それだけ、ひとりひとりの理解に違いのある「友愛」を看板に掲げている、鳩山政権の政策は、ぶっちゃけていえば、何でもアリに近いものがある。
いくら、マニフェストでこうしている、からとしていても、最後の最後には、自身のマニフェストすら「友愛」してしまうのではないかと思う。
今、民主党政権が推し進めようとしている、マニフェストを軸にした政策は、「友愛」の名の下に行われる、これまでの日本の仕組みの破壊。
脱・官僚も然り。インド洋給油停止や普天間に象徴される、日米同盟の在り方の見直しも然り。
鳩山政権は、日本国民にとって、朝、太陽が東の空から昇るように、今まで当たり前だと思っていて、意識することすらなかった、日本のインフラや社会制度を根本から破壊することによって、無理矢理にでも国民の目を覚まさせようとしているように見える。鳩山政権が、それを自覚しているかどうかは別として、結果的にそうなるだろう。
世界を見れば、政治的に腐敗している国なんていくらでもある。
NGOのTPI(トランスペアレンシー・インターナショナル)は、国内外の汚職・腐敗の根絶をめざして1995年から毎年、政治家と公務員の腐敗の程度を国際比較し、国別に10点満点で評価した「腐敗認識指数ランキング(Corruption Perception Index)」なるものを発表している。
それによると、日本の腐敗度はアメリカに並んで18位、G8諸国の中位。世界レベルでは全然マシ。
官憲が威張っていて、賄賂をいちいち渡さないと直ぐ虐められるような国だって一杯ある。それに日本がどんなに経済的苦境に陥ったとしても、そこまでモラルが落ちるとも思えない。
だから、天の岩戸が開くまで、一度トコトンまで落ち込むことによって、始めて国民の目が覚めるという強引な手段も、日本だからこそ使えるのかもしれない。
鳩山政権が、自民党が歩いてきた道を振り返る事しかできないなら、やることは、今ここで全てを壊すこと。
暗闇に落ちる街並みの中、人はどこまで立ち向かえるのか。
加速するその痛みから 愛する人をきっと守れることを信じて。


腐敗認識指数(英語:Corruption Perceptions Index, CPI)は、トランスペアレンシー・インターナショナル(TI)が、1995年以来毎年公開しているもので、公務員と政治家がどの程度腐敗していると認識されるか、その度合を国際比較し、国別にランキングしたものである。 2008年の調査[1]では、180カ国を対象とし、11の機関が調査した13種類のアンケート調査の報告書を統計処理して作成されている。指数は、最も清潔な状態を意味する10から、最も腐敗していることを示す0までの範囲で採点されており、7割の国が5未満で、開発途上国では9割以上の国が5未満となっている。
▼算出方法
2008年の腐敗認識指数は、11の機関が調査した13種類のアンケート調査の報告書から作成されている。11の機関は、アジア開発銀行、アフリカ開発銀行、ベルテルスマン基金、世界銀行、エコノミストインテリジェンスユニット、フリーダムハウス、グローバルインサイト、国際経営開発研究所、Merchant International Group、政治経済リスクコンサルタンシー、世界経済フォーラム。調査対象としては、世界中のビジネスマンと国の分析専門家などとしている。また、汚職認識指数で国をランク付けするには、少なくとも3つのソースが利用できる場合としている。
トランスペアレンシー・ジャパンのFAQ[2]では、なぜ指数を「認識」だけで出すのかについては、「国の腐敗レベルを実証的なデータに基づいて比較することはできない。例えば起訴や裁判の件数で比較しようとすれば、それは実態を反映したものではない。これは腐敗を暴露する検察官、裁判所そしてメディアの質の高さを反映するものである。実際に実務などで腐敗の現場に直面している方々の経験や認識から国別比較データを出すしか方法はない。」、また、調査対象に一般市民ではなくビジネスマンや専門家を選んでいるのは、「彼らが、いわゆる小口の汚職・腐敗よりも、政治資金、談合など大口の腐敗を、より熟知しているからである。表面的な腐敗だけでなく、暗部に隠された腐敗も含めてその国の状態をより客観的に把握しようとしているからである。」と解説されている。
URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%85%90%E6%95%97%E8%AA%8D%E8%AD%98%E6%8C%87%E6%95%B0

《前略》
1.CPI(Corruption Perception Index)とは?
公務員と政治家がどの程度腐敗していると認識されるか、その度合を国際比較し国別にランキングしたものです。これは11の機関が調査した13種類のアンケート調査の報告書を統計処理して作成されまました。1995年から毎年実施され今回で14回目です。
2.これまでの推移
調査開始の当初は調査国も41カ国、調査種類も7種類と小規模でしたが、調査の回数を重ねるに従って内容の信頼性が高まりました。アンケートの対象者は世界中のビジネスマンと国の分析専門家などです。
3.よく出る疑問
(1)なぜ「認識」だけで指数を出すのですか?
国の腐敗レベルを実証的なデータに基づいて比較することはできません。例えば起訴や裁判の件数で比較しようとすれば、それは実態を反映したものではありません。これは腐敗を暴露する検察官、裁判所そしてメディアの質の高さを反映するものなのです。実際に実務などで腐敗の現場に直面している方々の経験や認識から国別比較データを出すしか方法はないのです。
(2)なぜ一般市民でなくビジネスマンや専門家を選ぶのですか?
調査対象に一般市民ではなくビジネスマンや専門家を選んでいるのは、彼らがストリートレベル腐敗、いわゆる小口の汚職・腐敗よりも、政治資金、談合など大口の腐敗を、より熟知しているからです。表面的な腐敗だけでなく、暗部に隠された腐敗も含めてその国の状態をより客観的に把握しようとしているからです。調査対象者には当該国のビジネスマンなども含まれています。対象者の延べ人数は10万人を超えると推測されます。
(3)CPIは信頼性の高い指数といえますか?
腐敗の認識度としては信頼性の高いツールと言えます。しかし、信頼性は国によって異なります。それは主として使用する調査の数が原因です。調査資料が少ない場合は得点でもランクでも信頼性が低くなることがあります。それをカバーするために 統計処理によりConfidence range(信頼範囲)が出してあります。これは90%の確率度での得点の範囲を示します。
(4)CPIの時系列比較は出来るのですか?
その都度、過去2年間の調査結果から出されますので、時系列的な推移を必ずしも正確に捉えることは出来ません。比較は原則としては国のランキングではなく、得点に基づくべきですが、調査のサンプルが変わったり方法が変わったりした場合には得点に影響を与え、正確な比較はできない可能性もあります。
《後略》
URL:http://www.ti-j.org/TI/CPI/CPIexplanation%202008.pdf
この記事へのコメント
mor*y*ma_*atu
今の状況はまだ、天照大神は天の岩戸へお隠れになってはいない。現在はスサノヲの尊が世の中を混乱させている最中で、今後もっと混乱がエスカレートするでしょう。ですから、新しい力(核兵器:軍事力強化)を手にし天高原で大暴れする準備中だと思います。そしていつかは天の岩戸へお隠れになる。スサノヲの尊の目的は「世の中の混乱」です。その結果「世界を一つにまとめる」為の活動中です。天の岩戸にお隠れになる頃には世界情勢は退っ引きならない状況になり、状況次第では戦争に発展する。そして終にその時「新世紀」へ遷っていくでしょう。その後の新しい秩序は世界の破壊の後に訪れますが、残念ながらそれを避ける事はできないでしょう。恐らく暫くの間は尊の力によりEU中心の世界流れになり、中東も一時的には平和へ向かい、尊の力で新秩序が築かれたかの様になる時期が来るでしょうが、結局みずから破壊するのが尊の命なので、最終戦争を尊が引き起こし、ヨーロッパ、アメリカ、中東、亜細亜、日本全ての地域の破壊がおき、これに異常気象などの天変地異も重なり…天の岩戸へと続くと思います。ですが、最後には天の岩戸は開