2009年を振り返って 後編

  
今年40本程度エントリーした、シリーズエントリーですが、自分なりに納得できた記事はちょっと少ないかもしれません。

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強いてあげるとするなら・・・

 ・価値と貨幣について考える
 ・文化の普及について
 ・日本の国防の危うさについて考える
 ・政治家の世襲問題について考える
 ・政治と宗教について考える

の5本でしょうか。

まず、「価値と貨幣について考える」ですが、これは、2月21日に森野榮一氏の懇話会が行われるということで、事前の勉強も兼ねて、ゲゼルマネーと絡めて思索したものです。とても勉強になりました。このエントリーは、「商品価値について」を思索の土台にしているのですが、こうした昔の思索が土台になって、新しい思索が進むというのは楽しいものです。

文化の普及について」については、書いていて意外な展開を見せて、自分でも面白かったエントリーです。いつものシリーズエントリーは全部書き上げてから、分割してアップするのですけれど、このエントリーはそうできずに、ひとつひとつ出たとこ勝負でエントリーしたものです。「国語国字論争」あたりを書いたところで最終形がぼんやりと見えてきたのを覚えています。どうにかこうにか纏めることができたかと思いますが、ちょっと散漫としているかもしれません。

日本の国防の危うさについて考える」ですが、これは勉強になりました。これまでも国防については、エントリーをしたことがあったのですが、北朝鮮のミサイル発射がひとつの契機となったことは事実です。このおかげでMDシステムF22、F35についても調べることができ、私なりに有意義なエントリーだったと思っています。

政治家の世襲問題について考える」については、エントリーした時期に、巷で話題になっていたので、考えてみました。元々は麻生さんの「民主主義のコスト」という言葉をキーワードに思索を進めていったのですが、意外と話が広がったかと思っています。自分でも色々と考えさせられるエントリーでした。

政治と宗教について考える」についてですけれど、これは、夏の衆院選で幸福実現党が名乗りを上げたことを切っ掛けに、宗教政党をどう考えるべきか、それ以前に政治と宗教はどう考えるべきかをテーマに思索してみたものです。思索は面白かったです。特に、預言者と政治家が同一人物であったらどうなんだ、という疑問が着想として湧いたのが自分なりの大きな発見でした。そこから権力の専横の回避システムとしての民主主義、そしてその大前提の信教の自由という一連の流れは、自分で書いて、自分で勉強したエントリーでした。

いよいよ、今年も残すところあと1日ですね。

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