今日は簡単に・・・
国会が始まって、友愛首相が集中砲火を受けている。予算審議はもとより、例の剛腕幹事長の政治資金の件、自身の献金問題、ボコボコにされている。
21日の予算委員会では、自民党の谷垣総裁が、鳩山首相の偽装献金事件について「もし、(資金提供を)首相が知っていたと証明できたら、首相を辞めるのか」と追及したのに対して、「当然バッジをつけている資格はない」と、議員辞職する意向を表明した。
また、22日の予算委員会では、自民党の茂木敏充幹事長代理に、麻生前政権の補正予算の一部を鳩山政権が執行停止したくせに、第2次補正予算でそれを復活させたことを指して「朝三暮四を知っているか」と軽く話題を振ったのに対して、よく知っていると前置きした上で、「朝決めたことと夜決めたことがすぐ変わるという意味で、あっさりと物事を変えてしまうことだ」と「朝令暮改」の意味を説明してしまう始末。
何を焦ったのか、誤解したのか分からないけれど、自分がころころと意見を代えることは自覚していて、そればっかり頭にあったのかもしれない。
マスコミの扱いも、大分変ってきた。鳩山政権発足直後は、都合の悪いことはダンマリだったのに、段々と叩き始めるようになってきた。言い方は悪いけれど、編集の仕方でこうも印象が変わるものなのか、と。
マスコミがこういうスタンスにでると、今まで、おどおどと丁寧に受け答えしていた友愛首相の話振りが、なんとも覇気がないように映ってくる。
ぶっちゃけ、暗い。未来の見通しが見えない印象しか与えない。事実、民主党の政策は節約ばかりで将来展望がないものだから、益々それが強調される。
財団法人、関西生産性本部の大坪清会長は18日の記者会見で「政権交代が良かったか疑問点が出てきた。新政権の成長戦略に中身がない」とバッサリ。
そして、このタイミングでの、議員辞職を匂わせる発言。さすがに首相でいることが厭になったのか・・・
それもまた、朝令暮改なのかもしれないけれど・・・


衆院予算委員会は21日午後、鳩山由紀夫首相と全閣僚が出席した2009年度第2次補正予算案の基本的質疑を続行した。自民党は谷垣禎一総裁が質問に立ち、予算委で首相と初の直接対決が実現。首相は元秘書が起訴された偽装献金事件について「天地神明に誓って(実母からの資金提供を)全く知らなかったのが事実で、脱税には当たらない」と説明した。谷垣氏が「もし、首相が知っていたと証明できたら、首相を辞めるのか」と追及したのに対し、首相は「当然バッジをつけている資格はない」と述べ、議員辞職する意向を表明した。
首相は小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体による政治資金規正法違反事件について「小沢氏が近々検察の聴取を受ける。そこで真実が明らかになる」と述べ、小沢氏の聴取で真相が解明されることに期待を示した。
自民党は谷垣氏に続き柴山昌彦、小里泰弘両氏が首相と小沢氏の政治資金問題を追及した。首相は小沢氏について「行政の長として検察に公正公平な捜査を強く願う」とした上で「地検で自分の思い、潔白を証明してほしい」とあらためて述べた。小里氏は小沢氏らの参考人招致を要求した。
平野博文官房長官は昨年12月の天皇陛下と習近平国家副主席との特例会見に絡んで、天皇の「公的行為」についての政府統一見解を示す考えを示した。
URL:http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2010012202000143.html

鳩山由紀夫首相は22日午前の衆院予算委員会で、「朝三暮四の意味を知っているか」と尋ねられ、「よく知ってます」と前置きした上で「朝令暮改」の意味を説明、とんだ赤っ恥をかいた。
自民党の茂木敏充幹事長代理が、麻生前政権が昨年4月に成立させた平成21年度第1次補正予算の一部を鳩山政権が執行停止した一方で、第2次補正予算案に停止した事業を盛り込んだと批判する狙いで、朝三暮四の意味をただした。
ところが首相は「朝決めたことと夜決めたことがすぐ変わるという意味で、あっさりと物事を変えてしまうことだ」と自信満々に語った。
朝三暮四は、猿にトチの実を朝に3つ、暮れに4つ与えると言ったら猿が少ないと怒ったため、朝に4つ、暮れに3つやると言ったら喜んだという中国の故事。茂木氏は「朝と夕で数を変えることでごまかすということだ」と政府を批判した。麻生太郎前首相は漢字の読み違いを連発し、「漢字が読めない首相」として内閣支持率低下の一因になった。
URL:http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100122/plc1001221034007-n1.htm

関西生産性本部は18日、大阪市内で定例記者会見を開き、大坪清会長は「政権交代が良かったか疑問点が出てきた。新政権の成長戦略に中身がない」と述べた。川口清一副会長(連合大阪会長)も「これからの日本をどう構築するのか。その中で成長ビジョンを描くのかを国民に説明するのが急務だ」と注文した。
同組織は労使双方の幹部と学識者経験者で構成しており、大坪会長は「民主党政権は日本経団連とのパイプはないが、生産性本部とはそれなりにある」と述べ、提言や提案を届ける働きかけを進めていることを明らかにした。
だが、「政治と金」の問題について大坪会長は「困ったもの。民主党から批判の声があがらないのも疑問だ」と苦言を呈した。
URL:http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100118/biz1001182139028-n1.htm
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