ツイッターの使い方 (ツイッターとブログ記事について 後編)

 
こんにちは。今日のエントリーは、ツイッターとブログ記事についての後編になります。
※くどいようですが、年末進行で、この記事も12/29の深夜に書いています。調べ出すと止まりません。なんとかしてください、私!(笑)

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ツイッターの使い方については、未だにこれ、というのは特にないようです。公開APIを利用して、新たなサービスが次々と生み出されているからです。

そんなツイッターに弱点なんて、無さそうにも思えるのですけれども、管理人からみて、ツイッターに対して気になる点もない訳ではありません。

まぁ、デメリットといえるかどうか分かりませんけれども、ツイッターは、例えは悪いですが、今ではすっかり見かけなくなったハエ取り紙のような感じ。誘引材が付いた粘着式テープを天井や鴨居などから吊して、寄ってくるハエを捕獲するというあれですね。あのような印象があります。

ですから、その最初のネタというハエ取り紙に対して、果たして何が誘因されてくるのかが、割と気になるのですね。高い見識という宝石がくっついてくるのか、それともやっぱりただのハエなのか。そのあたりの整理が大切になってくるような気がしています。

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よしんば、その整理がうまくいったとしても、元々ツイッターは、色んな人のつぶやきを誘因して、漫才ネタを仕上げるかのように、集合知を集めますから、どうしても話の流れが散漫になってしまうきらいがあり、やはり後からの整理が大変そうです。

ですから、現時点では、ツイッターは、どちらかといえば、ブレーンストーミング的に、何かの問題に対する解決策や、独創的な考えを引っ張りだすツールとして、考えておいたほうがいいのかもしれない、などと考えていたりします。

2007年に行われた、EXPO Tokyo 2007基調講演で、ツイッター創始者のウィリアム氏自ら、「ツイッターにビジネスモデルはない」と言っていたくらいです。けれども、同時に「制限さえしなければ、ユーザーはいろいろな使い方を思いつくもの」とも言っています。

ですから、ツイッターは、何がどうなるかまだまだ分かりませんし、将来性はかなり高いように思われます。そして、ツイッター利用者が爆発的に増えていることも事実です。

利用者まかせと言う意味では、ソースをユーザーに公開して、どんどんと洗練されていっているLinuxを彷彿とさせるものがあります。ツイッターもAPIを公開していますから、何れはLinuxのように機能拡張と共に、洗練されてゆくのかもしれません。

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画像「Twitter」公開APIを利用して関連の日本語サービスが続々と登場 CodeZine編集部 [著] 2009/08/05 17:47

 経営コンサルタントの勝間和代さんが利用してすぐに1万フォロワーを獲得するなど、日本でもコアITユーザー層から広がりを持ちはじめているマイクロブログサービス「twitter(ツイッター)」だが、公開APIを利用した関連サービスが日本でも続々とリリースされている。

 4日にベータ公開された「Twib」は、twitter上でのホットエントリーが一覧できるサービス。twitter上で話題になっているニュースや記事がすぐに分かる「TweetMeme」の日本語版のようなサービス。気になった記事を自分のタイムラインにReTweet(リトゥイート)もできる。

 2日にリリースされた「hashtagjp」は、「#」ではじまるハッシュタグがついたつぶやきを検索・分析するサービス。海外にある「#hashtags」の日本語版のようなサービスで、「#hanabi」のような日本ならではのタグが上位にあがってくるのが特徴だ。

 7月31日に正式リリースされた「読んだ4!(よんだよ!)」では、twitterをインターフェースに読書記録を共有できる。twitterの@yonda4に向けて読んだ本をつぶやくだけで、yonda4.com上に記録される。本のタイトルから、読んだ人や本の感想の一覧も閲覧できる。

 7月29日にバージョンアップした「twtr2src」は、つぶやきを日付ごとにまとめてブログにコピー&ペーストしやすくするツール。通常のWebサイト用のHTMLのほか、はてなダイアリーで利用できる「はてな記法」に整形して出力も可能。将来的にはブログへの自動投稿に対応する予定で、OAuthによる認証の仕組みが組み込まれている。

 またセレゴジャパン株式会社は5日、オンライン語学学習Webサービス「smart.fm(スマート・エフエム)」にtwitterアカウントでログインできる仕組みを導入した。smart.fmでは既にOpenIDやFacebook Connectによるログインが可能だが、今回新たにOAuthによるtwitterアカウントでのログインに対応した。なお、smart.fm自体は以前からOAuthに対応している。

 さらに携帯電話端末用のサービスとして、先行する「モバツイッター(もばつい)」を猛追する「Movatter(モバッター)」でも、9月の正式リリースに向けて8月上旬にRC(リリース候補)が公開される予定。MovatterでもOAuth認証を利用している。なお、現在は新規ログインを停止している。

 twitterは「いましていること」をつぶやく(tweet)だけのシンプルなサービスだが、APIを公開し、OAuth認証標準の策定にも協力するなど、積極的に外部サイトとのコラボレーションを可能にしてきたことで、twitterを中心とした多くのアプリケーションとサービスによる文化圏を形成している。

URL:http://codezine.jp/article/detail/4261



画像Web 2.0 EXPO Tokyo 2007基調講演レポート Twitter創始者が語るWeb 2.0の要諦 2007/11/16

 東京・渋谷で開催中の「Web2.0 EXPO Tokyo 2007」の基調講演に11月16日、Twitter創始者のエヴァン・ウィリアム(Evan Williams)氏が登場した。Web 2.0の顔とも言えるティム・オライリー(Tim O'Reilly)氏と対談し、これまでのウィリアム氏の来歴や、なぜTwitterが注目を集めているかなどを語った。


▼ Blogger、Odeo、Twitter……、失敗と成功の繰り返し

 ウィリアム氏はTwitterプロジェクトを始めるまでに失敗と成功を繰り返した経緯を持つ、ある意味では典型的なシリコンバレーの起業家だ。最初の会社は1993年、21才のときに出身地のネブラスカで始めた。大学はドロップアウト。「ほかの人たちや組織のために働くのが、ずっと嫌いだった」という彼は、組織に属することは「自分の性に合わない」と話す。“権威”も気にしない。

 最初の会社は3年ほどで失敗。シリコンバレーのあるカリフォルニア州に移住して、出版社のオライリー・メディアに入る。雇用する側だったオライリー氏は振り返る。「うちの会社にいたのは9カ月? どうして、こんなやり方でやってるんだって、いつも口にしていたね」。

 1999年にWeb上のコラボレーションツールを提供する目的で「Pyra Labs」を起業。最初の基本機能の実装を後にBlogger.comとして同年8月に一般公開。当時まだ目新しかったキーワード「ブログ」のホスティングサイトとして話題を集めた。2000年前後のドットコムバブルの煽りで資金難の時期を乗り越え、Blogger.comは2003年にはグーグルによって買収される。ドットコムバブルの時代を振り返り、ウィリアム氏はいう。「つらい時期だった。レイオフもあった。でも、やめなかった。もともとそんなに大所帯になったことは1度もなかったしね」。お金や人を集めすぎなかったことが、ネットバブル崩壊の時代を生き延びられた理由の1つだという。

 買収されグーグルに加わったウィリアム氏だが、そのグーグルも2年ほどで去る。グーグルならBlogger.comをもっと大きく育てられると考えたこともあるが、組織に属するのが嫌いという氏の性格が影響したという。「グーグルは、すばらしい場所だった。今みたいに巨大じゃなかったし、まだ社員も800人ほど。でも、ぼくにとっては、それでも多すぎたんだ」(ウィリアム氏)。

 グーグルを去った後、今度はWeb上でポッドキャスト関連のサービスを提供するベンチャー企業「Odeo」をノア・グラス氏(Noah Glass)とともに立ち上げる。「当時、ポッドキャスティングは大きな注目を集めていた。だけど、まだ商業向けのサービスはなかった」(ウィリアム氏)。資金は多く集まった。

 第三者から見れば、Odeoはさい先のよいスタートを切った順風満帆のベンチャーだったが、ウィリアム氏は違った感想を持ったようだ。「資金が潤沢で経営陣が増えることで当惑した。周囲からは成長への期待もあるし、プロダクトの成長や成功より、会社自体にフォーカスがあった。そうしたことに、ぼくは違和感を感じていたんだ」。


▼ Railsを使って2週間でプロトタイプが完成

 ウィリアム氏がOdeo内で始めた小さなプロジェクトが「Twitter」だ。Ruby on Railsを使って2週間で最初の動くバージョンを作り上げたという。

 「2週間というのは、1つのプロジェクトで2、3年かかる大企業向けシステムの開発とは、ずいぶん違うモデルだね。開発期間が3年の予定のプロジェクトで、1年が経過した時点で『3年遅れ』ということがあるぐらいだからね(笑)」(オライリー氏)

 「Web 2.0カルチャーの中にいると当たり前のことだから忘れていますが、確かにRailsの生産性の高さは普通じゃないですね。文字通り一晩でできちゃうんです。もちろん作ったコードに対してまたスケーラビリティや堅牢性を追加していかないといけないわけですが、プロトタイプが短期間でできるというのは重要です。ちょっと試してみて、ユーザーが気に入るようなら、さらに追加投資するといったことができますから。たくさん資金を集めるのはWeb 1.0的ですね。Web 2.0ではいくつかの小さなアイデアを形にして走り始めて、その後にお金を集めるんです」(ウィリアム氏)

 「Railsで書くということは、どのぐらい重要なこと?」(オライリー氏)

 「作成するアプリケーションによりますね。例えば検索エンジンのようなものは、高度なアルゴリズムを使った超高速でロバストな処理が求められますから、Javaで書いたほうがいいでしょう。でも、Twitterみたいに機能の追加や試行錯誤を繰り返すアプリケーションでは、Railsは威力を発揮しますよ」(ウィリアム氏)


▼「これ、何に使うの?」というTwitterへの疑問

 Twitterはこれまでにない独自のリアル・タイムコミュニケーションツールだ。メッセージの多くは、たわいない身辺の雑記や独り言。140バイトの短いメッセージを「フォロワー」たちが見るともなしに見て、反応したり、しなかったりする。

 そうした機能説明を聞くと、最初は誰もが「何がうれしくて、そんなことするの?」という反応をする。「でも騒ぎが大きくなり、みんなTwitterを試してみる。使ってみたら、みんな中毒」(オライリー氏)というのが1つのパターンだ。

 Twitterとは、そもそも何なのか? オライリー氏の本質に迫る質問に対してウィリアム氏は答える。

 「それはぼくにも分からないんだよね。サービスのデザインは最も難しいところ。いろんな使い方ができるように柔軟にすることが大事。カギは、サービスをシンプルにすることと、本来の目的と違う目的で利用ができる再利用性を高めること」(ウィリアム氏)。

 Twitterでは、これまで本当に近しい家族や友人に口頭でしか知らせなかったような情報を広くパブリックにする。すると、「月に1度も合わない友だちや、地球の裏側にいる友だちともつながる」(オライリー氏)という“つながり”の新鮮な感覚が得られる。

 ただつながるだけではない。「制限さえしなければ、ユーザーはいろいろな使い方を思いつくもの」(ウィリアム氏)というのがTwitterの本質の1つだ。例えばTwitterにはメッセージに対してコメントを付ける機能はないが、ニックネームの前に「@」を付けて特定の誰かのメッセージにコメントするという慣習が広まった。今ではこの記法をサポートする新機能もあるという。


▼「今のところビジネスモデルはない」

 APIを公開したことで、さらに使い方は広まった。

 携帯電話やインスタントメッセンジャーと連携するサービスや地図と連携したマッシュアップサービスなど、現在、Twitterに何らかの付加価値を付けた数十のサービスが利用できる。日本語でも携帯電話からTwitterにアクセスできるゲートウェイサービスがある。

 そのほか、外部のタイマーと組み合わせてリマインダー機能を実現した人や、ECサイトの在庫状況をアナウンスするのに使っているようなケースもあるという。「今のところビジネスモデルというようなものは何もありません。APIを使った第三者によるサービスによって、われわれは利益を得ていませんが、さまざまなサービスが出てくることでTwitterの価値が上がる。今は価値を高めることに注力しています。これが、どうやってお金に結びつくのか今のところ分かりません。でも、リアルタイムコミュニケーションは便利なものなのです」(ウィリアム氏)

 ウィリアム氏によれば、Twitterのトラフィックの20%は日本からのものだという。開発リソースの問題で現在着手できていないが、メニューの日本語化は優先順位の高い課題だという。

 汎用性が高く、無目的であるため、何に使っていいのか分からず戸惑う人の多いTwitter。現在はSNSやブログと異なるソーシャルメディアとして一部のユーザーが受け入れているだけの状況だ。しかし、ブログの使われ方が多様化した過程と同じことが起こりえるとしたら、Twitterのポテンシャルは高い。

 日々の記録をWebページで公開するというだけのブログも、最初は物好きだけが使っていた。その後、企業のWebサイト全体を管理するCMS(Contents Management System)としても使われるようになったし、マーケティングやイベント関係など情報更新の多いWebサイトでも使われている。エンタープライズ2.0のかけ声とともに組織内の情報共有インフラとしても使われるようになっている。

 少ない資金で小回り良く始めること、サービスをシンプルで自由度の高いものにしてユーザー自身に使い方を考え出してもらうこと。Blogger.comとTwitterというきわめてWeb 2.0的なサービスを立ち上げたウィリアム氏の話は示唆に富む。

URL:http://www.atmarkit.co.jp/news/200711/16/twitter.html



画像ティム・オライリーとTwitter創業者が振り返る「失敗」つづきの道のり 林信行 2007/11/16 15:41

 Web 2.0 Expo/Tokyoの2日目は、O'Reilly Media 創業者でCEOのTim O'Reilly氏とミニブログブームに火を付けた米Twitter共同創業者、Evan Williams氏の対談で幕を開けた。


▼ 失敗からスタートしてGoogle社員に

 O'Reilly氏は、昨日の伊藤穣一氏との対談の「日本人は失敗に寛容でない」という話題を振り返り、Williams氏のこれまでの歩みと失敗について聞いた。

 Williams氏は20歳だった1993年に大学を中退し、2年後に、9カ月の間、Tim O'Reilly氏率いるO'Reilly Media社で働いていた。

 1999年、Williams氏は創業したてのPyra社に加わる。ブログブームの火付け役となった初のレンタルブログサービス、Bloggerを開発したベンチャーだ。

 Williams氏が、「実はPyraはBloggerを始める前に別の事業に取り組んでいた」と明かすと、O'Reilly氏は「Pyraもまずは失敗から始まった。最初の事業を進めながら、これは柱にはならないだろうと思って始めたBloggerが、あっという間に広がり、『これこそ僕らがやるべきことだ』と気がついたんだ」と補足した。

 ドットコム・バブルの終焉とともに、Pyraは資金を使い果たし、社員を大幅削減したが、その後も7人体制で頑張り続けたところ、2003年、Googleに買収されることが決まった。

 こうしてWilliams氏は、Pyraでの失敗を経て、Google社員となった。当時のGoogleは社員数800人で、今と比べると小さいが、それでも、もっとも注目されていたIT企業だった。しかし、Williams氏は安定を選ばずに再びベンチャーの世界に舞い戻る。

 「4年間、汗と涙にまみれて守ったBlogerをGoogleが買ってくれたのはいいことだったが、やがて物事が軌道に乗って、自分が抜けてもうまくまわるところまで到達すると、Googleの中にいるよりも外にいる方が楽しいと思うようになった。」


▼ Pyraの逆パターンからTwitterが生まれる

 こうしてWilliams氏は、彼の友人が運営していたベンチャー企業、ODEOに、まずはアドバイザーとして参加した。これは当時、大きな注目を集めていたPodcastを商業化するベンチャーだった。

 最初の失敗は資金がはじめから潤沢にあったことだという。

 「我々自身、何をやったらいいのかわかっていない時点で、既に多額の投資が集まっていた。これが非常に邪魔になった。」(Williams氏)。

 「下手にお金があるばかりに、成長が期待されるし、経営幹部を揃えなければならなかったりと、最初の数カ月は会社の組織づくりに注力しなければならず、製品そのものに注力できなかった。」(Williams氏)

 O'Reilly氏は、多くのWeb 2.0企業が同様の経験をし、最初はあまりお金がない状態でスタートするのが望ましいと付け加えた。

 1年半ほど経った頃、Williams氏は直感で「これはうまくいかない」と思って事業をたたむ。「お金がなくなってもやりつづけるべきと感じたBloggerとはまったく逆の直感だった」。

 実はTwitterは、このODEOの事業の中から生まれた。当時はODEOがうまくいかなかったので、いろいろなことを試していた。、Twitterもその1つだ。

 「ODEOの2つ目の製品として出すこともできたが、ODEOについて考えるのにうんざりしていた」(Williams氏)

 O'Reillyは「そうして多くの失敗を重ねながらも、あなたはTwitterで小さく再スタートし、今では多額の投資を受けるまでになれたんですね」と話を結んだ。


▼ Twitterは「たくさんの日本語インターフェースソフトに助けられた」

 セッションはその後、Twitterの機能の紹介や発展、そして今後についての話題となった。

 O'Reilly氏が「Twitterには今のところビジネスモデルがない」と指摘すると、Williams氏は「今、ちょうど考えているところだが『リアルタイムのコミュニケーション』という部分に焦点を絞っているサービスなので、そこを生かしたビジネスができるだろうと抱負を述べた。

 具体的には、宣伝目的の商用目的を許して、そこから料金を徴収するモデルだ。既に今でも家電の安売り情報をリアルタイムでで流すサービスが注目を集めている。

 Twitterのトラフィックの20%が日本からのトラフィックであるとことについて、Williams氏はTwitterは英語だけのサービスではあるが、公開しているAPIでつくられたたくさんの日本語インターフェースソフトに助けられたと語り、今後、Twitterサイトそのものでも、少しずつ日本語対応を進めていきたいと述べた。

URL:http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20361216,00.htm



画像「Twitter」利用者日本でも急増 将来「2ちゃん」や「モバゲー」抜く? 2009/6/22 10:34

米国発のマイクロブログサービス「Twitter」の利用者が急増している。140字以内で「夕飯は何を食べようかな?」など自分の「つぶやき」を書き込み、参加者とチャットのようにコミュニケーションできるサービスだ。米国ではオバマ大統領も使っていて、日本ではホリエモンこと堀江貴文さん、坂本龍一さんなどが利用者に名を連ねている。どこまで広がるのだろうか。


▼ ホリエモンや朝日新聞も利用開始

米国で「Twitter」のサービスが始まったのは2006年7月。日本語板は08年4月にスタートした。ネットレイティングスが発表した09年4月末時点での利用者は、米国が1708万人。英国が252万人。日本は09年1月が20万人だったのに対し同4月には52万人になった。日本で急増した理由は、知名度が高まってきたことと、ケータイでも利用できるようになったからだ。

アメリカではオバマ大統領を始めとする有名人が使っていることが知られているが、日本でも堀江さんが09年6月5日から利用を開始。「ついったーはじめました。昼飯なんにしようか・・・」との書き込んだところ、1日で5000以上ものコメントが寄せられた。「Twitter」にかなりハマっているようで、ITジャーナリストの井上トシユキさんによれば、

「つまらないと思っている一言でも、周りの人には面白い。ワーッと盛り上がる」
と堀江さんは話していたそうだ。

メディアでは朝日新聞社が「asahi」というアカウント名で投稿を開始。09年6月10日にはサッカーワールドカップ予選「日本vsカタール」戦を「中継」。マッキーと名乗る朝日新聞記者が「残り10分、勝ち越せーがんばれー」「中村に代わって本田が入りましたー!!決めちゃってください」などと書き込んだ。今後はインターネットサイト「アサヒコム」にリンクし、ニュース速報などを行う予定だという。


▼ 「もっと日本向けにローカライズしたほうがいい」

さて「Twitter」は、掲示板「2ちゃんねる」や、SNS「mixi(ミクシィ)」に続くコミュニケーションツールとして日本でも利用者が拡大し続けていくのだろうか。先の井上さんによれば、アメリカで「Twitter」が流行したのは、短いメッセージが出され大勢で議論をしたり、テレビを見ながら「実況中継」ができたりするサイトが見当たらなかったため、新鮮に映ったからではないかと分析している。実は、日本では「Twitter」的なサービスは多い。例えばショートメール、「2ちゃんねる」の「実況スレ」、ケータイでは「プロフ」や、「モバゲータウン」の「みんなのニュース日記」などがある。


▼ 「何を使えばいいか迷うくらい存在しているわけです」

日本でも「Twitter」の利用者は増えていくが、もっと定着させるためには、有名人の利用者を増やすとともに、日本人向けにローカライズさせることと、「2ちゃん」や「モバゲー」に負けないような面白さを付加させていくことなどが必要だ、と井上さんは分析している。

URL:http://www.j-cast.com/2009/06/22043427.html

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