森野榮一氏講演会のお知らせ


3月21日に経済評論家 森野榮一氏の講演会が行われますので、お知らせします。

画像




国際平和協会主催 森野榮一講演会 「今こそ民間の知力を! 日本近世の経済論から学ぶ」

経済社会の先行きが不透明だ。大坂の米商人でもあった山片蟠桃は「経済ハ民ヲシテ信ゼシムルニアリ」と語った。しかしいま人々の将来への確信・長期期待の状態は弱い。実価を知らずに相場をはる人々に反省を迫ったのは石門心学者の柴田鳩翁。大蔵永常や佐藤信淵の実学も今日的だ。今こそ日本近世における実学の先達たちから大いに学びたい。

画像


テーマ:「今こそ民間の知力を! 日本近世の経済論から学ぶ」

講演者:日本東アジア実学研究会会員 森野榮一氏

日時:3月21日(日)14時~16時(終了後懇親会有、参加費別途)

主催:財団法人国際平和協会

場所:大田区消費者生活センター:第六集会室

所在地:蒲田五丁目13番26号の101

交通アクセス:JR蒲田駅の東口より、川崎方向 線路寄りの道で5分の場所(大田区役所前から川崎方向に約300メートル)

画像


問い合わせ先:電話:03-3736-7711/FAX:03-3737-2936/消費者生活相談専用:03-3736-0123

会費:お一人様、2000円(先着30名様まで、領収書発行可能)

幹事:津田慶治、園田義明

お申し込み:氏名、メールアドレス、懇親会参加の有無をご記入の上、こちらまでメールでお願いします。
fuku41@mail.goo.ne.jp

<森野榮一氏プロフィール>
経済評論家、ゲゼル研究会代表、日本東アジア実学研究会会員。1949年、神奈川県生まれ。國學院大學大学院経済学研究科博士課程修了。著書は、『商店・小売店のための消費税対策』(ぱる出版)、『エンデの遺言』、『エンデの警鐘』(共著、NHK出版)、『だれでもわかる地域通貨入門』、『なるほど地域通貨ナビ』 (北斗出版)など多数。1999年、NHKBS1特集「エンデの遺言」 の番組制作に参加。その後、町づくりのアドバイスや地域通貨の普及活動に努めている。

画像

画像 ←人気ブログランキングへ


画像山片蟠桃 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山片 蟠桃(やまがた ばんとう、延享5年/寛延元年(1748年) - 文政4年2月28日(1821年3月31日))は、江戸時代中期の商人であり学者。名前は、升屋の番頭をしていたことからもじったもので、本名は長谷川芳秀、通称升屋小右衛門。

生涯 [編集]
播磨国印南郡神爪村(現兵庫県高砂市)の農家に生まれる。

幼時から大阪の両替商である升屋に仕え、若くして番頭となり手腕を振るい、傾いていた経営を軌道に乗せた。財政破綻した仙台藩に建議し、差し米(米俵内の米の品質チェックのために米を部分的に抜き取ること)をそのまま集めて利用し、無駄を浮かせて節約し、藩札を発行するなどした。藩札を発行した代わりに、従来の金貨の金を差し米の節約で捻出した資金で大阪に輸送し、それを利殖に回して巨額の利益を上げた。仙台藩の財政はこれによって再建され、彼は大名貸しの金を回収することができたと言う。

その功績を讃え、升屋では彼に山片姓を与え、親類並みに遇した。

その一方で学問に励み、晩年には失明という障害を乗り越え、死の前年に主著『夢の代』を完成させた。

思想 [編集]
大阪町人の学塾である懐徳堂で中井竹山・履軒兄弟に朱子学を、先事館で麻田剛立に天文を学ぶ。

極めて唯物論的な立場を取り、天文、宗教、経済、歴史等を百科全書的に論じた『夢の代』は、無鬼論(無神論)の主張、地動説の支持、応神天皇以前の日本書紀の真実性の否定など先進的な持論を展開した点が特筆される。

URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E7%89%87%E8%9F%A0%E6%A1%83

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック