「なんで、こんな一段一段なんだろう。」女子モーグル 上村愛子選手 決勝後のインタビューにて
2月14日、鳩山首相は、子ども手当の財源は無駄を削減する中で余裕ができた分でやると、財源不足の場合は満額支給にこだわらない考えを述べた。ところが次の日になって、当然、予定通り満額をやる、と昨日の自分の発言をあっさりと打ち消した。
ここまでくると反って清清しい。一体どういう神経なのか。いや、もうそういう問いかけすら愚問なのだろう。
子供手当ての財源なんてなかった、とはっきり言えばまだ可愛げもあるのだけれど、昨日言ったことを今日撤回。一体何度目なのやら。もはやトラスト・ミーと何度言ったって、誰も信じない。
どうも、友愛首相は、庶民の暮らしなど、どうでもいい風に思っているように見えて仕方がない。でなければ、こんなに軽い発言はできない。ただ、その場その場で、思いついたり、聞いたりした案をホイホイというだけ。
自分のその発言が、どのような意味を持つのか、誰が喜び、誰が泣くのか、未来の国民はどう思うのか、というところに思いが至っていない。というか考えもしていないだろう。
確かに、一時的にお金や補助があれば助かる人はいる。ギリギリで命が救われることもある。だけど、それはやっぱり緊急避難的なものであって、助けて貰う側より助ける側の人を増やしていかないと、社会は潰れてしまう。
子供手当てを配りました。満額出しました。で、その後どうするのか。それが全くない。無駄を削減しきったら、後は何も残らない。
友愛首相は、人の命を守りたい、なんて得意気に言っているけれど、政治家が国民の命を守るなんて当たり前。政治家は、国民の命を守った上で、更に活かしていくことを考えていなくちゃいけない。
国民を活かして、国力を増やす方策を考え、実行できて始めて政治家。そこまでしても、漸く現状維持できるかどうか。世界は甘くない。
モーグルの上村愛子選手だって、一番を目指して、目指して、努力を続けて、4度もオリンピックに出場した。7位、6位、5位ときて、そして今回のバンクーバーで4位。毎日の苦しい練習に耐え、努力に努力を重ねても、一番にはなかなか届かない。他の選手も皆一番を目指してる。一番は一人にしか与えられない。厳しい世界。
そうした世界で戦っている選手に対して、金メダルでないといけないのですか、などと、どこかの仕分け人のような寝言をいう人が、もし居たとしたら、ほぼ間違いなく袋叩きにあうだろう。
人は、一番を目指す過程の中で、様々な技を身につけ、経験を積み、成長してゆく。
仮に、子供手当を満額支給できたとして、皆さん良かったですね、なんて悦に入るような態度を、友愛首相が万が一にも取るようなことがあったとしたならば、それは、随分と人を馬鹿にした話。人を家畜かペットかなにかにまで貶めている。餌をやれば、喜ぶだろうなどというのは、人の尊厳を無視してる。
人は決して、家畜なんかじゃないし、弱き子羊でもない。ただ生きていればいい存在なんかじゃ決してない。
人は努力を重ねることで、価値を生み、富をもたらし、自分だけでなく他の人々をも幸せにしてゆける素晴らしき存在。
冒頭の「なんで、こんな一段一段なんだろう。」とコメントを残した上村選手の言葉の重さの意味を、友愛首相はどう受け止めているだろうか。
私の友人が言ってくれました
難題のない人生は『無難な人生』
難題のある人生は『有り難い人生』
私はその後者を歩いてると。
オリンピックを夢見て
オリンピックでのメダルを夢見て
ずっと戦い続けてきました。
毎年、毎日、新しい考え方や新しい行動
いろんな自分を発見してきました。
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上村4位、メダル逃す 『なんで一段一段なんだろう』2010年2月15日 朝刊
【バンクーバー=北村剛史】「なんで、こんな一段一段なんだろう」
母に見せたかった五輪のメダルは目前でするりと逃げた。十三日(日本時間十四日)のフリースタイルスキー女子モーグルで四位に終わった上村愛子(30)。
長野で七位、ソルトレークシティー六位、トリノ五位。そして昨季の世界選手権女王として臨んだ今回。でも上がった順位は一つ…。どうしても表彰台にたどり着けない。そんな娘に母の圭子さん(58)は言った。「愛子はゆっくり成長できる人。よく頑張った」
「一位」-。最終滑走のハナ・カーニー(米国)の結果を電光掲示板が伝えた。手中に収めかけたメダルを逃した瞬間、上村はほほ笑んだ。さまざまな思いと折り合いをつけるかのように。
カナダは上村にとって、中学二年生でモーグルと出合った運命の地でもある。当時いじめなどに悩んでいた娘を、圭子さんが海外に送り出した。そこからモーグルの魅力に取りつかれた上村。
トリノでは、母から手作りの金色をした「メダル」をもらった。家族や仲間の言葉が書かれていた。「悔しいとかより、あったかいなって」と上村。だから思った。「お母さんに本当のメダルを見せてあげたい」
「今度こそメダルを」とやってきたバンクーバーの地。だが、届かなかった。「全力は出せた」と上村。「でも支えてくれた人たちのことを考えると…」。目には涙があふれた。
その姿を圭子さんは、冷たい雨と風が吹き付けるスタンドから見つめた。「プレッシャーの中でも一つずつ順位をあげてこれた。もっともっと人間として成長していける」。娘にこうねぎらいの言葉を送った。
「愛子の母になれてよかった」
URL:http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/news/CK2010021502000077.html
子ども手当、11年度満額支給見送りも=鳩山首相「借金残したくない」
鳩山由紀夫首相は14日午後、首相官邸で開いた会合で「子ども手当のために借金を残すようなことはしたくない。子ども手当の財源は(予算の)無駄を削減する中、余裕ができた分でやろうという仕組みで基本的につくろうと思っている」と表明した。4月にも開始する「事業仕分け」第2弾で捻出(ねんしゅつ)した財源を2011年度の子ども手当に充てる方針を示したものだが、財源不足の場合は満額支給にこだわらない考えも示唆したとみられる。
首相はこれまで、11年度以降の子ども手当について「基本的にはマニフェスト(政権公約)通り行いたい」とし、昨年の衆院選で民主党が示した「中学卒業まで1人当たり月額2万6000円」を支給する方向で検討する考えを示していた。
首相は14日、市民と直接対話するための茶話会「リアル鳩カフェ」を開き、子育てをテーマに意見交換。出席者から子ども手当の財源確保を懸念する意見が出たことに対し、発言した。
政府は10年度、子ども手当はマニフェストの半額の月額1万3000円を支給する方針。満額支給に関しては、野田佳彦、峰崎直樹両財務副大臣がそれぞれ財源不足で困難との見通しを示し、首相がこれを打ち消した経緯がある。(2010/02/14-18:19)
URL:http://www.jiji.com/jc/c?g=eco&rel=j7&k=2010021400131
子ども手当「11年度は満額」=見送りの見方打ち消す-鳩山首相
鳩山由紀夫首相は15日午前、2011年度の子ども手当について「当然、予定通り満額をやる。そのための財源も歳出削減を徹底的にやって見いだしていく」と述べ、民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)で掲げた1人当たり月額2万6000円を支給する方向に変わりないことを強調した。首相公邸前で記者団の質問に答えた。
首相はまた、「国債を発行して、子ども手当の財源にしたいと思わない。手当の財源はあくまでも歳出削減でやっていく」と語った。
首相は14日の会合で「子ども手当の財源は(予算の)無駄を削減する中、余裕ができた分でやろうという仕組みで基本的につくろうと思っている」と発言。財源不足の場合は満額支給見送りもあり得るとも受け取れる考えを示していたが、15日の発言は、こうした見方を打ち消したものだ。(2010/02/15-10:48)
URL:http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2010021500174
子ども手当財源、地方・企業も負担 首相が方針 2009年12月22日22時52分
鳩山由紀夫首相は22日、子ども手当の財源問題について「今まで地方が払ってこられた分はそのままご理解いただこうということになりました」と記者団に語り、現行の児童手当の地方負担分を維持し、子ども手当の財源に充てる方針を示した。企業負担分についても同様に子ども手当の財源に振り向ける考えだ。
また、菅直人副総理は同日の会見で、「昨日の段階で最終的な決定をいただいた」と述べ、21日のうちに鳩山首相が児童手当の地方と企業の負担分は維持することを決断していたと明らかにした。
子ども手当には半額支給(月額1万3千円)の来年度でも約2兆3千億円の財源が必要になる。子ども手当の創設に伴って廃止される児童手当は小学生までの子ども1人当たり月額5千円(3歳未満と第3子以降は1万円)を支給。今年度の支給総額1兆160億円のうち、地方が5680億円、企業が1790億円を負担している。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/1222/TKY200912220492.html
子ども手当財源「地方負担なら神奈川はボイコット」、知事が官房長官に直訴 2009年12月9日
政府が導入を目指す子ども手当の財源に、地方負担を検討している問題で、松沢成文知事は8日、首相官邸で平野博文官房長官と会い、「地方負担を強行すれば神奈川県はボイコットして、絶対に払わない」との意向を伝えた。国から是正措置を求められた場合は、国地方係争処理委員会に審査を申し出るほか、そこで認められなければ法的措置を講じる考えも示した。
松沢知事は、個人住民税の扶養控除を廃止した増収分を充てる地方負担が浮上している手当の財源について「民主党はマニフェストに、所得税の配偶者控除と扶養控除の廃止で対応すると明記しており、明らかな公約違反」と指摘。「地方の自主財源である住民税の用途を国が勝手に決めることは許されない。地方自治の本旨を定めた憲法92条に違反する」と批判した。
また県税収入が落ち込み、2010年度予算編成では1250億円もの財源不足が見込まれる危機だとして、「このままでは、県は財政再生団体への転落も覚悟せざるを得ない」と訴えた。
知事は会談後に会見し、「国に宣戦布告した。このままでは財政再生団体に陥り、神奈川の福祉を守れない。地方自治を守るために戦う」と決意を表明。「係争処理委員会で負けても、法廷闘争に持ち込めば、憲法論争で勝てる。勇気ある知事を募りたい」と地方首長の共闘を呼び掛けた。
知事によると、平野長官は「地方財政には配慮したいが、今まで児童手当で地方が負担していた分ぐらいは、子ども手当に回してほしい」と答えたという。
子ども手当の財源をめぐり、平野長官は10月に地方負担の可能性を示唆。長妻昭厚生労働相も「現行(児童手当)の範囲を超えない金額で地方負担に協力いただく選択肢もある」との認識を示している。
URL:http://news.kanaloco.jp/localnews/article/0912080050/
民主の消費税議論「公約破綻を自白」谷垣氏批判
自民党の谷垣総裁は14日、神奈川県箱根町で講演し、菅財務相が3月から消費税の議論を始める意向を表明したことについて、「(民主党の)マニフェスト(政権公約)の基本構造を維持できなくなったと自白しているに等しい」と批判した。
谷垣氏は消費税率引き上げの議論は不可欠だとしつつ、「子ども手当などの財源は無駄を省けばすぐに出てくると言っていた。あれだけマニフェストと言った方が『無理だ』というのを、『そうですね』と言うわけにはいかない」と述べ、今後追及する構えを示した。
また、トヨタ自動車のリコール問題で、ラフード米運輸長官が同社を厳しく批判していることについて、「オバマ大統領が『米国にとって日米関係は大事だ』という顔つきをしていたら、運輸長官があそこまで厳しく言ったかな、と思う」と述べ、鳩山政権下での日米関係悪化が影響しているとの見方を示した。
(2010年2月14日21時16分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100214-OYT1T00683.htm?from=main1
皆様へ
-
皆様へ
どうして、こんなにも沢山の人が
私を支えてくれるのに
なんで、結果は
残せないんだろう。
メダルはいつも
ちょっとのところで
届かない。
答えのない答えは
考えないほうがいいのか。
もしくは、開き直ったら楽になれるのか。
昨日の夜は
いろんな事を考え、眠れませんでした。
でも、考えたあげくに
自分の為だけに出した答えは
『私の人生の沢山あるストーリーの中で、それは
メダルという観点での一つのお話』だという事。
だから、これはこれで、しっかり受けとめて
また、歩いて行けばいい。そう思いました。
私の友人が言ってくれました
難題のない人生は『無難な人生』
難題のある人生は『有り難い人生』
私はその後者を歩いてると。
オリンピックを夢見て
オリンピックでのメダルを夢見て
ずっと戦い続けてきました。
毎年、毎日、新しい考え方や新しい行動
いろんな自分を発見してきました。
自分のこうありたいと思うとおりの自分
自分の嫌いな自分
成功したときの喜び
失敗したときの悔しさ悲しさ
心が折れるとき
また立ち向かうとき
いろんな自分自身と向き合い
スキーの技術の成長と同じように
自分自身を成長させることができました。
ありがたい事だなぁと思います。
私にとって、オリンピックのメダルをとることは
この数年、自分自身に課せていた責任だったかもしれません。
周りの方からの大きなご支援とご協力。
それにお返しが出来るのは、やはり
結果を残す事がものすごく大切だと
思ってやってきました。
けれど、
それだけじゃないのかもと
少しは柔らかく考えられるようにも
なっています。
実際、
メダルを取れなかった事は残念でしたが
今、とても清々しい気持ちなんです。
私を支えてくださったみなさんは
最高にプロフェッショナルな人たち。
最高の環境で、最高の人、最高の道具に
支えられ、スタートからゴールまで
悔やまれる失敗をせずに滑り切れたことは
本当に幸せだったから。
私には、おおきな金メダルプロジェクトを
大成功に収める力は少し足りなかったけれど
その為の準備は万全だったし
「私たちの技術が世界一!」
と胸を張って滑ったことはたしかです。
皆で力を合わせて、皆でおんなじ目線で
一つのゴールに向かって頑張る過程、
自信を持って全力で戦えることが
なんて素晴らしい事なんだろうと思いました。
だからきっと、こんなに
清々しいんでしょうね。
あのターンを日本に教えてくれた
ヤンネさんに心から感謝します。
私を信じて、ときには周りと戦ってくれた
高野ヘッドコーチに心から感謝します。
まゆみちゃん、寒川さん、吉田さん、岳さん、飯田さん
チームのみんなに心から感謝します。
私が信頼をおいている、用具全ての
関係者の皆様に心から感謝します。
自分を支えてくださった、全ての皆様に心から感謝します。
日本チームを支えてくださった全ての皆様に心から感謝します。
18歳からずっと変わらずに私を応援し続けてくださった
北野建設の皆様に心から感謝します。
昨日は、最高に楽しかったです!
最高の舞台で、自分の技術に自信を持って
いいスタートをきり、私らしく滑り切って
ゴールができて、本当に幸せでした!
皆様、本当にありがとうございました。
皆様のご理解とご協力とご支援に
心から感謝します。
愛子
最後に。。
私と、私の家族をいつも助けてくださった
スポーツビズの皆様に心から感謝します。
URL:http://blog.excite.co.jp/aikouemura/10772280/
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