光の戦士は倒れない(民主党のマスコミ対策について 後編)


そんなとき、原口総務相が握っている「クロスオーナーシップ」カードは使い方によっては物凄い爆弾にもなる。

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もしも、友愛殿にごまをすって持ち上げようと考えたなら、クロスオーナーシップ発言はしばらく抑えて、マスコミを抱き込みにかかることだって出来る。なんとなれば、クロスオーナーシップを撤回することもできる。ただ、マスコミへの公的資金投入まで言いだすかどうかは分からない。

そうやって、マスコミを懐柔して内閣支持率を回復させて、参院選に勝利しようものなら、原口大臣の民主党内の地位は不動のものとなる。

ただ、マスコミがどんなに民主党を擁護しても、これまでのように、持ち上げるそばから、次から次へと不祥事が出てきたら、もうどうにも繕いようがないという懸念はある。

今や、友愛殿や剛腕殿だけでなく、議員宿舎の鍵を赤の他人に貸すという実に安全意識に優れた国家公安委員長とか、違法献金されても辞職しない民主党議員とか、もう民主党全体がダーティイメージで見られるようになっている。

今でも十分に民主党に甘いマスコミが、これ以上甘くするのなら、もう報道しない権力を使うしかない。

これは、もうべったりとくっついたマイナスイメージ払拭する役には立たないけれど、今後ぼろぼろと出てくるかもしれない数々の不祥事は一切報道されないだけでも、支持率の急降下を緩和する効果ぐらいはあるだろう。

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逆に、原口総務相がクロスオーナーシップ法制化を強行するというカードの切り方もある。そのときはどうなるか。

まず、マスコミが大反対する。クロスオーナーシップなど一切報道せずに、民主党政権を今以上に叩きに掛かる。

だけど、クロスオーナーシップ自体は国民受けもよいと思われるし、国会での反対意見も多くないだろう。やり方さえ間違わなければ、採決にまでもっていける。自身の指導力を見せつけることが出来る。

全マスコミが大反対する中、クロスオーナーシップが法制化ともなれば、世論の受けも良いだろうし、上手くすれば、内閣支持率も回復して友愛殿は退陣せずにすむかもしれない。そうなったとしたら、彼はその功績によって次期総理の声も期待できよう。

また、逆に、法制化する前にマスコミの民主党叩きによって、参院選で敗北することになったとしても、その責を真っ先に問われるのは平成の脱税王と土地取引幹事長殿。

嫉妬した誰かから参院選で敗北した元凶だなどと、云いがかりを付けられて、足を引っ張られることがなければ、党内実力者とされることはあっても、その地位が揺らぐことはない。

だから、どちらに転んでも美味しい立場にあることには変わりはない。

あとは、本人に総理を狙う積りがあるかどうか。勿論、総理に相応しい実力があるとか識見があるかどうかは別の問題なのだけれど。

ゴマをするのか、それとも野心を見せるのか。

光の戦士は倒れない。

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この記事へのコメント

  • とおりすがり

    テレビや新聞の報道が変だと思ったことはありませんか?
    マスコミが危険な団体の支配下にあるとしたら?

    民主党が危険な政党だと知っていますか?

    今、日本は危機的な状況にあります。
    以下に参考になるサイトや書籍を紹介します。
    たくさんの人が、ブログやYou Tube、ニコニコ動画等で呼びかけています。

    国民が知らない反日の実態 (←初めて読む方向け)
    http://www35.atwiki.jp/kolia/
    http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/159.html(民主党の正体)

    選挙前.COM
    http://senkyomae.com/

    博士の独り言
    http://specialnotes.blog77.fc2.com/

    本「民主党の正体」オークラ出版

    本「民主党解剖」産経新聞出版社

    私は上記サイト等とは何の関係も無くどこにも属さない個人です。

    書き込み失礼いたしました。
    2015年08月10日 16:49

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