
「自分自身のとった行動に対して理解を得られるよう努力したい。それが私の今の立場での責任を果たすやり方だ」鳩山首相 於:5/29 韓国
ついに内閣支持率が20%を割った。
共同通信社が29、30両日実施した全国電話世論調査で、内閣支持率は19・1%まで続落。夏の参院選での比例投票先は自民党が20・9%、民主党が19・9%。政党支持率でも、自民党は21・9%、民主党が20・5%と何れも自民が逆転した。
朝日新聞の世論調査でも、内閣支持率は17%になっているようだ。
4/14のエントリー「マスコミ視点から見る参院選」において、マスコミは国会が終わるころには内閣支持率は10%台に持っていける、なんて思ってやしないか、と言ったけれど、図らずもそうなった形。
まぁ、普天間対応を見ていればむべなるかな。結果として、叩く必要すらなかった。ところが、沖縄県民対象の世論調査では、もっと酷い結果が出ている。
毎日新聞と琉球新報が28~30日、沖縄県民を対象に実施した合同世論調査によれば、内閣支持率はたったの8%、辺野古移設反対は84%に達している。
これでは、民主党は、沖縄選挙区で戦えるどころか、候補者すら立てられないのではないか。
友愛殿は、最後の最後に現実路線へ舵を切ったのだけれど、その為に払った代償は大きい。大きすぎるといってもいい程。アメリカとの信頼関係の崩壊、沖縄に対する裏切り。そして民主党政権への失望。
これほどまでのことをしでかしているのに、友愛殿が辞任もしない、出来ないというのは一体どういうことか。
友愛殿は、自分自身のとった行動に対して理解を得られることが、責任の果たし方だ、なんて言ってるけれど、それならば、まず自分の言葉に責任を持つことから始めるべき。
尤も、このコメントをよく読むと、自分自身のとった行動に対して理解を得られるよう「努力したい」などと既に「逃げ」の言葉がうたれている。
結果に対してどうこうではなく、努力したいと「主観」を述べている。だから、傍から見て、ちっとも結果が出なくても、「努力した」とか「理解を得られたという思いを持っている」とか勝手に勝利宣言しては、責任逃れすることができる言い回し。
まぁ、曖昧な答弁をして、尻尾を掴ませない言い方は政治家の常とはいえ、ここまで政治家の言葉を軽いものにした責は問われるべきだろう。
友愛殿のこれまでのあの一連の行動と言動に対して、一体何をどうすれば、理解を得られると思っているのか。
国民や沖縄県民は、友愛殿のいい加減な発言に呆れ、最低でも県外と言っていたのを反故にする裏切り行為に、怒っているのであって、説明が不十分だから理解されていない訳じゃない。
クレタ人のパラドックスじゃないけれど、「嘘つき」が真摯に対応する、といっても、それが本当なのかどうか信じる縁(よすが)がない。
完全に「嘘つき」だと思われている友愛殿が、今更どうこうしたとて、支持率が回復する訳でもなければ、信頼されるわけでもない。
だから、本当は内閣総辞職か総選挙でもやって、国民の信を問うくらいのことをしないといけないのだけれど、内閣総辞職どころか、内閣改造すらできない状況では、何をか況や。
野党時代は、国民目線、国民目線と叫んでいたにも関わらず、いざ政権を持たせてみたら、やることは国民不在の自分勝手。
いつまでも国民が我慢しているとは思わない方がいい。
何度も同じことの繰り返しの中を堕ちていっては
鳩の言葉は螺旋のよう
記憶を辿る度に 同じ場所でいつも見失うこころ
掴めずに
漂ってる
安らかに
終わりにしよう
己の業で おやすみなさい
鳩の言葉は螺旋のよう
記憶を辿る度に 同じ場所でいつも見失うこころ
掴めずに
漂ってる
安らかに
終わりにしよう
己の業で おやすみなさい


[済州島(韓国) 29日 ロイター] 鳩山由紀夫首相は29日夜、訪問中の韓国で同行記者団と懇談し、米軍普天間飛行場の移設問題をめぐって混乱を招いた責任について「自分自身のとった行動に対して理解を得られるよう努力したい。それが私の今の立場での責任を果たすやり方だ」と述べ、あらためて続投に意欲を示した。
福島瑞穂消費者・少子化担当相(社民党党首)の罷免に伴い、内閣改造を実施することに対しては「現在、そのような発想は持ち合わせていない」と否定した。
普天間飛行場の移設問題をめぐっては、鳩山首相が公言していた沖縄県外への移設を断念し、同県内の「辺野古崎地区」を移設先とする政府の対処方針を28日に閣議決定。これに対して県外・国外移設を強く主張してきた社民党の福島党首が政府方針への署名を拒否し、閣僚を罷免された。
参院選を控え、こうした混乱を招いた鳩山首相の責任論が、民主党内からも高まる可能性があるが、首相は「党内に様々な声があることは理解している」としながら、「理解を得る努力をしたい」と辞任を否定。
参院選について「決して楽観していない」と危機感を示し、「こういうときだからこそ、国民のために戦っている政権の姿を党が協力して示すことが大事だ」と語った。
URL:http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-15572520100529

共同通信社が29、30両日実施した全国電話世論調査で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の5月末決着を果たせなかった鳩山由紀夫首相の政治責任に関して「辞めるべきだ」が過半数の51・2%に上った。内閣支持率は20%台を割る19・1%まで続落。参院選比例代表投票先、政党支持率ともに自民党が民主党を政権交代後初めて上回った。普天間の県内移設を「評価しない」は66・1%、「評価する」は25・4%だった。
首相は28日の記者会見で続投意欲を強調したが、政権運営は厳しさを増した。夏の参院選に向けて民主党内で「鳩山降ろし」が一気に広がる可能性も否めない。
比例投票先は自民党が4月末の前回調査から1・0ポイント増の20・9%、民主党が3・5ポイント減の19・9%。政党支持率も自民党は3・2ポイント増の21・9%、民主党は3・6ポイント減の20・5%となった。内閣支持率は前回比1・6ポイント減。首相の続投支持は44・4%にとどまった。
社民党の連立対応では「離脱すべきだ」が67・3%、残留論が21・6%。福島瑞穂党首の閣僚罷免に関し51・4%が「当然」とし「罷免すべきでなかった」は40・8%。
URL:http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010053001000328.html

朝日新聞社が29、30の両日実施した米軍普天間飛行場移設問題の緊急世論調査(電話)で、鳩山内閣の支持率は17%と前回調査(15、16日)の21%からさらに下落し、初めて10%台に落ち込んだ。不支持率は70%(前回64%)。政党支持率などで「民主離れ」の傾向も強まっている。普天間飛行場を沖縄県名護市辺野古に移設するとの政府方針を「評価する」は27%にとどまり、「評価しない」が57%と大きく上回った。
内閣支持率が10%台まで下がるのは、福田内閣(最低19%)、麻生内閣(同13%)に続いて3代連続だ。民主支持層で鳩山内閣を支持する人は58%にとどまる。
民主支持率は21%(前回24%)に下がり、政権交代後、最大で46%だったのが半分以下になった。自民支持率は15%(同15%)と低迷しているが、参院選比例区の投票先でみると民主20%(同24%)、自民20%(同19%)と並んだ。一方で、投票先を「答えない・わからない」人がこれまでよりさらに増えて41%(同38%)になった。
鳩山由紀夫首相が普天間問題を5月末までに決着させるとしていたことについて、約束を「守った」と考える人は13%で、「守らなかった」は78%に達した。
この問題での首相のこれまでの取り組みを評価する人は「大いに」「ある程度」合わせて21%、評価しない人は「あまり」「まったく」合わせて79%。首相に厳しい視線が注がれ、内閣支持率の低下につながっているようだ。
首相が普天間問題で辞任すべきかどうかでは、「辞任すべきだ」46%、「必要はない」45%と伯仲している。辺野古移設に反対して大臣を罷免された社民党の福島瑞穂党首の対応については、「評価する」54%、「評価しない」36%で評価するが上回った。
URL:http://www.asahi.com/politics/update/0530/TKY201005300293.html

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を同県名護市辺野古周辺に移設する日米合意を受け、毎日新聞と琉球新報は28~30日、沖縄県民を対象に合同世論調査を実施した。辺野古移設に「反対」との回答が84%に達し、「賛成」はわずか6%だった。鳩山内閣の支持率は8%と1ケタにとどまり、「最低でも県外」「地元合意を得ての5月末決着」の約束を破る形になった鳩山由紀夫首相への不信感が沖縄県民に広がっていることを示した。
「反対」と回答した人にその理由を尋ねたところ「無条件で基地を撤去すべきだ」(38%)と「国外に移すべきだ」(36%)の合計が7割を超えた。「沖縄県以外の国内に移すべきだ」との回答は16%、「沖縄県内の他の場所に移したほうがいい」は4%だった。
米海兵隊の沖縄駐留についても「必要ない」が71%を占め、「必要だ」の15%を大きく上回った。「東アジア情勢の緊迫」や「抑止力」を理由に県内移設を決めた首相の説明は理解を得られていない。在日米軍基地の約74%が沖縄に集中していることに関しては「整理縮小すべきだ」が50%、「撤去すべきだ」が41%だった。
米軍の日本駐留を定めた日米安保条約については「平和友好条約に改めるべきだ」が55%と半数を超え、「破棄すべきだ」との回答も14%あった。「維持すべきだ」は7%しかなく、日米同盟自体に反感が強いことを示した。【坂口裕彦】
URL:http://mainichi.jp/select/today/news/20100531k0000m010043000c.html
この記事へのコメント
こたつがめ
鳩山さんの友愛は結果的にマスコミ(の左派)に対して
大いに発揮されたような気がする。
この方針がぶれまくってるといわれてる間のたくさんの人たちの議論が
国民の何割か(マスコミも)を教育したし
とにかくあのときもマスコミの自民党つぶしがすごくて
それを止められる人はどこにもいなかったから。
自民党だって100点満点じゃなかった。
左派に押されててマスコミがこわくて
ちゃんと政治本来の仕事がやりきれてなかったと思う。
ちび・むぎ・みみ・はな
調査を積み上げた結果, アメリカは首相の反応がパブロフの犬のような
ものだという結論に達したのではないかと思います.
日比野
>友愛首相は精神的に正常ではないのでしょう.
渡部昇一氏も「病的なうそつき」だと言ってますね。
http://kotobukibune.at.webry.info/201004/article_25.html
アメリカももう見切りをつけた感がありますね。