浅草寺で最近、トイレのゴミ箱に使用済みのトイレ紙を捨てる行為が目立ち、問題になっている。
原因は、トイレ紙を流す習慣のない中国の観光客が悪気なく行っているらしく、中国語の張り紙で注意を促すなどしているのだけれど、なかなか改善せずに頭を悩ませているそうだ。
尤も、この類の話は、浅草寺だけではなくて、他の観光地でも起こっているようだ。
沖縄県八重山市は、2007年10月から、市内の公共施設にあるトイレにトイレットペーパーを便器に流すように促す表示を中国語で行っている。
2007年の夏から、八重山市に台湾からのクルーズ船が入港するようになってから、台湾からの観光客が多数訪れているのだけれど、台湾も、使用後のトイレットペーパーは備え付けのごみ箱に捨てる習慣があって、便器の中には流さないらしい。
クルーズ船で訪れる台湾の観光客は、使用後のトイレットペーパーを便器の外に捨ててしまい、「便所の中がトイレットペーパーで山盛りになってしまう」状態になるという。
尤も、この習慣の違いは、日中のトイレットペーパーの紙質の違いによる部分があって、中国製のトイレットペーパーはゴワゴワしていて、水に溶けないらしい。それを無理に流すと配水管が詰まってしまうので、あちらでは「マナー」として便器には流さないそうだ。
それに対して、日本のトイレットペーパーは水に溶ける紙質であり、流すことがマナー。要はマナーを形作る、インフラから異なっているのも原因のひとつだといえる。
ただ、日本のトイレットペーパーが水に溶けるといっても、正確には、水に浸かった後、トイレットペーパーの紙の繊維がほぐれてバラバラになるから溶けたように見えるだけで、物理的に溶けているわけじゃない。
この繊維がほぐれてバラバラになるというのは、日本ではJIS規格で決められている。ビーカーの水をぐるぐる回してトイレットペーパーを入れると、一旦、その水の回転が遅くなるのだけれど、繊維がほぐれると又、回転が速くなる。それまでの時間を計測して、トイレットペーパーは100秒以内であることとJISで定められている。
習慣の違いによって生まれる軋轢は根が深い。どちらも自分の行動が普通で当たり前だと思っているから、それを直すのは相当意識しないと難しい。
特に、トイレ紙を流す流さないというものになると、相当話は深刻だと思われる。衛生上の問題はもちろんのこと、日本人の「穢れを嫌う」国民性に思いっきり抵触してるから。
日本人には日本人の普通があって、国の数だけ普通がある。だから相手の普通を尊重することが、その人を大切にする気持ち。それがどれだけ持てるかが、この問題の鍵を握る。
以前「幻想殺し」のエントリーで指摘したけれど、日本と中国間の情報伝達は最上位レイヤーである思想レイヤーでの接続が殆どなのだけれど、こうした観光客が起こした軋轢は、思想レイヤーより下位のレイヤー、特に地域共同体レイヤーで起こっている。
だから、この種の軋轢を直に経験した人は、地域共同体レイヤーからの情報を受け取っていることになる。そこに、たとえば、テレビか何かで、中国はもう先進国ですね、とか、衛生観念も随分向上しています、という具合に、思想レイヤーからの情報を受信しても、素直に信じる事が出来なくなる。
なぜなら、思想レイヤーからの情報と地域共同体レイヤーからの情報が、真っ向対立しているから。
今後、最上位レイヤーだけでなく、下位レイヤーレベルで中国との接続が増えてくると、こうした、細かい軋轢もどんどん出てくると思われる。ただ、この軋轢も100%悪いことばかりじゃない。
というのも、地域共同体レイヤーレベルでの他国の情報の浸透があって始めて、外国人参政権とか、移民とかどうするのかを、具体的な生活レベルで考えられるようになることもあるから。
他国から、日本に移民したいと願う人達を単純にシャットアウトするのか、それとも、日本に馴染むように、準日本人化を進められる教育プログラムなり、システムなりを構築してゆくのか。
外国人がどのレベルまで、日本人化してくれれば、受け入れられるのか。
ダルビッシュ有ならOKか、白鵬関や元横綱の朝青龍関ならどうか。
そうしたことを考える切っ掛けになる。
政府は「観光立国」を成長戦略のひとつに据え、訪日外国人を将来的に年間3千万人まで増やす計画を進めているけれど、単純に日本観光に関する情報発信拠点を新設するだけではなくて、日本に馴染んで暮らせる外国人とはどういう人なのか、その為に何をすべきか。
そうしたことを考えるときに来ているのではないかと思う。


東京・浅草の浅草寺で最近、トイレのゴミ箱に使用済みのトイレ紙を捨てる行為が目立っている。トイレ紙を流す習慣のない中国の観光客が悪気なく行っているとみられ、寺は中国語の張り紙で注意を促すなど対応しているが、事態はなかなか改善しないようだ。中国人観光客に人気があることで知られる浅草寺だが、思わぬトイレ文化の“日中摩擦”に関係者は頭を悩ましている。
浅草寺によると「トイレ紙問題」は昨年から顕著になり、特に中国人の観光ツアーの一行が訪れた後によくみられるという。
中国ではトイレ紙の品質が悪くて詰まりやすいことなどから、使用済みの紙をゴミ箱に捨てる習慣がある。中国語の新聞「中文導報」(東京)の張石副編集長は「観光客に悪気はなく、『トイレを詰まらせたら大変』と考えてゴミ箱に捨てている」と解説する。
寺は7月上旬、トイレに「水で流してください」という中国語の張り紙を掲示したが、効果は「紙の量が少し減った程度」(寺関係者)という。張り紙は中国で現在ほとんど使われていない旧字で書かれており、寺は内容が十分に伝わらなかったと判断。一般的な簡体字で「ご協力感謝します」という一文を加えた新しい張り紙を作成し、18日に張り出した。
実は、観光名所の秋葉原でも同様の現象が起きている。大手の家電量販店ではトイレの正しい使い方を説明する中国語などの張り紙を掲示。ゴミ箱の紙を回収するなどのトイレ清掃をこまめに行っている。
張副編集長は「中国のトイレ事情が日本と同じになるには、あと20年くらい必要なのではないか」としている。
URL:http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/429710/

台湾クルーズ船寄港で張り紙増える 文化の違い、使用法を注意
市内の公共施設にあるトイレに中国語を使った表示が増え始めている。今年7月、台湾からのクルーズ船が1年8カ月ぶりに入港するようになり、中国を話す台湾人が多数利用することになったのを受けたものだが、表示の内容からは、トイレの使い方に対する習慣に違いも垣間見ることができる。
八重山支庁のまとめによると、今年7、8月の2カ月間に八重山入りした観光客のうち、クルーズ船で入域したのは1万2666人。八重山を訪れた観光客はこの2カ月間、前年同期より1万4486人増えており、増加分の87.4%をクルーズ船の乗客が占めていることになる。
クルーズ船は97年に初入港しているが、今年使われている客船「スーパースターリブラ」号は42,285総トンで、これまで寄港してきたクルーズ船のなかで最大。7、8月では1回の寄港で平均1400人余りが上陸しており、台湾からの観光客が市内の公共施設や観光施設でトイレを使用する頻度も増えている。
クルーズ船の乗客が参加する島内観光ツアーの立ち寄り先の1つ、公設市場では8月上旬に女性用トイレに、使い方について注意を促す中国語の張り紙を表示した。「使用後的衛生紙請放入馬桶内沖掉」というもので「使用後の紙は便器に入れて下さい」という意味。
台湾では、使用後のトイレットペーパーは備え付けのごみ箱に捨てる習慣があり、便器の中には流さない。クルーズ船で訪れる台湾の観光客も、石垣島でトイレに入ると、使用後のトイレットペーパーを便器の外に捨ててしまい、「便所の中がトイレットペーパーで山盛りになってしまう」(公設市場のテナント)状態になっていた。
このため、トイレットペーパーを便器に流すように促す表示を中国語で行うことにした。
公設市場では、妊婦や身体障がい者用に入口付近に整備した多目的トイレにも中国語の表示を行い、健常者らは館内のトイレを利用するよう促している。
東バスもバスターミナルのトイレに中国語の表示を行っている。ただ、表示後も便器の外にトイレットペーパーを捨てるケースがあるため、クルーズ船が寄港する日にはごみ袋を用意して、トイレットペーパーが散乱しないように工夫している。
同社では「中国語で表示したとしても、トイレの使い方の習慣が違うため、トイレットペーパーをつい便器の外に捨ててしまう人がいるのではないか」と話している。
八重山支庁では、バンナ公園の「エメラルドの海が見える展望台」のトイレでも中国語による表示を行うことを検討している。
URL:http://www.y-mainichi.co.jp/news/9643/

2008年7月3日、環球時報は日本旅行に訪れた台湾観光客がマナー違反の連発で悪評を買っていると報じた。
環球時報は台湾のNOWnews網の報道を引用、台湾観光客の「奇行」を取り上げた。TPOを考えずに大声でしゃべる。トイレットペーパーを使用した後、流さずにゴミ箱に捨てる。一流ホテルに泊まったにもかかわらず洗濯物をベランダに干し、ホテルの雰囲気を台無しにするーなどの事例が取り上げられているほか、繁華街で奇抜な格好をした女性や京都の舞妓さんら個人の許可を得ることなく撮影するなどプライバシー侵害も目立つという。
台湾の馬英九(マー・インジウ)総統が大陸観光客誘致拡大を目指す一方で、台湾では「マナー知らずの観光客が押し寄せる」といった批判的な報道も目立つ。大陸ではネットユーザーを中心に台湾メディアの報道に不快感を示す意見が増えている。(翻訳・編集/KT)
URL:http://www.recordchina.co.jp/group/g21168.html

先日、中国のニュースサイト「新華網」に、中国の公衆トイレに関する論評が掲載された。執筆者は「友人の外国人記者から言われた“忘れられない話”」とした上で、中国の公衆トイレ事情を批判している。
“忘れられない話”の内容はこうだ。友人は中国の公衆トイレを使用する上で耐えられない問題として「床に大小便や吸殻が散らばっている」「壁に落書きが溢れている」などを挙げ、その中でも特に耐え難いこととして「トイレットペッパーが備え付けられていない」ことを挙げている。中国の公衆トイレでは、入口前にトイレットペーパーを扱う小さな売店(同売店ではなぜかミネラルウォーターやお菓子も売られていることが多い)やポケットティッシュ販売機が置かれており、用を足す場合は、事前にトイレットペーパーまたはポケットティッシュを購入してから入るのが一般的だ。この外国人記者はかつて、突然便意をもよおしてトイレに駆け込んだ際、トイレットペーパーが備わっていないことに後々気付き、電話をかけてわざわざ同僚に持ってきてもらったことがあるそうだ。
中国の公衆トイレにトイレットペーパーが備え付けられていない理由を明かす上で、かつて参考になる事件があった。
ある省都の大型スーパーでは、トイレ使用を「会員制」にしたことがある。その方針に民衆は大反発。「我々にはトイレを使う権利もないのか」とそのスーパーの排斥運動にまで発展した。スーパー側は「最初はお客様全員にトイレを開放しておりましたが、トイレットペーパーがたちまち無くなってしまうのです。液体石鹸も根こそぎ奪われてしまいました」と、やむを得ない措置だと弁解。さらに非情なことに、スーパーに車で乗りつけ、トイレの蛇口から桶いっぱいに水を入れて持ち去る“水泥棒”もいたという。「その時の水道料金は半端ではなかった」とスーパーの担当者は話している。
また、論評では中国の公衆トイレ事情を批評する上で、日本の公衆トイレ事情にも触れている。執筆者は、かつて公務で日本を訪れた際、便意をもよおして地下鉄駅構内のトイレに駆け込むことがあったそうだ。その時は「床にゴミひとつなく、きちんと整列して自分の番を待っている姿に驚いた」と語っている。また、トイレではトイレットペーパーが三角形の山を築くようにたくさん置かれているのを見掛けたそうだが、「それでもトイレットペーパーを奪い取っていく姿は見られなかった」と、中国との明らかな違いに感嘆。総じて「心が洗われるような気分」だったと感想を述べている。
とは言え、中国の公衆トイレ事情は改善されつつあるのも事実。上海や北京などの大都市の百貨店やスーパーマーケットでは、トイレットペーパーや液体石鹸が備え付けられている場合が多く、列にきちんと並んで順番を待つ姿も一般的となりつつある。あくまで一部の公衆トイレに限定した現象、そして外国人記者の個人的な体験談としてとらえておくと良いだろう。
URL:http://www.narinari.com/Nd/20090411456.html

トイレットペーパーの話ですが、決してお下品なネタでは御座いません。
男の一人暮らしにとっては、どうでもいいようなトイレットペーパー。
まぁ、男性の方が使用頻度は少ないですし、何より家にほとんどいないワタクシにって、大して重要ではないように考えていました。
が、先日お腹の調子を崩したときのこと。
頻繁にトイレットペーパーを使っていて改めて気がついたのですが、日本に比べて紙が微妙に硬い。
って、中国来て3年にもなって今更って感じですが、トイレットペーパーの拭き心地なんて考えもしませんでした。
感想としては、日本に売ってるような、絹のような触り心地のトイレットペーパーとは程遠い。
つまり、頻繁に使うとあそこが痛くなってくるわけです。
こんな時には、コスト度外視で体に優しいものが欲しいもの。
で、スーパー行って買ってきたのが左側です。
「やわらかいのどれ?」と、恥じらいも無く店員さんに聞いてみると、
「どれも一緒よ!」とそっけない答え。
「なら、なんで値段一緒じゃないのよ?」と食って掛かると、
「そりゃあんた、素材の違いがあるのよ!」と、間髪入れずに回答が来ました。
「違いあるんやん・・・」
言ってしまってから矛盾に気付いたのか、ちょっと恥ずかしそうな店員さん。一般的に、矛盾があろうが、間違いを言おうが、自分の非は微塵も感じさせない&認めない中国人ですが、この店員さんは別でした。
「使ったこと無いけど、これがいいって聞くよ。」と薦めてくれたのが左側のそれです。
ほっぺたにスリスリ。
「ちょっと柔らかいかも・・・。」
でも、日常の使用下では体感するに及ばず。
しかし、良いと言われて、なんとなく良いような気になってしまうワタクシ。
改めて、人の意見に流されない、強い意思を持った自己形成に努めなければいけないと感じた中国トイレットペーパー物語でした。
URL:http://daxi.blog55.fc2.com/blog-entry-206.html

この前タクシーに乗っていた時ある広告にふくろうの絵と英語が書いてあって、中国語でふくろうをなんと言うか知りました。
猫頭鷹・・・日本語は梟・・・
確かに猫っぽい頭で鷲っぽい体だなぁ・・・こう考えてみると中途半端な鳥だなーふくろうって。
どっちもなんとなく解る気がしておもしろいなーと思った話でした。
で、今回は衛生問題。最近世界中で中国バッシングが続いていますが、中国も馬鹿じゃない!早速政府レベルでの対応がとられました。
徹底的な衛生基準を設け各レストランの責任者を呼んで講習会を開き再教育を行ったのです。(どこのレストランでも目に付く場所に張り紙がしてありますよ!)
不法な物を作っている業者を取り締まるために毎日どの業者からどんな品物を仕入れしているかノートに書いて提出しなくてはいけなくなりました。
どんなものでも・・・事細かく毎日記入です。
この作業が面倒くさいの何の・・・
それから食材を冷蔵庫にしまう時必ず蓋をしなくてはいけない事。
ラップは認められません。生ものと生食用のサラダやフルーツを同じ冷蔵庫に入れてはいけない等など・・・
もし一般家庭ならこれは厳しいですよね・・
理由はラップだとはがれる可能性が有る為だとか。
そのため僕らは相当な金額を使って全て蓋付きの容器を買い直しました・・
それと徹底的な罰金制度!
これがかなりいい感じで脅し入ってて言うこと聞かされます笑。
日本では必要ない健康証明証なるものまでありましてこれ持っていない者はレストランでは働けない仕組みになっています。もし検査が入りその時持ってない者が働いていたら罰金・・
ゴミ箱に蓋が付いて無いと罰金・・・
かなり本気で取り締まっています!
これで衛生観念が良くなると良いですね!
ただ昨日帰り道歩いていたら中華レストランの若い料理人がゴミいっぱいのゴミ箱を台車に載せ勢い良くゴミ捨て場に持っていく姿を見かけお~動きがキビキビしていていいな~と思っていたら・・
ゴミ捨て場に向けてダァーっと勢い良くゴミ箱を放り投げ、中のゴミももちろん勢いよくドヮーっと放り投げだされゴミ捨て場の辺り一面ゴミだらけになってしまいました。
なんだ・・・キビキビしてて良いなーと思ったのに・・・もしうちのスタッフだったら怒鳴って掃除させてるところです。
確かにうちのスタッフも入ってきたばかりの頃はゴミ箱の中にスープの残りを捨てたり、飲み残しのコーラをゴミ箱に捨てるんです。
お前家でカップラーメンの残り汁どこに捨てんの?って聞くと流し台に捨てますって答えるんです・・なんで?なんでキッチン内ではゴミ箱に捨てんだ?
良く頭の中がはてなマークでいっぱいにさせられてました。
確かに基準を設けて教育することも大事だと思いますが、大人や教師がちゃんと子供の頃からモラルをしっかりと教えていくことが必要じゃないかなと思いました。
日本ではここまで基準をはっきりしなくてもある程度のモラルをもって皆仕事をしてますもんね。
ただこの件あってスタッフ内にある種の緊張感が芽生えて良い方向に向かっているのが良かったです。(罰金怖いみたいで・・)
今月ブログ更新が遅れていて僕も罰金が怖いので必死に更新します!
今日は忙しく過去最高の売り上げが出ました!
スタッフ一同クリスマスに向けて頑張っています!
URL:http://ayuba.colabo.cn/?eid=616339

1 :´◇`)<誤訳あったらごめん。@シャイニング記者。φ ★:2008/04/21(月) 23:26:06 ID:???
本紙世論調査 92%が「トイレットペーパーは備え付けのゴミ箱に」
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トイレで用を足した後、トイレットペーパーをどのようにしているだろうか?
調査によると、圧倒的多数の人が「備え付けのゴミ箱に捨てている」と答えている!
本紙の調査によると、自宅あるいは外出先を問わず、大多数の人が、使用したトイレットペーパーをゴミ箱に入れる習慣が以前からあり、便器の中に流すと答えた人はごく少数にとどまった。
公衆便所を使う場合、92%の人が「ゴミ箱に捨てる」と答え、「便器に流す」はわずか6%。
また、自宅ではトイレに流す人がいくらか高いものの、それでも11%にとどまり、89%の人が流さずにゴミ箱に捨てていると答えている。
トイレットペーパーを流さずにゴミ箱に捨てるのは、便器に流すことによって詰まってしまうのではないか、という心配が大きな原因となっている。
半数近く(49%)の人は、現在使用されているとレットペーパーがトイレで流しても溶けるということをよく知らず、正しく知っている人はわずかにそれを上回る51%だった。
このほか、トイレでトイレットペーパーを備え付けのゴミ箱に捨てるというのが「台湾が特異な例」で、外国では非常に少数であることを知っているのは3割にとどまった。
もし、国内でトイレットペーパーを便器に流すことを推進する「文明生活運動」を行ったら、どのくらい効果があるだろうか?トイレが詰まらないという前提では63%がこれを受け入れると答えたが、それでもなお3分の1の人が協力できないと固執している。
(04/21 04:06)
URL:http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1208787966/

◇ののちゃん トイレットペーパーを流(なが)してもトイレが詰(つ)まらないのは、どうして? 水(みず)に溶(と)けるからって聞(き)いたけど。
◆藤原先生 トイレットペーパーを引(ひ)っぱって破(やぶ)れた部分(ぶぶん)をよく見(み)てごらん。細(こま)かな糸(いと)のようなものが見えるでしょ。原料(げんりょう)の木(き)の繊維(せんい)よ。トイレットペーパーが水につかると、からみ合(あ)っていた繊維がほぐれてバラバラになるわ。トイレが詰まらないのは、トイレットペーパーが水に溶けるからじゃなくて、細い糸のような繊維になるからトイレを詰まらせないのよ。
◇ののちゃん 水に入(い)れたとたん、繊維がほぐれないとトイレが詰まっちゃわない?
◆先生 ほぐれやすさは、日本工業規格(にほんこうぎょうきかく)(JIS〈ジス〉)で決(き)められているわ。ビーカーの水をぐるぐる回(まわ)して紙(かみ)を入れると、いったん水の回転(かいてん)が遅(おそ)くなった後(あと)、紙がほぐれると再(ふたた)び回転が速(はや)くなるの。それまでの時間(じかん)を調(しら)べるのよ。トイレットペーパーは100秒以内(びょういない)が決まりよ。トイレでザーッと水を流した場合(ばあい)、トイレットペーパーは10秒ほどでバラバラになるそうよ。いちどにたくさん流すと詰まることもあるから気(き)をつけてね。
◇ののちゃん ティッシュペーパーは水に溶けないから、流しちゃいけないんだよね。
◆先生 そうよ。でもね、実(じつ)はティッシュペーパーとトイレットペーパーは兄弟(きょうだい)みたいなものなの。ユーカリの木などを細かくして大(おお)きな鍋(なべ)で煮(に)ると、茶色(ちゃいろ)い繊維が取(と)り出(だ)せるわ。これを漂白(ひょうはく)したのが紙のもとになるパルプよ。パルプに水をたくさん加(くわ)えて網(あみ)ですいた後、ローラーで水を絞(しぼ)って大きなドライヤーで乾(かわ)かすとトイレットペーパーのできあがり。これに薬品(やくひん)を加え、破れにくくしたものがティッシュペーパーなの。
◇ののちゃん 古(ふる)い紙をリサイクルして使(つか)わないの?
◆先生 いいところに気がついたわね。トイレットペーパーの多(おお)くは、回収(かいしゅう)した古紙(こし)をパルプに戻(もど)してつくった再生紙(さいせいし)なの。新(あたら)しいパルプを使うものより価格(かかく)が安(やす)いから、30年(ねん)ほど前(まえ)は全体(ぜんたい)の9割(わり)くらいが再生紙だったそうよ。でも、最近(さいきん)は、新しいパルプを使って柔(やわ)らかい感触(かんしょく)にした商品(しょうひん)も売(う)り上(あ)げをのばしていて、全体の3割近(ちか)くになったらしいわ。洗浄便座用(せんじょうべんざよう)のペーパーや、おしりにやさしい「ぬれたトイレットペーパー」も売られているのよ。
◇ののちゃん へえー、そうなんだ。ずっと昔(むかし)は、どうやっておしりをふいていたの?
◆先生 日本(にほん)では12世紀(せいき)ごろ、貴族(きぞく)が紙を使うようになったそうよ。江戸時代(えどじだい)になると「落(お)とし紙」といって、ふつうの人たちにも広(ひろ)がったの。現在(げんざい)のようにロール状(じょう)に巻(ま)いたものが日本でもつくられたのは1924年よ。60年代(ねんだい)、水洗(すいせん)トイレが増(ふ)えるのにあわせて、トイレットペーパーも広がったわ。
◇ののちゃん 外国(がいこく)では、どうなのかな?
◆先生 世界(せかい)の3分(ぶん)の2の地域(ちいき)ではトイレットペーパーが使われていないそうよ。もっとたくさんの人(ひと)が使えるようにするには、原料になる木を植(う)えたり、古紙のリサイクルを世界に広げていく工夫(くふう)も大切(たいせつ)ね。
(取材協力=王子ネピア生産本部副本部長・益田久和さん、構成=高山裕喜)
(朝日新聞社発行 3月30日付be)
◇調べてみよう
(1)トイレットペーパーには、1枚(まい)のもの(シングル)と、2枚重(かさ)ね(ダブル)のものがあるよ。みんなはどちらを使(つか)っているかな。
(2)トイレットペーパーとティッシュペーパーを少(すこ)しぬらして、ほぐれ方(かた)のちがいをくらべてみよう。
URL:http://www.asahi.com/edu/nie/tamate/kiji/TKY200804010278.html

訪日外国人を将来的に年間3千万人(昨年は679万人)まで増やす政府の計画を後押しするため、観光庁が海外2都市に日本観光に関する情報発信拠点を新設する方針を固めたことが21日、分かった。東京や大阪のような都市部だけでなく、地方の宿泊施設や公共交通機関など実際に役立つ情報を集約し、観光客を呼び込むのが狙い。平成23年度予算の概算要求に数千万円を計上する。
「観光立国」の目標達成の重点地域として政府はアジアと欧州に力を入れており、情報発信拠点の候補地には北京、バンコク、パリの3都市が浮上している。このうち、2都市をモデル拠点として効果を検証。結果を踏まえて台湾、香港といった他のアジア地域や英独でも同様の施設の設置を検討する。
大手旅行会社によると、日本での観光に興味があっても地方の宿泊施設や交通手段に関する詳しい情報が乏しいため、「訪日をあきらめる外国人が依然として多い」(関係者)という。観光庁としては情報発信拠点を通じて訪日観光を促すとともに、従来以上にプロモーション活動を強化したい考えだ。国際交流基金や外務省とも連携し、旅行見本市や国際展覧会の共同出展も視野に入れている。
政府は32年度までの経済政策の指針を示す「新成長戦略」で、観光分野を柱の一つに掲げている。訪日外国人を増やすことで内需拡大につなげるとしており、25年に1500万人、28年に2千万人に引き上げたい考えだ。
「最大のターゲット」として観光庁は中国、韓国、台湾、香港のアジアの4カ国・地域を中心に据えている。これらアジア地域からの訪日外国人については、28年に21年比で3・2倍にあたる1315万人の目標達成を目指す。
URL:http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/other/430885/
この記事へのコメント
almanos
mor*y*ma_*atu
ひふみ神示 第12巻 夜明けの巻 第五帖
何もかも神示読めば判る様になってゐる事 忘れるでないぞ、、、
第六帖 (三二六)
今迄の様な大便小便 無くなるぞ。不潔と云ふもの無き世となるのざぞ。不潔物 無くなるのぞ。新しき神の世となるのざから、神々にも見当取れん光の世となるのざぞ。七月三十一日、あめのひつくのかみ。
ちび・むぎ・みみ・はな
日本とはどんな国なのかを教育を通して共有意識とする必要がありますね.
mayo5