空を見上げる瞳に映る日本

 
「耳をかっぽじって刮目してお聞きいただきたい。有効でないような発言はいつしたんですか」
仙谷由人官房長官 於:8/4 参院予算委員会

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どうやら、キレるのは空き缶@けものへん殿だけではないようだ。4日の参院予算委員会で、仙谷由人官房長官は、自民党の西田昌司氏に1965(昭和40)年の日韓基本条約に対する認識を問われると、こう逆ギレした。

首相に続いて、官房長官まで。批判されると途端にキレるのは、民主党の「仕様」なのか。

こうも沸点が低いと、跳梁跋扈する国際社会で、斬った張ったの外交交渉なんかをマトモに出来ているのか非常な不安を覚えて仕方がない。

と、同時に、ねじれ国会が始まるに至って、漸くのこと、「まともな」国会運営が行なわれ、所謂、左翼政権なるものの正体が炙り出されてきつつあるように感じている。

当然、それらに対する反発もある。左翼な人達の理想と現実社会の間で齟齬が現れている。

理想を追うのか。現実に戻るのか。

参院予算委員会では、自民党の林氏に、先の衆院選のマニフェストはもう出来ないと素直に謝罪したらどうか、とか、分野ごとに目標を示したらどうか、とか、政権運営の仕方を諭される始末。

これまで、権力批判しかしてこなかった人達が、いざ権力側に立ってしまったらどうなるのかという姿が、今国会で赤裸々に映し出されている。

だから、参院選の与党の敗北とねじれ国会は大きな、大きな意味を持ったのだと言える。ある意味、日本のターニングポイントだと言ってもいいくらいに。



単なる感覚にしか過ぎないのだけれど、筆者は、参院選を境に、日本人の潜在意識下で物凄い葛藤と対立が沸き起こっているように感じている。

それは、日本を護らんとする心と、サヨクの理想を実現しようとする意思との対立。

民主党政権が樹立するに至って、今まで、日本が日本であるなんて、当たり前だと思っていたことが、実は全然当たり前ではなかったのだと、皆が知るところとなった。

当たり前の日本が、崩落して地に落下するかどうかの瀬戸際にいるのだと知った。

「国民生活第一」、「コンクリートから人へ」なんて、見せ掛けの言葉と裏腹に、日本の象徴である陛下を蔑ろにし、国家主権を軽んじ、家族を解体しようとしている、そんな事態になるとどれだけの人が予想したか。

今、それを、目の当たりにして、日本人の心の中で、疑問と葛藤が渦巻いている。

参院選で与野党が逆転して、ねじれ国会になった以上、これまでのように簡単に法案は通せない。

法案を通したければ、その法案についてしっかりと審議して、何故それを行なうのかについて、国民にちゃんと説明しないといけない。その時に、サヨクの思惑は暴かれ、晒される。そして、それに対する批判も。

だからもう、強行採決なんかをやって、国民世論の声、国民の望みを無視することなんて出来なくなった。

国民の願いが決定的な重みを持つようになった。

だから、これはもう、国会論戦云々の話だけではなくて、私達自身の心と心の戦いにもなっている。戦いのフェーズは拡大・移行してる。


私達が何を望み、どんな未来を拓きたいのか。

自分の心で、意思で、何を守りたいのか。

その想いの強さが、未来を決める。




炙り出される サヨクの正体

現実の大地から 日本を守らんとする人たちと

古ぼけた理想に 現実を捻じ曲げんとする者たちと


ぶつかりひしめき合う

こころに描く未来

みんなが望む未来

紡ぎだされる未来


知ること

逃げること

立ち向かうこと

求めること

迷うこと

信じること

許すこと

諦めないこと

愛すること


世界が 人の行動から生まれたのなら

行動(それ)を変えれば 世界は変わる

世界が 人の意思から生まれたのなら

意思(それ)を変えれば 世界は変わる

世界が 人の心から生まれたのなら

こころを開けば 世界は変わる


人を石に閉じ込めて 心を黙らせたって 未来は拓けない

人の想いを犠牲にして 救える未来なんてない

どんなに世界の姿が変わったって 捨てていい心なんてない

だから 心を守る

世界を守るって 本当は誰にだって出来ること

何かを犠牲にしなくても できること

それは自分の心を守ること

大切な人を守ること

諦めたり 捨てたりしないこと

未来が失われるなんて決してない






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画像参院予算委:首相にねじれの洗礼 野党質問、追及し、批判し、提言し、諭し…

 参院予算委員会の基本的質疑が4日開かれ、菅直人首相や閣僚が初めて、与党が少数に転落した参院の論戦の舞台に立った。自民党は財源難で実現が困難になった民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)の矛盾を追及。政治主導の目玉になるはずの「国家戦略局」を巡り、政治主導確立法案の撤回も迫るなど、首相はねじれ国会の洗礼を浴びた。(5面に主なやりとり)

 「今のあなたの答弁の仕方はなんだ」

 自民党の西田昌司氏は参院予算委で、日韓基本条約に関する仙谷由人官房長官の答弁にかみついた。仙谷長官が答弁の中で「よく耳をほじくって聞いてもらいたい」と発言すると、西田氏は「開き直って何を言っているのか」と猛反発。委員会室は一時騒然となった。

 民主党の参院選大敗を受けて、参院の風景は一変した。今国会から予算委の議席配分は「与党20、野党25」となり、選挙前の「与党24、野党21」から逆転。17ある常任委員会のうち、懲罰委員会を除く16の委員会で野党委員が過半数を占める。野党側が欠席戦術でまとまれば、委員会審議もままならない。

 自民党の世耕弘成氏は先の通常国会を振り返り、政府・与党の国会運営を厳しく批判。首相は「反省している」と陳謝したが、世耕氏は「強行採決を(衆院で)万一やったら、参院では大変なことになる」と宣言した。

 一方で、自民党は「責任政党」ぶりもアピールした。林芳正参院政審会長は民主党の衆院選公約について「もう無理だと率直に認めて撤回すべきだ」と指摘。諭すような口調で、子ども手当など多額の財源を「無駄削減」で賄うとした公約の見直しを促した。

 林氏は財政再建問題に質問を集中。野田佳彦財務相を相手に「(自民党政権は)分野ごとに目標を示した。来年以降、トライ(挑戦)してはどうか」とアドバイスし、提言型の質問を行った。参院選大敗後、急速に求心力を失った首相は国会で、反省の弁に追われる。9月の民主党代表選での再選戦略も揺らぎ始め、自民党内には「攻めまくれば、内閣がつぶれる。菅の方がくみしやすい」(幹部)という計算ものぞく。

 民主党からは桜井充参院政審会長が登壇。質問の最後に「自民党からいい指摘があった。公約を方向転換したらどうかという助け舟だったのではないか」と語り、党執行部として、野党側の主張に耳を傾けるよう注文をつけた。【竹島一登】

 ◇国家戦略室の機能縮小もやり玉
 菅首相の国家戦略室の機能縮小方針が衆参両院の予算委員会で連日、やり玉に挙がっている。首相は戦略室の機能のうち、各省間の政策調整を外し、シンクタンク機能に縮小する考え。しかし、戦略室を「局」に格上げする政治主導確立法案では税財政の基本方針の企画立案を担うとしており、野党側は首相方針と法案の整合性に疑問を投げかけている。

 自民党の世耕弘成氏は4日の参院予算委で、国家戦略室について「予算編成の総合調整権限を持たせるか、一番重要なところがぶれては修正(協議)できない」と述べ、法案撤回を迫った。戦略室を巡っては3日の衆院予算委、同内閣委でも、みんなの党、公明党から「政治主導の後退」として質問が続出。仙谷由人官房長官は4日の参院予算委で「首相主導で予算の骨格を策定する」と強調したが、野党側の格好の攻撃材料となっている。

 みんなの党は戦略局長を閣僚にするなどの修正を条件に、政治主導確立法案への賛成を表明した。政府側は修正作業を通じ、同党との連携も模索。仙谷氏は4日の参院予算委で、与野党協議を呼びかけたが、野党の出方次第の姿勢も混乱に拍車をかけている。【田中成之】

URL:http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100805ddm002010084000c.html


画像ぶち切れた官房長官 ごまかしも 日韓基本条約の認識で 2010.8.4 19:36

 耳をかっぽじって…。仙谷由人官房長官は4日の参院予算委員会で、自民党の西田昌司氏に1965(昭和40)年の日韓基本条約に対する認識を問われると逆ギレし、国会での政府答弁としては異例の俗語を使って反論した。事実と異なる強弁で過去の発言をごまかすこともした。

 予算委で西田氏は、仙谷氏が7月7日の記者会見で「法律的に正当性があると言って、それだけで物事は済むのか。当時の韓国は軍政下だった」と述べた問題を取り上げ、「基本条約が有効ではないかのような発言だ」と指摘。仙谷氏は激高し、「耳をかっぽじって刮(かつ)目(もく)してお聞きいただきたい。有効でないような発言はいつしたんですか」とまくし立てた。

 また、仙谷氏が6月16日、西田氏を念頭に「罵(ば)詈(り)雑言を投げつける質問をした参院の人がいた。国会でなければ名誉棄損の告訴状が3本も4本も出ざるを得ない」と述べたことを問われると、「私の記者会見などの正式な発言ではなく、そういう非公式な雑談が書かれたとすれば、西田さんに迷惑をかけた」と報道側の問題にすり替えた。

 西田氏はほこを収めたが、発言は正式な記者会見でのものだった。意図してかどうかはともかく、仙谷氏は国会答弁をうそで乗り切った形だ。

URL:http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100804/plc1008041942012-n1.htm

この記事へのコメント

  • mor*y*ma_*atu

    日比野さんの詩の内容

    世界が 人の行動から生まれたのなら 行動(それ)を変えれば 世界は変わる
    世界が 人の意思から生まれたのなら 意思(それ)を変えれば 世界は変わる
    世界が 人の心から生まれたのなら  こころを開けば 世界は変わる

    本当にその通りだと思いました。

    ひふみ神示 第08巻 磐戸の巻 第10帖
     悪の仕組は、日本魂をネコソギ抜いて了ふて、日本を外国同様にしておいて、一呑みにする計画であるぞ。日本の臣民、悪の計画通りになりて、尻の毛まで抜かれてゐても、まだキづかんか、上からやり方かへて貰はねば、下ばかりでは何うにもならんぞ。上に立ちてゐる人、日に日に悪くなりてきてゐるぞ。。。。

     第13帖
     コト違うから、精神違うから、違うことになるのざぞ、コト正しくすれば、正しきこととなるのざぞ。日本の国は元の神の血筋のまじりけのないミタマで、末代 世治めるのざ。
    2015年08月10日 16:48
  • 日比野

    almanosさん

    >理想を持った現実主義者は現実だけを見るもの(と称する現実に屈服し、隷従する者)からは夢見がちと言われ…

    「ゆめみ」というキーワードを使われる辺り、ニクイですね(爆)
    初めて、この手のネタにリアクションいただいた気がします。(T-T)ウルウル・・・

    理想を持った現実主義者こそが、物事を改革できると思うのですけど、それを国民の側も理解できないといけないですよね。

    >自民党で今幅を利かせているのは現実だけを見ている方が多いみたいですしねぇ。

    なるほど、やはりそうなのですか。今のミンス党政権を続けさせるよりはマシなんでしょうけれど、難しいですねぇ。
    2015年08月10日 16:48
  • almanos

    「若くして共産主義に傾倒しない者は情熱が足りない。年を取って共産主義に傾倒しているものは知能が足りない」
     チャーチルの言葉とされていますが、どうも捏造だそうで。ですが、好きな食べ物を聞かれて「The Man!」というジョークをとばす彼が如何にも言いそうな言葉です。かの民主党は年をとっても共産主義とそのヴァリエーションに傾倒しておられる方が多いですからねぇ。管首相以下のお歴々が知能が元々足りない上に経年劣化していき、品性も同時進行で失ったと考えるとああなって当然。現状はなるべくしてなったものとも言えますね。
     綺麗事しか言わない者は信用してはならない、まして何かの責任を負わせるのは論外。
     ただ、対抗する政党にもこれはという人がいない。麻生前首相の復権が望ましいのですが。彼がが叩かれまくったのは「理想を持っている現実主義者」というサヨクの最大の敵だったからかもしれないなと最近は思っております。理想を持った現実主義者は現実だけを見るもの(と称する現実に屈服し、隷従する者)からは夢見がちと言われ、理想主義者からは空虚な理想に淫する己の惨めさを笑いの下に曝すが故に憎まれる。自民党で今幅を利か
    2015年08月10日 16:48

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