北朝鮮の韓国砲撃と金正恩

  
菅政権が、このまま国内を誤魔化し続けたとしても、またぞろ、外交問題によって、更にズタボロになる可能性がある。

たとえば、尖閣、北方領土と来たから、今度は、北朝鮮のミサイル発射か、北朝鮮による海保の巡視船の撃沈なんてことがあるかもしれない。そういう危険と隣り合わせにあることの自覚が、菅首相に何処まであるのか分からない。

こういうときこそ、挙国一致体制で国難に立ち向かうべきなのだけれど、その為には、民主党が自身の過ちを認め、政権を返上するくらいの謙虚さがなければ、どうにもならない。

日比野庵本館 11/15 「断末魔の民主党」より

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1.北朝鮮の韓国への砲撃

23日、日本時間の午後2時34分に、黄海上の北方限界線(NLL)に近い韓国西方沖の延坪島に向けて、北朝鮮軍が数十発の砲弾を撃ち込んだ。

韓国軍はすぐさま反撃して、互いの砲撃戦に発展。北朝鮮の砲撃は午後3時42分に止まったけれど、韓国軍海兵隊員2人が死亡したほか、隊員16人が重軽傷を負った。更に、砲弾の一部は一部は住居地にも着弾し、民家60~70軒が炎上した。山火事も発生し、民間人3人が負傷しているという。

韓国の李明博大統領は、確固とした対応をとるべきとの考えを示し、韓国国防省は、北朝鮮による延坪島砲撃は明らかに休戦協定違反であり、意図的に計画された攻撃、との見解を示している。

それに対して、北朝鮮側は、今回の交戦について、「われわれが繰り返し警告したにもかかわらず、韓国が午後1時から数十発の砲弾を発射した。われわれは直ちに強力な反撃を行った」と、韓国から攻撃してきたと主張している。 

確かに、今週、坪島近郊の海域で一部の韓国軍部隊が訓練を行っていて、北朝鮮はこの軍事演習を非難していたのは事実。

だけど、韓国軍幹部は、訓練の一環で砲弾の発射もしたが、訓練上の砲弾は西に向けて発射しており、北朝鮮を狙ったものではない、と説明している。

真相はやがて明らかになるだろうけれど、北朝鮮のこれまでのやり方からみて、おそらくは、北朝鮮から先に仕掛けたのではないかと思われる。尤も、北朝鮮がそれを認めることはないだろうけれど。

今回の砲撃に対して、国際社会は一斉に非難の声を出している。

アメリカは、北朝鮮の砲撃を「強く非難する」との声明を発表。北朝鮮に攻撃行動の停止を求めると共に、 同盟国である韓国の防衛と地域の平和・安定の維持に強くコミットしている、と連携を取っていることを明らかにした。

また、ロシアのラブロフ外相は、朝鮮半島の緊張の高まりは「甚大な危険」だとの認識を示して、すべての攻撃を即時停止する必要がある、と述べている。

中国は、南北双方が「平和に貢献するためにさらに行動すべきだ」として、中立的な声明。そして6カ国協議の再開が不可欠との認識を示した。

日本はというと、午後3時20分、官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置して、現地の情報収集と分析に着手。官邸は「不測の事態」に備えて政府全体として準備するよう指示を出した。

突然起こった今回の砲撃戦。これをどう捉えるべきか。




2.金正恩の外交模擬試験

今年の3月に、韓国海軍の哨戒艦「天安」が、韓国西方の黄海で沈没した事件があったけれど、それについて、7月3日にエントリーした「半島の緊張は正雲の練習台にしか過ぎない」の記事の中で、これは、北朝鮮の後継者問題に絡んでいて、後継者候補である3男の金正雲(当時の表記)氏への帝王学の一環として行ったのではないか、と述べたことがある。次に該当記事から一部引用する。
だから、金正雲氏にしても、後継者として国内で認められるためには、金正日並みに瀬戸際外交に長け、アメリカ、韓国、日本を手玉にとれる力量があることを見せつけておく必要がある。

もしかしたら、例の魚雷攻撃も、そのためのいわば「実地訓練」として起こしたのではないか。

韓国の哨戒艦を攻撃・沈没させれば、当然、戦争再開の危機が高まる。

そんな状況で「金正雲氏」が自ら陣頭指揮を取って、韓国に工作して、中国と話を付け、瀬戸際外交を仕切ることで、成功をおさめたとしたら、周りも正当後継者として認めざるを得なくなる。

普通に考えると、その為に、戦争を起こしかねない魚雷攻撃という危険な賭けは、到底できない筈なのだけれど、おそらく、金正日は、オバマ大統領は、単独で北朝鮮を攻撃する気はないと見切っていたのだろうと思われる。
※記事エントリー当時の表記は金正"雲"

日比野庵本館 7/3 「半島の緊張は正雲の練習台にしか過ぎない」より

筆者は、今回の砲撃戦も、同じ流れの中で起こしたものと見る。即ち、金正恩が、自分の力で、瀬戸際外交を切り盛りして、見事北朝鮮を生き残らせる、という模擬試験を行ったのではないか、ということ。

ただ、前回の「天安沈没事件」との違いがあるとすれば、前回は、金正日が後ろから後見する形で、金正恩に教えながら、やらせていたという面があったと思われるのに対して、今回は、最初から最後まで金正恩が指図する形でやっている可能性が高い、という点。

今回の陸地への攻撃という「過激な挑発」をして、日米韓の3ヶ国、そして中国を相手に外交で手玉に取ることができれば、国内的にも金正恩を後継者として認めるだろうし、今後も北朝鮮が独裁国家として生き残っていけるだろうと考えていると思われる。

だけど、いくらなんでも、ここまでしたら、韓国やアメリカが黙っていないだろうとも思えるのだけれど、その辺りちゃんと手は打ってある。

それは、ずばり、核。




3.常時防衛出動を発令せよ

今月の12日、アメリカのロスアラモス原子力研究所のヘッカー元所長が、北朝鮮の寧辺(ニョンビョン)にある核施設を訪問した際、北朝鮮側に、完成したばかりだというウランの濃縮施設に案内され、2000基の遠心分離機が稼働していると説明されたと明らかにしている。

その後、米科学国際安全保障研究所(ISIS)が21日、北朝鮮の寧辺のウラン濃縮施設とみられる建物の衛星写真を公表し、その存在が確認されている。

そして、23日に、複数の北朝鮮高官が訪朝した米国の安全保障問題の専門家、リオン・シーガル氏に対して、北朝鮮は単なる核爆発装置ではなく「核弾頭」を保有していると伝えている。

これらは、明らかに意図的なリークであり、単にアメリカとの二国間協議を行いたいというだけじゃなくて、今回の砲撃戦への報復攻撃をするのであれば、すぐさま、核ミサイルで反撃するぞ、という牽制と脅しに使おうとしていると思われる。

手元に核ミサイルがあるぞ、とチラつかせることで、アメリカを牽制して報復攻撃出来なくさせておいて、最終的に、何処からも攻撃させないまま、うやむやに終わらせる。そこまでが今回の狙いではないかと見る。

この核をちらつかせた脅しは、実は中国に対しても行われていて、あまりガタガタ口を出すなら、核を打ちこむぞという姿勢を見せることで、中国に対して、北朝鮮を属国ではなく、対等な国として扱えよ、という暗黙のメッセージを送ってる。

だから、大枠でいけば、今回の北朝鮮の韓国に対する攻撃は、金正恩の練習台として使われているのだと思う。日米韓そして中国を相手に、外交ゲーム、或いは瀬戸際外交の練習をしている。極めて危険で綱渡りな練習ではあるけれど。

そうしたところまであると仮定すると、同じ脅しが日本に対しても行われることは既定路線と考えておくべきだろう。

つまり、「核を打たれたくなければ、金をよこせ、米をよこせ」と脅してくるだろうということ。

なぜそこまで心配するかというと、今回の攻撃で、北朝鮮は、まず、韓国とアメリカからの攻撃を防ぎ、かつそれらとの外交交渉を最優先に取り組むことになると思われるのだけれど、それらとの外交交渉が思わしくなかった場合、特にアメリカとの交渉が拙い方向に行った場合には、北朝鮮は、アメリカの「同盟国」を脅すことで、アメリカの矛先を鈍らせるように仕向けてくると思われるから。

すなわち、日本を脅すことで、アメリカに泣きつかせ、北朝鮮への攻撃を諦めさせるよう仕向けてくる可能性があると見る。

だから、日本も無関係ではいられない。近いうちに、北朝鮮から核ミサイルの脅しがくると見ておいたほうがいい。

だけど、今の日本はそういう事態にきちんと対応できるかというと極めて怪しい。ハードはいざ知らず、ソフトの面で特に危うい。

なぜなら、政府の危機管理体制が全くなっていないから。

今回の砲撃戦に於いても、砲撃が始まったのが午後2時34分なのに対して、官邸に報告が上がったのが、午後3時半頃というから、1時間も経っている。

もしも、北朝鮮が核ミサイルを日本に向けて打ってきたらどうするのか。北朝鮮が日本にミサイルを打ったら、着弾まで7~8分しかないと言われている。

発射の兆候をキャッチして、1時間経って、官邸に連絡が入って、そこから防衛出動をするかどうかの閣議をして云々なんて暢気なことしている間に、官邸は黒こげになっている。

尤も、今の菅政権では、北朝鮮がわざわざミサイルを発射するまでもなく、発射するぞ、と一言いうだけで、あっと言う間に白旗を上げてしまうかもしれない。

まったく話にならない。

特に、防衛出動を発令しないと自衛隊が動けないという体制は非常に問題。自衛隊の元航空幕僚長の田母神氏が指摘するように、防衛出動が発令できない問題を解決するために、常時防衛出動を発令しておくことを検討すべき。

官邸が本当に「不測の事態」に備えるのであれば、ただちに防衛出動を無期限発動して、しかるべき地点にPAC-3を配備するなり、有事即応体制を取るか、それが難しければ、今のような有事「遅応」体制ではなくて、有事「即応」できる体制を整えるべきだと思う。


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画像北朝鮮が砲撃、韓国兵士2人死亡=黄海の島に着弾、住民ら十数人負傷-南北会談延期

 【ソウル時事】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は23日午後2時半(日本時間同)ごろ、韓国が黄海上の軍事境界線と定める北方限界線(NLL)に近い韓国西方沖の延坪島に数十発の砲弾を撃ち込んだ。韓国軍が反撃し、南北間で砲撃戦に発展、韓国軍海兵隊員2人が死亡したほか、隊員16人が重軽傷を負った。北朝鮮側は約2時間にわたり断続的に砲弾を発射、一部は住居地にも着弾し、民家60~70軒が炎上した。山火事も発生し、民間人3人が負傷した。
 北朝鮮がNLL近海に砲撃を行うことはこれまでもあったが、陸地への攻撃は極めて異例。砲撃を受けて、延坪島の住民は防空壕(ごう)などに避難した。ウラン濃縮施設建設などで対外的な挑発を強める北朝鮮が新たな「瀬戸際戦術」に出たとみられ、南北間の緊張がさらに高まりそうだ。
 李明博大統領は安保関係閣僚会議を招集し対応策を検討。青瓦台(大統領府)は「韓国への明白な武力挑発であり、民間人に対する無差別攻撃は決して容認できない。新たな挑発には断固対応する」との声明を発表した。
 合同参謀本部は北朝鮮による砲撃が「休戦協定に違反する意図的な攻撃行為だ」と非難、軍は全土に最高レベルの警戒態勢を敷いた。統一省は25日に予定していた南北赤十字会談を無期限延期すると発表。北朝鮮の開城工業団地への24日の訪問も禁止し、南北交流全般に影響が及ぶ見通しだ。
 これに対して北朝鮮の朝鮮人民軍は声明を発表し、韓国側が先に北朝鮮領海内に砲撃を加えたため、「軍事的な対応措置を取った」と反論した。韓国では米韓軍による合同演習が22日から30日までの予定で行われており、現場周辺海域で韓国軍が砲撃訓練を実施していた。(2010/11/23-20:35)

URL:http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010112300460



画像「不測の事態」に備え=菅首相、仙谷官房長官らに指示

 菅直人首相は23日午後、北朝鮮が韓国西方沖の延坪島を砲撃したことを受け、首相官邸に仙谷由人官房長官や伊藤哲朗内閣危機管理監らを集め、情報収集に全力を挙げるとともに、「不測の事態」に備えて政府全体として準備するよう指示した。北沢俊美防衛相にも電話で同様の指示をした。
 首相はこの後、官邸で記者団に「しっかり情報を把握して、どういうことが起きても対応できるよう備える。国民に備えは万全と言える態勢をつくりたい」と語った。首相は午後3時半ごろ、首相公邸で秘書官を通じて砲撃戦発生の連絡を受けたという。
 政府は午後8時55分から、関係閣僚会議を開き、今後の対応を協議した。これに関し、安住淳防衛副大臣は記者団に「現時点では日本の安全保障の状況を脅かす兆候はない」と述べた。また、仙谷長官は同夜、官邸に権哲賢駐日韓国大使を呼んで意見交換した。
 これに先立ち、政府は午後3時20分、官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置、現地の情報収集と分析に当たった。
 外務省もソウルの日本大使館などを通じて情報を集めた。韓国、北朝鮮を担当する北東アジア課の職員は「交戦の状況や北朝鮮が攻撃を加えた背景などについて情報収集している」と語った。 (2010/11/23-21:21)

URL:http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2010112300365&j1



画像UPDATE4: 北朝鮮が韓国・延坪島を砲撃、国際社会いっせいに非難 2010年 11月 23日 20:59 JST

 [ソウル 23日 ロイター] 韓国軍や同国メディアによると、北朝鮮は23日、黄海の南北境界水域に近い韓国の延坪島に砲撃した。島では建物が炎上し、韓国軍が応戦した。


 今回の砲撃は、北朝鮮が金総書記の後継者を決め、同国でウラン濃縮活動が明らかになるなかで起こった。

 就任以来、対北朝鮮強硬路線をとってきた李明博(イ・ミョンバク)韓国大統領は、確固とした対応をとるべきとの考えを示した。

 韓国国防省は、北朝鮮による延坪島砲撃は明らかに休戦協定違反であり、意図的に計画された攻撃、との見解を示した。

 韓国統一省は、25日に予定していた南北赤十字会談を無期限延期すると発表した。


 韓国YTNテレビは、北朝鮮が少なくとも200発の砲弾を発射したと報道した。
 韓国軍は、砲撃により、韓国側の兵士2人が死亡、17人が負傷し、民間人にも3人の負傷者が出たとしている。


 一方、北朝鮮は、今回の交戦について、韓国から攻撃してきたと主張。 

 北朝鮮国営の朝鮮中央通信社(KCNA)は、「われわれが繰り返し警告したにもかかわらず、韓国が午後1時から数十発の砲弾を発射した。われわれは直ちに強力な反撃を行った」とする短い声明を伝えた。 北朝鮮側の被害については触れなかった。


 韓国軍の幹部は、KCNAの報道に関連し、北朝鮮からの砲撃が始まる前に、定例の軍事訓練を実施し、訓練の一環で砲弾の発射もしたが、北朝鮮を狙ったものではない、と説明した。

 韓国軍幹部は「われわれは、通常の訓練をしていた。訓練上の砲弾は西に向けて発射しており、北には向けていない」と述べた。


 金融市場では、砲撃の報道を受け、韓国ウォンがオフショア市場で売られ、ウォンの1カ月物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は約4%下落。米10年国債先物TYc1は上昇し、円JPY=は下落した。

 朝方の欧州市場でも、株が下落している。またリスク警戒感とドル高で、原油先物も下落している。


 韓国銀行(中央銀行)は23日、砲撃という事態を受け、緊急会合を開催。声明で、金融市場の状況を注意深く監視し、政府と協力し、必要なら市場安定化措置を講じると表明した。



 国際社会からは、懸念や批判の声が出た。

 中国は、砲撃に懸念を表明したものの、韓国、北朝鮮のどちらの側にもつかないよう慎重を期し、南北双方が「平和に貢献するためにさらに行動すべきだ」と発言、6カ国協議の再開が不可欠との認識を示した。

 米ホワイトハウスは23日、北朝鮮の砲撃を「強く非難する」との声明を発表した。 声明は「米国は北朝鮮の攻撃を強く非難し、北朝鮮に攻撃的な行動の停止を求める」と表明。

「米国は同盟国である韓国の防衛と地域の平和・安定の維持に強くコミットしている」とし、韓国と緊密な連携を取り合っていることを明らかにした。

 米当局者は匿名を条件に、在韓米軍は情勢を注視しているが、現時点で北朝鮮による砲撃への対応には関与していないと述べた。


 ロシアのラブロフ外相は、朝鮮半島の緊張の高まりは「甚大な危険」だとの認識を示し「すべての攻撃を即時停止する必要がある。甚大な危険が存在しており、それを回避する必要がある。地域の緊張が高まっている」と述べた。

URL:http://jp.reuters.com/article/globalEquities/idJPnJS880260920101123



画像北朝鮮、核弾頭保有を表明か 米専門家に

 【ソウル共同】米国の海外向け放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)(電子版)は23日、複数の北朝鮮高官がこのほど訪朝した米国の安全保障問題の専門家、リオン・シーガル氏に対し、北朝鮮は単なる核爆発装置ではなく「核弾頭」を保有していると述べたと報じた。同氏がVOAとのインタビューで明らかにしたという。

 北朝鮮は弾道ミサイルに搭載できるよう核兵器の小型化を進めているとみられているが、実際にどの程度まで弾頭化を達成しているかは不明。VOAは保有核弾頭の個数や大きさなど具体的な発言は伝えていない。

 VOAによると、北朝鮮高官は、米国が敵対関係解消を宣言した2000年の米朝共同コミュニケの内容を尊重すれば、寧辺にある既存の核施設の解体を始める準備があると表明。一切の前提条件なしに米朝協議に応じるとする一方、要求を受け入れなければ、寧辺に新たに造られたウラン濃縮施設以外に、無能力化したプルトニウム関連施設の再稼働を進めるとした。

 シーガル氏は米国の安全保障研究者グループの一員として15~18日に訪朝。昨年2月にも米国の北朝鮮担当特別代表に就任する直前だったボズワース氏と共に訪朝した。

2010/11/23 16:41 【共同通信】

URL:http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010112301000284.html



画像北朝鮮が最大10個の核弾頭保有、米核専門家報告書 2009年9月11日8時5分配信 (C)WoW!Korea & YONHAP NEWS

【ワシントン10日聯合ニュース】米国の核専門家が北朝鮮は最大10個の戦略核弾頭を保有しているとの報告書を提示した。ただ、核弾頭を運ぶミサイル能力がまだ立証されておらず、北朝鮮は核攻撃力を作戦に移せる水準には届いていないものと評価している。

米国科学者連盟(FAS)の核兵器専門家のクリステンセン氏、自然資源防衛協議会(NRDC)のノリス氏が10日、各国の情報などを基に集計・分析した報告書を、核拡散防止を目指す非営利財団「プラウシェアズ・ファンド」のホームーページに掲載した。

報告書は、北朝鮮の核兵器保有状況について、正確な実態を把握できる公開情報がないため不確実だとした上で、さまざまな情報を土台にすると最大10個の核弾頭を保有しているとの見方を示した。ただ、「2回の核実験にもかかわらず、北朝鮮が核兵器の能力を作戦に移せる水準に達したという証拠はない」としている。米国防総省傘下の国家航空宇宙情報センターのことしの調査も、核兵器を搭載した北朝鮮の弾道ミサイル力を認定していないと伝えた。

一方、冷戦終息後、持続的な核軍縮努力にもかかわらず各国が保有する核弾頭はほとんど減っておらず、全世界の核弾頭数は9月1日現在で2万3300個余りに達すると推計された。このうち8190個ほどは、命令を出しさえすればすぐに発射可能な状態と分析された。

国別の核弾頭保有量はロシアが1万3000個で最も多く、次いで米国が9400個、フランスが300個、中国が240個、英国が185個、イスラエルが80個、パキスタンが70~90個、インドが60~80個などと把握された。報告書は、冷戦終息から20年近く経つが、全世界の核弾頭保有量は許容できないほど多いと指摘した。

URL:http://www.wowkorea.jp/news/Korea/2009/0911/10062027.html

この記事へのコメント

  • ちび・むぎ・みみ・はな

    > 確かに、今週、坪島近郊の海域で一部の韓国軍部隊が訓練
    > を行っていて、北朝鮮はこの軍事演習を非難していたのは事実。

    > だけど、韓国軍幹部は、訓練の一環で砲弾の発射もしたが、
    > 訓練上の砲弾は西に向けて発射しており、北朝鮮を狙った
    > ものではない、と説明している。

    一瞬, 盧溝橋を思い出したが, やはり日比野庵殿の推察の
    通りなのだろう.

    しかし, 大砲の弾が届くところで実弾演習をしますか.
    さすが, 何時もがケンカの戦う韓国です.
    韓国の国民もこれで目が醒めると良い.
    2015年08月10日 16:47
  • almanos

    今回のケースは、大韓航空機事件といささか構図が異なる。実行部門が諜報ではなく軍部である事。そして、明確に北朝鮮が行った事。問題は半世紀一応従ってきた国境線の仕切り直しを要求してきた事。これは、権力の継承がうまくいっていないという事を示しているのではないだろうか? 軍部の暴発に逆に慌てているのかもしれない。恐らく中国も。党が軍を統制できない事態は共産党に取っても悪夢だから。
     防衛出動に関しては、空き管も出す方へ傾くだろう。主に我が身の為に。仙石氏に代表される左派は嫌がるだろうが、これで出さないともっと支持率が下がる。それを避けるには防衛出動を発令し、責任能力はあるぞと見せないとならない。たとえハリボテであっても。
    2015年08月10日 16:47
  • クマのプータロー

    政権の脆弱性を突いてくるのはいずこも同じ。国家の行く末を諸外国に委ねてはならないといつ頃気がつけるでしょう?
    九条よりも前文が余程危険だと気がつく良い機会ではありますが…。
    2015年08月10日 16:47
  • 白なまず

    先日最後の結界が外され龍神が復活しています。世界各地の祭りでの事故は自然霊である龍神様の人間には理解できない程の喜びの表現が行き過ぎた結果の様です。弥勒の世への次元上昇が進み幽界と現実界がほぼ同じ次元に混ざりあっているので悪しき魂の者共が騒いでおりますが、心配する必要はありません。只ご自身の心の声を信じて洗濯し続けて下さい。

    問『龍神さんのお仕事というのは、どのようなものですか?』
    答『龍神の受持ちはなかなか広範囲に渡っていて、そして複雑なので、とてもそのすべてを語り尽くす事はできない。大まかに言えば、人間の世界で天然現象といわれているものは、ことごとく龍神の受持ちと思えばよいだろう。すべての龍神には龍神としての神聖な努めがあり、それが直接人間のためになろうがなるまいが、どうあっても遂行しなければならないことになっているんだ。風雨、寒暑、五穀の豊凶、ありとあらゆる天変地異、それらの根底にはことごとく龍神界の息がかかっているんだよ。』

    問『産土神《うぶすながみ》その他のご祭神は皆龍神様ですか?』
    答『奥のほうはいずれも龍神で固めてある。』

    問『外国にも産土はあるんでしょうか?』
    2015年08月10日 16:47

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