失敗続きの連立工作

 
政権運営に躍起となっている菅首相だけれど、外堀が段々埋まってきた。

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手当たりしだい声をかけていた、他党との連立工作も、たちあがれ日本が正式に連立拒否を決めた今、事実上、暗礁に乗り上げた。

自民は元より、社民にも声をかけて振られ、そして、たちあがれ日本も駄目。ここまできたら、いっそのこと、共産党にすら声をかけるかもしれないけれど、それでも駄目だろう。野党にとっても泥船に乗るリスクは冒せない。

今の連立与党は、衆院再可決に必要な3分の2以上の議席を持ってない。だから、更に他の党を連立に組み入れるか、野党の協力を取りつけない限り法案は通せない。

ここまで悉く、野党から連立要請を拒否されたということは、もう連立与党という餌では、野党を釣ることはできないということ。

もしも、民主党が解散という選択をしないのであれば、野党の要求を丸飲みでも何でもするしか手はない。

その為の第一歩が小沢切りであり、第二歩が問責決議への対応ということになる。

民主党は27日の役員会で、来年1月召集の通常国会前に小沢氏を政倫審で招致議決をすることを決めた。

菅首相は「党が決めたことに従えないなら、本人が出処進退を含めて考えるしかない」とコメントした。党から離党勧告なり除名処分なりして党を割るようなリスクを冒したくないのであれば、そうした、本人が自主的に離党するという、”穏便な”解決にするしかない。

尤も、小沢氏本人は、議決されても出ないと言っているのだから、最終的には除名処分までいくのだろう。小沢切りをしない限り野党の強力が望めないのだから仕方がない。



既に、菅首相は、政権にしがみつきたければ、党が割れてしまうリスクを冒す他ないところにまで追いつめられている。外堀は埋まっている。

その意味では、時間を掛けて問責決議にまで持っていった野党の戦術は、確実に菅政権を追い詰めるものとなっているし、小沢氏の証人喚問を要求していることも、民主党を揺さぶるための着実な一手になっていると言える。

そして仮に、小沢切りをなんとか実行できたとしても、次には問責決議への対応が待っている。

菅首相は、「国会が始まるまでにいかに強力な体制を作っていくかは考えなければならない」と述べ、年明けの内閣改造に含みを持たせている。

内閣改造をする場合には、問責決議を受けた、仙谷由人官房長官、馬渕国土交通大臣の処遇が焦点になるのだけれど、彼らを辞めさせない限り、野党は納得しない。

だから、一部で言われているように、仙谷氏を官房副長官に据えるなどという目くらまし人事で、野党が協力するとは思えないし、仙谷氏を幹事長にする案でも、野党の了解を得られるかは分からない。

少なくとも、仙谷氏が今の官房長官職に居続ける限り、野党の協力は望めないから、政権にかじりつきたければ、小沢氏を切り、仙谷氏を外すしか手は残されていない。

だけど、今の菅内閣で、小沢氏の除名は兎も角としても、内閣から仙石氏を排除して、果たして政権運営が続けられるのか。

年明けの通常国会は波乱含みになるだろう。




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画像「小沢氏、自発的離党を」首相、年明け改造も表明 2010.12.27 20:26

 菅直人首相(民主党代表)は27日夕、小沢一郎元代表が衆院政治倫理審査会への出席に応じなければ自発的に民主党を離党すべきだとの考えを表明した。また、来年1月の通常国会召集前に内閣改造を断行する意向も明らかにした。小沢氏の政倫審招致をめぐっては、民主党は27日の役員会で、来年1月召集の通常国会前に政倫審で招致議決をすることを決めた。

 首相は、官邸で記者団に対し、小沢氏が政倫審出席に応じない姿勢を取り続けていることに対し「党が決めたことに従えないなら、本人が出処進退を含めて考えるしかない」と述べた。

 来年早々にも同氏が政治資金規正法違反事件で強制起訴されるのを機に同氏を離党勧告することも視野に入れているが、強制起訴よりも前に小沢氏に対して「反党行為」を理由に離党を迫ったことになる。

 内閣改造については「国会が始まるまでにいかに強力な体制を作っていくかは考えなければならない」と述べた。人事構想は「まったく今は白紙だ」と述べるにとどめたが、参院で問責決議された仙谷由人官房長官らの処遇が焦点となる。

 小沢氏の政倫審招致をめぐっては、岡田克也幹事長が役員会後の記者会見で「政倫審で説明してもらうのが基本だ。期限なく前に進まない状況は望ましくない」と述べ、野党が求める証人喚問ではなく、「通常国会前」という期限を設けて小沢氏に政倫審出席へ再考を促す考えを示した。

 また「国民の7、8割が小沢氏は説明不足と言っている。政治とカネの問題で方向性を示さなければ民主党の信頼は勝ち得ない」と招致の必要性を強調した。

 役員会には、普段は欠席することが多い菅首相も出席。岡田氏が期限付きの議決方針を提案し、国会招致に否定的な輿(こし)石(いし)東(あずま)参院議員会長も「それでよい」と了承した。

 小沢氏を政倫審に招致するには、衆院政倫審全委員(25人)の3分の1以上の申し立てと、出席委員の過半数の同意が必要だ。しかし、自民、公明両党が政倫審の招致に応じない方針である上に、小沢氏を支持する民主党委員が最低5人いるため、議決のための政倫審開催が危ぶまれている。

URL:http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101227/stt1012272030011-n1.htm



画像いきあたりばったり菅政権 連携先もなく、通常国会へ 2010.12.27 20:23

 菅直人首相が打診した連立政権への参加を、たちあがれ日本が正式に見送る方針を決定したことで、政府与党との連携に踏み切る野党勢力は皆無となった。確たる方針も見込みもないまま、思いつきのように、次々に連携を持ちかける闇雲な「戦略性のなさ」が招いた結果ともいえる。ねじれ国会を乗り切るための有効な「一手」は見あたらず、来年1月の通常国会召集を目前に控え、菅政権は末期的状態に陥っている。(佐々木美恵)

 「社民党に声をかけ、たちあがれに声をかけるというのは、精神錯乱というか、何を考えているのか。数さえあえばいいという、かなり末期的な状況だ」

 たちあがれへの連立打診について聞かれた自民党の石破茂政調会長は27日の記者会見で、うんざりした表情で批判した。改憲をかかげるたちあがれと、護憲の社民党に時間をあけずに声をかければ双方から不審がられるのは当然だからだ。

 だが、たちあがれに連立を打診していたことが明らかになった24日夜も、政府高官は慌てるどころか「世の中なるようにしかならないから。あまり心配してくれなくていい」と言い放っていた。26日もたちあがれが連立に参加することを念頭に「乗り遅れまいとする心理が(野党各党に)生まれる。ひょうたんから駒ということもある」との見通しを示していた。

 こうした見通しの甘さが見透かされてか、たちあがれは「民主党政権を円滑に運営するための補完勢力にされる」(平沼赳夫たちあがれ日本代表)と拒否に転じた。

 首相らの連立工作はこのパターンで失敗を続けてきている。臨時国会中は、参院でのねじれを一気に解消できるとみて、公明党への働きかけを重ねたが、政治とカネをめぐる問題や世論の反応を重視する公明党の党風を読み切れず破談。

 次に社民党との再連立で衆院再可決に必要な3分の2以上の議席を確保しようとしたが、米軍普天間飛行場問題での確執は埋めがたく暗礁に。その間も、首相は新党改革の舛添要一代表に協力を呼びかけたり、「首相側の要請」(民主党幹部)を受けたとされる渡辺恒雄・読売新聞グループ本社会長が自民党の谷垣禎一総裁に2年限定の大連立を持ちかけるなど、めまぐるしく動いている。だが、軒並み失敗に終わった。

 野党幹部が11月下旬、首相から連立を持ちかけられ「連立して何をやりたいのか、消費税問題か」と確認を求めると、首相は「あれだけ批判を浴びたのでちょっと…」と言葉を濁したという。幹部はこの瞬間、「これは政策も展望も何もない数合わせだ。菅首相とは話はできない」と見限ることを決めたと話す。

 首相は20日、衆院政治倫理審査会への出席を求めるため小沢一郎元代表を首相官邸に呼んださい、「政倫審に出れば(国会運営は)建設的な話になるのか」と尋ねる小沢氏に「その保証はない」と繰り返し、小沢氏をあきれはてさせた。

 民主党のベテラン議員は「見通し、根回し、段取り。まったくナシの政権だ」とため息をついた。

URL:http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101227/stt1012272025010-n1.htm



画像谷垣総裁 首相の協力要請批判 12月27日 21時14分

自民党の谷垣総裁は、青森県八戸市で講演し、菅総理大臣が「たちあがれ日本」に対して連立政権への参加を打診していたことについて、衆議院選挙を経ずに野党側に協力を求めることは、政治不信を招くなどと批判しました。

この中で谷垣総裁は、「たちあがれ日本」が菅総理大臣から打診を受けた連立政権への参加要請に応じない方針を決めたことについて「原則なき妥協はできないと考えた結果だろう。われわれも財政再建などには協力しなければならないという思いはあるが、民主党がマニフェストに縛られている以上、道は開けない」と述べました。そのうえで谷垣総裁は「政府・民主党が野党に協力を求めるなら、早期に衆議院の解散・総選挙を行って国民の審判を仰がなければ、国民の目には『与野党は何の妥協をしているのか』と映る」と述べ、菅総理大臣の対応を批判しました。また、大島副総裁は、民主党の小沢元代表の国会招致に関連して「小沢氏は、政治倫理審査会には出席しないと言っている以上、議決しても全く意味がない。われわれは、証人喚問以外は求めていない」と述べました。

URL:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101227/k10013108051000.html



画像【松本浩史の政界走り書き】年の瀬の永田町が揺れている 小沢氏は出るのか 2010.12.26 18:00

 「政治とカネ」の問題を抱える小沢一郎元代表の国会招致問題をめぐる政府・民主党の迷走が果てなく続いている。菅直人首相が自身のふがいなさで支持率を急落させたのをよそに、小沢氏にその責任をおっかぶせるようなやり口は、いかがなものか、と思わないわけにはいかない。小沢氏にしても、強制起訴され裁判が始まるからと言い訳し、国民への説明という、政治的責任をないがしろにしているようで、これもほめられた振る舞いではあるまい。

 首相と小沢氏が、党最大の支援組織である連合の仲介で、鳩山由紀夫前首相らを交えて再会談するとの情報が24日、民主党に駆け回った際、とある小沢氏系の若手議員の事務所で見通しを聞いてみた。

 「平行線のままじゃないの。首相も小沢氏も意地になっているから。でも、離党勧告なんて話が出たら、こちらも両院議員総会の開催を求め、執行部を揺さぶってやる。27日の午前中に小沢氏グループで集まれるよう、手配も済ませた」

 案の定、25日の再会談では、招致問題での歩み寄りはなかった。聞けば、双方が目を合わせる場面もないほどすきま風は深刻だったらしく、口もきかなかったという。

小沢氏が衆院政治倫理審査会(政倫審)での弁明に応じない場合、執行部は、野党の求める証人喚問の受け入れも想定している。

 首相周辺は明言する。

 「かつて『民由合併』で握手を交わしたからといって、政治理念や手法で2人はしょせん、水と油。首相は小沢氏が嫌いなんだ。ましてや小沢氏の招致問題で政権を浮揚させる思惑もあるのだから、譲歩する気なんてさらさらない」

 となれば、事がそこまでに至れば、小沢氏はどう出るのか。実は、小沢氏グループには、議員総会の署名集めと平行し、「最悪のシナリオ」(関係者)を見越して、正式ではないにせよ新党の準備名簿なるものがある。小選挙区制下で政権交代を果たし、離党して新党を結成するとは、にわかに信じがたい展開ではあるが、「20数人」(同)のそうしたものがあるにはあるのだ。

 もっとも、小沢氏に近い関係者によれば、小沢氏はやみくもに「出ない」とまくし立てているのではないという。衆参両院で多数派が異なる「ねじれ国会」で再び迎える来年1月の通常国会に向け、首相や岡田克也幹事長ら執行部がきちんと野党対策をしているのか、という疑念が頭から離れないらしい。

 つまり、小沢氏は「国会での決定に従う」と過去に明言しており、それを引き合いに出されて、「出ろ」「出ろ」と言われているのだが、この発言には、自分が出ることで、野党の協力を引き出せるメドがあれば、という前提条件があるのだという。

 野党側と水面下できちんとすりあわせができず、政倫審出席に応じれば、次は証人喚問になるのは火を見るより明らか。国会運営は終始、野党ペースとなり、衆院解散・総選挙に追い込まれかねない。となれば、民主党は惨敗する-。こんな懸念が脳裏をめぐっているわけだ。

 実際、岡田氏の幹事長としての手腕については、小沢氏グループだけでなく、首相周辺からも「不思議なくらい野党対策をしない」と、不安視するのを耳にしたことがある。

 いずれにせよ、首相は招致問題ではいささかも譲らないだろう。一度後ずさりすれば、さらにつけ込まれるのは、よく見られる政界の風景だし、抜き差しならないデッドロックになるのを予感させるではないか。

 民主党が「たちあがれ日本」に連立協議を打診したことが明らかになった。内閣改造もささやかれており、枝野幸男幹事長代理が官房長官だとか、仙谷由人官房長官が幹事長に起用されるとか、いや岡田氏と仙谷氏が入れ替わるだとか、そんな憶測もそこかしこで飛び交っている。

 小沢氏の招致問題に限らず、年の瀬の「永田町劇場」からもうしばらくは目が離せない。

URL:http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101226/plc1012261801005-n1.htm



画像【激突ふたたび】勢いづく仙谷氏、小沢氏に“離党勧告” 窮地の小沢、リーダー論で苦しいシグナル 2010.12.26 23:07

 民主党の小沢一郎元代表の衆院政治倫理審査会出席をめぐる問題の期限がいよいよ迫った。27日午後の民主党役員会には菅直人首相も久々に出席し、小沢氏への対応を判断する構えだ。「脱小沢」を主導してきた仙谷由人官房長官は「出処進退は本人が決めると信じている」と小沢氏に自発的な離党を促すなど余裕たっぷり。窮地に陥った小沢氏に起死回生の一手はあるのか。(村上智博、山本雄史)

 「明治のリーダーは佐幕派の人材をどんどん登用した。大先輩の原敬も賊軍から立憲政友会総裁、首相になった」

 26日放送のニッポン放送「菅原文太 日本人の底力」で小沢氏は郷里・岩手の政治家、原氏を引き合いに明治人の器量をこうたたえた。番組が収録されたのは22日夕。25日に連合の古賀伸明会長の仲介による首相との再会談を控え、強硬路線の軟化を促したいと思ったのかもしれない。

座右の銘を聞かれると「『百術は一誠に如かず』。パフォーマンスよりもひたすら誠を尽くすことが大事だという意味だ」と答えた。もはや局面打開には「誠」を通すしかないと思ったのだろうか。

 だが、再会談では首相の決意の強さを思い知らされただけだった。25日夜、小沢氏は東京・赤坂のしゃぶしゃぶ店で側近議員らを「強い意志を持って努力すれば、必ず夢は実現する。明日を信じて頑張ろう」と励ました。自らを鼓舞したともいえる。

 政治資金規正法違反事件での強制起訴は来年1月に迫る。もはや新党結成にせよ、両院議員総会にせよ、小沢氏の元に政権を揺るがすほどの人数は集まりそうもない。

 そんな小沢氏の窮状を横目に仙谷氏は強気の「仙谷節」を復活させた。26日午後は首相と公邸で1時間以上密談した。午前中は民放番組に出演し、こう言い放った。

 「起訴は起訴だ。出処進退は本人が決めると信じている。(離党しないならば)党としても前例を含めて考えなければいけない」


前例とは、小沢氏の元秘書の石川知裕衆院議員が政治資金規正法違反事件で起訴され、離党したことを指す。「部下に倣って離党しろ。嫌ならば離党勧告を突きつける」と脅したに等しい。

 仙谷氏が強気に転じたのは「小沢切り」により運気が変わると踏んだからだ。

 「救国内閣的なものが必要だ。足の引っ張り合いをしている余裕はない。たちあがれ日本に来ていただけたら多少『気』は変わる」

 仙谷氏は、たちあがれ日本にあけすけなラブコールを送り、連立組み替えにも「一つのオプションとして頭の中に入れておかなければいけない」と含みを残した。参院で問責決議を受けたことはすっかり忘れたかにみえる。

 ただ、自民、公明両党の協力を取り付けるには「小沢切り」だけではなく「仙谷切り」も必須条件となる。それでも仙谷氏は居座るつもりなのか。それとも党要職で辣(らつ)腕(わん)を振るうべく手はずを整えたのか。仙谷氏は出演者に「仮免許首相の助手席に座る指導教官のようだ」「陰の総理が表になることもあるのか」と煽(おだ)てられ、こう答えた。

 「菅さんを見ててよくやるなと思う。儀礼といえば怒られるが、外交的な日程が半分ぐらいある。これは大変ですよ。だから朦(もう)朧(ろう)となる…」

URL:http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101226/stt1012262311005-n1.htm

この記事へのコメント

  • 白なまず

    ひふみ神示 補巻 月光の巻 第五十六帖

     そなたは何時もあれもよいらしい、これもよいようだと迷って、迷ひの世界をうみ出し、自分で自分を苦しめて、気の毒よなあ。これと一応信じたらまかせきれよ。梶をはなして鳴門の渦の中にまかせきれよ。まかせきるとひらけてくるのぢゃ。悟れたようでゐて、そなたが悟り切れんのはまかせきらんからぞ。
     そなたはいつも孤独、そなたの不運は孤独からぢゃ。友をつくりなさい、友つくることは己をつくることと申してあろうが。友つくることは新しき世界をつくることぞ。一人の世界は知れたものぞ。一人ではマコトの道を生きては行かれんぞ。友と申しても人間ばかりではないぞ。山も友、川も友、動物も植物も皆友ぞ。大地も大空も皆友となるぞ。何も彼も皆友ぢゃ、皆己ぢゃ。皆々己となれば己はなくなるぞ。己なくなれば永遠に生命する無限の己となるのぢゃ。御神前で拝むばかりでは狭いぞ。野菜拝めば野菜が、魚拝めば魚が己となるのぢゃ。拝むことは和すこと。和すことが友つくる秘訣ぞ。友を己とすることは、己を友とすることぢゃ。友にささげることぢゃ。親は子にささげるからこそ、子が親となるのぢゃ。判りたか。
    2015年08月10日 16:47
  • ちび・むぎ・みみ・はな

    > その意味では、時間を掛けて問責決議にまで持って
    > いった野党の戦術は、確実に菅政権を追い詰めるもの
    > となっているし、小沢氏の証人喚問を要求している
    > ことも、民主党を揺さぶるための着実な一手になって
    > いると言える。

    野党の戦術と言うよりは世論が許さないと言うことだろう.
    公明党なぞは適当なところで手を打ちたかったのだろうが,
    それでは下部組織からのつき上げに耐えられない.
    谷垣氏も今までの対応に保守層から色々と文句を付けられ
    ているから, 性根を据えるしかない. 民主主義が機能して
    いるということなのだろうが, 始めからまともな政権運営
    が危ぶまれていた民主党に対しここまで酷くならないと
    ノーが突き付けられないと言うのは, 団塊の(近辺)世代の
    擦り込みとメディアの害悪の酷さを示している. 毎日新聞
    が破綻すれば他紙も少しは反省するのだろうか. 酷い番組
    ばかりの TBSも是非なくなって欲しいし, NHK は完全に
    民営化するか完全に国営化するかのどちらかにすべきだ.
    もはや第二の国鉄と同じ程度に国益を害している.

    > だけど、今の菅内閣で、小沢氏の除名は兎も角とし
    2015年08月10日 16:47

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