とある民主の政策詐欺 No Buts!

 
「APECの前にはG20があり、その前の3日間は7時間、7時間、6時間の国会質疑があって、朝5時起きでやった。…冷静にみていただければ、まだたくさんある。歴代の政権ができなかったこともやっているが、伝える暇がなかった。」
菅首相 12/6 於:記者会見

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民主党政権になってから、1年半。結局民主党は、去年の衆院選でのマニフェストは殆どやらず、言い訳だけに終始した。

今年6月のエントリー「民主党の打率は1割1分1厘」で民主党のマニフェスト実現度をチェックしたことがあるけれど、それから半年経っても何も変わっていない。

空き菅殿は、発進する暇がなかったとかいっているけれど、朝5時に起きて、ネット囲碁をやっている暇があったら、実現できなかった政策について詫びて、解散したらどうなのか。

伝える暇がないのではなくて、伝える実績がありませんと正直にいえばいい。マニフェスト詐欺もいいところ。

先の松戸市議選で、民主党の公認候補11人のうち、現職4人を含む9人が落選した松戸ショックからも分かるように、民意は民主党にそっぽを向いている。
※尤も、党の得票数そのものは5人擁立して4人当選した、前回の市議選より多いというから、候補者を現職だけに絞っていたら、ここまで酷い結果にはならなかったかもしれない。

民主党所属の長崎県議は、地元への挨拶回り先で、『民主党のことは言わず、自分のことを』とアドバイスされたそうだから、民主党という「看板」そのものがマイナスに働いていると言っていい。

更には、今月10日、東京都内の民主党地方議員が、首相や岡田克也幹事長あてに国会議員の綱紀粛正を求める申入書を提出している。

なんでも、時にはつばを吐きかけられるような状況だそうだ。

民主党都議は「我々が地元で支持を訴えても、閣僚の一言で百人単位で支持者を失う。国会議員は地方議員に支えられているという認識がない」と、コメントしていて、相当な逆風にさらされているのが現実。民主党が強いと言われている都市部でさえもこんな惨状にある。

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そして、それを象徴するかのように、仙谷官房長官の地元・徳島県に対して、県産品の不買などを訴える動きがネットを中心に起きているそうだ。

尖閣事件の映像が流出した先月以降、ネットの掲示板などで《仙谷官房長官の地元・徳島県産品の不買運動を広げよう》といった書き込みを切っ掛けとして、一部のネットユーザーがこの動きに同調しているという。

いまのところ“実害”の報告はないそうだけれど、徳島の経済界は面食らっている。

この動きに対して、仙谷官房長官の徳島事務所は「全く知らなかった。こうした中傷はネット上でしばしば見掛けるが、これはひどい。関係ないところに迷惑を掛けるのはやめて、批判的な意見があるなら事務所に寄せてほしい」とコメントしているようなのだけれど、事務所に意見して、それで改善するなら兎も角、そうではないから不買運動として爆発しているのではないかと思う。

というのは、仙石氏の事務所には、それなりのクレームは入っているのだけれど、それでも一向に改善されている様子が見られないから。

クレームの内容については、その一部が「電凸」という形でネットで公開されている。一例として、次のリンクを参照いただきたい。

久しぶりに電凸 仙石官房長官の東京事務所へ 竹島からみの防衛白書の件で
仙谷事務所に電凸!秘書も偏屈!
仙谷官房長官、「暴力装置」発言について仙谷事務所に電話 

ネットでは、こういった電凸内容がしばしば公開され、それに対する事務所の「応対具合」まで晒されている。

そこで、事務所が誠心誠意な対応であったり、抗議がきちんと本人に伝わっている、と後で分かるのであればいいのだけれど、時には横柄な態度であったり、その場凌ぎの対応に終始していたりすると、その場で見限られてしまう。こいつらに言っても駄目だ、と。

だから、結局は、その周りの選挙区や県の産品の不買運動に訴えることになってしまう。鬱積した思いがそちらに吹き出している。

それはあたかも、マスコミの偏向報道に対して、視聴者窓口に抗議しても軽くあしらわれる対応ばかり続けられた視聴者が、マスコミに抗議しても無駄だ、と番組のスポンサーへの抗議や不買運動に転化することに似ている。



その意味では、政治家の事務所の秘書や電話番であったとしても、事務所に詰めている間は100%公人であり、その発言には最大限の注意と責任を負うことが求められる時代でもあると言える。

まぁ、不買運動に訴える、というそのやり方については、賛否両論あるとは思うけれど、少なくとも、そこまで国民の不満が高まっているということは、確かなことであり、今の政府与党はよくよく自覚しなくちゃいけない。

尤も、そんな自覚があれば、空き菅殿の自画自賛発言や、仙谷長官の「今まで自民党ができなかったが、やれたことがある。」なんて発言にはならない筈。

おそらく、事務所へのクレームが本人に伝わっていないか、聞いたとしても軽く流してしまっているのだろう。だから、今後も国民のイライラは募る一方だと思われる。

そんな中、12日には、茨城県議選を迎える。だけど、民主党は、苦しい選挙戦を強いられている。

今回、定数65に対して民主党は24人を擁立した。先の衆院選で民主党が7選挙区中5選挙区で勝利したことを考えれば、もっと候補を出してもよさそうなところなのだけれど、候補者そのものが集まらなかったのだという。

民主党は、茨城県議選の告示当初から前首相や閣僚など大物弁士を続々投入しているのだけれど、これだけしても惨敗するようであれば、完全に「民主党」が嫌われていて、無党派の風などないと捉えるべきかと思われる。

そしてこの結果は、当然、小沢氏国会招致問題にも影響を及ぼすことになる。

もし、茨城県議選で惨敗すれば、当然その責任を党執行部に問う声が上がる。にも関わらず、小沢氏の国会招致の話を強引にまとめようとすれば、小沢派が大反発することは間違いない。それは、民主分裂の引き金になる。




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画像“ぬる菅”支持率急落も外交成果自画自賛

内閣支持率が急落、政権危機もささやかれ始めた菅直人首相が6日、臨時国会閉会を受けて開いた会見で、自身の発信や成果が伝わっていないと、いら立ちをみせた。厳しい日程の中、外交など結果を出したと強調したが、知ってもらうためには、自画自賛するしかない苦しい立場が現れた。一方、問責決議案が可決された仙谷由人官房長官について「期待以上」とかばい、内閣改造も否定した。追い詰められた菅首相は今後、展望を見いだせるのか。

 「この政権は、一体何をしたいのか。飛んでくるボールを打ち返すことだけで、精いっぱいに見える」。臨時国会で積んだ“成果”を披露した会見の最後、菅首相は政権の本質をただされた。首相は反論気味に答えた。「自分が考え、いろんな人に会い、発信する余裕がないくらいタイトなスケジュールだった。一般の方に理解してもらえるか分からないが」と、続けた。

 「APECの前にはG20があり、その前の3日間は7時間、7時間、6時間の国会質疑があって、朝5時起きでやった」と強調。厳しい日程をこなす中、実績アピールの余裕がなかったと説明した。「冷静にみていただければ、(実績は)まだたくさんある。歴代の政権ができなかったこともやっているが、伝える暇がなかった」とも述べた。

 「総理になって発言も言葉を慎重に選んできたが、元気がないと受け止められた。これからは率直に国民に直接訴えたい」。発信を強める考えを示す一方、「(所信表明に対する)野党の代表質問も、真正面から受け止めたものがなかった。メディアも、私が一番重点を置いたところに多くの論評をしていただけなかった」と、不満の先は野党や報道にまで及んだ。

 中国漁船衝突事件や閣僚の答弁、自身の発言など、菅首相にはいばらの道だった臨時国会。報道各社の内閣支持率は危険水域の30%を割り込み20台前半の数字もある。会見では、歯がゆさを漏らす場面が多かったが、忙しさを理由にしたり自画自賛をしたり。必死な様子は逆に追い詰められている姿を浮き彫りにした。

 国会運営を厳しくさせた要因のひとつが仙谷氏。今後の処遇について問われた菅首相は「期待以上の仕事をしてくれ、今も続いている」とした上で、問責決議案は、衆院の内閣不信任決議とは重みが違うと指摘。「改造うんぬんではなく、政権運営をしっかり進める体制をつくりたい」と内閣改造は否定。仙谷氏を守る姿勢を示した。仙谷氏はうつむきながら話を聞いた。

 しかし、野党は仙谷氏らが通常国会冒頭で辞任していなければ、審議拒否の構えを示している。いばらの道が続きそうな菅首相。打開のきっかけを、アピールできる機会は訪れるのか。【中山知子】

 [2010年12月7日8時36分 紙面から]

URL:http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20101207-710976.html



画像実績、国民に伝え切れず=政権半年で菅首相

 菅直人首相は7日夜、首相官邸で記者団に、8日で政権発足半年を迎えることについて「多くの課題でかなりのことが実現しつつあると思っているが、十分国民に伝え切れていない」と述べた。その上で「今までやってきたことを伝えながら、来年の予算に向かって準備を進めたい」と強調した。
 また、仙谷由人官房長官は記者会見で「今まで自民党ができなかったが、(菅政権になって)やれたことがある」としつつも、「(国民から見て)身近な実感として返ってくるものがない分、つらい状況に政権がある」と述べた。 (2010/12/07-19:29)

URL:http://www.jiji.com/jc/zc?k=201012/2010120700753



画像島じま:民主隠し /長崎

 「まるで、少し前の自民党みたいだな」。新聞の政治記事を繰っては、自民党県議が苦笑する。最近の民主党政権のことだ。

 確かにそうだ。▽閣僚の相次ぐ失言▽やることなすことが裏目▽20%台に低迷する内閣支持率--など。レームダック(死に体)となった自民党政権末期をほうふつとさせる。

 そして「選挙戦での風当たりもだ」というのは当の民主党県議。「ものすごいよ」とため息をつく。「あいさつ回り先で『民主党のことは言わず、自分のことを』とアドバイスされるんだから」。かつての「自民隠し」ならぬ、民主隠しの勧めだ。政権交代した昨年8月の衆院選、当時の追い風は遠い昔のことのようだ。

 県議選では全16選挙区で公認・推薦候補擁立し、県議会第1党を目指す民主。向かい風の中、どう戦うのか。地域活動の真価が問われる。【阿部義正】

URL:http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20101211ddlk42070555000c.html



画像閣僚失言「つば吐きかけられる」 民主地方議員が申入書 2010年12月10日20時12分

 菅直人首相の地元、東京都内の民主党地方議員が10日、首相や岡田克也幹事長あてに国会議員の綱紀粛正を求める申入書を提出した。閣僚の失言などが続き、「我々は時にはつばを吐きかけられるなど屈辱的な状況に置かれている」などと窮状を訴えた。来春の統一地方選が迫る中、地方の不満が噴出した形だ。

 申し入れたのは、都議会民主党(52人)と同党都連区市町村議員団(200人)。「党所属の閣僚や国会議員の緊張感や責任感に欠ける言動は、地方議員にとって残念」と指摘。統一地方選に向け、「党執行部は、国会議員に対し、言動に注意し、政権党の一員としての責任感の醸成を図るべく、努めること」を求めている。

 同党都議は「我々が地元で支持を訴えても、閣僚の一言で百人単位で支持者を失う。国会議員は地方議員に支えられているという認識がない」と話す。

URL:http://www.asahi.com/politics/update/1210/TKY201012100480.html



画像ネットで県産品不買運動 仙谷氏の漁船衝突対応に反発か 2010/12/8 14:45

 インターネット上の掲示板に11月、「仙谷由人官房長官の地元・徳島県産品の不買運動を広げよう」といった書き込みが集中的に行われていたことが分かった。尖閣諸島付近の中国漁船衝突をめぐる仙谷氏の対応に反発した動きとみられる。県内関係機関の電話番号やメールアドレスなども記載され、実際に“不買宣言”を受けた団体は、とんだとばっちりに困惑している。

 書き込みは11月11日ごろから数日間に集中し、ネット掲示板「2ちゃんねる」内にほぼ同じ内容が数多く投稿された。仙谷氏を批判する内容とともに「徳島産は不買すると表明しよう」「徳島県民に考えさせよう」といった文章が並ぶ。「国民の意志を知らせよう」の一文に続き、JA徳島中央会や徳島商工会議所など4団体の電話やFAX番号、メールアドレスなどが書かれていた。現在は沈静化している。

 中国漁船衝突映像を流出させたと名乗り出た海上保安官が、投稿時に使用したとされる登録名を含む「sengoku38さんを守るため!」との文言もあり、仙谷氏の一連の対応が影響していることがうかがえる。

 書き込みに対し、閲覧者からは「仙谷長官にダメージ与えられるなら不買する」「徳島県産と仙谷長官に何の関係があるのか」「徳島は京阪神に新鮮な食料を供給してくれてるから文句言えん」など賛否両論の反応も。書き込みの反響はネット上で広がり、個人のブログなどにも転載されている。

 連絡先が記載されたJA徳島中央会には、11、12の両日で3件の電話があった。応対した女性職員によると、20代ぐらいの男性の声で「仙谷さんがいる間、徳島県の物は買わん。調子に乗ったらあかんで」と言い放ち、すぐに電話を切ったという。地域振興部の齋藤伸一部長は「(実際の販売業務に携わる)JA全農とくしまにも確認したが、問い合わせや実害はないようだ」と話す。

 県観光企画課には、11~22日に電話1件とメール21通があった。不買運動に同調する内容がほとんどで、中川雅人課長補佐は「外交上や一国会議員に関する問題を持ち出されても、対処のしようがない」と困惑気味だ。

 「徳島県の有権者にはそれなりの責任がある」といった内容の不買運動通告文を郵便で送りつけられた団体もあった。

 仙谷氏の徳島事務所は「全く知らなかった。こうした中傷はネット上でしばしば見掛けるが、これはひどい。関係ないところに迷惑を掛けるのはやめて、批判的な意見があるなら事務所に寄せてほしい」とコメントした。

URL:http://www.topics.or.jp/localNews/news/2010/12/2010_129178712886.html



画像茨城県議選「惨敗」必至!?菅党内まとめきれず「降ろし」加速も 2010.12.11

12日投開票の茨城県議選で、菅政権の閣僚や民主党幹部が連日、異例のテコ入れをおこなっている。支持率が急落し背水の陣にたたされている菅直人首相は、小沢一郎元代表の離党勧告も視野に、国会招致カードをきる構えだが、党内をまとめきるには同県議選での「成果」が必要なためだ。ただ、逆に惨敗となれば「菅降ろし」に火がつく可能性も高い。

 茨城県議選は定数65で民主党の現有は6議席。自民党(45議席)の7分の1しかないが、民主党は2009年衆院選で7選挙区中5選挙区で勝利したことを受け、今回は推薦1人を含む計24人を擁立した。自民党候補(36人)には及ばないものの、民主党議員の1人は「半数以上の当選は当たり前だ」と意気込む。

 これまでに江田五月前参院議長や海江田万里経済財政担当相、蓮舫行政刷新担当相らが現地入り。岡田克也幹事長も8日に常陸太田市で街頭演説し、支援を訴えた。

 ただ、情勢は小沢氏が「大惨敗」と予言するように厳しい。

 6月の菅政権発足後、民主党は7月の参院選、衆院北海道5区補選、福岡市長選、和歌山県知事選などで連敗。中でも千葉県松戸市議選では、擁立した11人のうち現職4人全員を含む9人が落選する「松戸ショック」に直面し「党自体が信用されなくなっている」(中堅)と動揺が走った。

 自民党選対幹部は「茨城県議選で民主党の当選者は二ケタに届くかどうかのライン。土浦など都市部は候補者が共倒れの可能性もある」と分析。

 岡田氏も敗北を織り込んでか、8日の応援前の会見では「勝敗ラインで論じる話ではない。『政治とカネ』に対する疑問に応えていないことも一因だ」と述べ、苦戦の原因を小沢氏に転嫁しながら、予防線を張った。

 民主党中堅の1人は「県議選で惨敗し、13日の役員会で小沢氏の国会招致の話を強引にまとめようとすれば、小沢氏支持派が大反発し、一気に菅降ろしの動きになりかねない」と警戒している。

URL:http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101211/plt1012111359001-n1.htm

この記事へのコメント

  • ちび・むぎ・みみ・はな

    小沢氏からして民主党から出たらどうなるか読めない
    のだから, 民主党から抜ける国会議員は居ないだろう.
    可能性は自称保守派だろうが, しっかりと小沢氏が
    唾をつけている(弱みを握っている)から出られない
    のだろう. 結局, 茨城県議会選で負けても再編は
    起きないだろう. 負けた場合の可能性は, 闇法案等
    を献上物とし, 小沢・菅連名で名誉会長への直訴か.
    もっとも, 公明党の地方支部からの反発が大きい
    だろうから, 良く分からない.

    一番の問題は自民党であることは間違いない.
    谷垣氏に飛び降りる才覚があれば, 自民党は新しい
    流れを作れるだろうに.
    2015年08月10日 16:47
  • almanos

    仙石氏に絡んだ不買運動はやり過ぎではと思いますが、今後を考えると妥当とも思えます。国の為にならないことをする人物を選ばない。選ぶと不買運動で自分らの暮らしが困る事になるリスクを負うという実例が出来る。地元の為になり、なおかつ国の為になる人しか選べない状況をつくる事がとても大事である事が周知されつつあるのが、民主党政権の最大の成果ですから。これで実際に被害が出て県財界から議会に働きかけられ「仙石氏の議員辞職要請」が可決されたらかなり利くでしょうね。選挙区を変えるにも、そんなものが出る議員を引き受ける選挙区はないでしょうから。比例に鞍替えしても、じゃ比例で入れないとなりかねない。仙石氏にとってはそんな決議が出ようものなら政治的死刑宣告と同じです。小沢氏をどうにかして政権浮揚をしたいみたいですが、証人喚問をしても選挙では勝てない。なぜなら国民は民主党の無能さに呆れて支持をしないのですから。最も無能で醜い首相として名を残すか、或いは最後にちゃんと決断をしたと評される衆院解散をするか? 空き管にはどちらかしか残っていないでしょうね。
    2015年08月10日 16:47
  • 白なまず

    ひふみ神示 第06巻 日月の巻 第三十六帖
     今の臣民見て褒める様な事は皆奥知れてゐるぞ。之が善である、まことの遣り方ぞと思ってゐる事九分九厘迄は皆悪のやり方ぞ。今の世のやり方、見れば判るであらうが、上の番頭殿 悪い政治すると思ってやってゐるのではないぞ。番頭殿を悪く申すでないぞ。よい政治しようと思ってやってゐるのぞ。よいと思ふ事に精出してゐるのざが、善だと思ふ事が善でなく、皆悪ざから、神の道が判らんから、身魂曇りてゐるから、臣民困る様な政治になるのぞ。まつりごとせなならんぞ。わからん事も神の申す通りすれば自分ではわからんこともよくなって行くのざぞ。悪と思ってゐることに善が沢山あるのざぞ。人裁くのは神裁くことざぞ。怖いから改心する様な事では、戦がどうなるかと申す様な事ではまことの民ではないぞ。世が愈々のとことんとなったから、今に大神様迄 悪く申すもの出て来るぞ。産土様(うぶすなさま)何んぞあるものかと、悪神ばかりぞと申す者 沢山出てくるぞ。此の世始まってない時ざから我身我家が可愛い様では神の御用つとまらんぞ。神の御用すれば、道に従へば、我身我家は心配なくなると云ふ道理判らんか。何もか
    2015年08月10日 16:47

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