放射線を防ぎ経済を活性化する「菜の花・ヤザワ作戦」
被災地支援に関して、民間で何かできることをやろう、と様々な運動が呼びかけられている。
1.ビールが放射線から身を護る
最近は、節電を呼びかける「ヤシマ作戦」、物資を譲りあう「ウエシマ作戦」に続いて、経済活性化のために、ビールを飲もうという、「ヤザワ作戦」なるものが呼びかけられているそうだ。
これは、居酒屋などの外食産業に客が入らず、食材が余って捨ててしまっている現状に対して、多くの人が外食するようにと呼びかけられているもので、「普段より、ちょっと贅沢をして、日本経済をまわそう」とする作戦らしい。命名は、ザ・プレミアムモルツのCMをやっている、矢沢永吉さんから取ったもの。
筆者はこの作戦を大いに支持したい。なぜなら、ビールには、経済活性の他にも大きな効果が見込まれるから。それは、放射線対策。
実は、ビールには放射線から身を護る効果があることが分かっている。
これは、放射線医学総合研究所粒子線治療生物研究グループと東京理科大学薬学部放射線生命科学の共同研究チームがヒトの血液細胞やマウスを用いた実験で明らかになったもので、ビールに含まれている、アルコール成分と、ビールに溶けこんでいる麦芽の甘味成分などに放射線により生じる染色体異常を最大で34%も減少させる効果があるそうだ。
実験の背景は、広島・長崎の原爆やチェルノブイリ原発事故被害者のなかにアルコール飲料で放射線障害が低減されたという話がある事を切っ掛けとして研究をすすめていた。
実験は、ビール摂取前とビール大瓶1本を飲んで3時間たった後に採取した血液にX線や癌治療に使われる重粒子線を1グレイから6グレイまで照射して、ビール摂取前後で血液細胞の染色体異常を比較したところ、ビールを飲むとX線や重粒子線に対しても防護効果があることが分かった。
更に、ビールの微量成分であるシュードウリジン、メラトニン、グリシンベタインをそれぞれヒトの血液に添加したり、マウスに投与して放射線防護効果を調べたところ、セシウム137が発するガンマ線や重粒子線に対しても、何もしない場合と較べて、ヒトのリンパ球細胞の染色体異常が3割程度減少したという。
単体のアルコールだけでも放射線防護効果はあるらしいのだけれど、ビールのアルコール分に加えて、ビールの微量成分がさらに、効果をアップさせるようだ。
だから、毎日少しづつビールを飲むようにするだけでも、その分放射線からの影響を減少させることが期待できることになるから、ここ半年1年は、晩酌にビールを飲む習慣をつけてもいいかもしれない。
また、アルコールを飲めない人でも、ビールの微量成分であるシュードウリジン、メラトニン、グリシンベタインが含まれた食物なり錠剤なりあれば、それでも効果があるかもしれない。
特に、今のようにホウレンソウや水から放射性物質が検出されたなんて、ドキッとするような報道だけでなくて、同時に、ビールを飲めばいいというプラスの報道をするだけでも随分と違ってくるはず。
それに全国、特に東日本でビールの消費が伸びれば、その分経済活性化にも繋がる。だから、この「ヤザワ作戦」は経済活性化を促すと同時に放射線対策にもなる一石二鳥の作戦だといえる。
2.向日葵と菜の花で福島を再生する
このまま、原発が収束すれば、チェルノブイリの様に炉心が爆発して10トンとも言われる大量の放射性物質が飛散するわけではなくなるから、周囲の汚染もそれほど深刻化はしないものと思われる。
ただ、水やホウレンソウが汚染されたことは事実だから、汚染されたと思われる土壌の浄化は行なう必要がある。特にセシウムは土壌と結びつき易く、長期間に渡って放射線が消えないから、早々に除去しておかなくちゃいけない。
具体的には、原発が落ち着いたらでいいけれど、福島県および近県の畑や、原発付近に、セシウムを吸収する働きがある向日葵の種を、大量に撒いておく準備を進めるべきだと思う。
向日葵には、土壌の放射性物質を吸収する優れた能力を持っている。
1995年、アメリカのスラビック・デュシェンコフ博士とイリヤ・ラスキン博士らが、チェルノブイリ原発から1kmの場所にある放射性に汚染された小さな池で、20種類の植物を栽培したところ、向日葵がセシウム137を根に、ストロンチウム90を葉に蓄積することが分かった。なんでも、わずか20日で、放射性物質の95%を除去することができるという。
また、カリウムやカルシウムを吸収して成長する菜種にも同じ力があって、性質の似ているセシウム137 やストロンチウム90 を区別せず吸収し、土壌中の放射性物質を除去することができる。菜種が吸収したセシウムやストロンチウムは、菜種の皮に集まり、種には含まれないらしい。
実際、チェルノブイリ原発から70Kmのナロジチでは、「ナロジチ再生・菜の花プロジェクト」と称して、2007年からナロジチで菜の花を栽培しながら、土壌中の放射能を吸収し、同時に菜種からバイオディーゼル燃料(BDF)の精製、葉・茎・根から熱源となるメタンガスの精製などに取り組んでいる。
同じように、福島原発周辺に菜の花を栽培して、土壌を浄化しながら、ディーゼル燃料を作ってエネルギーの足しにすればいい。
また、チェルノブイリでは、放射線を食べて成長するバクテリアが見つかっている。これは、チェルノブイリ原子炉の壁に育っているメラニン色素を含んだ菌をロボットで回収し、日光の代わりに放射線を与えたところ、その放射線を吸収して成長していったという。
この菌の研究がまだ行なわれているのであれば、是非ロシアの協力を得て、福島原発の周りに撒いてやれば、放射線を吸収してくれるかもしれない。
さらに、チェルノブイリでは、放射線に耐性を持つ大豆系の植物も発見されている、なんでもこの大豆は、植物内に特殊な酵素を保持することによって、外部から取り込まれる有害な放射能や重金属を植物外に排出する機能をもっていて、出来た大豆には放射能が蓄積されていないのだという。
多少、都市伝説的な話になるのだけれど、1945年、聖フランシスコ病院医長であった秋月辰一郎博士は、スタッフ諸共、原爆で被曝したのだけれど、被曝患者に塩辛い味噌汁と玄米を毎日与えたところ、秋月博士の病院の患者もスタッフも被爆による犠牲者を出さなかったと言われている。
事の真偽とその理由については分からないけれど、もしこれが本当であれば、味噌汁の原料である"大豆"には、チェルノブイリで発見された大豆と同じく、放射線に対する強い耐性となる何かが含まれているのかもしれないし、この大豆の研究が進めば、もしかしたら"放射性物質を蓄積しない野菜"なんてのも作れるかもしれない。
先頃、海にも福島原発から、放射性物質が流れ出したという報道もあったけれど、ここはひとつ「刺身をツマミにビールを飲もう」という運動もあっていい。居酒屋では定番の組み合わせ。
たとえ、放射能に汚染された土地であっても、そこに住んでいた人にとっては、故郷の土地。住めるものなら戻って住みたいと思っているに決まっている。だから、一日でも早く人が住める土地として再生する義務が政治にはあるはず。
政界の浄化は直ぐに手をつけられなくても、土壌の浄化と経済活性化は今からでも着手できる。菜の花とビール。「菜の花・ヤザワ作戦」は日本を立ち直らせる切っ掛けになるのではないかと思っている。
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ヤザワ作戦決行中。みんなで伝説つくろうぜ! ‐ 岩崎聖侍 アゴラ提供:アゴラ - 言論プラットフォーム 011年03月21日15時39分
東日本大震災から10日間たち、世間はやっと少し冷静さを取り戻してきました。
しかし、前回の記事“東日本大震災で「ユーモア」が許されないこの緊張状態は危険”でも書いたとおり、私たち一般人ができることは、限られています。まだ、現地に行ってボランティア活動ができる状態ではないのです。もう少し、待ちましょう。そんな状況のなか、先週の金曜日に居酒屋をやっている友人からメールをもらいました。そのメールには、「今、居酒屋は閑古鳥が鳴いているよ。お客さんが全然来ないんだ。だから、食材が余って捨てざるを得ない」と書いてありました。
私は驚きました。スーパーやコンビニでは食材がこんなに不足しているのに、居酒屋には捨てるほどたくさんあるのです!
それとともに、これはまずいと思いました。このままいけば、関東の外食産業は壊滅的な打撃を受けると思ったのです。そこで、どうにかして、もっと多くの人が外食をするようにならないだろうか、と考えました。
そして、「ヤシマ作戦」に続く新たな作戦、「ヤザワ作戦」を決行することにしたのです。
ヤザワ作戦とは、「普段より、ちょっと贅沢をして、日本経済をまわそう」とする作戦です。ヤザワはもちろん、ザプレミアムモルツのCMをやっている、永ちゃんこと、矢沢永吉さんからいただきました。
スーパーやコンビニでは、水やジュースは売れすぎて在庫がない状態ですが、ビールはまったく売れていません。居酒屋にも、ほとんどお客さんが入っていません。
これは、こんなときにお酒を飲むなんて、「不謹慎だ!」という他人の目が気になるからです。
しかし、何度でもいいますが、日本を復興させるためには、お金が必要なのです。
今は、まだ大震災後間もないので、たくさんの寄付が集まります。でも、復興は長期戦になります。時間が経つにつれて、間違いなく寄付の集まる額は減っていくでしょう。そうなると、その後は税収がすごく重要になります。
しかし、このまま多くの人が「不謹慎」を理由に経済活動を自粛すると、中小企業がバタバタと倒産していき、税収は増えるどころか減ってしまうのです。
中小零細企業の多くは、ストックしてある現金が少ないので、このような短期間でも、売上が止まってしまうと、倒産してしまいます。
中小企業白書によれば、日本の全企業数に占める中小企業の割合は99.7%です。そして、日本の全従業員数に占める中小企業従業員数の割合は、77.6%なのです。
これが次々に連鎖倒産していくことだけは避けなければいけません。
だから、私たちは、ヤザワ作戦を決行したのです。
金曜日から「やろう!」と宣言したヤザワ作戦ですが、すでに多くの人がTwitter上で決行してくれています。「焼き肉に行きました!」、「お寿司に行きました!」、「プレミアムモルツを買いました!」というツイートがたくさん来ています。それに対して、私が、「ナイスヤザワです!」とRTしていくのです。
ハッシュタグが#yazawaとなっており、多くの人が参加している様子を下記のリンクから見ることができます。
■ヤザワ作戦のツイート
いつもは、発泡酒を買っている人が、今日は日本の経済のために、復興のためにザプレミアムモルツを買ってくれているのです。
また、矢沢永吉さんのエピソードも、ヤザワ作戦を援護してくれます。
矢沢さんは、ある地方でのコンサート前日に、スタッフから「矢沢さん、すみません。スイートルームのはずが、手違いでツインになってしまいました」と言われたのです。
矢沢さんは、「あぁ、そうなの。いいよ部屋がないわけじゃないんだから。俺はいいけど、ただ、YAZAWAが何て言うかな?」と言ったそうです(笑)
スタッフは、即、他のホテルのスウィートルームを手配したそうです。
これをヤザワ作戦にも使っていこうと思いました。
奥さんが発泡酒を買おうとしていたら、「俺はいいよ。でもYAZAWAは何て言うかな?それで日本復興できるの?」と言ってあげてください(笑)
また、仕事でも、取引先が「こんな状況ですし、自粛しましょう」と言ってきたら、「俺はいいよ。でもYAZAWAが何て言うかな?それで日本復興できるの?」と返してあげてください。そして、ちょっと贅沢した人、外食をした人、自粛を取りやめていつも通りビジネスをやってくれた人には、「ナイスヤザワです!」と言ってあげるのです。
このヤザワ作戦が、もっともっと広がれば、絶対に日本経済は復活します。この20年間、超頭のいい人たちが何をやってもうまくいかなかったのに、「ナイスヤザワです!」というアホみたいな合言葉一つで、日本経済が復活するのです。それはもう歴史の教科書に載る伝説ですよ。
そう、「みんなで伝説つくりませんか?」と、誘っているのです。
もちろん、ヤザワ作戦は、ハードワークがセットです。ただお金を使うだけでは、いずれ破綻してしまいます。必死に働いて、たくさん使う。これがヤザワ作戦です。
被災地の人の分まで、働いて使いましょう!
そして、使った人には、「ナイスヤザワです!」と声をかけてあげてください。
(岩崎聖侍 株式会社FreeLifeコンサルティング 代表/ストーリー戦略の専門家)
URL:http://news.livedoor.com/article/detail/5429763/
ビールを飲むと放射線から身を守れる 2005-08-12 (金) 7:06医療
ビールに放射線から体を守る効果…放射線医学総合研
放医研は、ビールに含まれているシュードウリジン、メラトニン、グリシンベタインと呼ばれる微量成分をそれぞれ血液と混ぜてエックス線や重粒子線(炭素イオン)を照射し、最大34%も血液細胞の染色体異常が減ることを突き止めた。
ビールを飲むことで放射線による染色体異常から身を守ることが出来ることが解ったという報告です。
ビールに含まれているシュードウリジン、メラトニン、グリシンベタインという微量成分と血液を混ぜ、それに放射線を当てたときに血液中の細胞の染色体に異常が起きたかどうか調べた実験によって明らかになりました。 その効果は遺伝子異常を34%軽減すると云うことで、かなりの効果があると考えられます。
また、ノンアルコールビールでは効果が無いこと、アルコール単体では効果が低いことから、ビールに含まれる微量成分とアルコールの相乗効果によって放射線から染色体を保護する何らかのメカニズムが活性化していると考えられています。
人間は放射線に弱いのですが、これは放射線がDNAに直接ぶつかって損傷するのはもちろん、体内の水原子にぶつかることで電離を促してラジカルと呼ばれる非常に活性が高いイオンになります。 このラジカルによってDNAの損傷がさらに引き起こされ、遺伝子異常が起こるというメカニズムが知られています。
今回の報告では、以前から知られていたアルコールがラジカルを補足し、放射線からDNAを守る効果をビールに含まれる微量成分がより高くするというものです。
この効果をもたらすメカニズムはまだ明らかになっておらず、アルコール単体で見られるラジカルの補足効果が増すのか、それとも異なる効果が発生しているのかわかりません。 しかし、メカニズムが明らかになることで、遺伝子異常を予防する薬の開発など、これまでになかった領域の開拓に繋がることが期待されます。
URL:http://sasapanda.net/archives/1655
チェルノブイリで放射線を食べる菌が見つかる 2008年03月03日 11:14
史上最悪の原子力発電所事故を起こしたチェルノブイリで凄いものが見つかった。なんと有害な放射線を食べて成長する菌が生まれていた。彼らは生き残るために、放射線を食べることを選んだのだ。
その菌はチェルノブイリ原子炉の壁に育っているのを、ロボットによって回収された。チェルノブイリはいまだに汚染から回復しておらず、人が入り込めるような環境ではないのだ。
回収された菌は豊富にメラニン色素を含んでおり、その表面を紫外線から守っていた。それはどの菌においても同じだった。
科学者は3種類の菌である実験を行った。通常、植物は葉緑素によって光エネルギーを吸収して成長する。実験では回収した菌に日光の代わりに、有害な放射線を与えた。すると菌たちは驚くことにこれらを吸収し、成長していった。
人間にとって放射線は有害なものだが、菌たちにとっては無害どころか有効なものとなっていたのだ。普通では考えられないことだ。
この発見は宇宙技術の前進に大いに役立つことになるだろう。宇宙は有害な放射線で溢れているため、メカニズムさえ解明できれば菌を無尽蔵の食料として食べることができ、そして他の惑星に移住する際にも頼ることができる。
チェルノブイリ原子力発電所事故は人類にとって深刻な被害をもたらしたが、有益な一面も見つけることができた。
[ FOXNews.com ]
URL:http://digimaga.net/2008/03/fungus_eats_radiation
2009年05月20日 チェルノブイリで放射線 耐性植物?スロバキア科学アカデミーが発見
1986年に起きた放射能漏れ事故以来、20年超が経過したのにも関わらず依然として高い放射能によって汚染されているチェルノブイリの周辺地域で耐放射能性を持つ珍しい大豆系の植物が繁殖していることが学術専門誌「Journal of proteome research」に掲載された論文「Proteomic Analysis of Mature Soybean Seeds from the Chernobyl Area Suggests Plant Adaptation to the Contaminated Environment(DOI: 10.1021/pr900034u)」によって明らかとなった。
この大豆は植物内に特殊な酵素を保持することによって外部から取り込まれる有害な放射能や重金属を植物外に排出する機能をもっており、結果として生じる大豆には放射能は蓄積されていないことが判ったとしている。
論文発表を行ったスロバキア科学アカデミーの研究グループでは、この大豆の研究はまだ始まったばかりで、今後は、この植物から生まれた大豆が成長した場合、同じような能力をもつか、研究を継続したいと述べている。
technobahn
URL:http://www.scienceplus2ch.com/archives/1083590.html
この記事へのコメント
ちび・むぎ・みみ・はな
てしまうのが一番良いと思います.
ところで, 黄砂の放射線量測定データはあるのでしょうか.
一度比較すると良いと思うのですが.
クマのプータロー