「自分たちで動くしかない。もう国も村も信用できない」飯館村村民
4月21日に福島県の避難所を視察した菅首相に対し、避難民が詰め寄り必死の訴えをする一幕があった。これ以前での被災地訪問では、こんな場面はテレビでは流れなかったように記憶しているのだけれど、被災民の政府に対する憤りや、最早限界に近い状況にあることは誰の目にも明らかに映った。
原発処理の不味さや進まない被災地支援、後手後手に回る避難指示。全力でやっている、対策本部ばかり立ち上げてというばかりで、少しも進まない復興。
そして、特に原発事故対応に見られる政府の隠蔽、これらのことがあまりにも多すぎて、政府と国民の間の信頼関係が、崩壊してしまっている。
国が計画的避難区域に指定した福島県飯舘村では、23日から被災証明書の交付が始まったけれど、住民が殺到しているという、飯館村の住民は「何でいまさら避難なの。もうとっくに放射能は浴びている。最悪」、「行政の動きを待っていると、絶対ひどい目に遭う。もう自分たちで動くしかない」と言っているから、もうはっきりと政府を見限っている。
これも、「ただちに問題ない」として、SPEEDIの公表もせず、政府がひたすら責任を回避した結果。
菅政権は自らの行いの報いを受けている。
文部科学省が21日、東電福島第1原発から半径20キロ圏内の150地点で、1時間当たりの放射線量を初めて公表した際、「首相官邸の指示で出さなかった」と説明した。
これはデマでも何でもなく、文部科学省の公式発言なのだから、公に官邸が隠蔽していたと認めたということ。
枝野官房長官は、この文科省の説明について、「少なくとも私は承知していない。私の決裁なく指示することはない」と言い訳しているけれど、この責任を負わずに他人に擦り付ける態度そのものが自らの信頼を失っている原因であるとは思わないのか。
枝野官房長官は、22日の記者会見で、いわき市が、計画的避難区域にも緊急時避難準備区域にも含まれなかったことに対して、「市の強い要望に基づいた」と発言したのだけれど、当のいわき市の渡辺市長は、「強く要望したことはなく、事実無根だ」として、官房長官宛てに、発言の撤回を求める文書を送ったという。
また、枝野官房長官は、4月17日、被災地の福島県南相馬市で市長と会談し、原発20キロ圏内の行方不明者捜索現場を視察しているけれど、枝野官房長官は、3Mの放射性物質対応防塵マスクにゴーグル、全身を完全に覆った防護服を身にまとい、まるで原発作業員の出で立ち。
視察現場の放射線量は0.5uSv/hで、現地で職務をしている人達は、不織布マスク、簡単な防護服、長靴だったのに対して、あまりにも重装備であったことから、ネットなどでは、「フルアーマー枝野」だとか、「福島県の野菜を食うパフォーマンスが意味ない」だとか言われているようだ。
これでは、いくら「ただちに問題ない」とか言われても、不安になってしまう。しかも車から降りていたのは5分だけ。枝野氏の「ただちに」とは5分のことだったのか。
菅政権は自らの行いの報いを受けている。
4月7日、川崎市の阿部孝夫市長が福島県を訪れ、津波で残ったがれきなどの処理を福島県側に申し出たと、翌日に報道された途端、市民や近隣各県の住民から「放射能に汚染されたゴミを持ってくるのか」と批判が高まり、18日までに、4770件の電話やメールが寄せられたという。
川崎市の阿部市長は、19日の記者会見で、「説明不足だったかもしれないが、偏見に満ちている意見が多く、心外だ」と述べているけれど、これも、菅政権が国民の信頼を裏切る行為を続けた報いだと思う。ある意味、行政に対する信頼感が失われた結果、市民が自衛に走っているのだとも言える。
確かに、阿部市長のいうように、「放射能に汚染されたものは法律上、持ち出せない」のかもしれないけれど、ではどこまでが汚染されていて、どこからが汚染されていないのかというと、原子炉等規制法では、放射線量が年間10マイクロシーベルトを超える廃棄物だとされている。それらは、原発所内で埋設処分したり、ドラム缶にコンクリート詰めにして専用処分施設に運んだりしている。
だけど、政府は、食品や飲料水の放射能に関する基準値を十分な説明もなく、緩和したりしているから、都合のよいようにまた、廃棄物の放射能基準を大幅に緩和してくるかもしれないと思われかねない。それほど信頼を失っている。
だから、国民の信頼を失った行政は、たとえ、やるべき施策であったとしても、きちんと説明して住民に納得して貰わないと、進まなくなってしまう。
菅政権は自らの行いによって、政府と国民の間の信頼関係をズタズタにした。
だから、仮に菅首相が退陣してとして、他の誰かが次の首相になったとしても、政府がこう決めたからこうするんだ、などと安易に考えないほうがいいように思う。つまり、対策の前に、国民との信頼関係を回復する必要があるのではないか、ということ。
菅政権は自らの行いの報いを受けている。
そのカルマを解消するのは簡単ではない。


菅直人首相は22日、東日本大震災後に増えた首相官邸の対策本部や会議を整理するよう枝野幸男官房長官に指示した。およそ20の対策本部などが乱立したことから指揮系統が混乱し、対策の遅れにもつながっているとの指摘が出ていたからだ。
首相は震災の復旧・復興対策と福島第1原子力発電所事故への対応を重視。このため、自らが本部長を務める災害対策基本法に基づく緊急災害対策本部と、原子力災害対策特別措置法に基づく原子力災害対策本部の2本部は今後も維持する。
2つの対策本部以外はプロジェクトチーム的な組織であることを明確にする。仙谷由人官房副長官が本部長代理として仕切る「被災者生活支援特別対策本部」や、海江田万里経済産業相が本部長の「原子力発電所事故による経済被害対応本部」などがこれにあたる。
首相が新設しようとしている復興実施本部と、2つの対策本部との関係は明らかではない。
URL:http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C889DE0E5E0E7E6EBE7E2E0E1E2E6E0E2E3E38297EAE2E2E2;at=DGXZZO0195166008122009000000

文部科学省が21日、東電福島第1原発から半径20キロ圏内の150地点で、1時間当たりの放射線量を初めて公表した際、「首相官邸の指示で出さなかった」と説明したことをめぐり、政府内の風通しの悪さと官邸の機能不全がまた露呈した。
枝野幸男官房長官は同日の記者会見で、文科省側の説明について「少なくとも私は(指示を)承知していない。私の決裁なく(文科省に)指示することはない」と述べた。
ただ、菅直人首相は「政治主導」にこだわり、「俺は原子力にものすごく詳しい」と自負している。このため、政府には、「官僚は政治家に進言しづらい」(政府関係者)との声が漏れており、文科省の今回の対応も萎縮した官僚が「指示待ち」を決め込んだことが影響したとみられる。
枝野氏は会見で、「どこかで意思疎通の齟齬(そご)があったかもしれない」と認めたものの、「早く出せばよかったのに…」と人ごとのようだった。
URL:http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110421/plc11042123440023-n1.htm

国が計画的避難区域に指定した福島県飯舘村で、23日から始まった被災証明書の交付に住民が殺到し、この日だけで360通以上に達した。避難する方針は決められたが、具体的な方法は不明のまま。自費で住宅を借りるため証明書を取りに来た女性は「自分たちで動くしかない。もう国も村も信用できない」と言い切った。
取材に応じた菅野典雄村長は、国とのパイプ役となる内閣府から派遣された職員たちについて「話を聞かせてくださいと言うだけ。彼らから情報はありません」。
1カ月以内に避難を終えるとした国の方針には「命が大事といっても、住民には、ここでの生活もある。牛も2千頭もいる。もっと血の通った施策をできないか」と不満を隠さなかった。
証明書交付に追われた住民課。職員は「1日で、こんなに書類を交付したのは初めて」と驚いていた。
福島市内のアパートを借りるために家族9人分の証明書を取りに来たパート女性(46)は「何でいまさら避難なの。もうとっくに放射能は浴びている。最悪」とひと言。「行政の動きを待っていると、絶対ひどい目に遭う。もう自分たちで動くしかない」と話すと、足早に立ち去った。
URL:http://www.at-s.com/news/detail/100022618.html

福島県いわき市の渡辺敬夫市長は23日、記者会見し、福島第一原子力発電所の事故を受けた計画的避難区域にも緊急時避難準備区域にも同市が含まれなかったことについて、枝野官房長官が「市の強い要望に基づいた」と発言したことに対し、「強く要望したことはなく、事実無根だ」と述べた。
渡辺市長は同日、官房長官宛てに、発言の撤回を求める文書を送ったという。
枝野氏の発言は22日の記者会見でのもの。市長によると、11日に経済産業省の松下忠洋副大臣が渡辺市長を訪ねた際、屋内退避指示の対象だった「20~30キロ圏」の見直しについて説明を受け、了解しただけだという。
市長の発言には、避難区域の設定などに関する国の責任を改めて確認する狙いがあるものとみられる。
(2011年4月23日19時56分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110423-OYT1T00616.htm?from=top

「何もできない。はっきりしない。何とも殺風景な男だったなあ」
福島県富岡町と川内村の住民が避難する郡山市の「ビッグパレットふくしま」。視察に訪れた菅直人首相は、ここでも住民の心をつかめなかったようだ。
首相は午後1時半すぎに到着。バスから降りて出迎えた避難者に手を振りながら足早に館内へ。
富岡町の50代の女性は、「牛20頭を放して避難してきた。今さら来られてもねえ。本当は言いたいことがいっぱいあったんだけど」と冷ややかに首相一行を見つめた。
「にらみつけてやった。先見性がない首相だから原発を止められないのよ。福島県民をなめるな」
介護施設でリハビリの仕事をしていた川内村の横田律恵さん(50)は、「夫が公務員なので応急仮設住宅の順番はきっと最後だろう」という。「だから郡山にアパートを借りて5月から住む。でも私の仕事は見つからない。首相はみんなのそんな気持ちを分かっているのかしら」と憤りを隠さなかった。
富岡町で一人暮らしをしていた長女のみなみさん(22)は看護師。「郡山でも仕事はみつかりそうですが、一時帰宅は無理でしょうね」という。
父親が心配して警戒区域設定の後で行う一時帰宅に反対しているという。「春、夏物の服を取りに行きたいけど、こっちで買います」。
首相は避難所の1区画で富岡町民と“対話”を行った。首相に詰め寄る人はなかったが、「すみませんって言うだけだったな」「首相に言っても何も変わらない」と感想は冷ややか。
他の区画は無言で握手だけして立ち去るケースが多かったという。80代の女性は「ニヤニヤして握手されたが、『頑張ってね』『体は大丈夫ですか』って言ってくれた方がよっぽどうれしかった」。
首相はこのあと、陸上自衛隊が実施している仮設浴場に立ち寄るなどして、記者団のインタビューに応じたが、地元記者の「県民に言いたいことは」という質問に対し、明確な謝罪の言葉はなかった。
URL:http://sankei.jp.msn.com/region/news/110421/fks11042121140016-n1.htm

東京電力が開いている避難住民向けの説明会が23日、一部が計画的避難区域に指定された福島県川俣町内であった。東電福島事務所の職員ら5人の土下座で始まり、質疑応答が2時間以上続いたが、住民との溝は埋められなかった。
小学校体育館だった避難所では警戒区域内の同県浪江町や南相馬市から避難した約60人が暮らす。余震も続く中、住民は「我慢も限界」「何か一つ希望が欲しい」と訴えた。
東電の職員は事態の収束には「精いっぱい努力している」、賠償も「できる限りのことをやらせていただく」との説明を繰り返したが、具体的な話はなかった。
浪江町から避難している50代男性は「説明には納得できないが、東電はここに来るだけ、政府よりはまし」と吐き捨てるように話した。
URL:http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110423/dst11042322280054-n1.htm

4月17日、枝野官房長官が初めて被災地の福島県南相馬市で市長と会談し、原発20キロ圏内の行方不明者捜索現場を視察した。
それだけ聞くと枝野官房長官の現場主義を感じさせる行動のように思えるが、彼の服装があまりにも「ガチすぎる」とネット上で冷ややかな笑いが起きている。
ANNなどの報道を見ると、被災地で職務に励んでいる方々の服装は「不織布マスク、簡単な防護服、長靴」に対し、枝野官房長官は「3M 防塵マスク(放射性物質対応)、ゴーグル、全身を完全に覆った防護服」のまるで原発作業員の方のような出で立ちで明らかに浮いていた。さらに視察もすぐに終わらせ、直ちに帰ってしまったという。
この完璧すぎる装備と迅速な行動に対し、ネットユーザーは以下のような反応を示している。
「完全武装ワロタ」
「そら放射能怖いだろうからサッサと帰るだろw」
「ロトの鎧手に入れて嬉しくなっちゃった感じか」
「こんなかっこされたらそらふぐすまやばいと風評よぶわww」
「マスコミの前でこんな格好で練り歩いたら、ここはこの装備がないとたいへん危険ですってアピールしているようなもんだろw」
「たった20分の視察だったのに顔の色と汗がすごかったよほど怖かったんだろうなw」
「もう枝野がガイガーカウンターでいいんじゃね 最高の放射能計測器だよ」
「枝野完防長官」
「フルアーマー枝野 見参!!」
「福島県の野菜を食うパフォーマンスが意味ない」
ちなみに福島原発により近い、5~15キロ圏内の浪江町で取材を行った記者も被災地で職務を行っている方とほぼ同じ服装だったが、特に問題になる量の放射線は浴びていなかった。事故後に長期間被災地に取り残されていた動物たちについても同様なので、20キロ圏内であれば現地作業員と同レベルの装備で良いはずだ。
現場重視の姿勢を見せるのは良いが、現地作業員と同じ服装程度にとどめておく事は出来なかったのだろうか。なるべくテレビなどの報道を見ている人々が不安になるような行いは謹んで頂きたいものである。
イラスト:ロケットニュース24
URL:http://rocketnews24.com/?p=89326

川崎市の阿部孝夫市長が東日本大震災で被災した福島県にがれきなどの災害廃棄物処理の協力を申し出たことに対し、苦情の電話が市に相次いでいることについて、阿部市長は19日の記者会見で、「説明不足だったかもしれないが、偏見に満ちている意見が多く、心外だ」と述べた。
阿部市長が佐藤雄平福島県知事に協力を申し出たことが報じられた8日以降、「放射能に汚染されたものが持ち込まれる」といった誤情報がインターネット上に広まり、市に「子供が心配」などの苦情が殺到。18日までに4770件の電話やメールが寄せられたという。
阿部市長は「放射能に汚染されたものは法律上、持ち出せない」とした上で、「(ネットで)悪い形で情報を流した人がいて、非常に残念」と憤った。今後の見通しについて「国の方針がまとまった時点で、細かい計画を決めたい」と話した。
URL:http://sankei.jp.msn.com/region/news/110419/kng11041922120002-n1.htm

福島第1、第2原発の避難・屋内退避区域(半径30キロ圏内)の外で、がれき(災害廃棄物)に大気中に飛散した放射性物質が付着していた場合の処分方法が問題となっている。環境省が所管する廃棄物処理法では放射能を帯びた廃棄物は対象外とされ、経済産業省や文部科学省が所管する原子炉等規制法では、原子力関連施設の外で放射性廃棄物が大量に発生する事態を想定していないためだ。
経産省原子力安全・保安院の西山英彦審議官は15日の記者会見で、「法律の間に落ちてしまっており、どこが担当するのかはっきり決まっていない。早急に対策しないといけない」と述べ、滝野欣弥官房副長官が調整に当たっていることを明らかにした。
原子炉等規制法の対象は、放射線量が年間10マイクロシーベルトを超える廃棄物。原発では使用済みの作業着や部品などの低レベル放射性廃棄物は所内で埋設処分したり、ドラム缶にコンクリート詰めにして専用処分施設に運んだりしている。
保安院によると、一般人の医療を除く被ばく許容限度は年間1000マイクロシーベルト(1ミリシーベルト)で、同10マイクロシーベルトはこれに比べ十分低い。このため、放射性物質が付着したがれきについては基準をある程度緩和したり、空気中の放射線測定やサンプル調査で線量が基準値以下の地域では一般廃棄物扱いにしたりする措置が考えられるという。(2011/04/15-17:38)
URL:http://www.jiji.com/jc/zc?k=201104/2011041500649

川崎市が、大震災により発生したガレキを福島県から処分受け入れすると発表したら、川崎市民が「放射能に汚染された瓦礫を持ち込むな」「子供が心配」などと2000件越えの苦 情が市へ寄せられたと言うニュースが不思議です。
巷では、やれ義援金だ救援物資だボランティア派遣だと救済ムードたっぷりなのに、なぜゴミ処分を受け入れるとなると獣扱いみたいに苦情が出るのでしょうか?
「日本は一つのチームです」とかカッコイイような意味が分かりにくいようなことを言っていたり、
「ひとりじゃない」とかぼやけた言い回しをしている割には、受け入れ拒否だコノヤロウなどと被災地を思いっきり疎外していますよね。
結局は自分さえ良ければいい、被災地救済なんて本音を言えばゴメンだぜ、と言う川崎市民が日本人の本音だと事なのでしょうか?
もう何が本音で建前なのか分からなくなってきました。
みなさんは、どう思っているのでしょうか?
sakuransaku39さん
川崎市民です。
このニュース、文面だけ見た人はそのままに受け取るでしょうが、どうしてもわかって欲しいことがあります。
時系列があるんです。
1:突然、読売などが「川崎市長が福島の被災ゴミ受け入れ。4月中にも始まる見通し」とだけ報じました。この時点では市のHPなどには一切発表なし。市民などへの説明もなし。
↓
2:驚いた市民、近隣の市や区の住民が役所などに電話。(※ただし、ここで気をつけて頂きたいのはこの時点で情報が1しかないのです。「悪質なクレーマー」「苦情・反対意見」「賛同・応援意見」「ただの質問や問い合わせ」絶対に、全てあったはずです。)
↓
3:数日後、市のHPに説明を載せる。
また、元々のネットの新聞記事を「被災ゴミ」から「粗大ゴミ」に、「4月中に~」のくだりを削除するなどの書き換えが行われる。
↓
4:3の直後にマスコミが「事実誤認・勘違いで2000件のクレーム、苦情が殺到」と報道。
テレビなどでも「放射性物質を含むゴミは運べないと説明しているが、苦情が殺到している」「千葉県で子供の差別、川崎でも差別が」などと報道。
川崎市長も「事実誤認で腹立たしい」と取材に答える。
文章があまりうまくなくて申しわけありませんが…いい悪い、賛成反対に関わらず、とにかく事実です。すごく作為的なのがわかりますか?
でも4のニュース読んだ人は「川崎市民が2000人以上猛抗議している」っていう部分しかわからないのです。
しかも、4の記事でも市のHPでも既に説明されてるので「よく確かめもしないで馬鹿だね」と…気づいたら、行政からも、他の市民からも、マスコミからも、ネットでも、あげくに市長からも川崎市の人間が叩かれています。
市に「市長は福島に銅像を立てたいだけだろ。うちには子供がいるんだふざけるな!!」と電話するのと、「新聞を読んだのですが、近所に住んでいて子供がおります。処理方法等に関して不安があるんですが…」と電話するのを全て一緒に、もしくは後者はなかったことにされてしまいました。
前者と後者は全然違うのはわかりますよね?
前者はいけません。でも、後者がダメなら行政のする事に一切問い合わせしてはいけない事になります。
まして、この混乱時。放射性物質について正しい知識などない国民が大半です。マスコミで毎日報道している中、何の説明もなく、しかも4月中にすぐゴミ受け入れと言ったら問い合わせ殺到なのは当たり前です。
2000件といいますが、川崎市だけで100万人以上住んでいるんですよ。どこにだって、なんにだって苦情する人だっています。苦情する人をかばうわけではありませんけど、この件に関してはマスコミが無責任な記事で煽りたて、行政は自分達が説明しなかった事をまったく棚にあげてるんです。一般市民は経緯を何も知らず、正義感だけで叩いています。
とにかく、まず発端は、賛成とか反対とか、拒否とか以前の問題なんです。
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「福島の人が可哀想」「差別だ」「自分だけよければいいのね」などといいながら「川崎の人はゴミの受け入れに文句言ったらしいよ最低」と、同じように川崎を差別する人がいます。
地域対地域でどっちが正しいとかいう問題ではないですよね?
これって、国、行政、東電などに文句を言うべき問題のはずなんです。福島県民が悪いわけでも川崎市民が悪いわけでもないんです。
なのに矛先がわかっていない人が多すぎます。
私も何が本当で何が嘘なのかわからなくなってきましたよ。
URL:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1260111782
この記事へのコメント
sdi
私はこの一文、賛成です。
「しかし、自分達が今その報いを受けていることを直視しようとしない。」のも確かですね。ただ、その理由は皆様とちょっと違います。
私個人として、
今の菅首相の精神状態は「こんなはずじゃない。俺(俺達)がやろうとすることは正しいんだ。もっと上手くできなきゃおかしい。こんなのは『ほんとう』の俺(俺達)の実力じゃない」という状況になってるんではないか?、と思います。一種の現実逃避です。
彼らは自分達が望んでいるような結果を得られるまで「こんなはずじゃない。」といい続けて政権を担当しつつげるのではないでしょうか?さもなくば、自分達が自身が思っているほど有能でもなく、誤った道を選択していることを認めなくてはならなくなります。新左翼の過激派、彼らのかつての同士達と似たような状況に自分自身を追い込みつつあるのではないでしょうか?
ちび・むぎ・みみ・はな
賛成できない.
役立たず氏は今現在の自分の立ち位置に陶酔して
いると思う. 原理主義者は向かい風ほど嬉しい.
だから, 避難されるほど, 自分は苦難に耐えて
頑張っていると思い易い. 日本の明日を決定でき
る自分の力に毎晩感涙だろう.
あるひと曰く, 悪しき合理主義者は笑い者にする
に限ると.
> 川崎市の阿部市長は、19日の記者会見で、
川崎は何とかネット等の左が多いからね.
市長は誰が反対しているか良くご存知と思う.
日比野
>> 菅政権は自らの行いの報いを受けている。
>賛成できない.
>役立たず氏は今現在の自分の立ち位置に陶酔して
>いると思う. 原理主義者は向かい風ほど嬉しい.
自己陶酔型の"歩く厄災"殿自身はそうでしょうね。もともと国民の事など頭にないのだと思います。ただ、トータルで菅政権、ひいては民主党自身が自身の行いの報いを受けているのは確実で、それは選挙の度に明らかになっています。今日の統一地方選でも、その報いの一旦が顕わになると思いますよ。ただそれで、本人が反省するかどうかは別ですが。
クマのプータロー
ねじれ国会の現状にあっては、閣議決定などなんの意味もありません。国会でまとまりそうな案を出すのならともかく、頑張ってますというポーズだけで、事態を一歩でも先に進めるという気概に欠けています。的外れを指摘されてすねている場合ではないはずですが、マスコミには「揉めている場合ではない」と野党を牽制するキャスターの個人的感想に守られていて政府首脳は自分たちの立ち位置が見えていません。
動かない与党政治家はただの豚です。利用価値があって動く分だけ人形より始末が悪い。
Itukyuu
さて?ご意見の結論は?やはり【ドウシヨウモナイ・アホ集団】でよう!。
何時まで続く?ぬかるみゾ!。・・・・ですネ!。