合同誕生会と菅の奸計

 
菅首相がフランスでのサミットに出発した24日、民主党の小沢氏と渡部氏の合同誕生会が憲政記念館で開かれ、関係修復をアピールした。

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両氏は共に、5月24日生まれ。自民党田中派時代から合同誕生会を開いていたのだけれど、関係が悪化するたびに中止を繰り返していて、今回が2008年に中断後初めてというから3年ぶりのこと。

しかも、時期が時期だけに、当然、菅降ろしをも睨んだ動きとも見られていて、その参加人数にも注目が集まっていたのだけれど、当日はなんと衆参合わせて、約160人の国会議員が出席したというから、なんとも集まったもの。

参加者は小沢氏に近い議員が中心だったものの、鹿野道彦農水相や松本剛明外相などの閣僚の姿もあり、中間派や非小沢系の議員も集まっている。

今回の合同誕生会の仕掛け人は、小沢、前原両氏と親しい稲盛和夫氏で、前原前外相に持ちかけたという。前原氏が合同誕生会の仲介役を務めたことで、中間派をも糾合して、160人もの参加になったことは否定できないし、ある意味、党内の小沢派と反小沢派の対立解消若しくは休戦を象徴することになるから、菅政権へのプレッシャーにならないわけがない。

勿論、小沢、渡部、前原の3氏にも、それぞれの思惑はあるわけで、小沢氏は積極的菅降ろし、渡部氏は菅首相への不満、前原氏には「ポスト菅」に向けてウイングを広げるという三者三様の思惑が絡み、それぞれにメリットがあったことは確かだろうと思われる。

当然、菅首相もこの動きは気にしていた筈で、前原氏に福島県飯舘村の地酒を預ける一方、子飼いと目される寺田学前首相補佐官をも、この合同誕生会に送り込んでいるところをみれば、その警戒ぶりが分かろうというもの。

ここで、この合同誕生会について、新聞各紙がどのように報じているか、その見出しを拾ってみると次のとおり。
ゲンダイ:小沢誕生会に衆参議員160人終結の重大意味 流れは変わった! 菅はもうダメ!! 
産経  :小沢氏、渡部氏と合同誕生会 「反菅」結集へ前原氏音頭
読売  :小沢・渡部氏が合同誕生会、菅降ろしにも影響?
毎日  :小沢氏と渡部氏が「合同誕生会」 前原氏も出席
朝日  :小沢氏・渡部氏、3年ぶり合同誕生会 党内融和は見えず 

小沢応援紙とも揶揄される日刊ゲンダイの見出しは、脇に置いておくとしても、やはり、どこも、菅おろしと、前原氏が絡んでいることを取り上げているところを見る限り、この2点が重要だとみているということ。

そして、これまで、菅おろしの動きに対して、この時期にそんな余裕はない、と菅政権擁護のスタンスが目立つ朝日新聞でさえも"党内融和は見えず"と、わざわざ見出しで牽制しなければならないあたり、相当警戒している様子が感じられる。やはりそれだけのインパクトがあることは間違いない。



一方、自民党と公明党は、菅内閣に対して、内閣不信任案を提出する方針を固め、最終調整に入っていて、27日に両党の幹部が提出時期について詰めの協議をする予定なのだけれど、今のところ、来月1日の党首討論後に提出すると見られている。

ただ、不信任案提出には、社民党が反対を表明していて、野党一丸というわけではないということと、肝心の民主党内から不信任案にどれだけ同調するかが今一つはっきりしていないことから、成立するかどうかは、まだ分からない。

だけど、13日から16日に行なわれた、時事通信社の世論調査でも、菅首相について、「対応に一区切りをつけたら退陣すべきだ」と、「直ちに退陣すべきだ」が、合わせて7割近くに上っていることからみても、結果はどうあれ不信任案は提出しておくべきだと思われる。

あとは、菅首相が、内閣不信任案に対して、「解散総選挙」をチラつかせるしか牽制する方法がないのかどうかについてだけれど、もしかしたら、もう一発、世間受けを狙った"おもいつきパフォーマンス"を打ってくるかもしれない。

それは、たとえば、今一部で問題になっている、福島の小中学校の屋外活動を制限する年間20ミリシーベルトという文部科学省の基準を撤回して、10mSvなり5mSvなりにするとか。

ある意味で、浜岡原発停止要請と同じノリではあるのだけれど、今度は要請するわけにはいかず、政府基準という違いはあるけれど、またぞろ、文科省か保安院か誰かのせいにしながら、しれっと撤回して、支持率アップを狙ってくるかもしれない。

だけど、だからといって、また世論の様子を見るとかなんとかいって、不信任提出を見送るようであれば、ある意味、菅首相の奸計に嵌ってしまう可能性がある。

というのは、浜岡にしても、20mSv問題にしても、世間がその時、一番問題視する事柄を取り上げて、それを止めさせるように、要請なり撤回なりをしてやれば、そのたびに延命を図ることができるということ。

それに何より、政権与党の立場であれば、水面下にある問題を、政治的に"何もしない"ことで、いくらでも顕在化させることができる。

これは、言うなれば、マッチポンプみたいなもので、自分で問題を作って、自分で火消をする"パフォーマンス"を繰り返すことで、世論の支持を集め、ズルズルと政権の延命を図るという奸計。尤も、浜岡停止要請を見る限り、素直に支持率アップには繋がらなかったようだけれど、あれで、一旦は、菅おろしの流れが止まったことは事実だから、政局的には、十分効果のある行為だったといえる。

まぁ、本当にそんな嫌らしいことをやってくるかどうかは分からないけれど、もう野党としては、そんなパフォーマンスにいちいち付き合う必要はないと思うし、一度、駄目なら駄目と不信任案を突きつけておかなければならないと思う。


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画像小沢氏、渡部氏と合同誕生会 「反菅」結集へ前原氏音頭 2011年5月25日(水)08:00

 民主党の小沢一郎元代表(69)と渡部恒三最高顧問(79)の合同誕生会が24日、3年ぶりに復活し、かねて不仲だった両氏の和解が成立した。主催者である世話人代表には非小沢系の代表格である前原誠司前外相が名を連ねた。渡部氏が菅直人首相から距離を置きつつあることに目をつけた前原氏の演出であり、前原、小沢両氏の“急接近”も裏付けられた。野党が6月早々の内閣不信任案提出に向け動きだす中、民主党内の中間勢力を巻き込んだ「菅降ろし」がいよいよ本格化してきた。(坂井広志)

 ◆「弔辞はよろしく」

 「大同団結が極めて大切だ。渡部、小沢両先生に指導をいただき政権交代の果実を上げる大事な時期だ」

 午後5時、国会の憲政記念館に前原氏のあいさつが響くと小沢氏は満面に笑み。前原氏が福島第1原発事故の影響を受けた福島県飯舘村の地酒を首相から預かったことを報告すると一瞬仏頂面に戻ったが、その後はずっと上機嫌だった。

 渡部氏は「今日から小沢さんとも目を合わせ、口を利けるように頑張る。もしもの時の弔辞は小沢さん、よろしくお願いします」と仲直りを宣言。小沢氏も「彼は私に悪態をつき、私は私流にシカトしていたが、3年ぶりに話すきっかけを作ってもらった。これからは話し合いながら使命を果たしたい」と語り、ガッチリ握手。出席者から万雷の拍手が湧いた。

 ◆ライバルを尻目に

 誕生会の仕掛け人は、京セラ創業者で日本航空会長の稲盛和夫氏。小沢、前原両氏と親しいこともあり「党が一枚岩になるために一肌脱いでくれないか」と前原氏に持ちかけたのだ。

 誕生会には鹿野道彦農水相や松本剛明外相ら閣僚を含め民主党の衆参約160人が集結。小沢氏は尺八の伴奏に合わせ東北民謡「南部牛追い唄」を熱唱し、乾杯の音頭は鳩山由紀夫前首相がとった。

 すっかり気をよくした渡部氏は「大切なのは東北の災害対策だ。国会延長してでも2次、3次補正をやるべきだ。俺の考えと違ったときは菅直人首相に代わってもらう」と条件付きながら首相退陣に言及した。

 これまでの「菅降ろし」は小沢色が強かったこともあり広がりを欠いたが、仙谷由人官房副長官らも名を連ねる「凌雲会」を率いる前原氏が加わったことで、その輪は一気に広がった。

 党内で基盤固めを狙う前原氏にとっても小沢、渡部両氏の“仲人”を務めた意味は大きい。小沢系と中間勢力の大同団結を実現すれば、玄葉光一郎国家戦略担当相らライバルを差し置いて「ポスト菅」の最右翼に躍り出ることができるからだ。「菅抜き」の大連立を見据え、自民党の石破茂政調会長や「たちあがれ日本」の園田博之幹事長らとも頻繁に接触を重ねる。

 ◆不信任案欠席狙い

 それでも「菅降ろし」のハードルは高い。小沢氏は内閣不信任案同調者の署名を集めているが、可決に必要な70人にははるかに届かない。首相批判の急先鋒(せんぽう)である鳩山氏も不信任案同調には首を縦に振らない。

 そこで小沢系が「次善の策」として狙うのが採決での大量欠席だ。不信任案否決は首相信任に等しい。処分を恐れて不信任案同調に及び腰な若手・中堅も「首相を信任すれば支持者に申し訳が立たない」と漏らしているだけに「欠席ならばおとがめなしさ…」という“ささやき戦術”は効果を上げつつある。

 それでも首相はなお強気だ。24日の英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューではこう言い切った。

 「二大政党による政権交代の場合は、少なくとも4年ぐらい政権を続け、次の選挙で国民が判断する。このように日本の民主主義が習熟することが必要だ」

URL:http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20110525126.html



画像狂った菅に自民も小沢もブルブル…解散怖がる情けないワケ 2011.05.25

 菅直人首相は24日夕、仏ドービル・サミットなどに出席するため、5日間の欧州訪問に出発した。東日本大震災で見合わせていた外遊の再開だが、永田町では、サミット後の「菅降ろし」を画策する勢力がうごめいている。これに対抗して、菅首相周辺がチラつかせるのが「解散総選挙」だ。危険水域の低支持率で解散を打つのは狂気の沙汰だが、「『反菅』勢力は解散を恐れている」と、強気の見立てをしているようなのだ。

 「もし首相退陣を求めるなら、選挙で勝った人間がやらないと、国民に対しての示しがつかない。私は衆院を解散して総選挙すべきだと思う。西岡武夫参院議長の言葉を借りるなら、それが『常道』です」

 菅首相の側近である寺田学前首相補佐官は、19日付の産経新聞のインタビューでこう語った。三権の長までが首相退陣論を主張するなか、菅首相が側近の口を通して、「やるなら解散だ」と牽制したとも受け取れる。

 「反菅」勢力による主な退陣シナリオは、(1)野党多数の参院で首相問責決議を可決し、菅首相に自発的な退陣を迫る(2)衆院での内閣不信任案に、民主党から80人以上が賛成に回り可決させて総辞職に追い込む-など。

 憲法上、不信任案が可決されると、首相の選択は解散総選挙か内閣総辞職しかない。「菅降ろし」の急先鋒である民主党の小沢一郎元代表は「(東日本大震災で)東北地方には投票所ができないから、当分選挙はできない」と、側近議員に語りかけてきた。

 ところが、寺田氏は「被災地の皆さんには怒られるでしょうが、国会の中で新政権の形を探る混乱になるよりも、しっかり選挙をやった方がいい」と明言している。

 危険水域とされる内閣支持率20%台では「伝家の宝刀」を抜いても勝ち目があるとは思えない。一体、狙いは何なのか。

 菅首相に近い民主党幹部は「小沢氏の本音は解散総選挙はしたくないはずだ」といい、こう解説する。

 「内閣不信任案に賛成すれば、民主党を離党せざるを得ない。小沢グループの中堅・若手議員は選挙地盤が弱く、新党でもつくるしかないが、小沢氏自身は『政治とカネ』の問題を抱えて、新党の看板にはなれない。連携を期待した名古屋市の河村たかし市長の『減税日本』も一時の勢いはなくなった。自民党も、小沢系は引き受けにくい。総選挙となれば、1年生議員が多い小沢系候補は落選続出となり、小沢氏の政治力は激減する可能性が高い」

 一方、谷垣禎一総裁のもとで政権奪回を目指す自民党についても、菅首相周辺は「自民党の兵糧不足は深刻。本音は、解散総選挙を避けたいのでは」と分析する。

 実際、自民党は相次ぐ選挙などで多額の借金を抱えている。昨年11月公表の政治資金収支報告書(2009年分)によると、三菱東京UFJ銀行に約33億円、みずほ銀行に30億円、三井住友銀行に30億円、りそな銀行に約13億円で、計106億円にもなる。

 自民党ほどの政党規模だと、衆院選には100億円以上の選挙資金が必要とされる。前回衆院選があった2009年、300人以上が当選した民主党は約156億円を支出。21人当選の公明党は28億円を支出した。

 ■財界は民主政権にウンザリだが

 23日の衆院東日本大震災復興特別委員会で、谷垣氏の菅首相に対する追及が緩かったことも、「本気で退陣に追い込む気はないのでは」(同)とみられている。

 政治評論家の浅川博忠氏は「自民党は資金的に厳しいが、解散総選挙が先延ばしになれば、野党暮らしが長くなり、さらに状況は厳しくなる」といい、こう続ける。

 「財界は、民主党政権にうんざりしている。『自民党が第1党になりそうだ』という流れになると、選挙資金の都合はつくはず。問題は、谷垣氏の攻撃力の弱さ。6月1日の党首討論でもダメなら、資金難もあり、党内から『谷垣総裁では政権奪取は難しい』という声が噴出する」

 自民党ベテラン議員も「菅首相らは、自分たちの願望で政局分析しているのだろう。わが党は一刻も早く政権に復帰したい。小沢グループは知らないが、早期解散を求めていく」という。

 菅政権は、被災地や被災者の思い、原発事故の現状に対する認識が甘いといわれるが、永田町情勢をどこまで理解しているのだろうか。

URL:http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110525/plt1105251647009-n1.htm



画像自公両党 菅内閣不信任案の提出で最終調整(05/26 00:05)

 菅総理大臣の外国訪問を横目に、自民党と公明党は菅内閣には政権担当能力がないとして内閣不信任案を提出する方針を固め、最終調整に入りました。

 自民党は、菅総理がG8サミットから帰国し、来月1日に党首討論を行った直後の内閣不信任案提出を検討しています。公明党も同調する方針で、27日に両党の幹部が会談し、提出の時期について詰めの協議をします。
 一方、民主党執行部は、不信任案に賛成した議員だけでなく、採決を欠席した議員も除籍とする方針を示し、党内をけん制しました。
 民主党・安住国対委員長:「(不信任案の採決欠席は)相手を利する行為、自分たちの内閣を否定する行為に等しい」
 こうしたなか、小沢元代表は川内博史衆議院議員と会談し、不信任案の可決に向けて「今決断し、行動しなければならない」と述べました。

URL:http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210525063.html



画像不信任案に反対示唆=重野社民幹事長 2011年 5月 25日 12:10 JST

社民党の重野安正幹事長は25日午前の記者会見で、自民、公明両党が内閣不信任決議案の提出を検討していることについて「今、必死に(東日本大震災からの)復興に向けて努力をしているときに、司令官の首を替えることが、被災者に通用するのか」と述べ、提出された場合には反対する考えを示唆した。

 菅政権への対応については、「いろいろ(問題が)あっても、足らざるところは俺たち(野党)が補っていくんだ、という気合を持って、この国難を乗り切っていくことが重要だ」と述べた。 

[時事通信社]

URL:http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_241080



画像首相交代、7割弱が求める=内閣支持21.9%-時事世論調査

 時事通信社が13日~16日に実施した世論調査によると、東日本大震災の復興や福島第1原発事故対策に取り組む菅直人首相の今後について、「対応に一区切りをつけたら退陣すべきだ」が53.5%。「直ちに退陣すべきだ」は15.3%で、首相の交代を求める声は合わせて68.8%に上った。これに対し、「引き続き政権運営にあたるべきだ」は24.5%にとどまった。震災発生から2カ月を経て、7割近くが首相の交代を求めたことで、政権運営は厳しさを増しそうだ。
 調査は震災で被災した福島県と茨城県の一部を除く地域の1977人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は66.0%だった。
 震災や原発事故の対応での首相の指導力を尋ねたところ、「発揮していない」「あまり発揮していない」が計71.9%。「発揮している」「ある程度発揮している」を合わせた26.4%を上回った。
 一方、東京電力の原発事故対応については、「評価できない」「あまり評価できない」が計74.3%、「評価できる」「ある程度評価できる」が計22.4%。政府、東電とも国民からの厳しい視線にさらされていることが分かった。
 菅内閣の5月の支持率は、前月より1.4ポイント増の21.9%で、3カ月連続で上向いたが、依然として低水準。不支持は2.1ポイント下がって59.5%。首相の要請により中部電力が浜岡原発の運転を停止したことは、内閣や首相の指導力に対する有権者の評価に影響しなかったようだ。
 政党支持率は、自民が16.5%(前月17.6%)、民主が10.2%(同10.0%)。以下、公明3.8%、みんな2.1%、共産1.2%、社民0.5%。支持政党なしは64.0%(同62.3%)だった。(2011/05/20-16:08)

URL:http://www.jiji.com/jc/zc?k=201105/2011052000597



画像福島第1原発:20ミリシーベルト基準 父母ら撤回要請

 東京電力福島第1原発事故で、学校の屋外活動を制限する放射線量を年間20ミリシーベルトとした文部科学省の基準は甘すぎるとして、福島県内の父母ら約650人が23日、東京・霞が関の文科省を訪れ、撤回を求める要請文を提出した。同省科学技術・学術政策局の渡辺格(いたる)次長は「最終的には1ミリシーベルトを目指して努力する」としたが、撤回の意思はないことを改めて示した。

 父母らは小雨の中、文科省前で約2時間にわたって「子どもの安全は保障できるのか」「大人と子どもの影響は違う」などと訴えた。福島市飯野町の斎藤夕香さん(38)は「基準を巡っては学校現場でも判断できない状況が起きており、撤回してほしい」と話した。

 文科省の基準は国際放射線防護委員会(ICRP)が原子力事故の収束段階で適用すべきだとして勧告した「年間許容量1~20ミリシーベルト」を根拠に決めたが、内閣参与の小佐古敏荘(こさことしそう)・東京大教授(放射線安全学)が「大人と子どもの基準が同じなのは納得できない」と反発して辞任するなど混乱が続いている。【鈴木梢】

URL:http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110524k0000m040106000c.html

この記事へのコメント

  • sdi

    >菅首相が、内閣不信任案に対して、「解散総選挙」をチラつかせるしか牽制する方法
    まあ、常識的にそうなんでしょうがなにしろ「法律に『やってはいけない』と書かれてないことはやっていい」的な思考をする連中が閣内にそろってますからね。内閣不信任案は国会の会期中一回しか提出できません。これは一回しか審議できない、ということでもあります。さて、この規定の元で会期延長された通常国会で民主党が内閣不信任案を提出し、自らの手で否決したらどうなるでしょう?今の国会を閉会して、臨時国会を開くか次の通常国会になるまで内閣不信任は審議できません。というか、衆院議運委員会が「内閣不信任案は1会期に審議1回」の原則を盾にとって審議を拒否できるのでは?
    2015年08月10日 15:27
  • ちび・むぎ・みみ・はな

    今の状況で, 野党である自民党が国民に訴えかけ
    ないのも異常事態だと思う. 谷垣氏にとっての
    民主主義とは国会にしかないのだろう. やれやれ.
    2015年08月10日 15:27

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