バーチャルなリアル

 
「リアルを押し出し、『会いにいけるアイドル』という日常性を売りにしているAKB48のコンセプトとは真逆の仕掛け。後々AKBの歴史を振り返ったとき、あれが分岐点だったね、とならなければいいんですが…」
広告代理店プランナー

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つい先日、AKB48の12.5期生として注目を集めた新メンバー・江口愛実が、GC合成ではないかと一部で話題になった。

事の発端は、6月13日発売の「週刊プレイボーイ」で表紙を飾り、江崎グリコ「アイスの実」のCMでセンターに起用されるなど、「究極の美少女」として話題になっていたのだけれど、どうやら、AKBのメンバーたちから目、鼻、口など各パーツを集めた、究極のGC合成少女がその答えだったようだ。

内訳としては、目が前田敦子、髪と体が大島優子、口が篠田真理子で鼻は板野友美、そして眉が渡辺麻友で、輪郭が高橋みなみ、といった具合。

発覚したのは、メンバーの一人が自分のブログでぽろりと漏らしてしまったのが切っ掛けだったようなのだけれど、まぁ、6月20日発売の「週刊プレイボーイ」でネタ晴らしされているから、元々CMとタイアップした話題作りのための仕掛けだったのだろう。

とはいえ、今のGC合成技術でどこまで本物に近づけることができるのか、「不気味の谷」は超えているのか、といった部分での興味があることはある。

尤も、美容外科で有名な高須クリニックの高須幹弥氏によれば、「共演している他のメンバーである前田敦子さん、大島優子さん、板野友美さん、渡辺麻友さん、高橋みなみさん、篠田麻里子さん達に比べてあまりにも表情が乏しい」ことから、100%GCであると断言していたから、プロの目からみれば、まだまだ本物並みとはいかなかったようだ。

冒頭の広告プランナーの危惧にみられるように、『会いにいけるアイドル』という日常性を売りにしているAKB48が、会いに行けないGCアイドルをCMに使うというのは、試みとしては面白いとは思うけれど、やはり今の時代からは少しズレしまうかもしれないと思う。

というのも、「かわいいは正義」のエントリーでも紹介したけれど、やはり今の時代は「企業が“商品に合った消費者”を探す時代から、消費者が自分に合った商品を探す時代になった」と思うから。

この、"消費者が自分に合った商品を探す時代"という観点からみれば、アキバにいけば会えるアイドルユニットというコンセプトで結成されたAKB48は、実にぴったりと当てはまる。もしも、今回のGC合成がウケなかったりするようなことがあるのなら、やはり時代は、消費者の能動的行為にフィットするアイドル求められるようになっていると考えるべきなのだろう。



CG合成のアイドルという意味では、数年前から登場したボーカロイドの「初音ミク」だって同じ筈なのだけれど、ところがこちらのほうは、日本はおろか、世界でも大人気になっている。

既に、国内では2010年に3DGCの初音ミクのライブが行われていて、今年の7月には、ロサンゼルスで行われる、「アニメエキスポ2011」で初音ミクのコンサートを開くという。

実は、2010年10月に、初音ミクのライブの様子をニューヨークのイベントで上映したところ、300人収容の会場に600人が殺到したというから、何とも凄いもの。

今回のコンサートでも、1階席の3500席を売り出したところ2週間で完売。2階席の900席を追加で販売する検討をしているという。

海外での日本のアニメイベントで、外国人のファンがコスプレをすることは、もう別に珍しいことではなくなっているけれど、最近は、初音ミクなどのボーカロイドのコスプレも多くなっているという、勿論、彼らの殆どは"日本語"で初音ミクの曲が歌え、その半分は、歌詞の意味まで知っているのだという。

初音ミクの存在は、「ニコニコ動画」や「ユーチューブ」を通じて世界中に広がったのは、ほぼ間違いなく、更に、CDの発売やゲームの発売が後押しをしたのだと分析されている。

ボーカロイドは、自分で作った曲を"バーチャルアイドル"である初音ミクに歌わせることができるソフトだから、そこには、AKBと同じく、「会いにいけるアイドル」という要素に加え、"自分の意思(曲)を受け取ってくれるアイドル"という要素も加わっている。

初音ミクは、完全な"バーチャルアイドル"であり、生で会えるわけではないにも関わらず、ここまで人気があるという事実。

バーチャルなのに、消費者本人にとっては、リアルな存在。これからの商品開発を考える上で非常に興味深い現象だと思う。






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画像CGじゃ会いにいけない!?江口愛実の仕掛け 2011.06.18

 「1・5次補正予算」とか「12・5期生」とか、半端な数字はどうも人を惑わせる。

 AKB48のグリコCMに“新メンバー”江口愛実(16)が加入するというニュース。

 「宣伝ですから何でもありでいいとは思いますが、この仕掛けは、あまりにも意表をついていて、逆効果にならないかと心配です」とライバル関係の広告代理店プランナーが指摘する。

 ネットの世界ではすぐさま、CG説が広まった。20日のCMスタートで“実体”が分かるようだ、としている。

 「CMに起用した江崎グリコは一部上場企業。中にはうるさい株主もいるでしょうから、コンプライアンス上、『CGか、CGではないか』をおいそれと公表できない。リアルを押し出し、『会いにいけるアイドル』という日常性を売りにしているAKB48のコンセプトとは真逆の仕掛け。後々AKBの歴史を振り返ったとき、あれが分岐点だったね、とならなければいいんですが…」(同プランナー)

URL:http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20110618/enn1106181527015-n1.htm



画像AKB江口愛実は100%合成CGである!

皆さん、こんばんは

今日は大阪で診療でした。

今日もたくさんの患者様方、僕を指名して来てくださって本当にありがとうございましたm(__)m

またのお越しをお待ちしております。

それでは本題に入ります。

昨日は、何も知らないでプレイボーイを買って読み、初めて江口愛実のことを知り、凄い美少女が現れたもんだと思い、真面目に語ってしまいました。

後でヤホーで検索したら、菊地あやかちゃんがブログで誤爆したことを知り、江口愛実は合成CGである可能性が高いとのことでした。

しかし、菊地さんのブログ誤爆も含めて、全てが秋元康先生のシナリオであり、江口愛実は実在するという説もあります。

だが、プロの美容外科医である私の意見は、江口愛実は100%合成CGです。

You Tubeでアイスの実のCMも観たのですが、共演している他のメンバーである前田敦子さん、大島優子さん、板野友美さん、渡辺麻友さん、高橋みなみさん、篠田麻里子さん達に比べてあまりにも表情が乏しいのです。


顔の美しさだけなら、このメンバーの中で一番整っているのに、表情が乏しいので、不思議なことに一番魅力を感じません。

しかも、喋ったり、笑顔を作ったりしたときに、口は動いており、口の動きに合わせて口の周囲や頬の筋肉はわずかに動いていますが、目の周りや額、眉間の筋肉はほとんど動いているようにみえないのです。

通常、人間は、感情を込めて、喋ったり笑ったりすれば、口の動きに連動して、頬、目の周り、額、眉間の筋肉が動き、人間らしい表情がでるのです。

もし、江口愛実のような顔の動きの人間が存在するならば、顔の上半分に大量のボトックスを注射し、完全にシワを消すと同時に表情までなくしてしまった人間です(実際にはそんな恐ろしいことはしません)。

まあ、江口愛実が実在しないことは、ガチのAKBファンの方達なら、とっくに気が付いていたと思いますが、美容外科医としての見解を述べさせていただきました。

URL:http://ameblo.jp/drmikiya/entry-10924420901.html



画像初音ミク人気海外でも赤丸急上昇 LAでの初海外コンサート即完売 2011/6/13 19:06

バーチャルアイドル「初音ミク」が海外で初めてのコンサートを開くことになり、2011年6月13日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者発表が行われた。国外でも初音ミクの認知度は急速に上がっており、3500席用意した席は2週間で完売、追加販売を計画している。

コンサートは、2011年7月に米ロサンゼルスで開催されるアニメイベント「Anime Expo(アニメエキスポ)2011」の中で、「MIKUNOPOLIS(ミクノポリス)2011」と題して7月2日に行われるもの。

「日本語で初音ミクの曲が歌え、半分は歌詞の意味知っている」

報道陣に披露されたデモ画像。「2010年のコンサートよりも画像がきれいになった」との声もあがっていた
コンサートは、2010年に東京で行われたものをベースに、初音ミク3D映像の生演奏をバックに、オリジナル曲を熱唱。あわせて、「踊ってみた」と呼ばれるダンスコンテストも予定されている。

初音ミクは英語版のソフト開発も進んでおり、米トヨタの新型カローラのイメージキャラクターに起用されるなど、国外でも急速な広がりを見せている。

実行委員会を構成するアスキー・メディアワークスの福岡俊弘さんは、海外のアニメイベントを数多く視察。記者会見では、

「この1~2年、(初音ミクなどの)ボーカロイドのコスプレイヤーが多く見受けられるようになった。彼らに話しかけてみると、驚いたことに、ほとんどの人が、日本語で初音ミクの曲が歌える。しかも、その半分は、歌詞の意味まで知っている」
と、国外での人気ぶりを紹介した。


300人収容の会場に600人が殺到

例えば、10年10月にニューヨークで行われたイベントでコンサートの様子を上映したところ、300人収容の会場に600人が殺到。急きょ、上映回数を2回に増やしたほどの人気ぶりだったという

今回のコンサートでは、1階席の3500席を売り出したところ2週間で完売。2階席の900席を追加で販売する方向で検討中だ。

開発会社のクリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長によると、初音ミクは北米よりも、台湾をはじめとする東アジアで人気が高いといい、

「米国以外からも、初音ミクに対して『来て下さい』というオファーが世界中から来ている。現状では明確な予定はないが、世界中のファンを大切にして、ムーブメントをつくっていきたい」
と、今後のアジア公演にも意欲を見せていた。

URL:http://www.j-cast.com/2011/06/13098282.html?p=all

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