菅vs仙谷

 
菅首相の退陣をめぐっての情報戦が激しさを増している。

画像


6月13日、菅首相は国民新党の亀井氏と会談して、第2次補正予算案を7月中旬にまとめたいと発言、早期退陣を否定した。

一方、仙谷官房副長官は、「菅首相が辞めることで、公債発行特例法案の成立を約束してもらうことが重要だ。総会が1つの節目にはなるだろう」と、公然と早期退陣を口にした。

仙谷官房副長官のこの発言に対して、北沢防衛相は「内閣の中、党全体の中でコンセンサスを得た話ではない。」と反発。何やら、菅VS仙谷の様相を呈してきた。
 
政治評論家の小林吉弥氏によると、「このまま、菅首相が居座ると、民主党自体がおかしくなり、『ポスト菅』候補もスキャンダルなどで潰れる恐れもある。仙谷氏としては引導を渡しにきたのだろう」とのことだけれど、或いはそうかもしれない。

ポスト菅のゆくえ」のエントリーでも述べたけれど、「ポスト菅」候補の大半は、現菅内閣のメンバーだから、現内閣に対して、共同責任を負う立場の筈。本来、ポスト菅に名乗りを上げることも憚られるはずなのだけれど、民主党はあまりそういうことは気にしないようだ。

7月に行われるとみられる民主党代表戦には、樽床氏と、小沢鋭仁氏がいち早く出馬の意向を示したのだけれど、マスコミはあまり両者に食いつくことなく、仙谷氏が推す野田佳彦財務相が有力だとしている。

一方、野党自民党は、居座り続ける菅首相に業を煮やしたのか、石原幹事長は、13日、横浜市内での党所属議員の会合で、民主党執行部と連携を取ることで、早期退陣に道筋をつけたいとの考えを述べているから、場合によっては、参院での問責決議どころか、衆院で、掟破りの内閣不信任案再提出なんかもあるかもしれない。或いは、もう水面下で話し合いが進んでいて、もう一度不信任案を出してくれれば、今度こそ可決する、なんて密約でも進んでいるかもしれない。

なんだかんだいって、自民党は連立をチラつかせたかと思えば急に右に転進して、菅首相退陣へのボールを民主党に預けて、高見の見物ができるいいポジションについた。



さて、先の不信任案でも菅降ろしに失敗して、もうすっかり終わったとも言われている小沢氏はといえば、次期代表選や新党結成を見据えた動きを始めている。

先週末から、小沢氏は、一新会の中堅議員や北辰会の1回生に個別に会って、代表選の候補は誰がいいかと、聞いて回り、独自候補を立てる意思を固めていると見られている。

そして、小沢氏は、自民党幹部によると、先の不信任案に対して、5月に入ってから自民党の谷垣氏と連絡を取り合い、不信任案には賛成する、可決するしないにかかわらず、連立しよう、と持ちかけていたらしい。その時、谷垣氏は様子をみることにしたのだけれど、不信任案採決の前日に小沢氏が70人を超える議員を集めたのを見て驚き、「連立相手として信じられる」と漏らしたのだという。

小沢氏のグループが70人を引き連れて党を出ていくと、民主党は過半数割れになるから、野党と小沢新党が結束すると、政権も引っくり返されてしまう恐れすらある。ここまでくると、解散総選挙すら可能性が出てくる。

本当に小沢氏が70人を引き連れて新党を作るかどうかは分からないけれど、昨年末頃は、脱・小沢で、仮に小沢氏が党を割って出て行ったとしても、ついてくるのは2、30人くらいではないかと言われていた。それから比べれば、随分と粘りに粘って、70人にまで持っていったもの。

菅首相の粘りは単なるしがみつきだけれど、小沢氏のそれは、明確な目的の下に少しずつ大義名分を引き寄せる粘り。碁でじわじわと自分の地を広げていくやり方にも見える。

いずれにせよ、今週にも行われると見られている民主党の両院総会が一つの節目で、その次が民主党代表戦。

表では、菅首相と仙石官房副長官が対決し、その裏では、小沢氏が蠢く構図。

民主党が纏まっていられるのはそう長くないかもしれない。

画像



画像 ←人気ブログランキングへ


画像首相と亀井氏会期延長で一致…2次補正7月まで

. 菅首相は13日昼、国民新党の亀井代表と首相官邸で会談し、22日に会期末を迎える今国会を延長する考えで一致した。首相は、東日本大震災の復興のための2011年度第2次補正予算案を7月中旬にまとめたいとの意向を示した。

 ただ、仙谷由人官房副長官が12日、首相は6月中に退陣すべきだとの考えを示すなど、民主党内では月内退陣論が広がっている。同党は週内に両院議員総会を開く予定で、首相の退陣時期を巡る綱引きはヤマ場を迎える。

 亀井氏は会談で、会期を延長し、首相の下で2次補正を成立させるよう求めた。首相も11日の被災地視察を踏まえ、「1次補正予算に盛り込めなかったものがあるので、急いでやらないといけない。2次補正の中身は7月中旬までに出したい」と述べ、菅政権での2次補正編成に意欲を示した。ただ、亀井氏によると2次補正は当面の被災者支援のための必要最小限の内容とする方向だ。会期延長については「ちゃんと対応する」と応じた。会談には、民主党の岡田幹事長と安住淳国会対策委員長、国民新党の下地幹事長と亀井亜紀子政調会長が同席した。

(2011年6月13日13時37分 読売新聞)

URL:http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110613-OYT1T00463.htm?from=top



画像「嫌菅」ムード蔓延…ペテン師に“掟破り”の報復を!2011.06.11

 「ペテン師」と呼ばれて開き直ったのか…。菅直人首相は、この期に及んで官邸居座りを画策している。ご当人以外の全員が今月中と思っている退陣時期について、「がれき処理」「仮設住宅入居」といった“政権の課題”を次々に並べ立て、退陣を先延ばしする気なのだ。怒り心頭に発した自民党の国対幹部らは、菅内閣に対する不信任案再提出の可能性を探っているという。

 「菅首相(の地位)が民主党議員の錯覚や誤解の上にあるのは間違いない。『信なくば立たず』『政治は最高の道徳』。政治家の出処進退で大切なのは『分かりやすさ』と『潔さ』だ。政治の信頼回復のため(退陣を)決断してはどうか」

 10日の参院予算委員会で、たちあがれ日本の片山虎之助議員は、篭城を続ける卑劣な菅首相を道徳的にいさめた。

 これに対する菅首相は、カエルの面になんとやらの表情。「途中で放り出すことはできない。最後の最後まで責任をまっとうしたい」と語り、官邸居座りを宣言した。

 民主党内では「ポスト菅」をめぐって、野田佳彦財務相や鹿野道彦農水相らの名前が取り沙汰されているが、大前提となる「菅首相退陣」のメドが立たない。このため、自民党は内閣不信任案の再提出を研究し始めているという。

 国会には、同一会期中に同じ議案を2回は扱わない「一事不再議」の慣例があり、「一国会一不信任決議」とされてきた。しかし、これはあくまで慣例で憲法や国会法に規定されているわけではない。

 自民党国対幹部は、慣例を承知のうえで「不信任案再提出の研究を進めている」と語った。民主党の小沢一郎元代表に近い中堅議員も「研究」に加わっているという。自民党内では、菅首相に対する辞任勧告決議案の提出を探る向きもある。

 ちなみに昨年の通常国会でも、横路孝弘衆院議長に対する不信任案が2回提出されたが、2度目は与党などの反対で本会議に上程されなかった。

 だが、菅首相には「ペテン師」のレッテルが張られており、党内外の「嫌菅ムード」は不信任案採決直前より高まっている。万が一、再提出となれば、与野党の賛成で可決もあり得る情勢だ。

URL:http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110611/plt1106111443001-n1.htm



画像「首相、辞める気配がないから」 自民・石原氏 民主党執行部と連携へ 2011.6.13 21:51

 自民党の石原伸晃幹事長は13日夕、横浜市内で開かれた党所属議員の会合で、続投に意欲を示している菅直人首相に対し、「一日も早く辞めていただきたいがちっとも辞める気配がない。(民主党の)今の執行部とどうランディング(着地)していくかを話していかなければならない」と述べた。岡田克也幹事長ら執行部と連携を取ることで、菅首相の早期退陣に道筋をつけたいとの考えを示したものだ。石原氏は同時に「今週は大切な週ではないかと考えている」との認識も示した。

URL:http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110613/plc11061321510010-n1.htm



画像首相、月内退陣の公算 公債法成立と引き換え

 菅直人首相が早ければ月内にも退陣する公算が13日、大きくなった。8月までの続投に意欲を示していたが、2011年度予算執行に不可欠な公債発行特例法案の成立が見通せず、政権内で辞任の前倒しが必要との認識が強まった。首相は野党に党首会談を要請し、早期退陣と子ども手当見直しに踏み切るのと引き換えに公債法案成立への協力を求めるとみられる。週内に予定される民主党両院議員総会で、首相が早期退陣に言及する可能性もある。

 13日昼の与党党首会談では、公債法案を成立させるため、22日までの国会会期を延長させることが必要との認識で一致した。

2011/06/13 14:53 【共同通信】

URL:http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011061201000142.html



画像菅に引導 仙谷“処刑人”公然と「月内退陣」打ち出し 2011.06.13


. 菅直人首相の退陣を迫る動きが加速してきた。“処刑人”役を買って出たのは仙谷由人官房副長官。本来は首相側近という立場のはずだが、公然と「月内退陣」を打ち出したのだ。だが、菅首相は東日本大震災や福島第1原発事故を口実に、この期に及んでの被災地訪問や有識者を集めて新しい会議を開催するなど、見苦しいほどの延命工作を続けている。13日に菅首相と会談した国民新党の亀井静香代表は「政党の体をなしていない」と苦言を呈した。民主党の両院議員総会は今週中にも開かれる予定だが、恥知らずのペテン宰相は果たして、ここで自らのクビを差し出すのか。

 「菅首相が辞めることで(赤字国債発行を認める)公債発行特例法案の成立を(野党に)約束してもらうことが重要だ。(今週開催予定の民主党両院議員)総会が1つの節目にはなるだろう」

 仙谷氏は12日、フジテレビ系「新報道2001」で、菅首相が両院総会で退陣時期を明確にすることに期待を示した。

 さらに、仙谷氏は番組後、記者団に「(退陣時期は)6月いっぱいがメドか?」と問われたのに対し、「そのへんで、収れんしていくのかなと感じている」と明言した。

 官房副長官といえば、現職首相にとって信頼でき、実力がある側近中の側近が着く重要ポスト。竹下登内閣では小沢一郎氏、小泉純一郎内閣では安倍晋三氏、鳩山由紀夫内閣では松野頼久氏らが務めてきた。

 今回、仙谷氏が公然と「菅降ろし」に舵を切ったのは、菅首相が狡猾な延命工作を続けているためだ。

 菅首相は2日の内閣不信任案採決を、「早期退陣」をチラつかせて乗り切り、その後、大豹変した。鳩山前首相から「ペテン師」呼ばわりされて吹っ切れたのか、退陣時期を明言せず、のらりくらりと政権維持を続けている。この週末も、あきれるほどの厚顔ぶりを披露した。

 11日、震災で津波被害を受けた岩手県釜石市を訪れた。市内のボランティアセンターで、被災者に向けた寄せ書きを頼まれると、何の冗談か「決然と生きる」とのメッセージを書き入れた。

 翌12日には、官邸で自然エネルギーに関する「総理・有識者オープン懇談会」を開催。ソフトバンクの孫正義社長や、サッカー日本代表前監督の岡田武史氏、音楽プロデューサーの小林武史氏ら、著名人を集めた。

 この席で、菅首相は「省庁横断的に自然エネルギーの普及を進める何らかの仕組みを検討する」と述べ、「自然エネルギー推進機構」「エネルギー推進庁」といった具体的な名称も挙げたという。通常、退陣間近の首相は仕事を整理していくものだが、そういう素振りは皆無だ。

 仙谷氏はこれまで、菅首相の退陣時期について、枝野幸男官房長官や岡田克也幹事長に「そう遠くない時期」と言わせることで、包囲網を形成してきた。ところが、菅首相がまったく辞める素振りを見せないため、官房副長官ながら、公然と反旗を翻したわけだ。

 大震災から3カ月。政治の責任として、本格的な被災地復興予算となる2011年度第2次補正予算案の一刻も早い編成と成立が待たれる。

【退陣時期示さねば党内反発必至】

 菅首相はこれに取り組む意欲まで示しているが、仙谷氏は12日、「2次補正の肉付けは、与野党の広い枠組みで共同作業として行うべきだ。菅首相の課題を引き継げばいいのではないか」と記者団に述べ、後継首相が編成に当たるべきだとの考えを表明した。

 自民党や公明党など野党にとって、震災・原発事故に迅速に対応できず、情報隠蔽を続けた菅首相こそが「大連立」や「与野党協力」に向けた最大の障害。仙谷氏としては「菅首相が続投すれば、被災者支援も被災地復興も進まない」と言いたかったようだ。

 週内に予定される両院議員総会で、菅首相が「月内退陣」を示さなければ、自公野党は野党多数の参院で、菅首相の問責決議案採決に向けて動き始める。西岡武夫参院議長は「菅首相は即刻退陣すべき」と公言しており、問責決議が可決されれれば、参院本会議のベルは押されず、国会は「菅首相の居座り」のせいで空転を続ける。

 政治評論家の小林吉弥氏は「菅首相は今月初めの代議士会を『早期退陣』をチラつかせて乗り切ったが、両院議員総会はそうはいかない。退陣時期を明確に言わないと、党内から猛反発を受けることになる。解任決議すら出かねないのではないか。このまま、菅首相が居座ると、民主党自体がおかしくなり、『ポスト菅』候補もスキャンダルなどで潰れる恐れもある。仙谷氏としては引導を渡しにきたのだろう」という。

 果たして、常識外れの菅首相を見事(?)、処刑できるか。

URL:http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110613/plt1106131556002-n1.htm



画像北沢防衛相、仙谷・前原氏らを批判

 北沢防衛相は13日午前、仙谷由人官房副長官や前原誠司前外相らが特例公債法案成立のために菅首相の早期退陣を求めていることについて、「内閣の中、党全体の中でコンセンサス(意見の一致)を得た話ではない。もう少し与党と内閣がしっかり話し合って、発言すべきだ」と批判した。那覇市内で記者団の質問に答えた。

(2011年6月13日12時23分 読売新聞)

URL:http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110613-OYT1T00279.htm?from=main1



画像小沢“次の一手”谷垣と連携 干されれば新党結成→連立仕掛け ★鈴木哲夫の永田町・核心リポート 2011.06.13

 民主党内で「ポスト菅」をめぐる駆け引きが激化するなか、小沢一郎元代表とグループ議員の動向が注目されている。菅直人内閣不信任決議では「自主投票」となり、「小沢時代は終わった」との見方もあるが、当の小沢氏は自民党の谷垣禎一総裁と連絡を取り合い、次期代表選や新党結成を見据えた動きを始めているという。20年以上の永田町取材を誇る、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が核心に迫った。

      ◇

 「さあ、これからもうひと仕事しなきゃなあ」

 小沢氏は不信任案否決後、近い議員たちにこう語った。意外にも、一連の騒動で手応えを感じているというのだ。

 不信任案で自主投票に転じた小沢グループについて、菅首相側近やメディアは「菅追い落としに失敗」「小沢氏の求心力も落ちた」と論評した。

 たしかに、不信任案採決前夜、賛成すると集まったのは77人。一気に不信任案を成立させる人数には足りず、かつて代表選で200票を集めたことからすれば、「たった70人そこそこ」となる。

 しかし、私の取材では77人は脅威だ。小沢グループ幹部も「(集めたことで)この勝負は小沢の勝ち」と胸を張る。

 緊迫した場面で集まった77人(6人は代理出席)は、いわば造反組。採決後には除名もあり得る。にもかかわらず集まって意思表示した。

 「不信任案が成立しなくとも、このメンバーが除名されて離党・新党となれば、民主党は衆院で過半数割れになる。この時点で執行部は相当恐れたことは間違いない」(同グループ幹部)

 現に採決前夜、仙谷由人官房副長官ら10人が緊急に集まり、菅首相の退陣の道を模索し始めたのも、この人数が背景にある。仙谷氏らは強がっているが、10人のうちの1人はこう明かした。

 「不信任否決の自信はあったが、70人が造反すれば当然処分しなければならない。すると彼らは飛び出し、われわれは過半数割れになる。小沢新党が自民や公明と連立する可能性もある。だから、菅首相には退陣してもらうしかなかった」

 実は、自民党との連立について、小沢氏は独自に水面下で動いていた。

 自民党幹部によると、小沢氏は5月に入ってから谷垣総裁と連絡を取り合っていた。「不信任案を出せば賛成する。通ろうが通るまいがそのあとは連立しよう」という趣旨だったという。そして今回、77人を集めたのを見て、谷垣氏は小沢グループの結束に驚き、周囲に「(連立相手として)信じられる、と漏らした」(自民党幹部)。

 さらに、公明党幹部も言う。

 「わが党の場合、連立には2つの道がある。民主党の仙谷たちと組むのか、小沢や鳩山と組むのか。どちらも世間や党内の批判があるが、小沢さんとはこれまでも接触してきたから、信頼関係は依然強いものがある」

 こうした下地があるからこそ、小沢氏は泰然と構えているのだ。

 「まずは、民主代表選が勝負。小沢さん本人は党員資格がないが、すでに裏で動いている」(前出のグループ幹部)

 小沢氏は、先週末から一新会の中堅議員や北辰会の1回生に個別に会い、「代表選の候補は誰がいいか?」とヒアリングしている。小沢氏自身は候補の名を具体的に明言せず、「大事なのは政策と党内の信頼だ。それが誰かということだ」とだけ話しているという。

 1回生の1人は「政策と信頼というなら、明らかにいまの執行部ではダメということだ。独自に立てる意思は固いようだ」と話す。

 前出グループ幹部が続ける。

 「代表選で敗れて党内で干されれば、いよいよ70人が離党して新党を作る。その時は、かつての自自公のように小沢新党が連立を仕掛ける。その連立を経てもう一度、2大政党の一翼を目指す」

 これが小沢氏の言う「ひと仕事」である。

 鳩山由紀夫前首相とそのグループも小沢新党に合流する可能性は高い。

 「小沢さんたちが新党を作れば、民主党は単独過半数ではなくなるし、仙谷さんたちとは政策的にも違う。小沢さんと一緒にやったほうがいい」(鳩山グループ議員)

 今回、小沢氏は「また鳩山さんに振り回されたなあ」と皮肉を言いながらも、連帯感は「揺らいでいない」(小沢グループ議員)。鳩山氏も「(民主党の政党助成金)200億円を捨てるのはもったいないが、己の信念は捨てられない」と話し、新党への覚悟はできているという。

 ■すずき・てつお 1958年、福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、東京MXテレビ編集長などを経て、現在、日本BS放送報道局長。著書に「政党が操る選挙報道」(集英社新書)、「汚れ役」(講談社)など多数。

URL:http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110613/plt1106131229000-n1.htm

この記事へのコメント

  • ちび・むぎ・みみ・はな

    何にでも, 例へ, 嘘つき民主党でも, 溜池の住民でも
    生きていくためには「正当性」が必要. 嘘付党の
    ゴミ溜の中での足の引っ張り合いは互いの正当性を
    失わせる結果になっている. 敵の進軍に驚いて政府
    が崩壊するのは小説ではお馴染みの場面だが, 実際
    に日本で拝見するとは思っても見なかった.
    結局, 嘘付党の中では筋金入りの悪党に正当性が
    有ると言うことか. 勿論, 日本の中での正当性は
    有りもしないのだが.

    我々は, 日本の「正当」とは何かを改めて思い出す
    必要に迫られているのだろう.
    2015年08月10日 15:27

この記事へのトラックバック