2011年を振り返って
2011年も残すところあとわずか。大変な1年でしたけれども、今日で終わりですね。
毎年恒例ですけれども、今日は2011年を振り返っての駄文をば・・・。
今年の漢字は「絆」でしたけれども、2位は「災」、3位は「震」でした。
今年の応募総数は、50万票にも迫り過去最多。票数では1位の「絆」は61,453票で、2位の「災」28,648票を大きく引き離す結果となりました。
一部には、被災地の感情を考えれば1位は「災」ではないのかという意見もあったようですけれども、「絆」に寄せられたコメントには、被災地の方からのものが多く、「被災地に住む者としては今年の漢字は『震』にも『災』にもなってほしくありません。」(岩手県/43歳/女性)、「やはり今年はこの一字につきます。家族のために遠くまで歩いたり、5時間の行列に並んだり、知らない方から通りすがりに野菜をいただいたり…一生忘れられない一年になりました。(宮城県/49歳/女性)」、「今年は震災で多くの方々が亡くなったり全てを失ったりと生きる希望さえも見失いそうになりましたが、日本中、世界中の「絆」があったからこそ支えられて頑張ってこれたのだと思います。 (福島県/42歳/女性)」と、絆と感じたというコメントが印象に残りました。
まぁ、それでも3位から逆に読めば、"震災と絆"ですから、やはりこれが今年を象徴していたように思います。
さて、お陰様で今年の日比野庵も、なんとか年中無休でエントリーすることができました。本当にありがとうございます。
コメントを下さった方々にも篤く御礼申し上げます。ほんとうに戴くコメントは励みになりました。
今年のエントリーを振り返ってみて、去年と較べてみると、今年は更に文章量・情報量が増え、個人的には、中身の濃いエントリーがあったのではないかと思っています。
去年までは筆者が頑張って書いたなと思えるエントリーは月に2~3本くらいだったのですけれども、今年は週に1~2本あるような感じでしたね。
特に、震災後の3月から7月にかけて、原発放射能関連と新エネルギー関連のエントリーを多く書いているのですけれども、今読み返してみても、自分でもよくこんなに書いたなと思います(汗)。
また、秋はTPPの話題で、その関連の記事をアップしてますけれども、これもそれなりの記事が書けたのではないかと思っています。
ということで、1年を振り返って、お気に入りの記事を、ピックアップしようとしてみたのですけれども、あまりにも候補の記事が多すぎて(70~80エントリー)絞り込めず、断念しました(苦笑)。
ただ、今年の記事は、ツイッターやその他のサイト様で引用していただいた記事がわりとあって、随分と励みになりました。
たとえば、日本マネジメントリサーチ社が『放射線・放射能の基礎知識』という冊子を発行しているのですけれども、日本マネジメントリサーチ社曰く、この冊子は諸処のデータを引きながら、わかりやすく放射線・放射能の基礎知識を説明し、データに関してはソースURLをつけて、自身で確認ができるようにしたものなんだそうです。
そして、この会社のサイトに、この冊子(『放射線・放射能の基礎知識』)に掲載しているデータのリンク集のページがあり、簡単な説明がついているのですけれども、そのデータリンクの一つに冊子非掲載ながら、日比野庵の「人体の放射線抵抗力(放射線と健康被害について 後編)」の記事が紹介されています。
冊子非掲載にしているのは、著作権の絡みか何かどうかは分かりませんけれども、見つけたときは流石に吃驚しました。というのは、このリンク集に紹介されている他のサイト様がそれなりに、ちゃんとしたものだったからなんですね。
ネットには、放射線関連の解説サイトやデータは沢山あるのですけれども、紹介されているサイトは「やっぱりこれを選んだか」と筆者には納得のものばかりだったんです。
実は、筆者も、ここに紹介されているリンク集の記事を読んで勉強して、日比野庵のエントリーに活かしているものが結構あったりします。
たとえば、紹介サイトに「世界の高放射線地域」というのがありますけれども、このサイトを参考にして「大気中の放射線量低下」というエントリーの前半部分を書いたりしていますし、そのほかにも「緊急被曝医療研修のホームページ」には随分とお世話になりましたね。ここの情報はあちこちの放射線関連エントリーで使っています。
ですから、この日本マネジメントリサーチ社発行の『放射線・放射能の基礎知識』という冊子の質は筆者には大体予想がつきますし(笑)、読んでおいて損はないと思います。ただ、冊子は有料なんですよねぇ。ですから、まずはリンク先を見るだけでもよいかと思います。
皆様、よいお年を。
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この記事へのコメント
sdi
ちび・むぎ・みみ・はな
記事の中身がエネルギ』
ということにして
駄コメントを容赦して頂きたい.