中山成彬吼ゆる
3月8日、衆院予算委員会で、民主党の辻元議員が、安倍総理が河野談話の見直しについて触れた発言について、各国で懸念が広がっているとし、平成19年4月に行ったアメリカのブッシュ大統領(当時)との首脳会談で、慰安婦問題を「謝罪した」と報じられたことを取り上げ、安倍総理に見解を質した。
これに対して、安倍総理は「この問題はまったく出ていない。事実関係が違うということだけは、はっきりと申し上げておきたい」と完全否定し、議論は平行線に終わった。
ところが、その日の午後の質疑で、維新の会の中山成彬議員が慰安婦問題などについて、「日本人が何かやったということは調べても出てこない」とし、「ウソも100回言えば本当になると、プロバガンダに励む国民もいることを忘れちゃいけません、国際社会ではダブルスタンダードで生きていけない」として、歴史認識を訴えていく必要性を強く述べた。
中山氏の質疑については、こちらに書き起こしがあるけれど、当時の新聞記事をパネルにし、柔らかな語り口ながら、実に説得力のある説明をしていた。同じ日に従軍慰安婦があったことが前提での質疑と、それは捏造だという真反対の質疑が飛び出す。
これまで、国会の場で、ここまで明確に、従軍慰安婦が捏造だと言い切った発言が出たのはちょっと記憶にない。筆者は、丁度一年ほど前に「安倍元総理と政策アウトソーシング戦略」のエントリーで、自民党がやりたくても中々オープンに言えなかったことは、別の政党に受け持ってもらうことで、政策や主張をアウトソーシングして、その政党を連携をとる可能性があると述べたことがあるけれど、ここにきて、国会の場では、維新の会がそのポジションにはいりつつあるように思う。
先日の石原共同代表の質問でもそうなのだけれど、この日の中山氏の発言は、与党自民党が口にしようものなら、サヨク野党から、マスコミから一斉に叩きまくったに違いない。事実、中山氏は自民党に所属していた2008年当時、ガンの日教組ぶっ壊すと発言し、国交相を辞任している。
だけど、今回は、野党の立場での発言。叩いたところで与党のダメージにはならない。もしも、マスコミが従軍慰安婦問題は存在し、中山氏の発言が問題だと本当に思っているのであれば、与党野党に関わらず、これを批判しなければならない筈。でなければ筋が通らない。
ところが、一部のマスコミは、今回の中山氏の発言をなかったことにしたいようだ。
中山氏の発言を収めた、国会中継はyoutubeなどで動画としてアップされているのだけれど、NHKはこれを削除。ネットで大炎上している。
NHKは動画を「著作権侵害」として削除要請しているようなのだけれど、著作権とは、言語、音楽、映画、写真などの表現形式によって自分の思想を創作的に表現した者に認められる権利。
だけど、国会中継は、あくまでも国会の審議を中継するものであって、そこに放送局の思想を表現するものではない筈。だから、著作権侵害として削除されるのには疑問が残る。尤も、このNHKの異例の行動によって、かえってくだんの動画がコピペされまくって、全力で拡散されることになっているのは皮肉はことではある。
何やら、これまで隠されていたことがどんどんと表沙汰になってきて、世論が根底から変わっていく流れが起きつつあるように思う。
この記事へのコメント
ちび・むぎ・みみ・はな
中途半端に自虐思想が混入しても自然に浄化される.
これから, 戦前の社会革命思想とGHQ政策の影響
の見直しが歴史の作業として始まるだろうし,
始まらねばならない.
白なまず
ひふみ神示 第07巻 日の出の巻 第二十帖
十年先は、五六七(みろく)の世ざぞ、今の人間 鬼より蛇より邪見ざぞ、蛇の方が早う改心するぞ、早う改心せねば泥海にせなならんから、神は日夜の苦労ぞ。、、、
道は一つと申してあろがな、二つ三つ四つあると 思ふてはならんぞ、足元から鳥立つと申してあろが、臣民 火がついてもまだ気付かずにゐるが、今に体に火ついてチリチリ舞ひせなならんことになるから、神、執念気つけておくのざぞ。、、、
神の国は 神の力で何事も思ふ様に行く様になりてゐるのに、学や智に邪魔されてゐる臣民ばかり、早う気付かぬと今度と云ふ今度は取返しつかんぞ。
三千年 地に潜りての経綸で、悪の根まで調べてからの経綸であるから、人間殿 心配せずに神の申す様 素直に致して下されよ。
末法の世とは地の上に大将の器(うつわ)無くなりてゐることざぞ。
オロシヤの悪神(あく)