チョイモビ自動タクシー

 
今日も極々簡単に…

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日産自動車と横浜市は、今月11日から、大規模カーシェアリング「チョイモビ ヨコハマ」を開始する。

これは、日産と横浜市が協働で進める「ヨコハマモビリティ"プロジェクトZERO“(YMPZ)」の一環として、「低炭素交通の推進」、「都市生活・移動のクオリティアップ」、「観光の振興」を目的に、国土交通省の「超小型モビリティ導入促進」事業の支援を受け、約1年間の期間限定で実施される。

日産の超小型電気自動車を横浜市都心エリアに設置される約45個所のカーステーションで自由に借用・返却できるカーシェアリングの試み。

利用料金は1分20円、入会金・月額基本料金は無料。専用サイトから会員申請を行い、会員登録完了後、約60分の安全運転講習を受講する。受講後に会員カードを取得することで、利用が可能になる。無論、運転免許を持っていることが必須で、その他、メールを受信できるスマートフォンの所有や、クレジットカード決済ができるという条件があるようだ。

使用される電気自動車の最高速度は80km/h、航続距離は約100kmだそうだから、街中使用には全然問題ない。サービスは、開始時に30台、期間内には約100台規模になる予定だという。

超小型モビリティについては、去年6月に「超小型車が拓く未来」のエントリーで取り上げたことがあり、その中で、街中でちょり乗りできる電気自動車が新しいビジネスになるのではないかと述べたことがあるけれど、正にこれが現実化したもの。

筆者は、電気自動車の受け渡しには、数多くの駐車場が要ることを踏まえ、ローソンなどのコンビニの駐車場を利用すればどうかと考えていたけれど、「チョイモビ ヨコハマ」のカーステーションには、三井不動産の「三井のリパーク」など、多数の企業、観光/公共施設に駐車場を提供してもらうことで実現したようだ。

日産によると、100台規模となる超小型EVのカーシェアリングは、日本初の取り組みで、サービス開始後も、地域の公共交通機関や商店街、マンションの管理組合、地元企業など、幅広い関係者に参画を働きかけて、超小型モビリティの有用性、事業化の可能性の検証を行っていく考えだそうだけれど、この街中のちょい乗りがレンタルでできるとなると、利用する人も結構いるのではないかと思う。

2020年、手放し運転が当たり前になる日」のエントリーで自動運転システムを紹介したけれど、なんとなれば、この自動運転システムとチョイモビを組み合わせれば、ケータイで呼べば勝手にチョイモビがやってきて、指定した場所に自自動運転で連れていってくれる、「チョイモビ自動タクシー」なんかもできるかもしれない。

東京オリンピックで、「チョイモビ自動タクシー」が都内を走り回るようになれば、世界へのアピールにもなるだろう。




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この記事へのコメント

  • sdi

    屋根付きバイク、実は以外と濡れませんよ。ただし、走行中だけですが。なぜなら、スピードを出して走ってますから雨は当然のことですが前方からぶつかって来ますので。もちろん、横殴りの雨の場合は防護手段がありませんし両脇から吹き込んでくる雨粒の同様です。屋根があるからといって雨合羽なしで雨中走行したら当然ぬれます。ただし、用途を考えると最低必要な防護といえます。雨中にバイクで走行して配達・集金等を行う場合、降りて移動するときに一々傘など指しません。必ず雨合羽を着込んでいます。雨中の走行で前方視界が明瞭になり、走ってるとき時速30km以上のスピードで自分にぶつかってくる雨粒を防ぐことができるだけでも、結構違いますよ。
    このチョイモビと同一車種と思われる電気自動車を近所のセブンイレブンが宅配に使用しています。雨中でも走ってるのを一回だけ見ましたが、乗員は雨合羽着込んでましたね。ただ、電気自動車の常として静か過ぎます。視界が悪くなる雨のときに接近していても歩行者は気がつくのが遅れますね。走行音というのは以外に重要です。
    2015年08月10日 15:22

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