今日は簡単に…
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野田前首相が韓国の朴槿恵大統領の外交を「告げ口」外交だと批判して、少し話題になっているようだ。
これは、1月10日付の毎日新聞の記事で明らかになったもので、野田前首相は、毎日新聞のインタビューに答え、「韓国首脳がアメリカやヨーロッパへ行っては"女学生のような"告げ口外交をして日本を批判しているのと同じように見える。…告げ口外交はお互いにやめた方が良い」と述べた。
この発言に対して、韓国メディアは反発。1月11日、朝鮮日報は「性的平等の概念すらない日本の政治家」という記者コラムで、「外交的欠礼であるだけでなく、日本という国の性差別に対する認識レベルを反映する結果となった。隣国の大統領を10代の「女学生」に例え、朴大統領の日本批判発言を「言いつけ」とさげすんだのはもちろん、「言いつけは女がやること」という性差別意識を前首相たる人物があからさまにしたからだ。「言いつけ」という言葉は「他人の過ちや秘密を告げ口すること」を指し、世界のどの国の辞書にも「女学生が話す言葉」という説明はない。」と批判。
韓国の鄭首相は「韓国元首への無礼の極致と言える発言で、忍耐の限界を感じるほど遺憾だ。…歴史の正義と良心に反し、歴史の歯車を逆に回そうとする無謀な行為だ。国際社会からの孤立を招く」と怒り心頭。韓国政府もこれに続いて怒りの声明を出すかと思いきや、イ・ジョンヒョン大統領府広報首席は、記者からの質問に、「大統領府は特に立場を出さない」と静観を決め込む発言をした。いつもの韓国とは大分違う。
違うといえば、韓国メディアも、このところ朴槿恵大統領に日本との対話を促す社説を出したりして、僅かながら変化が見える。最近の韓国では、「用日」という言葉も飛び出している。「用日」の確たる定義は良く分からないけれど、字句どおりに捉えるならば、日本を韓国の都合の良いように用いる、或いはコントロールしよう、という意味だと思われる。特に中央日報あたりが、この手の主張をしているようだ。中央日報は今年に入ってから、「用日」という言葉を用いた記事を早や3本も載せている。
1月3日 親米・連中・用日の「新朝鮮策略」が韓国外交の答え(1)とまぁ、いずれも、冷静に国益を考え、その為には、建前に拘らずに「日本を活用する」ことを考えるべきだ、というもの。これはこれで現実的な主張だと思う。だけど、口でいうのは簡単だけれど、実際にそれをやるとなると結構大変。
1月9日 政府、「用日」の世論に耳を傾けるべき
1月9日 日本を見る目、韓国国民は現実的(2)
中央日報は1月3日の記事で、「親米・連中・用日の『新朝鮮策略』が韓国外交の答え」だと言っているけれど、親・連・用ではそれぞれ、その内容に違いがある。
親~は、文字通り、相手国と友好的な関係を作るということ。心情面でも現実面でも、相手を理解し、その要求に出来るだけ応えるという行動様式を取る傾向が強くなる。
次に"連~"は、相手国と連携するという関係になる。この場合は、全部が全部相手と友好的な関係である必要はなく、連携できる部分において連携できればよく、それ以外は別に意見が違っていても構わない。いわばパーシャル連合のようなものだろう。
だけど、これが"用~"となると、相手国との関係の善し悪しはあまり問われない。望む結果さえ得られればそれでいい。ドライな関係となる。この場合は、外交的駆け引き等々を駆使して、相手を自分の望む方向に誘導して目標達成を図ることになる。
では、どうすれば、必ずしも良好だとは限らない相手を自分の望む方向に誘導することができるのか。それには、大きく次の2つが考えられる。
1.弱点を突く(脅し)1は、相手の弱点を指摘し、それを責めたてる手段を自分が持っていることを示した上で、そうして欲しくなければ何か寄越せと譲歩を迫るやり方。要するに「強請り・タカリ」。
2.利益誘導
2は、相手にとって、利益となる何かをこちらが提供する代わりに、相手にも自分の利益となる何かを要求するやり方。いわば取引。
いうまでもなく、韓国は、これまで日本に対して、慰安婦だの、植民地支配だの、過去の歴史問題を日本の弱点だと認識して、1の強請り・タカリの外交を展開してきた。日本もそれに負い目というか引け目を感じていて、それに応えてきたのも事実。朴槿恵大統領の「告げ口」外交も、この「強請り・タカリ」の延長線上にあるといえる。
だけど、韓国は、この「強請り・タカリ」をあまりにも長年に渡って続けてしまった。そのせいで、とうとう日本もいい加減にしろと"キレ"始めた。それが去年あたりからの流れではないかと思う。
韓国も最初のうちは、"日本のくせに生意気だ"とばかり、日本叩きをしていたのだけれど、どうも安倍政権には、それが通じないと気づいた。であるがゆえに、これまでの「強請り・タカリ」から、2の"利益誘導"へのチェンジを模索し始めたのではないか。それが"用日"論となって出てきているように見える。
だけど、「弱点を突く」のと「利益誘導」をするのとを比べると、後者によって目的を達成するのはずっと難しい。なぜなら、弱点を突かれた相手がそれを防ぐためには、殆ど相手の要求を呑むしか選択肢がないのに対して、「利益誘導」は、相手の方も選択権が与えられているから。気に入れば、OKしていいし、気に入らなければ、断ってもいい。
「強請り・タカリ」が一方的に自分の都合だけを言っていれば良かったのに対して、「利益誘導」は自分の利益だけじゃなくて、相手の利益も考慮しなくちゃいけない。こちらのほうがずっとハードルが高い。
だから、利益誘導を持ちかける方は、その提案が相手にとっても魅力的なものであり、かつそれが相手の利益になると納得させなければならないという前提がある。だけど、果たして韓国はそれだけのものを日本に提示できるのか。
それに、韓国には、とりわけ対日については、それ以前の問題もある。それは信用度。
利益誘導というのは、要するに2国間取引。当然、取引には契約が交わされ、その契約に従って取引が履行される。だけど、契約をを守らなかったり、一方的に反故にしたりする相手とは、その契約自身が成り立たない。一度は騙されることがあったとしても、一度でもそれをやってしまったら、次は二度と契約してくれなくなる。
昨今の、韓国は対馬の仏像にせよ、戦時徴用の賠償命令にせよ、国際法或いは、過去の条約を無視或いは反故にするような動きをしている。こんなことを繰り返していたら、韓国を信用する国なんていなくなる。それは同時に「利益誘導」したくても、それに応じてくれる国が無くなることを意味してる。
韓国が"用日"論を持ち出すのは勝手だけれど、それを成立させる前提となる日本の利益と、自国に対する信用がどうなっているかをきちんと分析・反省して善処することがなければ、"用日"論も机上の空論となる。
「強請り・タカリ」という"お手軽"な手段を失った韓国は、ようやくにして、普通の国の普通の外交を求められる局面を迎えた。
この記事へのコメント
ス内パー
おそらくミスユニバースの件に続きこの件も報道しない自由と捏造の権利が行使されると思われます。
2014/1/10
・テレビ神奈川の『みぶりてれび』という子供番組で、衣装に「ファ○ク」「チ○ポ大好き」「マ○コ大好き」という英語が大きく書かれていることがツイートされる
・まとめサイトの保守速報がツイートを記事にする
・桑田佳祐が南流石(件の服を着た人。振り付け師)に芸名をつけたエピソードなど過去の人物像が検索される
41651
・テレビ神奈川の編成部の古矢智一(自称)より保守速報へ記事削除依頼があったことが晒される
・スポンサーは地元観光業などが中心であることや事態を把握したことが電凸者の報告により判明
・公式サイト(日本語版)にてサイトより簡素な謝罪文
・古矢智一が自身のfacebookを削除
41652
・liveleak他海外のニュース5社にも載る
ttp://www.liveleak.com/view?i=b38_1389389995
・公式サイト(日本語版)にて南流石よりおわびの文
白なまず
ひふみ神示 第17巻 地震の巻 第九帖
http://hifumi.uresi.org/17.html
、、、尚地上人は死後の世界に通じなければならぬ。死後の世界との関連により複数的悪善におかれる。善悪善の立場におかれる場合が多いために、地上に於ける司宰神としての力を自ら与えられるのである。善悪の生かされ、御用の悪として許されているのは、かかる理由によるものである。善のみにては力として進展せず無と同じこととなり、悪のみにてもまた同様である。故に神は悪を除かんとは為し給わず、悪を悪として正しく生かさんと為し給うのである。何故ならば、悪もまた神の御力の現われの一面なるが
almanos
sdi
ちび・むぎ・みみ・はな
小中華の国の元首を女子学生に例えれば結果は明白.
不思議である.
半島から何らかの工作があったのか.
特に北の方からの.
50歳自営業者
泣き虫ウンモ
まぁ、逆に当たり前すぎて裏があるのではないかと思われる可能性もあるかな。
どちらにしても、韓国政治の陰謀体質が招いた結果でしょうね。
せめて、戦略や戦術と陰謀の違いを理解しないといけませんね。
八目山人
それが韓国の病状を悪化させる元だと分かり、本当のことを言ってあげようとの機運になってきた。
それなのに何故経団連の次期会長に韓国大好きの東レ会長を選ぶのか。誰がこんな変な人選をしたのか。
わけ分からない。
ちとく
┓( ̄∇ ̄;)┏