今日はトラブルのため、極々極々極々極々簡単に…

消費増税8%の実施まであと一月あまり。2月14日から16日にかけて、読売新聞が行った世論調査によると、4月以降、家計の支出を今よりも「減らそうと思う」と答えた人は54%と、昨年10月調査と同じく半数を超える結果となった。
また、来年10月の10%への引き上げについても、反対68%(前回62%)、賛成27%(前回32%)と依然高く、また、10%引き上げ時には、生活必需品などに軽減税率を「導入すべきだ」との回答が77%(前回79%)となっている。
これは、他社の世論調査でも似たような傾向で、時事通信の調査でも消費税10%の引き上げについて、「時期を当面先送りすべきだ」が42.1%、「10%にする必要はない」も30.5%とこちらも合わせて7割以上が否定的。
これらを見る限り、4月以降、消費が減退することは間違いないように思われる。では、具体的にどの消費が減るのかというと、やはり、娯楽や外食といった分野ではないかと見られている。
インターネット生命保険最大手・ライフネット生命の調査によると、「消費増税前までに見直して節約できると思うもの」を問う質問に対し、68.8%が「外食・飲み会費」と回答。続いて「旅行などの娯楽費」が47.0%、「家庭の食費」46.2%、「水道光熱費」35.8%、「携帯などの通信費」が29.9%と、交際費や、娯楽費、食費などが対象となっている。
また、「消費増税に向けて、家計をやりくりして今より月にいくら浮かしたいか」との質問に対する回答には、9999円以下が45.1%、1万以上2万円未満が36.7%、2万円以上が18.2%、全体平均金額では、1万76円という結果となった。年間では、12万以上もの支出減。
「消費税8%への増税決定後に始めた、節約や見直し」を聞く質問でも、「飲み会を月1回に削る」、「外食を控えて自炊を増やす」、「休日はなるべく家で過ごす」、「休日にあまり外出しなくなった」との回答があり、既に外食や外出を控える傾向が強まっている。
…この後の記事がPCトラブルでデータが吹っ飛んで、まるまる消えました。もう書き直す気力がないので、ポイントだけさらりと書きます(リンクもなし)…。がっくり…。もうやだ…。
総務省が実施する「1世帯当たり1か月間の支出調査」によれば、1世帯当たりの平均支出金額はおよそ消費支出は1世帯当たり334433円で、前年同月比 実質0.7%の増加であるものの前月比では実質0.7%減少している。
ここで、外食の支出金額の実質増減率を四半期別にみた場合、2013年1~3月期以降,4期連続の実質増加となっている。
ところが、一般家庭では、外食にそんなにお金を使ってるわけじゃない。同じく総務省の調査によると、外食費は一世帯あたり1万2千円程度。従って、月一万の節約を外食だけでやろうとすると、外食費をゼロにしないと追いつかない。まぁ、実際はいきなりゼロにはできないにしても、半減くらいでも外食産業は大打撃を被ってしまう。
この一世帯あたりの月あたり支出33万円のうち、1万円の節約というのは、大体3%。これは丁度、消費増税分に相当する。だから、給与が3%増えて、ようやくこの節約分がカバーできる計算になる。
ところが、厚労省の調査によると、民間の給与は下がっていて、昨年比でも1%のマイナス(正社員)。これが4月になって、いきなり3%もアップするとはとても思えない。
2月24日の予算委員会で、安倍総理は、民主党の山井氏から、「物価高を上回る賃金上昇はいつまでに実現するのか」と質問をうけ、「民主党政権時代は賃金が下がったじゃないですか。そういう状況を変えていかなければならない」とこたえたけれど、消費増税をする中で"そういう状況"を変えていくのは容易なことじゃない。
この記事へのコメント
白なまず
おまけ動画
【藤井聡×片田敏孝「土木の思想が織りなす防災教育」前編】
https://www.youtube.com/watch?v=bhzkqdpZfVU
【藤井聡×片田敏孝「土木の思想が織りなす防災教育」中編】
https://www.youtube.com/watch?v=GfK_lURvCT8&list=UUlvjXNqy-EY9P_tlY3gozlA
popper
sdi
泣き虫ウンモ
中国の仕掛けにも、要注意ですね。
まぁ、原発の再稼動と自前のエネルギー開発が必要ですね。
55
しかもこの十数年で明らかに給与が下がり続けてしまったのです
消費税は明らかな失敗でしょう。
無い袖は振れない
八目山人
アメリカ人は愛国のため、韓国製のGM車や火を噴くボルトを買っています。
相手に気味悪がられる電凸するより、お金を使うほうが安倍さんの後方支援になります。
ちなみに私は4月以降に高いものを買おうと今は我慢しています。