今日はちょっと軽い話題をば…

3月21日、今月末に最終回を迎えるフジテレビの超長寿番組『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングのコーナーに安倍総理が生出演して、話題になっている。
出演の様子は既に動画でネットにアップされているのだけれど、youtubeにアップされた動画についているコメントを拾うと次のとおり。
「安倍さんめっちゃ話し上手いな。しかもボキャブラ視聴者だったとは。。笑」と、まぁ、賛否両論あるけれど、称賛一辺倒、反対一辺倒でもなく、半々やや好意的というところか。
「バラエティに出るのはやめた方がいいかなあ~ 正直、直ちに進めていかないといけないことが多いはず。もっと安倍さんには福島の復興の問題とか考えてほしいものです。」
「安倍さん決定力かなりいいよね。今まで首相で一番期待できる。いいともにでるって、やる気があると思う。」
「フリートーク初めてみたような気が座持ちがいいなー」
「辞めていいともファシズム安倍」
「首相ともなると、タモリさんもいい服着てるね。」
「日本は平和だね。安倍首相も理解のある人だ。」
「こういった首相の一面を国民にアピールして、好感触を得るイメージ戦略も日本の無能な国民層を考えれば非常に重要。なんせマスゴミが安部ネガキャンばっかやっていて、未だにメディアを鵜呑みにして、無関心の層が多いのも事実だし。それにしても安部さんは、第一次安倍内閣の時と比較しても、外交初め対人戦略が格段にうまくなってると思う。
この裏でしばき隊のような寄生虫が騒いでいたわけだが。しばき隊や韓国ゴミがわめくような状況は日本が健全化に向かっている証拠なので日本国民としては非常に喜ばしい限り。連中がさらなる断末魔あげるように、安倍総理にはこれからも尽力していってほしい。そうなればさらに支持率アップ間違いなし。」
「リアルタイムでみたかったが(~~)」
「すごいや安部さんもタモリさんも・・・なみだでそうになったよ・・・」
「凄い、何かよくわからんが、凄い」
「こんなバラエティを「無形文化財」なんて言うなんてどうにかしている首相としては失格だろ。それにグラサンをしているタモリがSPににらみつけられるのは当然だろ。頼むから政治に専念してほしい。だんだん首相が民主党同様のタレント政治家化している。」
「タモリさん服装がいつもとは違いますね。逆に安倍さんはドレスダウンされてます。安倍さん、とってもいい感じですね!」
「安倍首相も強引に売り出しとるなあ。」
「やっぱ政治家はこうやってバラエティにも出て国民と距離近づけないと。」
「CMが途中で入らないwwwトークがいつもより長い気がする。これが首相の力か」
「いいのかな?こんなバラエティに出てしまって。日本のために動くべきなのではないだろうか・・・?ちょっと余裕が見える。」
「以前『スッキリ』にも出演されていました。加藤とテリーの間に座って。首相がバラエティに出ることを否定する人がいますが、私はこのような人が出演することで、我々一般人にとって首相が少しは「身近な存在」に感じられて良いと思いますよ。政治の話でも、ご本人の口から考えなどが視聴者に直接伝わるのも良いと思います。マスコミの主観が入るニュースとも違いますしね。別に高感度upを目的に出演するわけではないと思いますよ。」
安倍総理の発言はこちらで記事になっているけれど、司会のタモリさんが、安倍総理の出演が、バラエティーを認めていただいたことになるとして、これまでは与党野党かかわらず、バラエティーをバカにしている、バラエティーをやっているとなかなか国からほめてもらえないとこぼしたのに対して、安倍総理が「それはないとおもいますけどね。ただまあ、批判されるんではないかという危険性が伴うもんですからね」と答えている。
確かに、youtubeについたコメントでも、「バラエティに出ている場合じゃない」「政治に専念しろ」という批判があるから、それ相応の"危険性"があるのは事実なのだろう。だけど、バラエティーに出て批判されるということは、それ自体、政治とバラエティーとは距離があるものだ、という暗黙の了解があることを意味してる。
32年も続いた『笑っていいとも!』の中で、現役総理が登場するのは初めてだという事実が、いかにバラエティ番組が、政治家から距離を置かれていたかを示しているし、その意味ではタモリさんの「バラエティーをバカにしている」という指摘は、政治家のみならず、我々国民に対しても向けられたものであるかもしれない。
ただ、バラエティ番組を馬鹿にするのはその人の勝手だけれど、その視聴率を含めた一般国民への訴求力という意味ではバラエティ番組は馬鹿にならない。政治家は、お堅い政治・報道番組に出演して、色々語るけれど、それを国民全員が見ているわけじゃないし、それらを編集して纏めたニュース番組とて同じ。
また、そうした政治番組を好んで見ている層と、バラエティ番組が好きな層は、それほど重なっているとも思えない。むしろ、違っているほうが多いのではないかと思われる。
そうした層に政治家の言葉を届けるという意味では、バラエティ番組とて有益な面もあると思う。それに、総理の発言ともなれば、バラエティ番組で話したことも逐一記事となって配信されてしまう。おちおち気軽なトークも出来ない。それでも、「いいとも」に生出演した安倍総理は、タモリさんの「バラエティは国に褒めて貰えない」とか「麻生さんが嫌いなんですか」という質問にさえも、上手く躱しつつコメントをしていたように思う。
あと、筆者は動画をみても気づかなかったのだけれど、youtubeのコメントの中に、タモリさんがいい服を来ているのに対して、安倍総理は逆にドレスダウンしている、という指摘があって、筆者は少し感心した。まぁ、バラエティに合わせてということなのだと思うのだけれど、逆に安倍総理はそこまで気を使っている、或いは気を使えるということ。そういう一見どうでもいいような、細かいところが好感度の差となって表れてくるようにも思う。
今回、安倍総理が出演するということで、「笑っていいとも」の撮影場所である新宿アルタの正門付近には安倍総理を見ようとしている人が集まり、裏には安倍総理に抗議する人が大集結して、騒然としていたらしいけれど、それだけ、日本の総理には影響力があるということ。4月からは消費増税が始まる。
安倍総理はタモリさんに「長続きの秘訣を聞きたい」といっていたけれど、政権が長続きするには国民からの支持がなくてはどうにもならない。その為には、国民の安全を守り、生活を良くする他にない。安倍政権の正念場はこれから。
この記事へのコメント
三四郎
泣き虫ウンモ
ばら撒きで注目を引くよりも、上等手段ですね。
ただ、政策の結果が酷ければ、後々悪く言われるでしょうね。
いい前例にならないかな、ひょっとして。
ちび・むぎ・みみ・はな
日本にとってどうにもならない
日本・米国・支那の状況を悲観して
「笑っちゃうしかない」と言っていたのだが,
「笑っていいとも」というのが安倍氏の
答であることを暗喩しているのか?
Melisa