日韓議員連盟と認識の相違

 
今日も極々々簡単に…

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7月21日、自民党の野田聖子総務会長ら日韓議員連盟に所属する超党派の女性議員6人(小渕優子議員(自民)、金子恵美議員(自民)、辻元清美議員(民主)、上川陽子議員(自民)、野田聖子議員(自民)、高木美智代議員(公明))が、韓国・ソウルを訪問し、韓国側の議連に所属する女性国会議員らと会談した。

野田氏は会合の冒頭、「(日韓間の)パイプを私たちでつくっていければ。…私も息子を持つ母親。女性、母親は子ども世代のことを男性より案じている。両国の子どもたちが幸せに安心して暮らせるように力を合わせたい」と述べ、韓国側の出席者は「女性政治家の活動範囲拡大を両国で女性の権利向上につなげたい」と応じた。

また、同席議連の幹事長を務める野党新政治民主連合の姜昌一議員は「女性の偉大な力で韓日間の障壁を崩してほしい」と述べている。

何やら、急に関係改善を模索する動きが出てきたように見えなくもないけれど、15日には、朝鮮日報など韓国マスコミのベテランジャーナリスト10人が日韓協力委員会の招きで訪日し、日本側の与野党の国会議員11人、ベテランジャーナリスト13人等々と会談している。

日韓協力委員会については「韓国を甘やかさなくなった日本」のエントリーでも触れているけれど、、日本と韓国の協力、親善、友好及び相互理解を計ることを目的として1969年に発足した委員会。

会談の様子は朝鮮日報のこちらの記事に掲載されているけれど、日本側に世代間の意見対立があることがはっきりと記されている。おそらく、会談では、大した進展はなかったのではないかと思う。それにしても、ある親韓派議員が述べた「日本はやや軌道を外れることがある国みたいだ。われわれは同文同種であり、(韓国が)忠告を発して日本を正しい道に導いてほしい」という意見は、十数年前ならいざ知らず、今では、相当ズレた発言に聞こえてしまう。

7月20日放送の「たかじんのそこまで言って委員会」で、ゲスト出演したジャーナリストの田原総一朗氏は、「朴槿恵ってのは、実は本音は親日なんですよ。だけどね、親日って言ったら大統領維持できないんだよ。…世論ですよ。一番悪いのはマスコミだけどね。マスコミが日本の悪口言うと売れるんだよ。(韓国)国民はそんなに日本の悪口言いたくない」と持論を述べたのだけれど、この発言に他のゲストが猛反発。

評論家の宮崎哲弥氏は「その方が深刻。つまりこれは民意において徹底的に反日なんだよ」と、激しく反論。作家の金美齢氏も「公には絶対言えないってね、建前と本音の落差が韓国はひどいんですよ。それが問題なのよ」と述べている。

まぁ、「そこまで言って委員会」だから、このような田原氏に対する反論が出た見る事もできるかもしれないけれど、先の日韓協力委員会での会談で見られたような、世代間の意見対立が、こちらでも起こっているという可能性だってある。

だとすれば、これは、少なくとも、日本国民の比較的若い世代は、もう韓国にはうんざりしていて、日本国内からの親韓発言にさえも拒否反応が出るくらいにまでなっている証左であり、「韓国は反日の国なのだ」という認識が日本の一般国民の間に広く浸透していることを伺わせる。

韓国を訪れた日韓議員連盟の議員が何を話したのか分からないけれど、下手に韓国に阿る発言をしたのだとしたら、そのツケは選挙で支払わされると考えていたほうがいいだろう。






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