今日は、エントリーを書く時間が全然ありませんので、超簡単感想エントリーです。

エボラがいつ日本に上陸するのか、と不安視される中、デング熱というのが取り沙汰されてますね。
先日、埼玉での感染例が明らかとなったかと思えば、代々木公園でも感染した疑いのある患者が見つかったようです。
デング熱は、熱帯・亜熱帯で見られるウイルス感染症。感染後2日〜15日で発症し、高熱や頭痛、腰痛、筋肉痛などに見舞われ、はしかの症状に似た特徴的な皮膚発疹もあるようです。
けれども、ワクチンや治療薬はなく、対症療法が主体だそうです。外務省によれば、より重いデング出血熱に発展した場合、死亡率は15%程度になるものの、集中治療により、その死亡率は1%以下まで下がるそうですし、適切な治療を受けられる限りはそれほど恐れることはないかと思います。
専門家によると、「デング熱はインフルエンザのように人から人に感染するものではなく、蚊が媒介するものなので、今後、無制限に患者が増え続けるおそれはない。蚊に刺されない対策を行えばよく、ウイルスを持った蚊も10月ごろになれば死ぬ。卵を産むが、ウイルスが受け継がれることはほとんどない」ということのようですね。
ただ、デング熱を媒介するネッタイシマカが日本にも入ってきているのではないかという懸念があり、蚊の調査を行うことが重要だとの指摘もされています。
東京都は26日から27日にかけて、代々木公園の渋谷門付近で35匹の蚊を調べたところ、
デング熱のウイルスを持つ蚊は見つからなかったとのことですけれども、念のため、蚊の駆除を行うようです。
それにしても、熱帯・亜熱帯の風土病であるデング熱が日本に来るとなると、日本が亜熱帯化しているのかもしれませんね。一昔前なら日中気温40℃なんて、えらいこっちゃなんて感じでしけれども、今では珍しくなくなりました。
台風といい大雨といい、災害大国の日本に住む人でも、いくらなんでもこれは、という印象を受けている人もいらっしゃるかもしれません。
そういえば、小笠原の西之島新島もまだ成長を続けているようですし、富士山の噴火も近いとずっと言われてますしね。
ほんの数年前は、宇宙人が侵略してくる系の映画が多かったのですけれども、今年は、「ポンペイ」や「ノア」など、天変地異関係の映画が多い気がします。もしかしたら、人々も無意識のうちにそんな危険をキャッチしているのかもしれません。
忙しい日々を送っていると、たまには猫のようにのんびりしたいと思うときも正直ありますけれども、多分、そんな時代ではないのでしょうね。
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