iPhone6とモラル
今日はこの話題を極々簡単に…
ブログランキングに参加しています。応援クリックお願いします。
9月19日、アメリカ・アップル社の新型スマートフォン「iPhone6」と「6プラス」が発売された。新型iPhoneは、年末までに115の国や地域で販売する予定なのだけれど、いっぺんに全部の国で売り出すというわけではなくて、何段階かに分けての販売となっている。
9月19日の販売は、その第1次販売で、対象国は、アメリカ、フランス、カナダ、ドイツ、香港、シンガポール、英国、オーストラリア、日本。そして、26日の第2次販売国は、スイス、イタリア、ニュージーランド、スウェーデン、オランダ、スペイン、デンマーク、アイルランド、ノルウェー、ルクセンブルグ、ロシア、オーストリア、トルコ、フィンランド、台湾、ベルギー、ポルトガル。
流石にiPhoneの人気は高く、9月9日に公開されて以来、「iPhone6」と「iPhone6プラス」の最初の24時間の予約注文は400万台を超え、過去最高となったそうだ。
今年1月、調査会社のカンター・ジャパンが、ユーザが購入したスマートフォンのOSを国毎に調べた結果を公開しているのだけれど、それによると欧米各国に比べて日本だけがiOS(iPhone)購入割合が群を抜いて高いことが明らかになった。
日本のiOS比率が69.1%とほぼ7割に達しているのに対して、アップル社の本拠地であるアメリカでは、iOS比率は43%、オーストラリアが35%、イギリスが30%。フランスやドイツは10%台後半という有様。
調査はiPhone「5s」と「5c」が発売された時期にあたる昨年9月から11月に掛けて行われたのだけれど、大凡の傾向は、今でもそう変わっていないと思われる。
この調査で、国別iOS比率が高かった国は、丁度今回の新型iPhoneの1次販売国と重なっている。だから、アップル社が1次販売国としてこれらの国を選定したのも理に適ったものだと言える。
だけど、今回、その例外となったのが国がある。中国がそう。
カンター・ジャパンの調査では、中国のiOS比率は17%とドイツの17.3%に迫り、イタリアの11%を上回っている。今回の「iPhone6」と「iPhone6プラス」の1次販売国にドイツが含まれ、イタリアが2次販売国になっていることを考えると、中国は最低でも2次販売国にはリストアップされていてもおかしくない。
実際、前回の「5s」と「5c」の販売では、アップル社は中国を初回発売国に加えていた。それが今回は1次販売国どころか2次販売国にも入っていない。
アップル社は「まだ準備が整っていないことがいくつかある」とだけ説明し、理由の詳細を明らかにしていないけれど、9月16日、中国紙の21世紀経済報道は、中国工業情報省との協議が今月、合意に至らなかったとし、アップル広報担当の呉青穎氏が電子メールで、「中国は当社にとって重要な市場であり、可能な限り早期に発売する。…発売日については言えない」とコメントしたと報じている。
何故、新型モデルについて認可が下りないのか、事の真相は明らかになっていないのだけれど、ニューヨーク・タイムズは、アメリカ国家安全保障局(NSA)の元契約職員、エドワード・スノーデン氏によるアメリカ当局の情報収集活動を暴露して以来、中国側が外国のテクノロジー企業に対する警戒を強めていると伝えている。
今年7月、国営テレビの中国中央電視台(CCTV)は「iPhoneは利用者の位置情報を収集しており、中国の安全保障を脅かしている」などとする番組を放送し、アップル社を非難。また8月には、政府機関が購入するIT関連機器からアップルの製品が締め出されたと伝えている。
そうして迎えた、9月19日、日本のアップルストアで、ちょっとした騒ぎがあった。
この日、大阪のアップルストア心斎橋から「中国人100人が店に押しかけてきて、一部が暴れている」と110番通報があり、警察が駆けつけると、店内の1階に約30人、店の前の歩道上に100人以上の客がいて、中国人とみられる客らが大声で、「iPhoneを買うために中国からきて48時間も並んだ。品物がないとはどういうことだ!」と騒ぎ、大阪府警のパトカー9台と警察官約50人が出動する騒ぎとなった。
同じく、東京銀座のアップルストア銀座でも、店外にできた行列に中国人とみられる客の割り込みが多発。
何でも40番目付近に並んでいた中国人の元に続々と他の中国人が現れ、平然と割り込みし、発売開始時に40番目だった人が、120番目になったらしく、ストアに抗議したのだけれど、店員だけでは対応できず、警察官が駆けつける騒ぎとなった。また、表参道のアップルストア表参道でも、中国人らしき集団が怒声を発していたようだ。
どうやら、日本で販売された端末を買って、高く転売しようとしていたらしく、それを組織的にやっていたようだ。
こちらにその一部始終がアップされているけれど、深夜4時に列に横付けした車から大音量で音楽を流しては大合唱したり、ゴミは捨てまくって片づけない。再三注意を受けても全く無視していたという。
中国人のマナーの悪さはとみに有名だけれど、最近は、日本国内に住む中国人が増えるにつれ、近隣住民とのトラブルが起こっている。
例えば、都心湾岸エリアの高級タワーマンションに住む中国人達が徒党を組んで、周りの日本人住民と全く交流しないどころか、マンションの最上階にあるラウンジを占拠しては、中国語で喧しく談笑するのだそうだ。マンションの管理事務所を通して改善を呼びかけても無視され、マンション近所のショッピングモールにあるセルフサービスのフードコートでも、食器や食べ残しをテーブルの上に放置して後片付けもしないという。
政府は日本に移民増やそうとしているようだけれど、郷に入っても郷に従わない輩が増えても軋轢の原因になるだけ。
こんなことが今後も起こり続けるようであれば、嫌韓・嫌中ではないけれど、移民に慎重な声が広がっても仕方ないと思う。
この記事へのコメント