もんげーマックなソフトずら

 
今日も軽い駄文ですけれども、超多忙モードが多少落ち着いてきました。ゆっくりですけれども、ペースを戻そうかと…

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9月に入って、多少は暑さも和らぐ日も出てきたけれど、景気のほうも、4-6月期のGDPが、6.8%減とアベノミクスの熱気に水を差されたことは間違いない。

これが唯の反動減で7-9月期で回復できるかどうかは、次回の増税を占う上でも、一つの焦点になる。

実際、4月の増税で、各所で便乗も含んだ値上げがあり、それに給与の上昇が追いつかないことで、実質の家計負担が大きくなっている。

こちらでは、4月からの各外食産業での値上げ状況がアップされているけれど、やはりなんだかんだで値上げされているところが多い。次に一部引用する。
■牛丼
・すき家・・・牛丼並盛を税込280円から税込270円に10円値下げしたが、とんしるから揚げセットで税込230円から税込302円へとセット類で3割近い便乗値上げ
・吉野家・・・牛丼並盛を税込280円から税込300円に20円便乗値上げ
・松屋・・・同280円から290円に10円値上げ

■コーヒーショップ
・ドトールコーヒーショップがコーヒーS200円を220円に便乗値上げ
・エクセルシオール カフェも同280円を300円に便乗値上げ
・スターバックスコーヒーは同300円を302円に2円の値上げ
・タリーズが300円を310円に10円の便乗値上げ
・カフェ・ド・クリエが250円を260円に10円の便乗値上げ

■ハンバーガー
・マクドナルド・・・ハンバーガーを100円、チーズバーガーを133円に値下げ、その他の商品については、基本的に増税分3%を加算し、1円単位での販売
・モスバーガー・・・ハンバーガーを170円に据え置くが、その他の「モスバーガー」等の単品商品は10円の便乗値上げ
・ロッテリア・・・値段据え置き
・フレッシュネスバーガー・・・330円の「フレッシュネスバーガー」を345円にするなど、バーガー類を便乗値上げ

■回転寿司
・くら寿司・・・本体価格の変更はせず
・かっぱ寿司・・・は本体価格の変更はせず
・スシロー・・・一部商品の価格を値上げ

■洋風FF
・ケンタッキーフライドチキン・・・基本的に増税分を転嫁した価格に改定するが、「オリジナルチキン」など一部の主要商品の販売価格は据え置く
・サブウェイ・・・サブウェイクラブとローストビーフの価格を据え置くが、その他のサンドイッチ類は10円~20円値上げまたは値下げとなる
・Soup Stock Tokyo・・・レギュラーカップが610円から630円に、ラージカップが770円から800円などと10円~30円の便乗値上げ

■その他FF
・天丼てんや・・・オールスター天丼が680円から720円、海鮮かき揚げ天丼が680円から750円などと便乗値上げ
・築地銀だこ・・・たこ焼き8個入り(550円)、ドリンク類単品(150円)とドリンク類セット(100円)の価格を据え置く一方、「他商品8個入り」が20円の値上げ
・コールド・ストーン・クリーマリー・・・「Like itサイズ」を480円から500円、「Love itサイズ」を610円から630円、「Gotta have itサイズ」を930円から960円などの値上げ

■中華
・餃子の王将・・・本体価格を据え置く
・幸楽苑・・・本体価格を据え置く

■ファミレス
・ガスト・・・税込価格を本体価格に変更。思いっきり便乗値上げ
・サイゼリヤ・・・税込価格を変更せず。実質値下げ
・ジョイフル・・・各品とも本体価格の10円未満を切り上げ。ちょっとだけ便乗値上げ
・ロイヤルホスト・・・ただ単に増税分だけ転嫁
・びっくりドンキー・・・ただ単に増税分だけ転嫁
景気の本格回復も道半ばの中、外食産業も値上げに踏み切るか踏み切らないかを含め、一人でも多く客を確保しようと鎬を削っている。



ファーストフードのチェーン店などは、家族連れや若い子達の定番といった印象があるけれど、最近は女子高生の間で「回転寿司」が人気なのだそうだ。その理由は、寿司以外のデザートなどのサイドメニューが充実していて、つまみ食いできる感覚でいるらしく、ファストフードと同じ扱いらしい。

確かに、筆者もたまに「回転寿司」を利用することがあるけれど、この間立ち寄った「くら寿司」では、寿司屋なのにラーメンやうどんがあったり、アイスやケーキ、フライドポテトにわらび餅など、半ばファミレス化しているとさえ。

このように元々専門店だったところが、メニューを多角化していくと、ファーストフードやファミレスのように、最初から多数のメニューを揃えて勝負していたところは、その煽りを受け、客を食われていくことになる。そうなると、何某かの差別化なり、何なりして、付加価値をつけないと中々生き残っていくことは難しい。

その差別化の一つとして、最近流行っているのが、他の人気商品とのタイアップ企画。ポケモンなどの人気キャラをパッケージしたお菓子なんかは昔からやっていたけれど、それを店頭商品でもやるようになって客を集めたりする手法。

巷だとコンビニなんかが、よくやっていて、最近は、いつも、どこかのコンビニで、何某かのタイアップ商品を売っているといっていいくらいよくやっている。

大手ファーストフードチェーン店もこの手のタイアップをよくやるけれど、先日、期限切れ鶏肉問題で7月の売上が17%の大幅減となったマクドナルドも、例外じゃない。

マクドナルドは9月5日から「妖怪ウォッチ」と「アイカツ!」のデジタルカードゲームで遊べるマクドナルド限定のカードをセットにしたハッピーセット「妖怪ウォッチ/アイカツ!」を発売したのだけれど、これがバカ受け。各地のマクドナルドの店先が大行列となる人気で話題となっている。

「妖怪ウォッチ」とは、去年夏に発売されたニンテンドー3DS専用のゲームソフトで、妖怪を見ることのできる妖怪ウォッチを手に入れた主人公が、妖怪達と友達になり、町の人々の悩み・問題を解決していくという物語。既にアニメにもなっていて、子供たちに大人気らしい。

また「アイカツ!」もバンダイが販売する女児向けトレーディングカードアーケードゲームでこれもアニメ化され人気を博している。

売上を17%も落としたチェーン店が、一転して行列になるなんて、まさに"妖怪"の仕業としか思えないのだけれど、ここまで、あからさまに売れるということは、完全に"オマケ"狙いだと言わざるを得ない。

まぁ、それでも売上が立つのであれば、マクドナルドにしては願ったり叶ったり。この勢いが続くなら、そのうち、コーンに「家出した狛犬の妖怪」をプリントしたソフトクリームを発売するなど、二番煎じ、三番煎じのタイアップ商品を売り出すかもしれない。

傾きかけたマクドナルドを立て直すかもしれない「妖怪ウォッチ」の人気。全く持って、「もんげーマックなソフトずら」




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