アイスバケツサムスンと真の実力者

 
う~ん。仕事の超ハードモードがまだ終わる気配を見せません。まだ暫くは、感想エントリーとさせてください。

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巷では、アイスバケツ・チャレンジが話題になっているようです。これは、皆さんご存じのように、ALS(筋萎縮性側索硬化症)研究の資金集めキャンペーンの一環で、チャレンジの前後で自分の次にやって欲しい人を3名指名し、指名された人はその様子を写メか動画で撮影してfacebookやTwitterで報告するというもの。指名された人は、24時間以内に氷水を2杯かぶるか100ドルを寄付することになっています。

このアイデアを思いついたのは、ALSで闘病中の元野球選手ピート・フレーツ氏で、アメリカのローライダーカークラブ界隈から広がったのだそうです。

アイスバケツ・チャレンジの宣伝効果は物凄く、8月中頃には、ALS協会に550万ドル(約5.5億円)の寄付が集まっていて、これは前年同時期の寄付金額である3万2000ドル(約320万円)の約170倍お、遥かに上回っているとのこと。そのやり方には賛否あるでしょうけれども、キャンペーンとして大成功したと言えます。

さて、そんな、アイスバケツ・チャレンジをALSに対する寄付キャンペーンではなく、自社製品の宣伝キャンペーンに使って顰蹙を買っている企業があります。えぇ、韓国のサムスンです。

サムスンは、自社の同社のスマホで防水に対応した「GALAXY S5」を使用した動画を公開し、いずれも防水非対応のAppleの「iPhone 5s」、HTCの「HTC One (M8)」、Nokiaの「Lumia 930」をチャレンジの候補者に指名したのですけれども、案の上、チャイティーを自社製品の宣伝と競合機種のネガティブキャンペーンに利用したと批難囂々。まぁそりゃそうでしょうね。

けれども、このネタにはオチがあって、「GALAXY S5」のアイスバケツ・チャレンジCMはヤラセじゃないかと指摘されているんですね。

なんでも、水がかかった途端にデジタル時計がおかしくなっているらしく、差替画像ではないかと指摘されています。まぁ、ビールのCMなんかでは美味しく見えるようにグラスの表面に霧吹きして、如何にも冷えているように見せるなど、見た目を良くする"脚色"はままあるものですけれども、アイスバケツ・チャレンジを謳っておいて、前後で画面を差し替えるとは、ちょっと無神経にも程があると思います。



本当に優れたものは宣伝あるなしに関わりなく、自然に知られていくものです。こちらでは、ソニーのスマホの桁外れの防水性が話題になっています。

スウェーデンに住む男性が休日にジェットスキー楽しんでいたところ、ジャンプした際の弾みで、シートに置いていたソニーの「Xperia Z2」を海に落としてしまいます。そこは水深10メートル以上あって、ダイビング器材がなくてはとても見つけられそうにない。そこで、男性はとりあえず陸に上がり電話をかけてみたところ、反応があったそうです。

それだけではありません。それから6週間後、男性の友人が海に潜り、落下した「Xperia Z2」を回収することが出来ました。哀れ「Xperia Z2」は傷つきバッテリーも完全に上がっていたのですけれども、充電器を本体に差し込んでみたところ、充電ランプが点灯したばかりか、充電後は問題なく作動し、電話も普通にかけられたそうです

カタログ上の「Xperia Z2」の防水性はIPX5/IPX7で、これは、「あらゆる方向から噴流水を受けても有害な影響がなく、また常温で水道水、かつ静水の水深1mのところに携帯電話を沈め、約30分間放置後に取り出したときに通信機器としての機能を有する」性能があることを意味します。

IPというのは、防水性能を客観的に比較できるよう、IEC(国際電気標準会議)が定めたコードで、IPコードと呼ばれています。防水/耐水性能をうたう端末には「IP○○」と表記されて、IPの次の3桁目が1桁目「防水性能」、2桁目が「防塵性能」を表わしています。ところが、防塵性能は未検証の端末が多く、便宜上「X」となるようです。

また、「防水性能」もIP7-8が一定時間水中に置いた状態を測る潜水性能で、IP1-5は、水流に対する強さを顕しています。

ですから、例えば、防水性でIPX5/IPX7という具合に表記することで、水流に対する強さと潜水性能を同時に示すスタイルが普及しているようです。

少々脱線しましたけれども、「Xperia Z2」のカタログスペックはIPX5/IPX7で、水深1mに30分放置しても問題ないとのことですけれども、スウェーデンでの「Xperia Z2」水没は、水深10メートル以上で6週間ですからね。カタログスペックの遥か上をいく性能です。

こんなのを見せつけられると、どこぞのサムなんとかのCMより、ソニー携帯の口コミのほうがよほどアテになるでしょうね。

日本人の「できません」韓国人の「できます」中国人の「できました」は、信じるな
詠み人知らず

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