ターニング・ポイントを超えた日本

 
昨日の続きの感想です。

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昨日のエントリーでは、日韓関係はティッピング・ポイントを超えたと述べましたけれども、日本国内はいくつかのターニング・ポイントを超えた感があります。

先日来、朝日新聞の慰安婦誤報報道以来、朝日はフルボッコされてますね。一般国民は元より、同業者も思いっきり掌返ししてボコボコにしてます。

アルファブロガーの一人である、 木走正水氏によると、読売は「返り血を浴びる覚悟で朝日を糾弾する」と方針を決めたそうです。これまでであれば、マスコミがマスコミを批判するなんて考えられませんでした。

これも、一種のターニング・ポイントといっていいと思います。まぁ、朝日叩きにあの"毎日"までが参戦するあたり、思いっきり"おまゆう"なのですけれども、それだけ擁護するにはヤバ過ぎるネタになったということなのでしょう。

朝日は朝日で「文春」や「新潮」の広告掲載を拒否するなど必死の抵抗をしていますけれども、その裏では、中小企業に出稿を依頼しまくってるという噂もあります。これが本当であれば、広告収入が入って来ないのは相当痛手だということです。

ですから、兵糧攻めというか、小田原水責めよろしく、朝日の購読を止め、広告も出さないというのが有効な手段だということですね。

日本中全て敵に回して「四面楚歌」の朝日新聞ですけれども、そんな朝日を擁護するものがいます。そう、韓国です。

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朝日が慰安婦誤報を報じた翌日、韓国の主要各紙は「朝日新聞、安倍に反撃…“慰安婦問題直視を”」とか「朝日、右翼に反撃」などと擁護。

朝日に対して、日本の国内で批難の声が高まると「日本の保守勢力、“朝日の慰安婦報道”総攻勢」、「日本の右翼が朝日の慰安婦報道総攻撃」などとと、その動きを牽制しています。それどころか、朝鮮日報は、9日付のコラムで「旧日本軍慰安婦をめぐる朝日新聞の闘いは20年以上になる。加害者の国の新聞が常に被害者側で闘ってきたのだから、孤立し疲れが見えてきた。知恵を絞って助ける方法が韓国政府にはあるはずだ」と述べています。

まったく、ここまであからさまに擁護するとは、却って清々しいくらいですけれども、実際、韓国は朝日に付け届けをしているようで、朝日の東ナントカという記者がツイッターで「朴槿恵大統領から韓国の名節、「秋夕」を前に贈り物が届きました。各界の関係者に贈るのが恒例らしく、中身は干し肉、松の実、ナツメでした。」と述べ、一部で騒ぎになったようです。

果たして、各界の"関係者"とは、どういう定義なのかは知りませんけれども、付け届けが産経に届いていないのであれば、"関係者"とは、マスコミというだけでなく、自分に都合の良い記事を書いてくれる"工作機関"的な色合いを帯びることになります。件のツイートはもう削除されたようですけれども、迂闊というかなんというか、よくもこんなツイートを公開できるものだと、別の意味で感心してしまいます。

26日には、朝日新聞本社前に「朝日よ、日本人には何をしてもいいのか!冤罪製造機 朝日作文」なる看板が掲げられたそうですけれども、このままでは、朝日は日本のマスコミだと認識されなくなっていくのではないでしょうか。

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ここにきて、諸外国にしろ、国内勢力にしろ、誰が敵で誰が味方なのかがはっきりしてきましたね。今まで裏に隠れて見えなかったものが一気に表に吹き出てきた感じです。

特に慰安婦問題に関していえば、河野談話再検証と朝日誤報の2つが、ターニング・ポイントとなって、国内世論がひっくり返りつつあります。ある意味、32年も続けられていた"洗脳"が解けてきたともいえるでしょう。洗脳を解こうとする勢力と洗脳させたままにしたい勢力とが衝突しているということです。

私は今回の朝日誤報を切っ掛けとして慰安婦問題だけでなく、その他にも"洗脳"があるならば、一緒に解いてしまえないのかと思っています。例えば"南京大虐殺"もその一つではないかと思います。

教育学者の藤岡信勝氏は「Will」への寄稿論文の中で「朝日新聞を糾弾する声は、いまや燎原の火のごとく国民の間に広がっている。『朝日新聞廃刊国民運動』が湧き起こる雲行きである。だが私は、朝日が廃刊される前にやってもらいたいことがある。それは、『南京大虐殺』についても捏造記事を取り消すことだ・・・。」と述べています。

南京大虐殺については、その真偽や程度を巡って長年論争がおこなわれていますけれども、朝日は本多勝一氏による連載記事「中国への旅」でこれを大々的に取り上げていました。こちらについても記事の検証が必要な時期が近づいているように思います。




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