ジェンダースーツ

今日はこの話題です。
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1.G7広島サミット首脳宣言


5月20日、G7広島サミットの首脳コミュニケ(宣言)が発出されました。

本文(仮訳)は39ページに渡る長いものですけれども、見出しだけ拾うと次の通りです。
<前文>
<ウクライナ>
<軍縮・不拡散>
<インド太平洋>
<世界経済・金融・持続可能な開発>
<気候>
<環境>
<エネルギー>
<クリーン・エネルギー経済>
<経済的強靱性・経済安全保障>
<貿易>
<食料安全保障>
<保健>
<労働>
<教育>
<デジタル>
<科学技術>
<ジェンダー>
<人権、難民、移住及び民主主義>
<テロリズム、暴力的過激主義、国際的な組織犯罪への対応/法の支配の堅持/腐敗対策>
<地域情勢>
先日来、一部では、岸田政権がLGBT法案を成立させようと拘ったのは、G7で良い格好しようとしたからだ、という声もあったと記憶していますけれども、「ジェンダー」は、全21項目中、下から4番目。少なくとも最重要との位置づけではありません。

その「ジェンダー」の項目で謳われた内容は次の通りです。
<ジェンダー>
42. ジェンダー平等及びあらゆる女性及び女児のエンパワーメントの実現は、強靭で公正かつ豊かな社会のための基本である。我々は、あらゆる多様性をもつ女性及び女児、そしてLGBTQIA+の人々の政治、経済、教育及びその他社会のあらゆる分野への完全かつ平等で意義ある参加を確保し、全ての政策分野に一貫してジェンダー平等を主流化させるため、社会のあらゆる層と共に協働していくことに努める。この観点から、我々は、長年にわたる構造的障壁を克服し、教育などの手段を通じて有害なジェンダー規範、固定観念、役割及び慣行に対処するための我々の努力を倍加させることにコミットし、多様性、人権及び尊厳が尊重され、促進され、守られ、あらゆる人々が性自認、性表現あるいは性的指向に関係なく、暴力や差別を受けることなく生き生きとした人生を享受することができる社会を実現する。我々は、ジェンダー平等アドバイザリー評議会(GEAC)の活動を歓迎し、その更なる強化に期待する。我々は、ジェンダー・ギャップに関するG7ダッシュボードの最初の改訂と、ジェンダー平等を前進させるための過去のG7のコミットメントを監視することを目的とする、最初の実施報告書の本年の公表を期待している。

43. 我々は、特に危機的な状況下で女性及び女児の権利が後退することに強い懸念を表明し、世界中の女性及び女児並びにLGBTQIA+の人々の人権と基本的自由に対するあらゆる侵害を強く非難する。我々はさらに、SRHRがジェンダー平等並びに女性及び女児のエンパワーメントにおいて、また、性的指向及び性自認を含む多様性を支援する上で果たす、不可欠かつ変革的な役割を認識する。我々は、安全で合法な中絶と中絶後のケアへのアクセスへの対応によるものを含む、全ての人の包括的なSRHRを達成することへの完全なコミットメントを再確認する。国内外において、ジェンダー平等及びあらゆる多様性をもつ女性及び女児の権利を擁護し、前進させ、守ることにコミットし、この分野における苦労して勝ち取った進展を損ない、覆そうとする試みを阻止するために協働する。この観点から、我々は、WPSフォーカル・ポイント・ネットワークとのパートナーシップ及び国家行動計画の策定への支援を通じて、防災への適用を含む「女性・平和・安全保障(WPS)」アジェンダの前進、実施及び強化並びに交差的アプローチの推進にコミットする。我々は、暴力的紛争の予防、救援・復興活動の提供、永続的な平和の構築における女性の主導的な役割を強調し、和平及び政治プロセスにおける女性の完全で、平等で、意義のある参加を支持することを誓う。我々は、紛争に関連した性的暴力及びジェンダーに基づく暴力を撲滅するための取組の強化及びサバイバー中心のアプローチを用いて、被害者・サバイバーに包括的な支援と意義のある参加を提供する重要性にコミットする。我々はさらに、あらゆる形態の、性的及びジェンダーに基づくオフライン及びオンラインにおけるハラスメントや虐待、援助に関連した性的搾取や虐待を撲滅することにコミットする。我々は、全ての人々への教育の権利確保にコミットし、安全でジェンダー分野で変革的な質の高い教育への公平なアクセスを促進するとともに、科学、技術、工学、数学(STEM)の分野、教育及びデジタルにおけるジェンダー格差を解消する措置を講じる重要性を強調する。我々は、これが、気候、自然及び開発の課題に対処するために不可欠の土台である女性の起業家精神を促進するための鍵であると考える。我々はまた、リスキリングと技能向上の促進、働きがいのある人間らしい労働条件の促進、あらゆる多様性をもつ女性の金融包摂の強化及びジェンダー間の賃金格差の解消にコミットする。我々はさらに、女性の完全なエンパワーメントと、指導的地位を含むあらゆるレベルの意思決定プロセスへの完全かつ平等な参加を促進するためのコミットメントを改めて表明する。我々は、質の高いケアは、我々の社会及び経済の機能において不可欠な役割を果たすが、そのジェンダー不平等な分配によりジェンダー不平等の主要な原因となっていることを認識する。

44. 我々のコミットメントを前進させるために、我々は、統合への取組を強化し、我々の社会の実質的な変革のためのジェンダー主流化を深化させることにより、ジェンダー平等問題の断片化と疎外化を克服する必要性を強調する。この観点から、我々は、政治と安全保障、経済と社会の領域を橋渡しする「ネクサス(nexus)」を作り出すことによって、ジェンダー平等を促進するための継続的で、全体的かつ包括的なアプローチを求め、多部門の政策及び政策実施における多様な次元にわたる我々の行動の効率と影響の最大化を提唱する。我々は、外交及び持続可能な開発政策並びにODAにおける、このようなネクサス・アプローチの重要性を強調し、ネクサスを支援するよう努める。我々は、今後数年間にわたり、ジェンダー平等並びに女性及び女児のエンパワーメントを促進する、我々の二国間で割当可能なODAの割合を共同で増加させるべくあらゆる努力をするという我々のコミットメントを再確認する。この観点から、我々は、専門家が作成した「ファクトシート:ネクサス・アプローチを通じたジェンダー主流化の促進」を歓迎し、この分野での更なる進展を期待する。



2.LGBTQIA+


首脳宣言での「ジェンダー」の項目でLGBTについて触れられていますけれども、LGBTとはは、「レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシュアル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)」という4つのセクシュアリティの頭文字から構成されている言葉です。

「レズビアン」とは、性自認が女性で、かつ性的指向が女性に向いているセクシュアリティで、「ゲイ」は、性自認が男性で、かつ性的指向が男性に向いているセクシュアリティ。「バイセクシュアル」は、性的指向が男性・女性の両性に向いているセクシュアリティで、「トランスジェンダー」は身体的性と性自認が一致せず、それに対して違和感を感じているセクシュアリティです。

これらは比較的世の中に知られている言葉ですけれども、今回の首脳宣言では、「LGBTQIA+」とLGBTの後ろに「QIA+」というのがくっついています。

QIA+の「Q」は、性自認や性的指向を決められない、決めていない、迷っているという状態の「クエスチョニング(Questioning)」と、同性愛者になる人などを意味する「クィア(Queer)」という二つのセクシュアリティを指しています。

次に、QIA+の「I」は、「インターセックス(Intersex)」を意味する言葉で体的性において男性と女性の両方の性別を有しているセクシュアリティです。

そしてQIA+の「A」は、「アセクシュアル(Asexual)」のことで、どの性にも恋愛感情を抱かないセクシュアリティとされています。

最後にQIA+の「+」は、何か特定のセクシュアリティを表している言葉ではありません。LGBTQIAでも表現できないセクシュアリティがある。つまり、「これらのほかにもさまざまなセクシュアリティがある」ということを意味するために「+」となっているのですね。

要は、性自認と性的指向の組み合わせ、または「どちらでもない」を分類して名前を付けたということのようです。


3.ジェンダー平等アドバイザリー評議会


また、首脳宣言には「ジェンダー平等アドバイザリー評議会(GEAC)」なる団体も登場しています。

外務省のサイトでは、ジェンダー平等アドバイザリー評議会(GEAC)について、「GEACはG7の首脳に対してジェンダー平等に関する提言を行う外部諮問機関です。2018年に当時のG7議長国であるカナダが発足させました。以降、毎年G7議長国が招集し、GEACからは議長国首脳に対して、ジェンダー平等の実現と女性のエンパワーメントの促進に向けた有益な提言が提出されてきました」と説明されています。

今回の広島サミットでも、ジェンダー平等アドバイザリー評議会(GEAC)は、5月8日、総理官邸で岸田総理と面会し、提言書を渡しています。

その時の様子は次の通りです。
5月8日、午後4時15分から約15分間、岸田文雄内閣総理大臣は、白波瀬佐和子国連大学上級副学長を議長とする、ジェンダー平等アドバイザリー評議会(GEAC)の代表による表敬を受け、同評議会による提言を受領したところ、概要は以下のとおりです。なお表敬には、日本側から小倉將信内閣府特命担当大臣、森まさこ総理大臣補佐官、小野啓一外務審議官、市川恵一外務省総合外交政策局長、先方からは黒田玲子東京大学名誉教授/中部大学特任教授、エドウィジ・ニュエンス European Women on Boards議長(Ms. Hedwige Nuyens, Chair of European Women on Boards)、及びマキシム・ウィナトUN Women東・南アフリカ地域事務所長(Dr. Maxime Houinato, Regional Director for UN Women East and Southern Africa Regional Office)が同席しました。

白波瀬議長他GEACのメンバー計4名は、岸田総理大臣を表敬し、ジェンダー平等達成のために必要な施策をとりまとめた提言サマリーを手交するとともに、日本をはじめとしたG7各国による、ジェンダー平等の更なる推進に対する期待を述べました。また、GEACは、年末の最終報告書提出に向けて、活動を継続する旨述べました。
岸田総理大臣からは、提言に感謝すると共に、岸田政権の目玉政策である「新しい資本主義」の中核をなす「女性の経済的自立」や、UN Womenが推進するHeForSheへの総理自身のチャンピオン就任といった取組を紹介しつつ、G7のプロセスを通じてジェンダー平等に向けた取り組みを更に進めたいと述べ、GEACによるG7広島サミットへの貴重なインプットに感謝を述べました。
提言書を受け取った岸田総理は、「ジェンダー平等に向けた取り組みをさらに進めたい」と答えたそうですけれども、では、その提言書なるものには何が書いてあるのか。

提言書のエグゼクティブ・サマリーを拾うと次の通りです。
エグゼクティブ・サマリー

2023 年に広島で開催される G7 サミットは、戦争や紛争、気候変動、民主主義制度の弱体化、世界的な不平等の拡大、そして COVID-19 の健康、経済、社会への長期的影響など、複数の危機が存在する中で開催されます。

女性と女児は、その多様性から不釣り合いな影響を受けています。避難生活や教育の中断に苦しみ、ジェンダーに基づく暴力に脆弱で、無報酬の介護労働やパンデミックによる経済損失の持続的な負担を負っています。

また、私たちは、デジタル化、グリーン経済への移行、グローバル化など、大きな変革期を迎えています。しかし、女性と女児は、こうした変化によってもたらされる機会に一貫してアクセスすることができませんでした。その結果、教育、収入、リーダーシップにおけるジェンダーギャップはますます拡大しています。

このような課題に直面する中、女性たちの運動は最前線でリーダーシップを発揮しています。暴力的な紛争を防ぎ、救援と復興活動を行い、永続的な平和を築いているのです。

女性は変革の担い手として、気候危機への取り組み、貧困の削減、デジタル革命の約束とリスクへの対処など、革新的な解決策を提供しています。女性がその多様性を活かして変革を推進し、平和と安全、そして社会・経済・政治生活のあらゆる側面に完全に参加することで、世界はより平和で安全、そして豊かになります。

ジェンダー平等は、単にそれ自体が価値であるわけでも、女性だけの関心事であるわけでもなく、現在のグローバルな課題に取り組み、世界経済を活性化し、すべての人にとって健康で持続可能な未来を創造するための中心的なものです。ジェンダーは、社会システムや政治制度、仕事や家庭生活、科学的発見、文化的活力、経済的進歩などと表裏一体の関係にあります。

ジェンダー平等諮問委員会(GEAC)は、包摂的で平等な社会を実現するために、あらゆる政策立案にジェンダーを主流化することを明確に提唱し、人種、民族、階級、性的指向、能力、ライフコース内の段階など、ジェンダーに交差するダイナミクスを認識している。2023年GEACは、G7首脳に対し、経済政策、気候変動、有給・無給のケアワーク、質の高い性と生殖に関するヘルスケアへのアクセス、LGBTQIA+問題など、あらゆる分野においてジェンダー平等を推進するための重要なコミットメントを行うことを求めています。

2023年GEAC 勧告は、ジェンダー平等の4つの基本的な柱を強調しています: 資金調達、教育、平和構築、そしてデータです。

これら4つの柱を越えて、2023年GEACは包括的なテーマとして、女性の強力かつ持続的なリーダーシップと関与の重要な役割を強調しています。女性の権利と機会を制限しようとする国家には、永続的な平和も繁栄も正統性もありません。したがって、政治的、経済的、社会的、文化的、公的、家庭的なあらゆる領域において、女性の有意義で直接的な関与が不可欠であると考えています。
女性と女児は苦しんでいるとして、「避難生活」や「教育の中断」、「ジェンダーに基づく暴力」や「無報酬の介護労働」などを挙げているのですけれども、何処の国の話なのか判然としません。ジェンダー平等アドバイザリー評議会を発足させたカナダではどうか知りませんけれども、日本で「ジェンダーに基づく暴力」とか、「無報酬の介護労働」とか、どこにあるのか示していただきたいものです。


4.大前提となっているジェンダー差別


提言ではジェンダー平等のために 資金調達、教育、平和構築、データの4本柱挙げていますけれども、それぞれについて次のように提言されています。
◆資金調達
公共部門のジェンダー対応予算、国際開発援助、気候変動資金、女性所有・女性主導のビジネスへの民間投資を奨励するように設計された政策を通じて、国内外でのジェンダー平等への投資を行う。

有給・無給の介護労働に関連する政策など、政策立案と実施を通じて、指導原則としてのジェンダーベース分析、ジェンダー対応予算編成、ジェンダー監査を実施する。

国内および開発援助を通じて、女性の権利団体や女性主導の草の根組織への直接柔軟な資金提供を増やす。

革新的なジェンダー・スマート投資戦略を持つ女性主導のファンドに触媒的なアンカー投資を提供するファンド・オブ・ファンズを創設し、市場を構築し民間資本を呼び込む。


◆教育
すべての性別、すべての年齢のための包括的な生涯学習と継続的な職業訓練に投資することにより、教育において、また教育を通じて男女平等を促進する。

基本的権利の知識を植え付け、ジェンダーの固定観念、ジェンダーに基づく暴力、差別、無意識の偏見と闘う教育プログラムに投資する。

少女と女性がデジタル・トランスフォーメーションと気候変動に強い経済の発展の機会にアクセスできるようにし、STEM能力、AIスキル、デジタル・リテラシーに焦点を当てたプログラムに投資する。

ジェンダーを変革する学習とスキル開発の機会を増やす;男性や少年の教育への参加、関与、達成を阻む社会的・経済的障壁を認識し、対処する。


◆平和構築
国際人権法および「女性、平和、安全保障」アジェンダの完全実施に向け、模範を示し、投資し、推進する。

女性やLGBTQIA+の政治家、活動家、ジャーナリスト、人権擁護者、フェミニストや女性の権利のアクターや組織に対する攻撃の高まりを民主主義への脅威として認識し、ジェンダー平等への投資が民主主義と法の支配を強化することに役立つことを認識する。

女性の権利侵害に対する不処罰と闘う:既存の国内法の枠組みを適応させ、すべての人権侵害、特に少女と女性に対する紛争関連の性的暴力が適切に調査、起訴、処罰されることを保証することを義務付けられた国際機関への資金提供を約束することを更新する。

最前線の女性組織に資金を提供し、平和と紛争予防、交渉、解決、平和構築、紛争後の復興への直接的で有意義な参加を確保する。


◆データ
ジェンダー格差の是正における説明責任の文化を創造し、政策設計や介入策に情報を提供するために、タイムリーで包括的、強固、透明、かつ一般に利用可能なデータ収集を支援するための資金と公的声明を提供する。

ジェンダーデータへのアクセスと利用を促進するために、G7 Dashboard on Gender GapsやUN Women Data Hubなど、ジェンダー平等の進捗を追跡する既存のプラットフォームを支援・強化する。

公共部門と民間部門のジェンダーデータ収集に関する明確なガイドラインを作成するためのリソースを提供する。

ジェンダーに基づく暴力、無償の介護労働、女性のリーダーシップなど、質の高いデータが最も緊急に必要とされる施策に的を絞ったデータ収集のための財政的コミットメントを増加させる。

交差点的なレンズで効果的かつ的を射た政策を採用するために、ジェンダーとアイデンティティの他の側面(例えば、年齢、人種/民族、経済状態、能力)によって同時に分解されたデータを収集、分析、普及、利用する努力を強化する。
これを読む限り、ジェンダー差別なるものがあることが大前提にあって、それを改善するために社会システムを教育なら直せ、といっているように見えます。ただ、これではあまりにも網が広すぎて、すべての国に一律で適用させるのは無理があるように思います。


5.ジェンダースーツ


ここからは筆者の勝手な考えですけれども、LGBTQIA+の方々の言い分を一言でいえば、「性別を見た目で判断するな」というものではないかと思います。

ただ、その「性別を見た目で判断するな」という主張も、裏を返せば、そういう本人こそ「性別は見た目で判断される」と自覚しているということです。ゆえにLGBTQIA+の人達は、全員とはいわないまでも、自分の見た目が変えられるのであれば、変えたいと思い、現実に性転換手術して変える人もいる訳です。

既に、ネット等のバーチャルな世界では、誰でも性別を自由自在に変えることが出来ます。

SNSアイコンに始まり、ボイスチェンジャーをつかったり、男なのに女を演じたり、その逆のvtuber(バーチャルアバター)も多数いるかと思います。

そして、バーチャルの世界では、それは普通に受け入れられ、通用している。

要するに、LGBTQIA+の方々は、リアル社会でもそうしたいと思っているのだけなのではないか。けれどもリアル社会では、物理で見た目を弄るのは限界があるから、周りを教育してしまえ、という発想になってしまっている、そんな気がします。

であれば、文化的、社会的にジェンダーが許容される国や社会では、わざわざ法で縛る必要もないということになります。

ただ、今はまだリアルで見た目を自由には変えることは難しいかもしれませんけれども、未来には、美容整形がうんと発達するとか、着れば男にも女にもなれるスーツとか、機械の義体にゴーストが入れられるとか、それこそ見た目ではまったく性を区別できなくなる時代がくるかもしれません。その時はもはやジェンダーなんて概念は意味を持たなくなり、やっぱり「中の人」次第になっているかもしれませんね。




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