都知事選出馬宣言した石丸伸二市長

今日はこの話題です。
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1.都知事選出馬宣言した石丸伸二市長


5月17日、広島県安芸高田市の石丸伸二市長が7月に行われる東京都知事選挙に立候補する意向を表明しました。

この日、石丸市長は記者会見で「私が都知事を目指し、実行していきたいのは東京の発展、そして地方の発展、すなわち日本の発展だ。日本の総人口は次の20年間でおよそ1300万人減少し、多くの自治体が消滅に向かっている。46の道府県と密にコミュニケーションをとって多極分散を実現し、東京の過密を解消することで東京を世界で一番住みやすい街にできる」と東京都知事選挙に無所属で立候補する意向を表明しました。

石丸市長は、都知事選挙では政党の公認や推薦を受ける考えはないとした上で、考え方を共有できる政党からの支持については、歓迎する考えを示しています。

石丸市長は、広島県安芸高田市出身の41歳。京都大卒業後、三菱UFJ銀行に勤めたあと、2020年の安芸高田市長選挙で初当選しました。

市長就任後、「無印良品」を市内の道の駅に出店する計画や予算など、政策課題への対応や行政の進め方をめぐって市議会の最大会派などと対立する一方、記者会見や自身のSNSでこうした対立について積極的に発信するなど高い発信力で注目されています。

東京都知事選挙には、このほかにあわせて18人が立候補の意向を表明していますけれども、自民党が独自候補の擁立を見送る方向で調整に入っているほか、立憲民主党や共産党が共闘候補の選定を急いでいる。現職の小池百合子知事は、いまのところ態度を明らかにしていません。


2.すばら!


石丸市長の立候補表明を受け、ネット界隈の著名人が反応。「ひろゆき」こと西村博之氏は、Xで「安芸高田市長の石丸さんが都知事選に出馬。若い人が首長や議員になる流れを作るべきだと思うので、応援しますー」と応援を表明。ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏も石丸氏の都知事選出馬意向の記事を引用し「すばら!」と投稿しました。

ひろゆき氏の投稿に対し「これは一都民としてとても楽しみ」「ひろゆき氏が応援を発信してくれるのは良い!」などとコメントが寄せられ、堀江氏にも「ホリエモンお墨付きとは! 新しい風が吹く予感」「堀江さんが推してるなら、イケるかも!」などと書き込まれました。

石丸氏の強い発信力を受け、人口約2万6000人の安芸高田市に対し、YouTubeの「広島県安芸高田市公式チャンネル」は多くの注目を集め、登録者数は約26.3万人に上っていますから、早くも全国的に知られつつある存在とみてよいのかもしれません。





3.神通力が切れた小池都知事


では、石丸市長の立候補で、これまで本命と目されていた小池都知事の牙城が崩れる可能性はあるのか。

ある都政関係者は「小池さんは、昨冬の江東区長選で都民ファ推薦の候補を当選させ、年明けの八王子市長選でも自公推薦候補を応援して勝利に導きました。続く東京15区で3連勝を飾り、その勢いで7月の都知事選における3選につなぐ狙いでした」との見通しを示していたのですけれども、4月21日に行われた目黒区長選では、彼女の支援候補がまさかの敗北。続く、4月28日の衆院東京15区での補欠選挙では、支援した乙武候補が惨敗したのは周知のとおりです。

前述の都政関係者は「小池さんの動員力の低下は一目瞭然。以前なら、彼女が街頭に立てば1000人以上の聴衆が足を止めて耳を傾けた。それが、最近は多くて300人ほど。かつての熱気は、すっかり過去のものになりつつある」と指摘。さらに、いまだにくすぶる小池都知事の学歴詐称疑惑が影を落としています。

小池都知事の学歴偽装工作を告発した元側近の小島敏郎氏は、都知事選で、小池都知事が選挙公報のプロフィールに「カイロ大卒」と記載すれば、公職選挙法違反で刑事告発すると宣言しています。

かといって、「カイロ大卒」と記載しなければ、学歴詐称を認めたことになりますから、出馬できないのではないかという見方もあるようです。

それでも、小池都知事本人は出馬を強行する腹積もりだと見られており、ある週刊誌政治部デスクは、「カイロ大学は国立の教育機関。エジプト政府と一体の関係で、日本の捜査機関の手が及ぶ事態は極めて考えにくい。よって、学歴詐称疑惑は選挙の争点にはならず、彼女が出れば勝つ状況に変わりないでしょう」とコメントしています。

石丸市長は、知名度が上がってきたとはいえ、地方都市の市長であり、都での知名度は未知数です。ネットで人気があるとしてもすべての人がネットを使う訳ではありませんし、ネットを使う人でも石丸市長の動画を端から端まで見ているとも限りません。

先日の東京15区補選で大健闘した日本保守党の飯山陽氏とて、選挙戦では、ネットでの知名度に頼ることなく、有権者の多い地域を回って、ゲリラ街宣を続けるなど、地上戦をがっつりやっていました。

政党の公認や推薦を受ける考えはないとしている石丸市長にとって、組織的バックアップは望み薄であり、スタートラインから不利になっていることは否めません。




4.自民の組織票が何処に流れるか


冒頭、自民党が独自候補の擁立を見送る方向で調整に入っていると述べましたけれども、これは、当然、小池百合子都知事との連携を模索しているためと見られています。

また、その他にも、党内に有力な候補者が見当たらないことに加え、同時に行われる都議補欠選挙で、小池氏が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」との全面対決を避けたいとの思惑もあるのではないかとも囁かれています。

5月15日、自民都連の最高顧問を務める深谷隆司・元通産相は、党本部で開いた都連会合後、記者団に「手を挙げる人がいないのが現実だ。あえて知事と戦うことは考えていない」と述べています。ただ、自民内には小池都知事への不信感もあり、「あまり協調姿勢をとると足元を見られかねない」との慎重意見も出ているそうです。

それでも、自民が独自候補を出さない以上、自民の「組織票」はどこかに流れる訳で、普通に考えれば小池氏を押し上げる方向に働くと見るののが普通ではないかと思います。

ジャーナリストの鮫島浩氏は、自身の動画で、自民は都知事選でも東京15区補選と同じ道を辿っているように見えるとした上で、自民が独自候補擁立を諦めたのは、独自候補で敗北するよりは、たとえ負けるにしても、小池都知事と連携しての敗北なら、痛手は少ないと見ている可能性があると指摘しています。

いずれにしても、石丸市長が都知事選に勝利するためには、都民に対する知名度を上げることは勿論のこと、浮動票が中心になる票をしっかりと集める戦略を練る必要があります。

現時点では、そうそう簡単な話にはならないのではないかと思いますね。





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