支持率野党第一党に躍り出た国民民主党

今日はこの話題です。
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1.支持率野党第一党に躍り出た国民民主党


共同通信社が12月14、15両日に実施した全国電話世論調査を行いました。石破内閣の支持率は36.5%と、前回調査の40.0%から3.5ポイント減。不支持率は43.1%となりました。

注目すべきは政党支持率で、国民民主党の政党支持率は12.6%と、立憲民主党の11.3%を上回り、野党第一党の支持を得ています。

各政党の支持率は次の通り。括弧は、前回調査の11月16~17日との比です。
自民 29.1% (-1.4)
国民 12.6% (+3.6)
立憲 11.3% (-3.8)
維新 5.0% (+0.6)
れいわ 5.0% (-1.9)
共産 2.7% (+0.2)
公明 2.3% (-1.6)
保守 2.1% (+0.5)
参政 1.8% (-0.7)
社民 0.6% (+0.3)
みんつく 0.4% (+0.2)
支持なし 22.5% (+1.6)
立民が落とした支持をそのまま国民が喰った感じです。

ただ、職業別に見ると、国民民主は学生から51.2%の支持を得ていて、年代別では、30代以下の若年層が22.4%。その一方、60代以上の高年層は4.7%にとどまっています。やはり、「103万円の壁」引き上げを巡る主張とその後の動きが特に学生に強力に支持されていることが分かります。




2.なんで学生が103万円まで働かないといけないのか


その「年収103万円の壁」の引き上げをめぐり、自民への批判の声が高まっています。もちろん、引き上げを渋るその態度に、です。

12月15日、自民党の小野寺五典政調会長は北海道で開かれた党会合での講演で、「年収103万円の壁」の引き上げについて、「学生が103万円を超えて働くと、父親の扶養から外れ、父親の税金が多くなるということで、103万以上働かないようにしようという話がある」と説明した上で「野党各党は壁をとっぱらえとか言うが、根本おかしいなと思う。なんで学生が103万円まで働かないといけないのか……学生に十分学業に専念できるような支援をすること。本来はこれを国会でやるべきではないか」と述べました。

これに対しネットでは「小野寺ももう少し頭いいやつだと思ったが 財務省にどんなスキャンダル握られてるんだ? 学生うんたらは副産物なだけなのに、まるでそれが目的かのようにミスリードさせて批判するってお粗末」とか「政府が国民を貧しくしたから学生が働かなきゃいかんのじゃないかね……それはそうと103万の壁は所得を受ける全ての人の根本的問題だから学生に絞って批判するのは論点のすり替え」とか「小野寺五典…落選させるしかないな。阿呆な発言する前に調べろよ。学生が103万まで働く理由も想像もできないか。それが不要なら奨学金だっていらないだろ。遊んでる学生もいるだろう。それをフォーカスして批判してるなら自民党は存在すら許されないからな」と批判轟轟となりました。

批判の声が相当堪えたのか、その日の深夜。小野寺氏はXに「本日の札幌講演の補足を。『学業に専念できるよう政治が支援するのが本筋』との意図です。私は大学時代、授業料の減免を受け、大学構内の寮に住み、奨学金とバイトで生活費を捻出していました。だからこそ、学生には学業に専念できる国の支援が必要と思っています。その上で、学生には安心して様々な活動に励み、視野を広げて社会人基礎力を磨いて欲しいと思っています」と釈明のツイートをしました。

けれども、これに対してもジャーナリストの加藤清隆氏が次のような批判のツイートをしています。
・「日本の学生は奨学金を返せなくて自己破産しているのに、外国人留学生は入学金から授業料が全て無料で生活費まで月14・5万円も援助して飛行機の往復まで援助。おかし過ぎませんか?」と高橋羚氏。なのに小野寺自民政調会長は「何で大学生がそんなに働くのか」って、○○じゃない?

・小野寺自民政調会長が「学業に専念できるように政治が支援するのが本筋」と言い訳。それならその資金を捻出する為にも、外国人留学生に対する過度な支援を削れ、と言っているんです。分かりませんか?
まことに御尤もです。




3.聴衆が去っていく立憲民主党


一方、支持率で野党第一党の座を奪われた立憲民主ですけれども、同じく15日、立憲民主党の野田佳彦代表は大分県を訪れ、立憲民主党の県議会議員などと意見を交わしました。

野田代表は、この中で来年夏の参議院選挙に出馬を予定している県連の吉田忠智代表について、「補選では341票差で敗れ私自身も悔しい思いをした。1人区はできるだけ多く勝たなければならないので、これまで以上に後押ししていきたい」などと述べ、午後からは大分市内で街頭に立ち、「第2のブラックボックスを作っちゃいけない、これが多くの野党の意見です」、「自民党を納得させる形で、結論を出していきたいと思います」などと政策活動費の全面廃止を主張。更に企業・団体献金の禁止や選択的夫婦別姓の実現なども訴えました。

ところが、現地では、聴衆は徐々に減っていった様子らしく、関係者がなぜと首を傾げたそうですけれども、これについても先述の加藤氏は「立憲が街頭演説やっても閑古鳥!そりゃそうだろう。企業・団体献金禁止も自分達に都合がいい解釈だし、まして国民の大多数が反対している夫婦別姓を強行しようと言うんじゃ、聞く耳持つ者などいるはずがない!そんなことも分からんか?これじゃ国民民主に追い抜かれるはず。」とコメントしています。これも御尤も。




4.南出市長三選


更に、この日、大阪府泉大津市長選の投開票が行われました。

主に一部ネットで注目を集めたのこの市長選は、新人で政治団体NHK党党首の立花孝志氏と現職の南出賢一氏の一騎打ちとなったのですけれども、南出氏が21,700票、立花氏が4,439票と南出氏が3選しました。

この市長選は、兵庫県知事選にも出馬し、斎藤元彦知事の再選に影響を与えた立花氏が立候補したこともあってか、告示後2日間の期日前投票者数は前回選の1.5倍に跳ね上がり、投票率は44.07%と4年前の前回市長選の投票率37.8%を6.27ポイント上回りました。

立花氏は開票後、自身の動画配信で「選挙の結果が概ね出ましたのでご報告させていただきます。落選が確定しました。ただ、最低でも4400人の方に立花孝志と書いてもらい、ありがとうございました。ユーチューバー商店街をつくることができなくて残念でしたが、泉大津市の出身者としてこれからも泉大津とか南出市長を応援していきたいと思います」と挨拶しました。

けれども、ネット上では「危機を感じた有権者が南出に投票した結果、投票率が上がったんでしょうね」、「投票率もかなり上がったし、立花氏が立候補して良かったんじゃないかな。立花氏がいなきゃ現職の無投票当選で終わってた訳だし」、「供託金が没収されなかった事は何よりだったのでしょう」など様々な意見があがったようです。

これら各政党の行動と支持率、選挙行動を筆者なりに乱暴にまとめると次のようになっているのではないかと思います。
・国民の声を聞いたふりして、あとから言い訳 → 支持率微減 
・国民の声を聞いて実行           → 支率持上昇
・国民が聞きたくないことを主張       → 支持率下落
・国民と対話して、ネットで拡散       → 投票率上昇
非常に素直というか。当たり前過ぎるほど当たり前の反応であるように見えます。

来年夏の参院選に向けて、各党がどういう選挙戦略を練り、どう戦っていくのか。シンプルに国民の声を聞けるのかどうかがカギを握ることなると思いますね。





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