

1.スパイクタンパクを生成し続けるmRNAワクチン
イェール大学の研究者らが、mRNAワクチン接種から数年後に、コロナに感染したことのない人々の血液中にコロナスパイクタンパク質を発見した、と一部で騒ぎになっているようです。
この記事を書いたのは、元ニューヨーク・タイムズ記者のアレックス・ベレンソン氏。
件の記事は、12月20日、ベレンソン氏のサブスタックで公開されていて、その概要は次の通りです。
・イェール大学の科学者らは、新型コロナウイルスのmRNAワクチン接種を受けた人々の血液中に、接種後最大2年まで新型コロナウイルスのスパイクタンパク質を発見した。この発見は、ワクチン推奨派でイェール大学教授の岩崎明子博士らの研究グループによってもたらされたものですけれども、その研究論文の掲載を学術誌側が断ったというのですね。
・抗体検査の結果、これらの人々は新型コロナウイルスに感染したことはなく、私たちの免疫システムは新たに生成されたスパイクタンパク質を急速に破壊することが判明した。この発見は、ワクチン接種を受けた人の中には、自らタンパク質を作っている人がいる可能性を示唆している。
・考えられる理由としては、注射で投与された遺伝物質が人間の遺伝子と統合され、細胞内のタンパク質生成構造を活性化し続けているということだ。これが正しいと判明すれば、この説明はmRNAワクチンの安全性と、mRNAのコロナワクチンを接種した10億人以上の人々に重大な影響を及ぼすことになる。
・誤解のないように言っておくと、この発見は遺伝子統合、つまり研究者が「トランスフェクション」と呼ぶものの決定的な証拠を提供するものではない。そのためには、研究者はヒト細胞から DNA を抽出し、ワクチンが送達する遺伝子配列を見つけなければならない。スパイクタンパク質がどのくらいの頻度で出現しているか、またそのレベルが臨床的に重要な結果をもたらすかどうかも不明である。
・研究者らは、10月と今週再び、研究参加者との電話会議でスパイクタンパク質を発見したと報告した。2人が独立してUnreported Truthsに研究結果を語った。
・研究者らは、少なくとも1つの主要な査読付き学術誌に研究結果を発表することについて話し合ったと、その話し合いを直接知る人物が語った。学術誌はそれを断った。
・科学者たちは現在、他の研究者や一般の人々が研究結果を見て、その意味について議論できるよう、この研究結果を未査読の「プレプリント」サーバーで近日中に公開する予定だ。また、彼らは間違いだとは思っていないが、検証のためにサンプルを独立した研究室に送るつもりだ。
・ワクチン懐疑派の研究者の中には、ワクチンに含まれる遺伝物質が人間の遺伝子と融合する可能性を示唆する者もいる。しかし、新たな発見は、その可能性を高めたというだけでなく、イェール大学のチームリーダーが新型コロナワクチン接種を強く支持してきた著名な科学者であるという点でも極めて重要である。
・研究者の岩崎明子博士は、米国免疫学会の元会長である。2021年5月、同博士はワシントンポスト紙に対し、 mRNAワクチンに対する懸念は「ばかげている」とし、臨床試験では「安全性に関する懸念は見つかっていない」と付け加えた。同博士はその後、新型コロナウイルスワクチンの義務化を主張する書簡に署名した。
・『Unreported Truths』に調査結果を伝えた人物のうち1人は研究に参加し、電話会議でイェール大学の研究者から直接報告を聞いた人物だ。もう1人は研究チームの複数のメンバーと連絡を取っている科学者だ。
・アンリポートド・トゥルースからの連絡に対し、岩崎氏は、ワクチン接種は受けたものの感染はしていない被験者のスパイクタンパク質の証拠が継続して見つかったことについては異議を唱えなかった。「私たちは研究を最終決定し、プレプリントサーバーに掲載するために懸命に取り組んでいます」と彼女は書いている。
・岩崎博士らの研究グループは、2022年に、新型コロナ感染後に障害があると自己申告した人々を調べる「LISTEN」と呼ばれる研究を開始した。その後、研究対象をワクチン接種による障害があると自己申告した人々まで拡大した。1月に発表されたこのプロジェクトに関する記事によると、約3,000人が参加しているという。
・参加者は血液と唾液のサンプルを提供し、症状を報告する。この研究では、定期的に「タウンホールミーティング」を開催し、研究者が参加者全員を招待して調査結果を報告している。
・10月のタウンホールミーティングで岩崎氏は、研究チームが、被験者の最後のmRNA注射から700日以上経過した被験者の体内で、また450日以上経過した被験者の体内で、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質を発見したと報告した。
・重要なのは、これらの人々にはコロナウイルスの自然感染の証拠がなかったことだ。科学者はワクチン接種を受けた人と自然感染した人を区別することができる。
・その理由は、mRNAワクチンを接種した人は、コロナウイルスの一部であるスパイクタンパク質に対してのみ免疫抗体を生成するからだ。しかし、感染して回復した人のほぼ全員が、ヌクレオカプシドと呼ばれる別の部分に対する抗体も生成している。LISTENの参加者の中には、抗ヌクレオカプシド抗体を持たず、スパイクタンパク質を生成し続けている人もいる。
・2020年12月にmRNAワクチンの使用が承認されて以来、ワクチン懐疑派の小規模だが声高なグループは、ワクチンがヒトのDNAを汚染する可能性があると警告してきた。
・ワクチンのmRNA自体が何らかの形で人間の遺伝子に組み込まれる可能性は低い。そのプロセスでは、mRNAが人間の遺伝子に組み込まれる前に「逆転写酵素」と呼ばれる酵素を使用してDNAに変換される必要があるからだ。
・むしろ、ファイザーとモデルナは、科学者が「DNAプラスミド」と呼ぶ環状DNA分子を使用して、細菌にワクチンの有効成分であるmRNAを生成させるため、より可能性の高い方法となる。
・製造工程では、細菌が作るmRNA鎖に少量のDNAプラスミドが混入することが避けられない。新型コロナワクチンで使用されているようなスピードと規模でmRNAを製造した人は誰もいなかったため、製造業者は2020年に数ヶ月のうちにプロセスを発明する必要があった。
・2023年、マサチューセッツ州の研究者ケビン・マッカーナン氏は、プレプリントで、小瓶に「ナノグラム」(10億分の1グラム)と「マイクログラム」(100万分の1グラム)レベルのDNA汚染が見つかったと報告した。
・これらは微量に思えるかもしれないが、ファイザーのワクチン1回分にはmRNAが30マイクログラムしか含まれておらず、連邦基準ではワクチンのDNA汚染の許容量を1回分あたり10ナノグラムに制限している。研究者や規制当局は、理論的には可能であるにもかかわらず、この制限値は現実世界ではDNAの組み込みが事実上不可能になるほど低いと考えていた。
・しかし、体内に注入された後に免疫システムの攻撃からmRNAを保護するワクチン内の「脂質ナノ粒子」は、DNA汚染物質も保護するため、10ナノグラムの制限は科学者が考えていたほど保護効果がない可能性がある。
・また、製造工程の急速な拡大により、ワクチン会社や規制当局が予想していたよりも多くの DNA 汚染物質を含むワクチンバッチがいくつか発生した可能性もある。
記事では、ワクチン接種を受けた人の中には、自らスパイクタンパクを作っている可能性を示唆し、その原因として、ワクチンに入れられているmRNAが、人間の遺伝子と統合され、細胞内のタンパク質生成構造を活性化し続けていることも考えられると述べています。
要するに、人のDNAにスパイクタンパクを生成するmRNAが組み込まれてしまう可能性があるということです。これが本当なら大変なことです。
2.四つの仮説
岩崎博士らの研究グループは、2022年から、新型コロナ感染後に障害があると自己申告した人々を調べる「LISTEN」と呼ばれる研究を開始しているのですけれども、今年5月に長期にわたるコロナ後遺症に関する4つの仮説を発表しています。
その4つの仮説は次のように説明されています。
1. ウイルスの持続性:研究が進むにつれ、急性感染後もウイルス抗原やウイルスRNA、さまざまなタンパク質や遺伝物質が体内の組織に存在し、活性化していることが示唆されています。たとえば、ハーバード大学の研究では、COVID-19スパイクタンパク質(SARS-CoV-2ウイルスが細胞に感染するのに不可欠なタンパク質)が、感染後1年経っても一部の長期COVID患者の血液中に循環し続けることがわかりました。このタンパク質は、COVID-19に感染したものの長引く症状を経験しなかった人の血液にも見られます。この4つの仮説の一つ「ウイルスの持続性」では、コロナのスパイクタンパクが長期にわたって体内に残る可能性について触れていますけれども、今回の研究では、コロナ感染ではなく、コロナワクチン由来のスパイクタンパクが長期に体内に残っていることが示された訳です。
YSMの岩崎研究室の研究者らは、COVID-19を引き起こすSARS-CoV-2ウイルスの成分が、最初の感染が治まった後も長期間体内に残留する可能性があると報告している。この残留は「最初のSARS-CoV-2ウイルス感染に対する反応が不十分」なためと考えられていると岩崎氏は説明しています。つまり、ウイルスの認識が遅れるか、体内の免疫系にウイルスの存在を知らせるのが遅れるかのいずれかであり、どちらも反応が遅れる原因となります。
2. 潜伏性ウイルスの再活性化: COVID-19と、多くの人が子供の頃に罹患するウイルス感染症、具体的にはヘルペスウイルス(水痘を含むウイルスのグループ)やエプスタイン・バーウイルス(EBV、単核球症やその他の病気を引き起こす可能性のあるウイルス)との間には関連がある可能性があります。一部の証拠は、COVIDがこれらのウイルスを再活性化する可能性があることを示唆しています。これらのウイルスは通常、急性感染後に休眠状態にあります。理論上は、COVID-19は免疫系の機能不全を引き起こし、それによって以前は休眠状態だったウイルスが再び出現する機会が生まれます。実際、エプスタイン・バーウイルスの再活性化の証拠は、長期COVID患者で発見されています。
3. 自己免疫: SARS-CoV-2ウイルスの感染は、自己免疫疾患を引き起こす可能性があります。一部のLong COVID患者では、狼瘡(SLE)、関節リウマチ、シェーグレン症候群などの他の自己免疫疾患に関与していると考えられている自己抗体のレベルの上昇が認められています。通常、抗体は細菌やウイルスなどの外来侵入者に反応します。一方、自己抗体は体自身の細胞を攻撃し、炎症や組織損傷を引き起こす可能性があります。
ロングCOVID患者の中には、急性感染後12か月まで抗核自己抗体(ANA)が確認されている人もいます。これらのANAは、細胞核を促進する炎症の成分を標的とし、臓器系に損傷を与える可能性があります。たとえば、内皮と呼ばれる血管の内層では、これらの自己抗体が過剰な炎症状態や、不適切な凝固を刺激する可能性のある血球の変化を促進する可能性があります。
4. 炎症:炎症、つまり白血球の動員と組織の腫れや損傷を引き起こすサイトカインの放出も、一部のタイプのロングCOVIDの根底にある可能性があります。マウスモデルは、感染の急性期が組織機能を変化させ、細胞、特に脳内の長寿命細胞に慢性炎症状態を引き起こすことを示唆しています。また、上記の3つの理論、つまりウイルスの持続、潜在的なウイルスの再活性化、自己免疫がすべて、ロングCOVIDに見られる持続的な炎症に寄与している可能性もあります。
3.mRNAは人の遺伝子に組み込まれるか
この人のDNAがワクチンによって改変されてしまうという懸念はワクチンが世に出てきた当時から言われていました。
2021年2月21日、新型コロナウイルス感染症や新型コロナウイルスワクチンに関する正確な情報を皆さんにお届けするプロジェクト「こびナビ」がワクチンQ&Aとして、次の記事を掲載しています。
1-3:もともとヒトの細胞の中にはたくさんのmRNAがあり、これが私たちの遺伝情報がしまってある「核」の中には入ってこられないようにする仕組みがあります。なので、ワクチンを使ってmRNAを注射しても、基本的にヒトの遺伝子(染色体・DNA)がある細胞の核の中に入り込むことはできません。また、ヒトの細胞にはワクチンのRNAをDNAに変換(逆転写という)したり、そのDNAをDNAでできた染色体に組み込んだりするための酵素(インテグラーゼという)もないため、ヒトの遺伝子(染色体)に変化を起こすことはありません。2021年当時、こびナビは”正確な情報”として、ワクチンによる遺伝子組み換えはない、と断言しています。
遺伝子組換え技術とは、ある生物の遺伝子の一部を、他の生物の遺伝子に組み込むことで、新しい性質を与える技術のことです。上記の通り、今回の mRNA ワクチンが遺伝子に組み込まれるということはなく、ワクチンを作用させることについて、遺伝子組換え技術というものではありません。
この遺伝子組換えの否定については、当時のマスコミもそのように報じていました。
例えば、2021年7月24日、日テレは「ワクチンで遺伝子組み換わる」は誤情報とする、ワシントンホスピタルセンター・ホスピタリスト、ジョージタウン大学医学部内科助教の安川康介医師のインタビュー記事を掲載しています。
該当部分だけ引用すると次の通りです。
──新型コロナのワクチンを打つと、自分の遺伝子が組み換わってしまうのではないか、という情報がネットに散見されます。本当ですか?安川医師の答えは「こびナビ」と同じで、遺伝子組換えは起きないとしています。
結論からいうと、mRNAワクチンの成分がヒトの遺伝子に変化を起こすことはありません。もともとヒトの細胞の中にはたくさんのmRNAがありますが、これが私たちの遺伝情報がしまってある「核」の外から中には入ってこられないようにする仕組みがあります。ですから、
(1)ワクチンのmRNAは、細胞の核の中に入り込むことはできません。
(2)ヒトの細胞は通常、ワクチンのRNAをDNAに変換できません。
(3)また、たとえ変換されたとしてもそのDNAをヒトの遺伝子に組み込んだりすることもできないため、ヒトの遺伝子(染色体)に変化を起こすことはありません。
一方、絶対ないとは言い切れないという医師もいました。
ネットでも情報発信を続けている、「高須クリニック」名古屋院院長の高須幹弥氏は、2021年5月14日の動画で次のように述べています。
・ご質問はネット上にコロナワクチンを打つとコロナウイルスの遺伝子が人間の細胞内に取り込まれてそれによって遺伝子を書き換えられて10年後や20年後に癌になったり予想していない問題が起こると書かれていましたが本当ですかというご質問です。高須氏は、多分大丈夫だろうとしながらも、100%絶対大丈夫だとは言い切れないと述べています。今となっては、こちらの方が誠実な回答ではないのかと思えてきます。
・それに関する僕の答えは、まあ多分大丈夫っていうのが僕の答えです
・多分って言ってこれ逃げ切らない答えで無責任だっておっしゃる方もいるかもわかんないけれど絶対大丈夫とか100%大丈夫って
言い切れないから、まあ多分大丈夫だっていうことです。
・僕はもうファイザーのメッセンジャーRNAのワクチンに関する論文とかいろんなの読み漁ってその結果多分問題ないだろうって判断して、
・打つことの方が打たないよりもメリットがはるかに大きいと判断して打とうと決断しています
・新型コロナウイルスに自分が感染してしまう確率がものすごく上がってそれによって自分が重篤化したり他人に移してしまったりとかあるいは後遺症が残ったりということは起こりうる
・この目線でRNAワクチンに関しては有効性がだいたい95%って言われてて。
・イスラエルとかイギリスとかアメリカでメッセンジャーRNAワクチンたくさん打たれてるんですけど打てば確実に感染者・重症者を減らすということはできているわけです
・それはもう実証されてるんで。まあ打つことによるメリットの方が大きいと思って自分自身が打とうと思ってるわけです
・ただし、この遺伝情報が書き換えられて10年後20年後30年後に問題が起こることも考えられる、これも否定できないっていう人、結構お医者さんでいらっしゃるんです
・一部のお医者さんなんですけど、大部分のお医者さんはまあまず大丈夫だろうって考えてるんですけど本当にごく一部のお医者さんが、やっぱり遺伝情報が書き換えられて将来に何か問題が起こる可能性がですねあり得る。否定できないって言うんですよ。
・それも、本当にその通りなんですよ。だって治験も含めてその実用化も含めてやっぱり何ヶ月っていうスパンでしかまだ見れてないわけです。
・何ヶ月のスパンでは今のところ遺伝情報が書き換えられてそれによる予想もしていない問題が起こるということは一例もないわけでなんですけれど、それが起こり得るかもわからない否定できないって言われてる。
・経過見てないわけですから絶対ないなんて言い切れないし絶対ないって言い切る人の方が問題があるわけですよ。
・僕もまあ多分大丈夫ってちょっと無責任に感じるかもわかんないんですけどまあ本当の自分の考えていることを話しただけです
4.体内にコロナワクチン成分が残っているか検査できる研究所
冒頭に述べたイェール大学の研究で、コロナワクチンの成分が長期に渡って体内に残っている可能性が示された訳ですけれども、こちらのノートでは、体内にmRNA ワクチンの成分があるかどうかを調べる検査を受けられる研究所がドイツにできたと紹介されています。
件の記事から一部引用すると次の通りです。
Detection of spike protein冒頭の記事でも少し触れられていましたけれども、ワクチンによるスパイクタンパクは、ターゲットとなる型のスパイクタンパクだけ生成するのに対し、自然感染ではその他の型のスパイクタンパクも増えるため、この差を利用すれば、スパイクタンパクがワクチン由来によるものか分かるというのですね。
重要:スパイクタンパク質は、「ワクチン接種」後だけでなく、ウイルス感染の過程でも形成されます。ただし、感染中は、スパイクタンパク質に加えて、いわゆるヌクレオカプシドタンパク質(Nタンパク質)を含む他のすべてのウイルスタンパク質が形成されます。一方、「ワクチン」はスパイクタンパク質(武漢変異体)の形成のみを誘発します。したがって、ワクチンによる損傷とウイルス感染(急性または長期COVID)を区別するために、Sタンパク質に加えてNタンパク質が検出されます。「S陽性だがN陰性」の結果は、ワクチンによる損傷の診断を確定します。スパイクタンパク質の免疫組織化学的検出は、従来の組織病理学的評価と組み合わせると特に有益です。生検または剖検材料が利用できる場合は、このテストを常に推奨できます。固定サンプルと非固定サンプルの両方に使用できます。
Detection of spike protein in tissue samples by immunohistochemistry
これは定性的な検出方法であり、組織切片内の個々の細胞を抗体媒介(免疫組織化学)染色してスパイクタンパク質を視覚化します。評価は光学顕微鏡分析によって行われます。陽性検出(色反応)はワクチンによる損傷の診断をサポートします。
新鮮に単離された未固定の組織、血液、脳脊髄液中のスパイクタンパク質の総量を定量的に測定することが可能です。この手順では、スパイクタンパク質は顕微鏡で視覚化されませんが、サンプル材料中の含有量はELISA(酵素結合免疫吸着測定法)を使用して測定されます。私たちは、他の研究室で使用されているELISA検査よりも最大1000倍感度の高い検査を使用しています。したがって、価格も比較的高価です。この検査では、血液から単離されたエクソソーム(血流の内外の細胞から放出される小胞)内のスパイクタンパク質の量も測定できます。エクソソーム内のスパイクタンパク質の測定は、現在、主に科学的な疑問に関連しており、このような発見の臨床的意義はまだ不明です。ELISAによる検出は、元の武漢ウイルス変異体のスパイクタンパク質を特異的に認識する2つの抗体を使用して行われます(下の図)。この変異株は2021年半ば以降は「野生」では発生しなくなりましたが、これまでに使用されたすべてのワクチン(二価ワクチンを含む)は、武漢スパイクタンパク質の形成を誘発します。したがって、陽性検出は、2020年または2021年初頭からロングCOVIDに罹患している患者を除いて、ワクチン特異的であると考えられます。疑わしい場合は、相談後に、質量分析法を使用してスパイクタンパク質の配列をさらに解析することで、明確な区別を求めることができます。
今後、ワクチン後遺症が今以上に問題視されていくのなら、こうした研究所や施設が日本でも出来るようになるかもしれません。
実際、厚労省も最近になって、自身の発言を訂正してきているという話もあるそうです。
これから、逆転した流れが誰の目にも明らかになるのかもしれませんね。
WHO問題
— 我那覇真子 Masako Ganaha (@ganaha_masako) December 18, 2024
原口一博先生の所に役人がこれまでの発言の訂正をしてきているそうです
これまでの議連での議論は一体何だったのか
12/19は議連の名前が新しく変わってから最初の総会が行われます
日本と日本国民の命を守るためにグローバリズムと闘う超党派議員連盟
皆さん引き続きフォローを!@kharaguchi pic.twitter.com/guNYw8Gf6o
この記事へのコメント
素浪人
mRNAワクチンの危険性については、コロナ禍で導入当初から言われていましたよね。だからこそ愚生の様な、ワクチンの知識が無い人間も警戒し打たなかった訳ですし、有名人や周りの人が急に亡くなったり具合が悪くなったりを見聞きし、超過死亡も明らかに多く、コロワクでの健康被害を訴える人が従来の他のワクチン(インフルなど)合計分をあっさり超えていること等、を考えれば、mRNAワクチンが何らかの悪影響を人間に与えていると考えるのが普通だと思います。今、海外で進んでいるmRNAワクチンの悪影響に関する種々の研究は、それを裏付けるものになるでしょう。
それと未だに原口一博議員が陰謀系で凝り固まった人間の様に見下す人が特に保守層に見られますが、この人達は過去の血液製剤の薬害事件の様に、はっきり事件化しないと自分達の不明や非を認めないのでしょうか?きっとこの人達の周りの人々が三々五々、不自然な急病や急逝になっているのを見ているでしょうに…どこまで危機感が乏しいのか、呆れてしまいます。