
1.土方歳三のようなポジション
今やすっかり時の人となった感のある参政党の神谷代表。神谷代表はこのまま国の指導者として上り詰めるのかどうかは気になるところです。
けれども、神谷代表の過去の発言を見ていると、本音ではトップの立場には必ずしも立ちたいと思っていない節が感じられます。
神谷氏のブログ記事をいくつかみると、そう思わせる記述があります。
たとえば、もう10年以上前の記事ですけれども、2014年9月3日の「土方歳三に関する資料発見」には、こう綴られています。
私の尊敬する侍のひとり土方歳三。また、2011年3月21日の記事「活動ブログ更新しました【第117弾】」には、「小さな摩擦や衝突で、足踏みしてはいられません。原点や大きな目標を忘れることなく、ブレずに前を向いて進むのみ。今週は、私の好きな土方歳三の人生に照らし、今の気合いを書いてみました。」とありますし、2020年4月12日の「新党「参政党」の結党」では次のように語っています。
三年前まで、私は土方歳三のようなポジションでグループをまとめる人になりたいと考えていました。
参政党における私の役割は、事務局長です。党の運営の事務方の責任者をやります。変なことにお金が使われないように、党をかき乱す輩が入ってこないように、選挙に出てくれる人が言えないことをはっきり言えるように、ゲートキーパーをやるのが私の役割だと思っています。2014年9月3日の記事では「三年前まで、私は土方歳三のようなポジションでグループをまとめる人になりたいと考えていた」と、今はもう変わったかのような語り口だったのが、2020年の参政党結党時の記事では、参政党における役割は、ゲートキーパーであり、これは新選組なら土方歳三のポジションだ、と「いきいき」と語っています。
新選組なら土方歳三のポジションですね。
今後、多くの仲間をつくっていき、看板になってくれる近藤勇を見つけねばなりません。
多くの念い(おもい)が集まれば、きっと人物が名乗りをあげてくれると信じています。私はそういう人のために火だるまになってこの党を守る覚悟です。
そして私がいなくなっても回る組織になったら、それまで無事なら、私は教育の道へ行くつもりです。
私は人にものを教えるのが天職だと思います。しかし、なぜか間違えて政治の方に来てしまいました。
知れば知るほど、国際社会も政府もマスメディアもうんざりします。できたら関わりたくない。しかし、わかっていて見過ごしてはいけない。少なくとも善良な国民を守れるチームは作りたい。
やはり、神谷氏は今でも、参政党の代表ではなく「副長」のポジションに身を置きたいのではないか、筆者にはそう思えてなりません。
2.俺なんか参政党に入ろうかな
参政党は明確に「反グローバリズム」を掲げる政党ですけれども、2023年8月20日、神谷代表は、同じく反グローバリズムで知られる立憲民主の原口一博衆院議員と佐賀県で街頭コラボ演説を行っています。
両者の演説の一部を引用すると次の通りです。
〇原口一博氏(衆議院議員)による演説両者の向いている方向が大体同じで。実に噛み合ったコラボ演説のように見えます。
・ウクライナ・イスラエルへの過度な関与、周辺国との関係悪化、不十分な政治資金規正法改正、NTT法改正など、日本の国益を損なう政策に警鐘を鳴らす。
・実質賃金の停滞、海外資本による日本企業買収の加速、NTTや郵政民営化によって国民資産が喪失している
・ 「傀儡」政治からの脱却と「大和心」の復活を訴え、国民一人ひとりが真実を知り、政治に参加することが重要
〇神谷宗幣氏(参議院議員)による演説
・私は自衛隊で、予備自衛官というのを10年間やっておりまして、結構その軍事的なことに興味があった。結構海外で活動している、そういった軍事関係の方から「こう作って、そしてさらにばらまいてですね、まあパンデミックビジネスにもする、という計画があるんだよ」ということを今から6年間、7年ぐらい前に聞いていた。
・「あまり言わない方がいいんじゃないか」っていう意見もあったんですけども、これは党の一つの政策として訴えていこうという風にしてきた
〇原口一博氏(衆議院議員)による演説
・今年になって大きく今、神谷さんがおっしゃったことを裏付ける海外の動きがあったんですよ。機能獲得実験ってこういったことが分かったわけです。
・2019年にアメリカの友達と中国の友達から電話かかってきて。2019年のあれは11月の終わりでした。ちょうどバイオハザードみたいなことが起きると。日本も気をつけてくれ」と。中国の武漢で、ということだったんですよ。
・でもそんなことも多くの人たちは知らないんですよ。だから皆さん、参政党の皆さんがこうやって、だから僕らも国会で質問できたんです
・神谷さんのおかげで超過死亡だって認めなかったんですよね。
・また、こういったことをですね、打ち消そうとする学者とかお医者さんがなんかいっぱいいろんなことやってませんかね?
・みんな。厚生労働省とかから研究費もらってたり、なんか役職もらってる人たちだよと。まあいわば御用学者とか御用の医者なわけですよね。御用達ですよ。そういう人だけが選ばれてやってる。
・我々はそうじゃないという学者の先生周りいっぱいいらっしゃる。そういう方々とね、推進派と反対派と議論させてほしいということを何回も言ったんですよね。全部ダメって言われるんです。
・反対派の方はいいんですよ。「おかしいよ」って人は「出るよ」って言うんだけど、推進派の人は全然出てこないわけです。
・めちゃめちゃ偏ってませんか?そのことをぜひ皆さん知っておいてください。
・これは兵器だとするとお医者さんのだけの手には負えないんですよ。これ安倍さんが生きておられる時に、安倍さんに言ったんですよ。「これもしかする、っていうか高い確率で兵器だから。安倍さん、化学兵器の専門家を集めてやってくれませんか」って言ったら彼やろうとしてくれたんですよ。でも総理大臣ですら邪魔されたんですよ。ね。
【中略】
〇神谷宗幣氏(参議院議員)による演説
・参政党のスタンスで、もちろん我々は自主防衛は大事なんだけれども、その武力戦ね、行く前にまず経済選、その前の情報戦をきちんと戦っていかないと。
・その戦いと言ったらすぐ兵隊が攻めてくるとかミサイルが飛んでくるとかね、そういったことになりがちなんだけども、その前の段階でまず経済戦になってますよ。
・その前に、情報も全然もうインテリジェンスがないということをですね強く指摘していて、まず今日もこの後、僕情報戦の話をするんですけど、いかに国民がちゃんと情報を取るかでその上で経済をしっかりと回して、で、エネルギーとか電気とか食料とかそういったものを確保して、それから本当に戦いってなるんで。
・だからもっと言えば孫子の兵法じゃないですけど戦いになったらダメなんですよ。戦わずして勝てるようなそういう国を作るのは国防であって、マッチョが「やれ、戦闘機だ、核兵器だ」というのは一番上の議論なんですね。最後です。ね。そこばっかり話がいってるから順番がおかしいというのが参政党の論調であります。
〇原口一博氏(衆議院議員)による演説
・もう全く大賛成ですね。俺なんか参政党に入ろうかな。今の神谷さんおっしゃったのすごく大事で、実はね、安倍さんにこれを言った時の元は防衛省の人だった。
・防衛大学の中に医官がおられてですね、すごい志の高い方がおられて、「このままだと日本人が死んでしまう。世界の人たちが死んでしまう。だから**だと思ってやろう」というのが2020年です。今神谷さんがおっしゃったのを実際に僕んとこ持ち込んでそれで安倍さんに言ったら、僕は菅さんに紹介してくれると思ったんですよ。
・菅さんというのはですね、あの僕の衆議院の部屋の目の前が菅さんの部屋なんです。僕は郵政民営化とか大嫌いで、菅さんそういうところ大嫌いなんだけど他はだいたい言うこと聞いてくれるんですよ。あの人も危機管理すごく上手だから。で、菅さんに言うだろうと思ったら加藤さんに言っちゃった。でそれで潰れてるんです。
【以下略】
3.近藤勇を見つけねばなりません
原口氏はこの神谷氏とのコラボ演説の2日後の2023年8月22日、立憲民主党の岡田克也幹事長から口頭注意を受けています。理由は、党の考え方ではない、新型コロナウイルスワクチンの有効性に疑義を呈する発言をしたからというものです。
また、この時岡田幹事長は「参政党に協力しているとの誤解を招きかねない行為だ」とも付け加えています。
原口氏は昨年6月に行われた第8回WCH議連後に、神谷氏と対談しているのですけれども、そこで口頭注意を受けたコラボ対談について触れています。
その部分のやりとりは次の通りです。
原口: 元はね、挑戦状から来たわけです。なんと、「道場破り」に来た神谷代表に、原口氏が逃げずに応じたら意気投合しすぎたと述べています。
神谷: 佐賀の挑戦状で。
原口: はい。うちの県議がどうすんべと、うちの凶暴な代議士は挑戦状が来て逃げるっつったら、後で俺らもうボコボコに文句言われるだろうと。だから代議士受けますよって。受けるに決まってんじゃん。そしたら意気投合して、それ見てあのうん、口頭注意、冗談、逆に口頭注意してやる。
神谷:あれ別に台本とか何もなくね、当日、ま、このぐらいのテーマでお互いの意見を言いましょうって。
原口: いや、ビラ見たらあのね、あ、VS、うん。ので、ま、私も頼もうって道場破りに来られた感じです。逃げるかって。こういうお人柄と政策的にも似てたんで意気投合しすぎちゃった。
神谷: いや、ちょっとね。あれはも何の台本なくただ論点だけね決めてお互いの意見を言い合いましょうて。
原口: そう。あの日暑い日で車の中で1分ぐらい打ち合わせしてね。
神谷: そうですね。これとこれこのテーマぐらいでっていうことだけね。はい。いや、本当にそこからが始まるんです。でもおかげ様であのWCHの議連ができて、それこそあの鈴木宗男先生なんかも来ていただいて。
冒頭取り上げた、神谷代表のブログで、神谷氏は、新選組の土方歳三を尊敬していると述べていますけれども、もしも、土方歳三が「道場破り」に来たら、そこらの道場主なら裸足で逃げてしまうだろうと思います。
そこを受けて立ったということは、土方歳三と同等以上の剣豪ということになりますからね。上述した神谷氏のブログで神谷氏は、「看板になってくれる近藤勇を見つけねばなりません」と述べています。
まぁ、原口氏が近藤勇に当たるのかどうかは分かりませんけれども、両者が意気投合しすぎるほどし過ぎたのなら、近藤・土方の二枚看板で、復活の”新選組”を作れるかもしれません。
前述のコラボ演説で、原口氏は「参政党に入ろうかな」と述べていますけれども、リップサービスにしても、それだけウマが合ったということの何よりの証左です。そもそも反グローバリズムを標榜する原口氏が立憲民主に籍を置いていることの方が違和感を覚えてしまう程です。
万が一両者が組むことがあれば、参政党は一段と面白い勢力として成長するかもしれないという気もしてきます。
4.参政党は近代軍を志向している
そんな中、参政党の神谷代表が総理になるという説まで飛び出てきました。
8月22日、憲政史家の倉山満氏が自身のブログで「神谷内閣の顔ぶれ」という記事を公開しています。
件の記事は次の通りです。
日本の政治、政党や政治家を目覚めさせるにはどうすればいいか。次の衆議院選挙で参政党に単独過半数を与え、神谷宗幣内閣を作る。この記事については、NHK党の濱田聡・元参院議員が取り上げ、衆院選で小選挙区全289選挙区に、候補者を出せる野党は賛成党以外ない、とした上で、可能性が無い訳ではない。と述べています。
それこそ、太平の眠りを覚ました参政党になる。(微笑)
何の冗談、皮肉?と思うかもしれないけど、冗談ではない。
このまま民意が参政党に傾き、「憲政の常道」に従い、「神谷首相」が実現する可能性はある。
これ言うと真面目に捉えない人が多いけど、ならば参政党政権に従うしかない。
それが嫌なら既成政党は改革すべし。
そもそも「憲政の常道」に従い「参政党政権神谷内閣」って、どういう意味?
【以下有料メルマガ】
8月6日、上述の倉山氏は、日刊SPAに「バリアで日本を守る?参政党・神谷代表のナゾ発言と「オレンジの家」が示す“異常な熱量”」という記事を寄稿しています。
件の記事の概要は次の通りです。
先の参議院選挙、参政党が躍進して話題になっている。しかし、その幼稚さが既にあらわになっている。倉山氏は、参政党の政策と態度は最悪だとボロクソに叩いています。前述した神谷内閣からは考えられないくらいに味噌クソに批判しています。であるが故に、それでも参政党が躍進した理由についての分析にはそれなりの客観性を感じさせます。
投票日のインタビューで、神谷宗幣代表は、「在日米軍にも核にも頼らず、どうやって日本を守るのか」と問われ「バリア」と真顔で答えた。聞いたアナウンサーの声の方が裏返っていた。
また東京選挙区で、最初は泡沫候補だった、さや候補。本名非公開で選挙戦を戦う。いつの間にか「謎の候補」と話題になっていたが、2位当選。当選後に本名や既婚である事実を公開。ただ参政党憲法構想案の第13条第5項には「候補者及び議員の本名、帰化の有無、収支等の情報は公開される。」とある。これでは、さや議員の存在そのものが立憲主義に反する。
もちろん、参政党憲法構想案が日本国の憲法ではないので、違憲にはならない。他の党の候補者や議員が本名その他を公開しなくても構わない。しかし、公党が掲げた条文で、実践しようと思えば即座にできる内容を無視するとは、自分たちが掲げる理想を信じていないと自白しているようなものだ。その条文に違反していたら違憲、その条文が求める精神に反していたら非立憲。現実の憲法の運用でも、合憲だが非立憲はある。参政党は、自分たちのバーチャルな世界の中でも、矛盾をきたしていると気づいた方がいい。
などなど、参政党はネタの宝庫でキリがない。こういうことを言うと、党員や熱心な支持者は反発。人の話を聞かないこと、マルチに嵌まった客の如し。
ちなみに、参政党の集金集票能力がマルチ(ネットワークビジネス)の手法に酷似しているとは、既に週刊誌から指摘されはじめた。ようやく気付いたのか、ネタを溜めていたのか……。マルチだかネットワークビジネスだか知らないが、いずれにしても怪しげな政治ビジネスで数を集めている輩が中心人物であるのは間違いなかろう。
3年前の参議院選挙の直後、日刊SPA!で「私は、ネットワークビジネスに対する神谷の態度が甘すぎると、参政党(正確には当初はDIYと名乗っていた)には、はっきりと参加を拒否した」と書いた。そういう体質の党員や支持者が集まるのもうなずける。また、ある種の、時に狂気にも似た熱狂こそが、勢いの原動力になるのも当然の力学だろう。
このように参政党の政策と態度は最悪だが、だからこそ躍進した現実に向き合わねばなるまい。
この党、SNSで情緒的に訴えるだけでなく、そのSNSの使い方を教育している。他の党よりも党費が高いが、それだけに意識が高い。毎日のメルマガで党の主張を教え込み、集会など活動があれば教育する。
SNSなどの“空中戦”だけでなく、全国に支部を作り地方議員を当選させるなど、“地上戦”も機動的だ。掲示板のポスター張りなど、どこの党よりも早い。田舎町を歩いていると、突然「オレンジの家」に出くわす。参政党の熱心な支持者の家が、参政党のカラーに物理的に染めているのだ。これほどの熱量、侮ってはならない。
国王の傭兵を、フランスの国民軍が蹴散らした歴史を思い出させる。傭兵はプロだが、意識は低い。一方、国民軍は素人の寄せ集めだが意識は高く、採れる戦術が幅広い。そこに天才軍人ナポレオンが現れて指揮したら、ヨーロッパ中が席巻された。他の主要政党が前近代軍だとしたら、参政党は近代軍を志向している。
たとえば極めて実務的な話をすると、自民党などほとんどの政党は、集会すべてに招集をかければ支持者が疲れるので、絞って集める。しかし、参政党の党員や支持者は全部行く。だから、全政党で最多の動員率を誇る。選挙最終日には、東京で2万人。勢いのある国民民主党ですら5000人。舐めてはいけない。
この手法を神谷宗幣に最初に教えたのが何を隠そう、私である。
近代政党の定義は、綱領・全国組織・議員の三要素からなる政党。明確な綱領があり、シンクタンクが何をするか政策を練り上げ、党首直属のスタッフが組織的に全国に下ろしていく。綱領に従った党員が全国組織を作り、議員を当選させる。公明党と共産党は、この意味での近代政党なので強い。
それに対して、自民党や多くの政党は、議員に個人後援会や団体が付随しているだけなので、政策などは最後に決める前近代的な組織だ。
最近も神谷代表、「公明党は創価学会が支配している。あれをやるんです」と街頭で演説していたが、本当にこの通りやっている。確かに、参政党は新興宗教の如き組織力だ。「誰がこんなやり方でやれと言ったか」と言いたいが。
この話には続きがある。
では、なぜ近代軍である公明党や共産党は、自民党を上回る議席を獲得したことが無いのか。
公明共産が掲げる理念(綱領)が、多くの日本人に受け入れがたいからである。その点で自民党は国民の多数に受け入れられる、国民政党である。自民党は結党以来の危機を迎えるたびに、広く国民に受け容れられる政策を打ち出し、支持を取り戻してきた。
つまり、公明共産は近代政党だが、国民政党ではない。自民党は近代政党ではないが、国民政党である。ここに、今後の日本政治を読み解く鍵がある。しょせん、まだまだ参政党は、「劣化公明党」「劣化共産党」だ。
ところが今の自民党は、減税が求められている選挙で「消費税を守り抜く」と「殺してくれ」と言わんばかりの態度をとって、このザマだ。もはや自民党は、自分たちが「反省などしなくてもいいから消えてくれ」と突きつけられている現実を受け入れられないのではないか。
そして、野党第一党の立憲民主党はそれ以下の存在。
もう50年、政治そのものへの不信が続いてきた。そうした不信層の支持を参政党が得ている現実を、既成政党は認めた上で対策せねば。
歴史では往々にして、ああいうのが天下を取る。
倉山氏は、参政党は、自民党のように前近代的な組織ではなく、明確な綱領があり、政策を練り上げ、党首直属のスタッフが組織的に全国に下ろした上で綱領に従った党員が全国組織を作り、議員を当選させる「近代政党」と位置付けています。
けれども、参政党の力はまだ弱く「劣化公明党」「劣化共産党」レベルにとどまっている。その反面、多くの日本人に受け入れられない理念を掲げる、公明党と共産党とは違って、国民が受け入れられる理念を掲げている。ゆえに近代軍であると指摘しています。
そして倉山氏は、参政党について、国王の傭兵を、フランスの国民軍が蹴散らした歴史を思い出させるとし、歴史では往々にして、こういうのが天下を取ると述べています。
なるほど、純粋に選挙の力学からみて、参政党が政権を取る可能性があるということのようです。
ただ、昨日のエントリーでも触れましたけれども、神谷代表自身は、参政党の組織としての足腰が弱く、質が確保できていないという悩みを抱えています。選挙戦略に優れ、有権者の支持は高い反面、組織がそれに追いついていない。
参政党の党勢拡大はこのアンバランスをどう解消していくか。それが大きな課題になっていくのではないかと思いますね。
この記事へのコメント
未来にき
輝け参政党オールスターズ!!!