左右は終わりチャーリーカーク運動が始まる

今日はこの話題です。
画像

 ブログランキングに参加しています。よろしければ応援クリックお願いします。


2025-09-15-204200.jpg


1.チャーリー・カークの運動は終わらない


チャーリー・カーク氏の暗殺に、アメリカの保守層は沸き立っています。

アメリカの保守系インフルエンサー、ジャック・ポソビエック氏は保守系メディア「リアル・アメリカズ・ボイス」で、第1次トランプ政権で首席戦略官を務めたスティーブ・バノン氏との対談で、「チャーリー・カーク氏が始めた運動は決して終わらない」と語り、バノン氏、「われわれは断固たる決意を持たなければならない。チャーリー・カーク氏は戦争の犠牲者だ」と応じています。

また、保守系ニュースサイト「ブライトバート・ニュース」のマット・ボイル氏は、「アメリカ内で火が付けられた。米国の右派、特に若者は、これを容認しないだろう」と述べ、トランプ氏の支持者に人気のポッドキャスター、ベニー・ジョンソン氏は、Xで「チャーリー・カーク氏は米国の殉教者だ」と投稿しています。

更に、保守系の有力シンクタンク、ヘリテージ財団のケビン・ロバーツ会長は「彼の殉教は、わが国にとってターニング・ポイントとなるはずだ」との声明を出しています。

そして、イーロン・マスク氏は、カーク氏が銃撃された直後、Xに「左派は殺人政党だ」と投稿。保守派のテレビ司会者兼コメンテーター、グレッグ・ガットフェルド氏はFOXニュースで、「私たちは過激派ではないが、もし運動を鎮圧しようと考えているなら、厳しい現実に直面することになるだろう」と述べています。

今後、アメリカでは左派に対する風当たりが強くなることが予想されます。


2.リベラル超会議


チャーリーカーク氏は先日の日本公演で、リベラルについて「自分たちと異なる考えを認めない人々こそが、本来の「多様性」を否定している」と批判していますけれども、今年8月、ネット番組「ABEMAニュース」は「多様性とは?左って?衰退の理由×復活への道 夢を語れ!リベラル超会議」と題した討論を放送しています。

その中でゲスト出演した元朝日新聞記者の鮫島浩氏や、ジャーナリストの佐々木俊尚氏らが次のように興味深い発言をしています。
鮫島 浩:えっと、僕はあの、そうですね、今香山さんおっしゃったように、あの、何かこう大きな理念とかそういうのでこう人に押し付けるというスタンスよりは、こう人の、他人や自分の幸福や権利というものが少しでも良くなるっていう状態を仮説として立てて、で、それの仮説が実現するかどうかを絶えず実験し続けている。それがリベラルなんじゃないかなとは思ってます。はい。

Assistant:リベラルは、うん。

鮫島 浩:まあ、一言で言うと「人間の理性を信じて正しいことがあると、その正しいことを追い求めていく」っていうのは基本的なスタンスだと思うし、私も若い頃は自分はリベラルだと思ってたんですけど、まあ、先ほどご紹介いただいたリベラルの牙城、朝日新聞に入った後ですね、特に政治部で長くいたんですが、政治家を取材し出してからね。「うん、これはリベラルっていうのは一体何だろう?」って逆に分かんなくなっちゃってですね。やっぱり人間は非常に危うい。特に政治家を見てると嘘ばっかりつくんで。人間の理性なんか信用するよりは、やっぱりこれまでどうやってきたかとか、伝統とか歴史とかを大事にした方が、むしろ間違いが少ないっていう要素が、特に政治の世界でやっぱあるのかなっていうのがね、長年、朝日新聞というリベラルメディアの中で政治を見てきた立場で、今もちょっと葛藤はありますね。

Assistant:ちょっと変わってきた?

鮫島 浩:あ、だいぶ変わりましたね。はい。

Assistant: でもまだ、あくまでリベラルではあるっていう。

鮫島 浩: はい。リベラルの目指すべき、今のね、現状のリベラル派の政治家、まあ、言論界も含めて、まあ、さっきもちょっとコメント見ましたが、やっぱりその正義と悪に分けちゃって、うん、うん。正義を振りかざしてるって要素が非常に嫌われてると。うん。やっぱりそこがなんとかしない限り、本当にいいこと考えていてもね、逆にそれを、いい、100%いいと思っちゃうと、やっぱ政治って権力が怖いんで。うん。正義を振りかざす時、それを権力を持って実現しようとすると、やっぱりろくなことはないなと。私はその、全ての政治家を疑うことにしてますけど。絶対信用しないと。嘘しか言わないと思ってますが。まあ、そうやって政治とか政局の現場に長くいると、やっぱり正義って危ないなと逆に思うようになってきたんで。その点を自覚しないと、リベラルは道を外すと。まあ、そこは、今ちょっと勢いがとか元気がないと言いましたが、多くの人に違和感を持たれてる最大の要因なのかなと思う。

【中略】

佐々木: いや、もうどっから話せばいいのか分かんないですごい問題をたくさん抱えてると思うんだけど。あの、この前のその立憲民主党のね、最近ビデオが出てたじゃないですか。総括に関してはもう原案が立憲民主党に出てて、その中でこういうことを言ってるんですよね。立憲民主党が、え、成果者の不安に寄り添う政策を持たなきゃならない。そして分極化、政治が分極化してることに対しては、むしろ中道の層へと全力で発信してくことが取り組む課題だと。この2つがね、まさに今のリベラルの持ってる課題を全て言ってかなっていうね。結局分極化して右左に分かれてんだ。中道を抑えなきゃいけないのになぜか左の方へずっと走り続けてる。今のリベラルで、それはリベラルじゃなくて、そもそも左翼だろうって話ね。うん。で、もう1個は生活者の不安に寄り添わなきゃいけないのになぜか生活者の不安に寄り添うんじゃなくて、まあ、いわゆるマイノリティのね、そのアイデンティティポリティックスと言われるLGBTとかヘミニズムとかそっちに行っちゃってて、全然多くの日本人が期待してるその物価高対策だったりとか経済政策の方に全然いかないと。で、経済がほとんどまともなこと言ってないっていうところあたりが、まあ、基本的に支持率を落としてる最大の原因なんじゃないかなっていうふうには思いますね。うん、うん。根本的な問題はもっと別にあるんだけど、今現在支持率を落としてるのはそこだと思います。

【中略】

鮫島 浩: 新聞なんかすごい分かりやすいんだけど、やっぱり自分たちが正しいことを知っていて、正しい価値をみんなにきちっと啓蒙しなきゃいけないと。「新聞ちゃんと読め」と。「ここには正しい答えが書いてあって、俺たちはそれをみんなに啓蒙してるんだ」。これは上から目線なんですね。まあ、その前提は「自分が正しい」と信じ込んでいると。まあ、正しいかもしれないけど、じゃあ本当にあなた100%正しいのかと。「答えは1つじゃないんじゃないのかな」と疑うのが、どちらかっていうとリベラルの反対の、まあ、保守的思想なんですね。人間を疑うと。さっき私言った、政治家取材してると全員嘘つきだから、完全性善説悪説になるんですよ。うん。元々法治国家ってのは法律って全員人間は悪者で、どんな悪者してもいいようにルールを決めるために、生のできたわけで。やっぱり性悪説に立った方がいいなって現場の感覚なのね。でもリベラルの感覚で言うと、「自分が一生懸命考えて、自分は頭もいいし、しっかり勉強してるし、社会問題を見てるからこれが正しいんだ」と。「で、それをみんな勉強しろ。俺が啓蒙してやる」っていう気持ちで新聞記事書くと、みんなやっぱり反発するよね。「いや、あなた知らないでしょ。あんた金持ちの息子で、俺たちの苦労した生活分からないでしょ」。私がシングルマザー家庭で育って高校時代、奨学金もらってましたけど、朝日新聞に入るとそんな人少ないんですね。みんなのお金持ちの息子多いんですよ。「知らないのにあんたそんな偉そうなこと言って」っていう反発を受けるから、やっぱり唯一の答えじゃないっていう発想じゃなくて、やっぱり「一緒に考えよう」とか、「まずはみんなの声に耳を傾けてなぜそう思うの?」って聞くとか、そこから入ってないっていうのがこの間やっぱり特にリベラルメディア、まあ、立憲民主党もちょっとそういうところがあって。「俺たち頭がいいし、考えて正しいこと言ってんだから、それはみんなに伝えてやる、教えさせてやる」みたいな姿勢がずっと出てきたのに対して反動がある。もちろんジェンダーの問題とか、いろんな価値とか、それはそうそう、正しいことかもしれないんだけど、それを「いや、これが唯一正しいんだからお前たち間違ってる、差別主義者だ」って言えば言うほど、みんなは「なんで俺たちのこと分かってくれてないじゃん」そこが溝になっちゃってるってのは今現実すごいする。

香山リカ: どうじゃ、鮫島さんにちょっと聞きたいんですけど、まあ、リベラルが今衰退っていうことはね、まあ、そう、リベラル対保守っていう図式ももう崩れてはいるけど、でも一応ね、リベラル対、相対的にはじゃあ保守がまあ、ちょっと上がってるっていうふうに、まあ、まあ、一般的に理解されると思うんですけど。じゃあ逆に言えばね、保守はそういう上から目線ではなくて、よくみんなの話を聞いたりとか、あの、分かりやすい言葉で言ってるんですか?

鮫島 浩: あのね、ここはね、例えばSNSってすごい分かりやすいと。私も今YouTubeもやってる、やってるけど、右の人は意外と、意外とやっぱり結果を大事にするんですよ。つまり数字にこだわる。どんなにいいこと言っても数字が伸びないと、やっぱり意外と変更してくるんですね。でもリベラルの人はやっぱり自分は正しいと思ってるから、何を発信しても、「あ、これみんなが理解してくれないのが間違っている」と思っちゃうんで、なかなか路線を転向しない。私、そこは、まあ、経済って最後儲けなきゃいけないから、やっぱりあのどんだけ売上が上がるかでどんどん企業はの修正してくるわけですけども。それある意味世の中と対話しながら、みんなの意見に寄り添いながら自分の考えを変えていくっていうところが。

Assistant: 保守っていうのもポピュリスト的なものが受けてるってこと。

鮫島 浩: で、私はね、ポピュリストっていう、ポピュリズムってリベラルの人たち悪口で言うんだけど、私はポピュリズムを悪いと思ってないんですね。民主主義ってやっぱ多くの人の、はい。

佐々木: 香山さんがおっしゃる保守ってのは、保守じゃないですよ、そもそも。今のリベラルに対して批判的に、「それはエビデンスがないだろう」とか、「そこのロジック間違ってる」だ言ってるのは、別に保守とか右派とかではなくて。うん。専門知なんですよね。例えば専門知、専門的見地を持ってる知識人たち、大学の先生とか研究者とかね。例えば、じゃあ、うん、ウクライナ侵攻とかでね、その親露的な発言を左の人たちが従がる、リベラルの人が従がる。そうすると、「それは今の国際秩序の常識から言うと、その親露的な発言するのはおかしいだろう」っていうふうにバーっと言ってるのは、別に保守の言論時ではなくて、安全保障の専門家ですよ。うん。同じようにね、そのリベラルの人たちが、みたいな発言をすると、それに対してワーっと言ってるのは、別に保守じゃなくて、感染症の専門医ですよ。ほんで、同じように反原発でもワーっとリベラルの流した時に、それに対して唱えたのは、別に保守じゃなくて、原子力の専門家であり、放射線医療の専門家たちであるっていうね。だからそれはそこで起きてる対立って、そうじゃない。一般社会における様々な専門知の集合体 vs.リベラルなんですよね。そこを間違えてる。それ全部保守だね、だから反発を買ってると。

【中略】
このようにリベラル左翼は、「俺たち頭がいいし、考えて正しいこと言ってんだから、それはみんなに伝えてやる、教えさせてやる」みたいな傲慢が、反発を呼んでいるのだと指摘しています。これは、カーク氏がリベラルの定義として述べた「自分たちと異なる考えを認めない人々」に通ずるものがあると思います。




3.多様性と言いながら価値観を押し付けてくる人達


このリベラルが自分の考えを押し付けているという見方について、9月のABEMA番組で「多様性」について討論した際も、ひろゆき氏が同じ指摘をしています。

件の番組のやりとりの一部を引用すると次の通りです。
ひろゆき: えっと、あの、あの、岩澤さんが理解してるかどうかじゃなくて、あの、感じるとかっていうその主観の問題と事実をごっちゃにするのは良くないと思ってるんですよ。アファーマティブアクションで損をしている人が実際にいます。これは事実です。

司会: うん。うん。

司会: これについてじゃあ岩澤さんどう、どう思いますか?その

岩澤直美: その損をしている人たちがそこで損をした、多分その損したという事実はあると思います。でも必要なのはその損をした人のケアをどうするかっていうところも大事だし、アファーマティブアクションをどういう流れで社会を変えていくために導入をしていくのかっていう議論が必要で、損をする人たちの社会全体の損をする人の、その総量を減らしていく方向性でどうできるのかっていうことの議論が必要だと思います。

司会: うん。なるほど。そこが上手にできてないかもしれないっていうのはあるよねっていうことですね。

當間ローズ: うん。でもそれってやってみないと分からないことなんじゃないかなと思ったんですよね。話を聞いて実際にそのトランスジェンダーの方があの、ま、席を取ってしまったっていう事実があるから私はそうなってしまうんだっていう勉強ができるわけであって、そういうこと試しをどんどんしていかないと話は進まないんじゃないか。

司会: あの、直すべきとこは直していけばいいと。ええ、岩澤さん納得できました?

岩澤直美: あの、言って、おると、あの、私もデータはすごく大事だと思うので、データを示した上でできることもあると思うし、一方データ出したところで、トロッコ問題のところでどっちが大事なのかっていうところに、どっちか、どっちかが諦めないといけない状況を考えるなら、社会的に抑圧されてる人たちが1個の場所でも抑圧されない状況があるならそうしていったらいいんじゃないかっていうのが今社会の流れなのかという風に理解をしています。

司会: ありがとうございます。ひろゆきさん、どうですか?

ひろゆき: なので、僕は、あの、そう、システムで全員に強制するのが良くないと思ってるんで、例えばその豚肉を食べたいと思ってる地域の人はそこで食えばいいし、俺たちは豚肉を食べたくないという地域を作りたいっていう人はそこに住めばいいと思うんですよ。でも日本中で豚肉食べるか食べないか決めようぜっていうのは僕は間違いだと思うので。なのでルールとかシステムにしないでいろんな考え方のいろんな組織が色々好き勝手やるっていう方がいいと思ってます。

司会: うん。そういう意味だとどうですか?その多様性と言いながら価値観を押し付けてる部分があったりとか、こうこうあるべきだよねみたいなことになってしまってる部分あると思いますか?

ひろゆき: あ、なのでそのマイノリティを採用すべきであるっていうのを法制化した時点でそれはもう押し付けなんですよ。

司会: ああ、あの、

ひろゆき: 逆にマイノリティに含まれてない人種の人もいるんですよ。

司会: ああ、なるほど。

ひろゆき: 例えばSですみたいな人だともうどっちかわからんみたいな。

司会: はい。

ひろゆき: でもそういうのもあって、じゃすげえマイノリティですとか、逆にじゃなんか全然違う聞いたこともないような国の人が来て「俺もそこ入ってないよ」って言い出して、じゃあその人も1%その人も1%ってやったらマジョリティの枠がどんどん減ってくわけじゃないですか。

司会: はいはいはいはい。

ひろゆき: なのでそういう風なことをしたい人たちはどうぞ。でも俺の会社はそうしませんよっていう方が僕は多様性だと思います。
こうしてみると、多様性、多様性と叫ぶリベラルの方がよっぽど多様性がないのではないかと思えてきます。

誤解を恐れずいえば、左翼が「団結」できるのは、多様性がないから「団結」できるのであって、保守が「団結できない」と言われるのは「多様性を」認めているからだと、見ることも出来るのではないかと思います。




4.左右の終わり


先述した8月の「ABEMA」番組では、そのあと、参政党の話題になったのですけれども、そこでも興味深い指摘がされています。

それらの発言を拾ってみると次の通りです。
岸谷蘭丸: あ、そんな小難しい話でもない気する。ちょっとリベラルの復権っていう意味で言えば、多分すごくなんかシンプルな気がしてて。まずなんか、あの話が長すぎるから一言まず言ってほしい。これも僕、立憲民主党さんと3時間あの生放送やったんで、やっぱりあの10分ぐらいの演説が始まっちゃうわけですよね。1個聞くと。で、結局答えが分からないっていうので、まず普通に答えは「はい」か「イエス」、え、「白」か「黒」みたいな。その、ま、まず答えから入って欲しくて。で、プラスやっぱり参政党だから聞いてると、要は「自分ごと」だったわけですよね。身近に、若い世代にとってもそうで。だから手取りが上がるとそれそうだし、外人をちょっとあんまり受け入れないようにして、ま、なんとなく俺たちの生活守ってくれそうだよね感じられたっていう意味で、やっぱりこう上の方の、要は雲の上の方で政策がどうだとか、イデオロギーがどうだって言ってるおじさんたちじゃなくて、あ、本当に自分事として捉えてくれてる人たちなんだっていう、すごくシンプルでぼんやりとしてる理由で投票行動っての起こってるはずだから。ま、そこじゃないですか、話は。

鮫島 浩: そのぼんやりとして、あの、やっぱりSNSは共感だからね。理屈でなくて共感を求めるやり方が上手だっていうのは参政党あったと思うんだけど。ただ私はね、それだけだと一過性で終わる可能性があるんですよ。うん。で、その草の根ともう1個やっぱりね、やっぱり最後ね、基軸みたいな旗がやっぱり政党には必要で長く伸びるためには。私、参政党は絶対見くびらない方がいいと思うのは、草の根活動があることと、ふわっとしたのもうまいけれども、実は軸がね、その反グローバリズムっていう軸があって。これは神谷さんが思いついたわけでもなん、何でもなく、もう世界でいっぱい起きてる大きな世界的流れに乗ってるから。少々スキャンダルが出ようが変なこと言おうが、この軸に乗ってる限り、今日のテーマはリベラルがどうするかだから。まずその現実をよく見て対応策を打たないと、単にあいつらは極主義だ、排外主義だって言ってるだけではどんどん伸びてくるっていうのね。

鮫島 浩: ふわっていうの。ただね、ふわだけじゃないんですよ。やっぱり本当の軸は上下で。うん。やっぱりエリートとかオールドメディアとか、そういう大企業、グローバル企業じゃなく、自分たちは大衆、一般の味方だっていうのが本当の理念。うん。でも今の瞬間の実を取りに行ったりする時に、ちょっと右を出せばふわっとした票でやってると思ったことで。で、政治学的に見ると、やっぱり本当の大数に注目しないと。これから長い目で見た時に、参政党って下の代表だよと。それに対して自民と立憲っていう二大政党は上級国民の味方になってて、大衆から離れちゃったよっていうところをまず本質で捉えないと、大きな流れを見誤る。トランプも下の代表として上がってきたし。そうです。ヨーロッパの各の新しい政党も、「右派」って言われてるけど、あれはリベラルが右ということで自分の身内を引き締めるためにやってるだけで、本質的にはやっぱり一般、忘れられた人たち、労働者、グッと掴んだ、うん、の味方なんですよ。みんな労働者、圧倒的に多いからね。

鮫島 浩: ま、皆さん理屈で言ってるか、私は今日、吉祥寺公園とか行ってもう何年か前から結構参政党の活動感じてたんですよ。すごいです。で、多くは30代40代の主婦が多いです。うん、うん、うん。これ圧倒的女性が頑張ってる草の根活動。そう、実は石丸現象とか兵庫県の斎藤元彦現象とは全く違うな。風じゃなくて足腰がすごいしっかりしてるなと思ったから、これは来るなって予感はあったんですね。で、マスコミ始め、まあ、いわゆるリベラルの「参政党は本当右左で曲だ」と言ってるけど、当事者の人、全然そんな気配実はない。で、1番大きいのは、彼らはやっぱり自分たちをこう「反グローバル政党」だと思ってんですね。うん。グローバリズムはいいのか悪いのか。グローバリズム弊害ってことをちゃんとマスコミもリベラルは捉えていなくて。ていうのは、リベラル自体はグローバリストなんですね。朝日新聞も典型で、グローバリスト。SDGsってなぜあるのか。グローブっていう、だってね、ど、私もグローブ、たんですけど。これはね、私もずっとグローバリズムは正しいと信じていたし、自民党も、立憲民主党、まあ、民主党ね、まあ、民主党、全て日本維新の会も、国民民主党、みんなグローバリズム政党です。共産党も考え方はグローバリズム、世界に共産党あるからね。で、今世界の潮流は反グローバリズム。トランプ、うん。あの、あの、AfDってドイツのね。あ、ル・ペン、フランス。やっぱりなぜかって言うと、グローバリズムって結局グローバル企業、巨大企業、金融業者が儲かるだけで、一挙にそれが国境を超えてどんどん貧富の格差が広がってきて、政府は国民のことよりもグローバルの味方になってるから、「俺たちないがしろにされてる」ってのはグワーっと広がって世界中で反グローバリズム政党ができた。で、既存の政党、日本で言うと、自民党、中道右派。これは経済界の味方で、日本で言う民主党、中道左派。これは知識人とか、やっぱさっき理念派者って人は多い。これが一緒になって、思、本音では経済求めるのに、それにSDGsとする、いわゆるこう、価値観、平和っていうのをつけて、結局それは表そういう顔してるけど、裏では国境をまたがって企業が儲けるためのサポートしてるんじゃん。「国連だってそう」とか、「いろんな国際機関だってその味方じゃん」というのが、反グローバリズムの世界をまたうで、「俺たち国民はないがしろにされてる。国家はグローバルから俺たちを守ってよ」っていう声がグワーっと広がってトランプになった。民主スト、共和を否定したトランプになった。それがついにね、日本でも出てきた。
鮫島氏は、既に社会は右左ではなくて、上下に対立している。上の代表がグローバリズムで、下の代表が反グローバリズム。そして、世界の潮流は反グローバリズムになっていて、その軸を持っているのが参政党だというのですね。

その反グローバリズムを軸にもち、下の代表である参政党がぐっと支持を伸ばしているということは、ある意味、下が上を倒そうとしているということであり、ひらたくいえば「革命」が起きているということです。

その意味ではリベラルこそが、反グローバルを掲げて賛成党を支持、合流しなければならない筈なのですけれども、彼らは参政党を「排外主義」と呼んで、彼らを排斥している。いったいどこが多様性なのか自己矛盾もいいところです。筆者には「多様性」を隠れ蓑に自分達の身を守ろうとしているようにしか見えませんし、それがどこかの、しばき隊とかカーク氏を暗殺した容疑者のように、自分の気に入らないものは排除する行動に出る人達は、その自己矛盾に気が付いて自ら正していかない限り、彼らのいうリベラルの復権などあり得ないのではないかと思いますね。




  twitterのフリーアイコン素材 (1).jpeg  SNS人物アイコン 3.jpeg  カサのピクトアイコン5 (1).jpeg  津波の無料アイコン3.jpeg  ビルのアイコン素材 その2.jpeg  

この記事へのコメント

  • ルシファード

    多様性ガー!と抜かしてるリベラル共が自分の考えを押し付ける事をしても(多様性に頼っているから、何も決められんだろうが!)Drヘル様(マジンガーℤ/INFINITY版)からこう言われんと解らんだろうな、、、押しつけは所詮意味無しでしかないとおもいますがね
    2025年09月18日 16:22