外国人政策と少子化対策

今日はこの話題です。
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1.どの口がおっしゃるんですか


高支持率を誇る高市政権に対し、石破前総理が批判を始めています。

10月30日、広島県を中心とするブロック紙「中国新聞」のインタビューに応じた石破前総理は、高市政権について「正規ルールでできたのだから、党員として支えていかなきゃいかん」としながらも、「ただ、無批判に従うということではない」と党内で批判の声を上げる意向を示しました。

そして、連立入りした日本維新の会を「新自由主義的」と指摘し、「自民党政治がいわゆる保守の路線へさらに傾くことにすごく違和感がある」とも述べています。

これについて、元自民党衆院議員の金子恵美氏は、自身のネットチャンネル「金子恵美チャンネル」で、を更新。自民党の石破茂前首相が一部メディアで、高市早苗首相政権に対し批判的な発言をした件に対し次のように述べています。
・石破前総理に関しては、また戻ったかなっていう感じですよね。ほかの政権の時には常に“党内野党で”というスタンスでやっていらっしゃいましたから。ただね、ご本人も経験されて、“政権運営”という国のかじ取りがどんなにか大変であるのか…ということはもう、よくよく感じられた1年間だったと思うので。まあでも高市さんがここまで高いっていうのもなんか面白くないんじゃないですかね?っていう。そんなことで足を引っ張るようなことされるのは国民にとっては迷惑な話なんですけれども、そうですね、これまでと変わらないスタンスでやっていかれるんじゃないかな…、というのを、もう直後からですね、こんなふうにおっしゃっているので“あまり変わってないんだな”ということはよく分かりました。

・ただ国民がやっぱり高市さんを支持されている間にこれをおっしゃるのは、石破さんにとっても決して得策ではないのではないかと。みなさんもその石破政権の政権運営を見てきているので、比較できてしまうだけに。

・また外交がね、直後に高市政権が発足してすぐに外交での高市さんの立ちふるまいをわかりやすく比較できてしまってるからこそ、口には出さないけれどもいろいろ国民が思っているところがあるわけですから。

・それをねその時に。石破さんがですね、あまり高市さんのことを批判めいたことおっしゃるっていうのは、石破さんに対して“どの口がおっしゃるんですか?”っていうふうに皆さんが思われてしまうのになあ…というふうに、私は感じています。

・あと、“政策の転換”っていうのはまあそれは確かに、ご自身の政権の時に変えたことをまた変えられるっていうのはそれは気持ちいいものではないだろうと思いますし、そこに信念を持っていらっしゃるんだろうからなおのことそうだと思うんですけれども。ただそこもやっぱりね、同じ少数与党での政権運営の難しさを知っていらっしゃるんだからこそなぜ同じ党の中でですね、そんな足を引っ張るようなことをおっしゃるのでしょうか…というのは感じます。まあ思ってても表に出すのと、ここでグッとですね、総理経験者はむしろドンと構えて何も言わず、厳しい視線を送りながらも口に出さず見守っているくらいのほうがよろしいのではないかなと思いますね。
まさに仰るとおりです。




2.岸破政権の土台


昨日のエントリーでも取り上げましたけれども、高市総理は、外国人問題についても果敢に取り組んでいます。

10月5日、ネット番組「ニッポンジャーナル」は、高市政権での外国人政策の転換として次のように解説しています。
〇政策目標の明確な転換
・従来の「外国人材受け入れ」が前提だった安倍政権時の会議名から、「外国人の受け入れ、秩序ある強制社会実現に関する関係閣僚会議」へと変更された。
・政策の焦点が、外国人人材の導入から、すでにいる外国人との秩序ある社会の構築へと移行した。
・ 「国民の立場から外国人政策を考える」姿勢を正面から打ち出しており、国民と在留外国人双方の安全・安心な環境整備を目的としている。

〇縦割り行政の打破と司令塔機能
・外国人問題は出入国管理(法務省)、保険料(厚労省・自治体)など、省庁間の縦割りが進んでおり、政治主導でなければ解決が困難だった。
・関係閣僚会議(最も強力な決定機関)に関係大臣全てを集め、一つの共通方針で省庁の縦割りを超えて取り組むことを決定した。
・岸田政権下で練られた政策を、高市総理が政調会長時代の経験に基づき吸い上げ、一気に実行に移している。

〇データに基づいた具体的な政策推進
・これまでの外国人受け入れが「戦略性を欠いた」「対症療法的な受け入れ」であったという課題認識に基づいている。
・総理大臣が各大臣に対し、来年1月までに実態を把握するための徹底的なデータ収集を指示した。
・法務、厚労だけでなく、外国人のマンション取引や土地のあり方など、国家公安委員長や国交大臣が関わる分野にも指示が出ている。

〇政権の評価
・内閣発足後わずか2週間でこれだけ大規模な動きが出ている点は、極めて評価できる。
・閣僚間での一体感が強い政権である
・総理大臣は優先順位を変えて結果を出すことが重要であり、高市総理が実行力を発揮している点を高く評価。
高市総理の外国人政策の種は岸田政権時に政調会長をやっていたことが元にあると解説されています。岸田・石破政権が土台になっていた部分もあるということです。





3.石破と同類


件の動画で筆者が面白いと思ったのは、石破前総理の高市批判も害悪ばかりではないという視点です。

動画で、石破前総理が高市総理を批判していることが話題にあがった際、ゲスト出演した情報史学研究家の江崎道朗氏が次のように述べています。
江崎道朗:いや、僕ね、 僕違うんです、見解が。あの石破さんが、ほらああいう風に批判したじゃないですか。あの後ね、あの自民党の政治家の皆さんと話をしてたら、石破さんが高市批判をするもんだから、高市批判がしづらくなったって。

田北真樹子:そういう訳ね。

江崎道朗:そう。だから石破さんがね、こう批判するもんだから、批判しづらくなったんだよね。

田北真樹子:なるほど。逆に手助けしちゃってるという

江崎道朗:そう。だからね、だってほら、石場さんの同類って見なされちゃうとさ。

田北真樹子:それもかわいそうだな。経験者ならでは。

江崎道朗:それもかわいそうです。だからうん。まぁ、いろんな見方があるなと思いながら。
う~ん。石破前総理が高市総理批判をすることが、却って他からの批判を躱すことになっている、と。気づきませんでした。まるでRPGゲームかなんかの挑発コマンドのようです。

確かに、石破前総理と「同類」と見なされることは、他の議員にとっては避けたいことでしょう。裏をかえせば、石破前総理はそれほど嫌われているということです。

経済評論家の渡邉哲也氏は、国会の裏話として、議員会館や国会で高市総理のグッズはバカ売れ完売状態であるのに対し、石破前総理のそれは売れ残っているとツイートしています。




4.外国人政策と少子化対策


この外国人政策の転換について、11月6日の参院本会議で、参政党の神谷代表が代表質問を行っています、その中で外国人問題について次のような質疑答弁がありました。
〇外国人政策と少子化対策(神谷議員の質問)
次に、外国人政策についてお伺いします。来日する外国人には高度人材、技能実習生という名の労働者、観光客など多様な属性があります。それぞれに応じた制度設計や対応が求められますが、政府が明確な方針も定めないまま受け入れを拡大した結果、国民には不安と不満が広がっています。今国民が削減すべきと感じているのは、議員の定数ではなく、外国人の受け入れ数だと我々は考えています。

外国人受入れでも最も大切なのは、経済合理性やポリコレではなく、元々我が国に暮らす国民の生活向上につながり、我が国の文化、慣習、治安が維持されることです。そのためには、受け入れ数を適正に抑え、厳格なルールの下で受け入れ、我が国の社会に統合していける環境を作ることが必要です。

外国人を入れないと経済が回らないという論調は、かつてのヨーロッパでもありましたが、大量の移民の受け入れによってGDPは上昇したものの、それは主に移民の増加分の所得が加わったものであり、その分、社会保障や教育、治安維持の負担も増大したため、結果として元から暮らしていた国民の所得や生活は向上しなかったというデータが出ています。こうした経験を踏まえ、欧州では今や「移民で経済は良くなる」ということを言う人はほとんどいなくなったそうです。

もちろん、人口減少が進む中で特定分野における外国人材の必要性は理解をしています。政府は「移民政策は取らない」と繰り返し説明してきましたが、令和9年施行予定の育成就労制度や、受け入れ上限を設けていない特定技能2号の運用を見ると、実質的に無制限の受け入れが可能となっているのが現状です。このような制度のもと、今後も外国人の受け入れを拡大していくのか、それとも抑制的に運用していくのか、総理の見解をお聞かせください。

そして、総理も所信で述べられていたように、外国人の受け入れの背景には急激な人口減少があります。止まらない少子化が外国人受け入れを加速させているようにも感じます。総理は、この少子化を「何としても食い止めよう」とお考えですか、それとも「抗えないものとして受け入れよう」と考えておられるのでしょうか。もし「食い止めよう」とお考えであれば、その具体策をお持ちか聞かせていただきたいと思います。

〇外国人政策と少子化対策(高市総理の答弁)
外国人の受け入れ及び人口減少についてお尋ねがありました。

人口減少に伴う人手不足の状況において、外国人材を必要とする分野があることは事実でございます。育成就労制度や特定技能制度というのは、こうした人手不足の分野に関して外国人の方々に適切に活躍いただくための制度であり、受け入れ上限数を設定するなどして適切に運用していく考えです。

また、一昨日設置した「外国人との受け入れ・秩序ある共生社会実現に関する関係閣僚会議」において指示をいたしましたように、今後の外国人の受け入れの基本的なあり方に関する基礎的な調査検討を進めてまいります。

また、少子化対策も重要です。「子供未来戦略の加速化プラン」に基づき、若い世代の所得向上、全ての子供・子育て世帯を対象とする支援の拡充、働きながら子育てしやすい環境の整備を進めてまいります。
神谷代表が、外国人の受け入れに人数制限を設けるべきではないのかとの質問に対し、高市総理は「今後の外国人の受け入れの基本的なあり方に関する基礎的な調査検討を進めていく」と、結論は述べませんでした。

まぁ、調査もなしに結論が出せないことは分かりますけれども、外国人との受け入れ・秩序ある共生社会実現に関する関係閣僚会議では、来年1月に基本的な考え方と方針を出すように指示を出している以上、その辺りになんらかの大枠の方針を示す必要があると思います。

はたしてどういう政策と方針を出してくるのか。高市総理のリーダーシップが試されることになるかと思いますね。






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この記事へのコメント

  • 超神将軍•オーバーロード

    MBS.のラジオ番組内での石破茂の[戯言⁉]にしか聞こえない内容です。[僕の政治手腕を受け継いでくれる人がいいな]等と相変わらず自分を正当化したり、給付金の事は自身で止める!とか言いながらも高市早苗さんの責任にすり替えるその悪辣非道には怒りしか感じません。まさに国民に対しての(ヒドーマン)に成り下がりましたよ、石破茂は
    2025年11月10日 10:01