ピークの半分以下になった参政党支持率

今日はこの話題です。
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1.ピークの半分以下になった参政党支持率


時事通信は12月5~8日にかけて12月の世論調査を行いました。

高市内閣の支持率は59.9%と、政権発足直後の11月の調査から3.9ポイント低下。不支持率は13.6%でした。

一方、政党支持率はトップの自民が前月比0.9ポイント減の20.9%。立民は0.4ポイント増の4.0%で、5カ月ぶりに野党首位に返り咲いています。維新と公明党が3.6%で並び、以下、国民民主党3.4%、参政党3.0%、共産党0.9%、日本保守党0.9%、れいわ新選組0.7%、チームみらい0.4%、社民党0.2%となっています。

そんな中、時事通信は、12日、参政党の支持率が4カ月連続減少しているという解説記事を掲載しています。

件の記事から参政党関連を主に拾うと次の通りです。
・時事通信社の12月世論調査によると、参政党の支持率は3.0%(前月比1.0ポイント減)に低下した。4カ月連続のマイナスで、ピークの参院選直後の8月調査(7.6%)から、半分以下となった。全体では、自民党に次ぐ2位から6位に後退した。

・参政党の性別の支持率は、男性が2.9%(前月比1.9ポイント減)に低下したが、女性は3.1%で前月と変わらず。男性の支持低下が、全体を押し下げた。

・世代別では、「18~29歳」2.0%(同3.0ポイント減)、「30歳代」5.6%(同1.2ポイント減)、「40歳代」6.7%(同2.2ポイント増)、「50歳代」2.5%(同3.2ポイント減)、「60歳以上」1.1%(同0.5ポイント減)。「40歳代」以外は全て低下した。8月調査では、「40歳代」以下の各世代で、支持率が10%を超えており、若い世代の落ち込みが目立つ。

・7月の参院選で同党は、「日本人ファースト」を掲げ、行き過ぎた外国人の受け入れ反対などを訴えて、14議席を獲得した。9月の自民党総裁選に勝利し、10月に就任した高市早苗首相は規制強化の方向で、外国人政策の見直しを進めている。これに伴って参政党の主張がかすみ、支持率の続落につながった可能性もありそうだ。

・自民党は、総裁選直後の10月調査から2カ月連続で支持が微増したが、今回マイナスに転じた。高市内閣の発足が、自民党の支持増加につながっていない状況は、相変わらずだ。
記事では、高市内閣発足で、参政党の主張がかすんだことで、特に若い男性世代の支持が低下したのが要因だと分析しています。


2.本筋は政策をしっかり実現すること


マスコミは参政党の失速を喜んでいるかもしれませんけれども、長期でみるべきだという意見もあります。

2025年の参院選・大分選挙区に参政党から立候補した野中しんすけ氏は、これについて自身の動画で見解を述べています。

件の動画の概要は次の通りです。
〇参政党の支持率が4ヶ月連続で低下しているが、長期的な視点で見ると過度に気にする必要はない。
 +選挙前の2022年6月(2.5%)と比較すると、直近の12月(3.0%)は支持率が上昇しているため。

〇時事通信12月世論調査の主な分析結果
 +参政党の支持率はピーク(8月の7.6%)から低下し、12月は3.0%となった。
 +世代別では40代のみ支持率が上昇している(2.2ポイント増)。
  /8月調査で支持率10%超だった40代以下の若い世代の落ち込みが目立つ。

〇6月と12月の政党支持率を比較した場合の特徴。
 +自民党は内閣支持率の上昇に見合わず、支持率の伸びは2%程度と微増にとどまっている。
 +立憲民主党やれいわ新選組など、リベラル寄りの政党は支持率を落としている傾向が見られる。
 +維新の会だけは2%程度の上昇を見せているが、多くの政党の増減は1%未満であり、全体として大きな変動はない。

〇選挙直後(8月)の支持率をピークとして捉えるべき。
 +7月参院選直後の8月調査では、参政党が5.1%増、国民民主党が3.4%増と一時的に支持率が急上昇した。
 +多くの政党が8月をピークとしており、その後の下落は、選挙による一時的な高まりが落ち着いた結果と見なせる。

〇今後注目すべき点と最終的な結論。
 +支持率の短期変動よりも、「政策をしっかり実現すること」に焦点を当てるべき。
 +選挙前に2~3ヶ月連続で支持率が上がり始める「上がり調子」のタイミングで選挙が実施されるかどうかが非常に重要となる。
 +参政党の支持率が連続で下落しても、解散総選挙というタイミングで支持が上向く動きが見えるかに注目すべきである。
  /国会やテレビ出演など、今後の活動次第で支持率は大きく変わる可能性がある。
野中氏は、政党支持率は選挙直後の支持率をピークとして捉えるべきであり、支持率の短期変動よりも、「政策をしっかり実現すること」に焦点を当てるべきだと述べています。




3.日本がどうなるかが大切


では、当の参政党の神谷代表は、この世論調査の結果をどう見ているかというと、13日、自身のXで次のようにツイートしています。
私は今の流れを歓迎しています!

高市政権にはやってもらいたいことがあり、その方がスピードが速くなる。

やってもらえないとなったらまた我が党が伸びていきますよ。

参政党がどうこうなんて小さいこと。
日本がどうなるかが大切です。

しかし、大局をみていたら、
おのずとまた飛躍するのです。
目の前の支持率なんて気にしなくていい。

神谷代表も目先の支持率は気にしない姿勢を示しています。



また、神谷代表は、参政党のショート動画で世論調査について質問され次のように答えています。
質問者:
世論調査というのは、本当に信頼できるデータなのでしょうか?電話をかけたりして集計しているのだと思いますが。

神谷代表:
世論調査は、対象を変えたり、やり方を変えたりして、結構操作できてしまいます。特定の数値が出るような調査の仕方というのもあると思いますので、ただ数字を見るだけではなく、「どういう対象に」「どれぐらいの母数で」「どんな聞き方をしたのか」という点で見ないと、実は世論調査は当てになりません。我々は選挙の時に世論調査を気にしながら見るわけですが、あまり一喜一憂しない方が良いでしょう。むしろ、世論調査で数字を作ることで、世論を特定の方向に誘導していくということも可能だからです。今、私は世論調査に対しては、そのような見方をしています。
神谷代表は世論調査はその数字だけではなく、調査したときの背景含めてみないと当てにはならないとハッキリ述べています。




4.こんなにしっかりしているんだ


そんな参政党ですけれども、新しく入党する元議員も出ています。

12月2日、参政党は自民党に離党届を提出していた前参院議員の和田政宗氏が入党する予定と発表しています。和田氏は10月の宮城県知事選に無所属で立候補。自民党に籍を置きながら、参政党の事実上の全面支援を受けたことで、自民党は処分する検討に入っていたのですけれども、和田氏は11月に自民党を離党し、参政党に入るという決断をしたわけです。

和田氏は、12月12日配信のネット番組言論テレビ「花田編集長の右向け右」に出演し、参政党と自民党について次のように述べています。
花田編集長:
急速に伸びました参政党は、実際に入ってみて、中から見るとどうなんでしょうか。

和田氏:
外で見ていたのと中で入ったのは全く違うということにびっくりしています。「こんなにしっかりしているんだ」という風に逆の驚きなんです。参政党ができて3〜4年ですが、「みんなの党」や「維新」の3〜4年目にはこんなに地方議員はいなかった。これはすごいな。やはりそれを支えている事務方などの能力が非常に高いです。これだけ急に参議院選挙で議席が増えたので、党を作っていく途上にはありますが、このチームでやっていけば、私は相当しっかりした政党ができるだろうと思っています。

花田編集長:
翻って自民党ですが、外からご覧になってどうなんですか。高市(早苗)政権はどうですか。

和田氏:
非常に良くおやりになられている、という風にこれは評価するところですし、中国に対しても毅然としたことを取られていらっしゃいますので、その部分においてはいいのではないかなと思います。結局、防衛費の増額で増税をすると、我々最後まで反対をして最終的に認めさせられるような感じにはなったのですが、秋から冬にかけても、結局「それやっぱりやらないといけないね」みたいな話が出てきていますけれども。結局、今、党が(参政党が)減税・積極財政と言っているのは、安倍政権が言っていたこととほとんど一緒なわけです。高市先生もまさに安倍総理の教えを受けてきている中で、私はこの日本においての第二次安倍政権以降の経済の復活の流れを、まだまだですが、やはりしっかりやっていくには、増税はせず、しっかり減税をやって、積極財政で経済を良くしていくことが必要だと考えます。普通に働いている方々ですとか、中小企業の経営者の方々が苦しんでいる状況があるので、いつまでも「日本は安い」と言って外国の方がどんどん観光に来て(観光に来ることはいいことですが)、「日本が安いから来る」というような方々もいらっしゃるわけです。これはやっぱり我々からすると、しっかりと所得を上げていって、経済力はやはり国防力にも外交力にもなります。

花田編集長:
もう自民党の、まあ寿命というか、きつつあるんだと。「いつまでも自民党じゃないんだ」という声もあるんですけど、外からご覧になるとどうですか。

和田氏:
これは、若い人たち、特に40代以下の支持がどうなるかだと思っていますよ。若い人の支持は、高市(早苗)内閣に対する支持率に対してそんなに高くないんですよね、自民党は。私がまさに自民党として議員として参議院選挙を戦った時に、若い方々にどんなにアプローチしても、「もう自民党はオールド政党だ」と言ってダメだったんですよ。そういう中で、参政党ですとか、前回の参議院選挙では国民民主党など、そちらに(若い層の)支持がごっそり行っちゃっているわけですよね。ですので、この支持を参政党としては更に伸ばしていきたいし、自民党からすると、ここをなんとか自民党側に取り戻したいと思っているんだと思います。私が両方の党を経験している経験から言うと、参政党が掘り起こしたものは...(話が途切れる)
和田氏は、参政党について、非常にしっかりしていて、事務方の能力が高いと述べ、何より地方議員の多さに驚きを述べています。

実際、参政党は地方選で今でも連戦連勝しています。

11月26日現在で、今年の地方選の勝率は「54戦51勝の94.4%」で、参院選後に限れば全勝しています。地方議員は計179人を数え「空白県」は福島、岐阜、香川、大分の4県しかありません。

参政党は地方議員を足掛かりに、次期衆院選で一気に議席数を増やす青写真を描いており、今年9月には衆院小選挙区全289に党支部設置を完了。既に62小選挙区で公認候補予定者を発表し、九州では福岡2区や大分1区など6人が準備を進めているそうです。

このように地方議員という足腰がしっかりしていればこそ、目先の人気でどうこうということはないだろうと思われます。高市政権の支持率は高くとも自民党の支持率が高くなってはいないことを考えると、次の衆院選挙でもやり方によってはつけ入る隙はあるのではないかと期待してしまいますね。





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