結局みんな不幸になった

今日はこの話題です。
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1.結局みんな不幸になった


今回の紅白については識者も苦言を呈しています。

前参院議員の柳ヶ瀬裕文氏は自身の動画チャンネルで次のように述べています。
はい、柳ヶ瀬裕文です。なんかね、いいニュースをお届けしたいという風に思いながらですね、なかなかこのいいニュースってないんですよね。でも、ちょっと一生懸命伝えたいという風に思います。昨日の紅白歌合戦、どうだったんでしょうか? 私は見てないんですけど、皆さんの反響を見ると、このエスパの問題、これは誰も幸せになれなかった。NHKの対応がやっぱりひどかったんじゃないかという声が上がっています。

紅白ですね、エスパの熱唱後に広島出身の有吉弘行さん、綾瀬はるかさんの声がけなし。これに対してX(旧Twitter)で反応意見が続々上がっています。ガールズグループ・エスパは、インフルエンザによる体調不良で出場辞退した一人を除く3名でパフォーマンスをしたと。で、ヒット曲を熱唱したということですね。ただ、出場辞退したメンバーを巡っては、過去にSNSに投稿した内容に、第二次世界大戦中に日本に落とされた原爆を揶揄するものがあったなどの指摘が相次いで物議を醸していた。

曲の熱唱後も、広島県出身の司会、有吉弘行さんと綾瀬はるかさんはエスパの3人に声がけをしなかったと指摘する投稿がありました。NHKのアナウンサーが「ありがとうございました」と声をかけていただけ。Xでは「有吉さんと綾瀬さんは何も言わず、きっとお二人の強い意思が働いていたと確信」「当然です」という声がありました。これはね、全てがひどかったんじゃないかなと思うんですよ。

白川司さんのポストを読みたいと思います。まさにその通りだなと思ったんです。「広島出身の二人をMCにしながら、キノコ雲ランプ騒動の韓国グループの出場を強行し、炎上の中で頑張って歌ったエスパに誰も絡ませず、辞退させる以上の恥をかかせた。さすがNHKと言うしかない。結局みんな不幸になった」。本当、その通りですよね。出場させないという判断をNHKがすべきだったんじゃないかと思います。
また、美容外科「高須クリニック」名古屋院院長の高須幹弥氏は自身の動画で次のように述べています。
今回はaespaの騒動についてお話しします。

まず経緯を説明しますと、初出場のK-POPグループ「aespa」の中国人メンバー、ニンニンさんが、紅白出演前にSNSで「原爆のキノコ雲」を模したランプの写真を「可愛い」と投稿し、大炎上しました。これは本当にとんでもないことです。広島・長崎への原爆投下は、民間人を数十万人虐殺した明らかな国際法違反(ハーグ陸戦条約違反)であり、決して許されることではありません。

この騒動を受け、SNSでは14万人以上の反対署名が集まりましたが、結局グループは出演しました。しかし、当のニンニンさんは直前にインフルエンザ罹患を理由に欠席し、3人でのパフォーマンスとなりました。

録画を確認しましたが、会場は異様な雰囲気でした。披露された楽曲『Whiplash』は、演出で画面が激しく点滅し、歌詞にも「ドロップ」「フラッシュ」「ブロー」といった原爆を連想させる言葉が含まれていました。これが意図的か偶然かは分かりませんが、私は狂気と違和感を覚えました。

ニンニンさん本人からの正式な謝罪はありません。うやむやにされていますが、背景には中国の政治的圧力が考えられます。中国では反日教育が行われており、原爆投下を肯定的に捉える側面があるため、謝罪することは「アメリカの行為を否定し、日本の主張を認めること」に繋がり、自国で許されないのでしょう。NHK側にも何らかの圧力が働いた可能性があります。

結局、ニンニンさんの欠席は、中国側とNHK側の「落とし所」だったのではないでしょうか。本来であれば、正式に謝罪して辞退するか、曲目を変更すべき事案です。

また、ネットでは「20時15分(広島原爆投下時刻)」の出演についても物議を醸していますが、これが意図的かどうかは断定できません。ただ、司会の有吉弘行さんと綾瀬はるかさんは広島出身であり、二人がaespaの紹介をせず、パフォーマンス後もコメントを控えた点には、彼らなりの複雑な思いや配慮があったと感じます。もし二人が無理に褒めるようなことがあれば、それこそ残念なことでした。

紅白歌合戦という番組自体は好きですが、今後はこうしたトラブルを避けるためにも、無理に特定の国やグループに忖度せず、純粋に日本国内のアーティストを中心とした構成に戻すべきではないかと感じました。お互いの文化を尊重することは大切ですが、国家レベルでの教育や歴史認識の違いがこうした摩擦を生む以上、慎重な判断が必要だと思います。
aespaは狂気の楽曲を披露して、辞退以上の恥をかかされ、皆を不幸にした。今回の問題を端的に表していると思います。




2.出演者が炎上してもNHKが判断を変えない理由


今回の件で、aespaをなぜ選んだのかも勿論でしけれども、大炎上した時点で、出場辞退させるなり、取り消しなりできなかったのか。

これについて、中小企業専門のPR会社・ストーリーマネジメントの代表で、テレビ東京でディレクターとして活躍した下矢一良氏は、動画でその理由について解説しています。

件の動画の概要は次の通りです。
〇今回の炎上騒動とNHKの対応
 +K-POPグループ「aespa」が過去に原爆を連想させるランプの写真を投稿したことで批判が殺到
 +署名活動が14万件以上に達しているが、NHKは出演決定を維持
 +実務上、ネットの世論のみで出演を取り消すことは運営の基準を不安定にするため極めて困難

〇出演を取り消さない具体的な理由
 +キャンセルのための明確な大義名分(違法行為など)が存在しない
  /投稿は3年前のものであり、現時点での「不祥事」とは扱いが異なる
  /事務所側が「揶揄する意図はない」と否定しており、それ以上の追及が難しい
 +NHK幹部が既に国会で「出演取り消しの必要はない」と答弁している
  /公式見解を翻すには、よほどの新事実が出ない限り説明責任を果たせない

〇紅白歌合戦にK-POPアーティストが増えている背景
 +市場における圧倒的な売上実績とストリーミング再生数
 +テレビ離れが深刻な若年層の視聴者を獲得したいという狙い
 +熱心なファン層によるリアルタイム視聴が、番組全体の視聴率向上に寄与する
  /制作現場のプロデューサーにとって、過去最低視聴率の更新は大きなプレッシャー

〇公共放送としての在り方への提言
 +民放のような市場原理や視聴率至上主義から一線を画すべき
 +日本のエンターテインメント産業の育成や文化の継承という視点を重視してほしい
 +「紅白とは何か」という原点に立ち返り、公共放送ならではの品位ある選考を期待する
下矢氏は実務からの切り口で解説していますけれども、乗りかかった舟というか、一旦、動き出したらもう止められないということのようです。けれどもそれは作り手側の都合であって、それで視聴者を不快にするのであれば、何のために作っているのかという話になります。




3.何故aespaを選んだのか


昨日のエントリーではaespaの出場辞退を求める署名が14万筆以上集まり、出場辞退を求める会見が行われたことを取り上げましたけれども、これらを見るにつけ、やはり、そもそも何故aespaを選んだのかという観点は避けられないと思います。

NHKの問題といえば、やはりNHK党の立花孝志氏ということになるかと思いますけれども、立花氏は3年前の自身の動画で、紅白出場選考プロセスについて、次のように述べています。
どういうことが問題になるかというと、紅白歌合戦の出場歌手を決めるっていうのはどういうシステムでやってるか。僕がいた時のですね、平成16年ですから、今からもう14年以上前、2004年の体制なんですけどね。芸能部っていうところがあって、部長がですね、アマガイ芸能部長。芸能の中に二つ、ドラマとまあ音楽というか、そこのトップがアマガイさんってことですね。このアマガイさんと、もう一人、部長と同じぐらいランクが並ぶ並木さんというエグゼクティブプロデューサー。そして、2億円を愛人に貢いだということで、週刊文春の中村竜太郎さんという記者にですね、暴かれたのが磯野、当時のチーフプロデューサー。こちらの下、これチーフプロデューサーで、会社で言えば課長みたいなもんですね。部長の下の課長です。で、彼が2億円のお金を横領したということで捕まったということで、これがNHKの始まって以来というか最大のスキャンダルなんです。僕は、この事件の調査をする立場のこと(仕事)をしておりましたが、まず紅白歌合戦についてちょっと簡単に触れるとですね。

芸能プロダクションはNHKの紅白歌合戦に、所属している歌手やタレントを出したいわけなんですよ。もちろん歌番組ですから、歌わせたい歌手がメインなんですけども、歌手だけじゃなくて、審査員の方にですね、女優さんが出てきたりとか、スポーツ選手とか出てきてますよね。この芸能プロダクションという会社の、A社、B社、C社とあるんですよ。それぞれに歌手やタレント、スポーツ選手を抱えているわけですね。こういう人たちが、紅白歌合戦に「うちの所属の、例えば歌手のAを出してくれ」ということを誰に言ってくるかというと、ここ(トップ)に来るんですよ。

「アマガイ詣で」という言葉もあるんですけどね。天貝(アマガイ)さんという人はNHKの中で力があると聞いていますが、プロダクションの社長がですね、直接働きかけるわけです。僕も実際これやってるところですね、渋谷のあの高級なね、喫茶店で見かけたことがあります。紅白の方を(出場者を)決める頃ですから、10月ぐらいですかね。そういうので「アマガイ詣で」と言って、この人が各プロダクションの社長とか偉いさんと面談をしてですね、まあ簡単に言えば、お金をどれだけもらえるか。「金と女」なんです。お金をくれるのと、女性の体を提供してくれるプロダクションの歌手を紅白歌合戦に出場させると。こういう流れなんです。

汚いでしょう? もうこれだけで汚いと思いませんか。どのプロダクションの歌手も、みんな紅白に出たいわけですよ。なぜ紅白に出たいかというと、紅白歌合戦に出るとですね、その後の営業がすごく高いお金をもらえるわけです。

具体名を出すと、例えば香西かおりさんという人ですね。NHKの会長さんのパーティーをですね、僕は5年連続で仕切っていました。NHKの21階の大会議室ですね、お酒と食事の屋台を作ってですね、スポーツ団体をちょっと、マスコミとかを招きするんですが、スポーツ団体って実はその多くが政治家なんです。例えば麻生さん。麻生さんはライフル射撃協会の会長であったりとか、もう一つ、バスケットボールのですね、日本女子バスケットボールリーグの会長なんかもしてます。もう思いっきり政治家とつながってるでしょう。

【中略】

紅白の出場歌手の決め方に話を戻すと、お金はどこのプロダクションも結構出すんですよ。問題は「女」なんですよ。だいたいね、売れないタレントがターゲットになります。それぞれのプロダクションに所属しているね、その組織の中で決まるわけですよ。売れないタレントはね、「そろそろヌードになるよ」とか「そろそろAVに出ろ」とか「誰々プロデューサーに抱かれてこい」とか。嘘のようなこれ本当の話です。

で、僕も昔、芸能人の女の子と、売れないタレントと実は付き合っていたことがあります。その女の子が急に映画のお仕事でですね、結構いい役を取ってきたんですよ。最初は「ああ、良かったね」とか言ってたんですけど、よくよく映画の台本をもらって僕も一緒に稽古してたんですけど、「こんな役、普通は取れないな」と思ったんですよ。ひょっとして体使ったんじゃないかと聞いたら、黙ったんで、体を使って役を取ってきたんですね。もうそれは、芸能界にいたらある意味当たり前です。

皆さんがどう思ってるか、信じるか信じないかは皆さんにお任せしますが、もうね、芸能プロダクションなんて金と女の世界で、肉弾接待、毒饅頭ですよ。こういうものを、ただで食い散らかしているのがNHKの芸能関係者なんです。

僕はお金は結構もらいました、実際ね、NHKの職員時代。だから僕は全然潔白なNHKの職員やってきたわけじゃなくて、下請け会社からお金はいっぱいもらってきました。NHK職員って公務員じゃないから、取引会社からお金をもらっても収賄罪には当たらないんですよ、厳密に言えばね。だからNHKの職員は悪いと思っていないんですよ。

「プロダクションの売れないタレントの女の子とセックスしました」とか「プロダクションから高級な時計をもらいました」ということで、「じゃあ、この事務所のA社の歌手Aさんを使いましょうか」と。こんな形で決めてるんです。紅白の出場歌手って。

NHK側からお願いして出場してもらう人もいますけど、中には「え、なぜ?」と思う出場歌手いるでしょう。なぜこんな人が? それはもう、ほとんどこれ(接待)なんです。何年も連続で出場している歌手とかもいるじゃないですか。そんなにヒット曲も出ていないのに、というのは、もうこの流れなんです。特に大手になってくると、上のほうの歌手をとにかく出しておいてですね。で、売れないタレント、女の子をですね、こういう人たちに「体を売ってこい」「セックスしてこい」ということでやらせると。そういうようなことが未だにあると思います。少なくとも僕がいた13、14年前ぐらいまでは、金と女で紅白の出場歌手を決めていたっていうのはもう間違いない。

だからね、NHKをぶっ壊す。
立花氏は2004年、今から20年以上前の体制の話をしていますけれども、この当時から「金と女」で決めていたというのですね。昨日のエントリーで取り上げたaespaの出場辞退を求める会見でも「枕営業」の話が出ていることを考えると実態は今でも変わってないことが考えられます。




4.NHKは民営化できないのか


今回のaespa問題で、出場辞退を求める多くの声に対し、NHKの木を鼻で括った対応は、国民の怒りを買いました。

ネットを中心に、NHKの解約祭り運動へと発展しました。 「#NHK解約」というハッシュタグと共に、解約手続きの画面や、電話でのやり取りを報告する投稿が相次いで運動が加速。一説には、2025年12月から2026年1月にかけて、NHKの解約申請件数は例年の同時期と比較して数倍に跳ね上がったとも言われています。

とりわけ、12月末にはNHKのコールセンターへの電話が繋がりにくくなる事態が発生したということですから、相当な数の解約手続きが殺到したものと思われます。

果たしてどこまで解約されたのかは、次の決算まで待たないと分からないと思いますけれども、この騒動による「抗議型解約」が上乗せされたことで、数十億円規模の減収要因になったと分析する向きもあるようです。

当然ながら、騒動を見ていた若年層や単身世帯が「テレビを持たない選択」をさらに強め、解約だけでなく、新規契約の獲得にも悪影響を及ぼすことは間違いないでしょう。

更に、経済誌やメディアコンサルタントからは、「14万筆の署名を軽視した代償として、数万世帯の受信料を失ったとすれば、NHKの経営判断は非常にコストパフォーマンスが悪かった」とする見方や、紅白歌合戦という最大の収益・広報イベントが、逆に解約のトリガーになってしまったことで、NHKの存在意義そのものが問われる局面に入ったという指摘もされているようです。

これに関連して、数年前、自民党の青山繁晴参院議員が、国会で次のように発言しています。
青山繁晴:
NHKはあくまで公共放送であって、国営放送ではありません。公共放送の立場であるのに、テレビを買っただけで受信料を取られるというのは、一般国民からしたら、これもう簡単に受け入れられる話ではないと思います。ええ、私はもちろん払っておりますけれども、払わない人の気持ちも大変よくわかるわけです。

NHKはあくまで、国会といえども内容を、内容に踏み込むことはできません。そこで、表現と言論の自由を守るためにこそ、放送法は放送法として、新たに「国営放送設置法」を立法し、国の政策を世界と国内に直接に発信することを、純然たる国営放送が別途、小規模であっても必須ではないでしょうか。
青山議員は、NHKとは別に純然たる国営放送の必要性を訴えています。

NHKのサイトの「よくある質問集」の中に「NHKは民営化できないのか」という質問があるのですけれども、これに対し、NHKは次のように回答しています。
・NHKは放送法の規定により設置された法人ですが、放送法は、受信料を財源とする公共放送NHKと、広告収入などを財源とする民間の放送事業者、異なる財源をもつ事業者を並立させています。これは、各々その長所を発揮し、互いに切磋琢磨することを図るものとされています。NHKと民放には期待される役割が異なり、それぞれが役割を果たすことでよりよい放送につながるという考え方です。

・膨大な情報がはんらんする本格的なデジタル時代にあって、公共放送の役割はいっそう大事になっています。視聴者のみなさまに負担していただく受信料を基盤とすることで、組織運営の独立性を保障された公共放送が、視聴率や市場原理にとらわれることなく、質の高い多様な放送を総合的に行うことが、これまで以上に重要になっていると考えています。

・今後とも、不断に自主的な改革を行い、視聴者のみなさまの支持と理解が得られるよう、効率的効果的な業務運営に努めてまいります。
今回のaespa問題のみならず、今のNHKに公共放送NHKと民間放送事業者としてのNHKが互いに切磋琢磨しているとは到底思えません。

ならば、青山氏の提言のとおり、NHKから民間の放送事業を切り離して、公共放送部分は国営化。税金は国営化放送にしか入れずに、経営は完全分離する。民間の放送事業は、NHKの看板を外して、そこらのテレビ局と同じ扱いにしてよいのではないかと思いますね。






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