
1.城壁も、門も、かんぬきもない
イラン戦争が起こってから、巷では第三次世界大戦になってしまうのかと囁かれるようになってきました。
その意味で筆者は、昨日のエントリーで紹介した起業家の石田和靖氏が指摘した聖書のエゼキエル戦争が近づいているという指摘です。
エゼキエル戦争とは、旧約聖書の「エゼキエル書」38-39章で預言された、終わりの時代にゴクやペルシャを中心とする連合軍がイスラエルへ侵攻する最終戦争の預言のことです。
その現代語訳は次の通りです。
ーエゼキエル書 38章:侵攻の始まり
・神の言葉が私に届いた。「人間の子よ、メシェクとトバルの最高指導者であり、マゴグの地に君臨するゴグに顔を向け、彼に対して警告せよ。
・主なる神はこう言われる。『ゴグよ、私はお前の敵となる。私はお前を意のままに操り、その顎に針をかけ、お前の全軍隊を引きずり出す。馬や騎兵、武装した大軍、盾と兜を装備し、剣を手にした巨大な軍勢だ。』」
・「そこにはペルシャ(イラン)、クシュ(スーダン)、プテ(リビア)がおり、皆、盾と兜で武装している。さらにゴメルの全軍、北の果てにあるベト・トガルマの全軍、そして多くの民族がお前と共にいる。」
・「準備を整え、お前に結集した大軍の指揮を執れ。長い年月の後、お前は一つの国に侵攻する。そこはかつて戦争で荒廃したが、今は多くの民が諸国から集まり、山々で平和に暮らしている国だ。お前とその全軍、そして多くの民族は、嵐のように押し寄せ、地を覆う雲のようにその国を襲うだろう。」
・「その日、お前の心に一つの考えが浮かぶ。お前は悪巧みをし、こう言うのだ。『城壁も、門も、かんぬきもない、無防備で安らかに暮らす民のところへ攻め込もう。略奪を行い、獲物を奪い取ろう。かつて廃墟だった場所に再び住み始めた民、諸国から集められ、家畜と富を持ち、世界の中心に住む者たちを襲おう。』と。」
・「シェバとデダン(アラブ諸国)、およびタルシシュの商人たちとその若き獅子(指導者たち)はお前に問うだろう。『お前は略奪のために来たのか? 獲物を奪うために軍隊を集めたのか? 金銀を持ち去り、家畜と財宝を奪い、莫大な分捕り品を手に入れるつもりか?』と。」
ーエゼキエル書 39章:壊滅と終局一般にマゴグとはロシアのこと、ベト・トガルマはトルコ東部から東アナトリア、あるいはアルメニア周辺だと言われていますけれども、ロシアは既にイランと準同盟関係にありますし、トルコはイランと敵対してはいません。ここにスーダン、リビアが加わってくるとなるとエゼキエル戦争の構図ができあがってしまいます。
・「ゴグよ、お前はイスラエルの山々で倒れる。お前と、お前の全軍、そして共にいた民族もろともだ。私はお前を、あらゆる種類の猛禽類や野獣の餌食とする。お前は野に倒れる。私がそう告げたのだ。」
・「私はマゴグの地と、海沿いの安全だと信じている地域に火を放つ。その時、彼らは私が主であることを知る。……私はイスラエルの民の中から、自分の聖なる名を汚させることを二度と許さない。諸国民は、私がイスラエルの聖なる者、主であることを知るだろう。見よ、それは来る。必ず実現する。」
・「イスラエルの街の住民たちは外に出て、武器を燃やして火を作る。盾、弓、矢、手槍、投げ槍……。彼らはこれらを燃料とし、7年の間、火を絶やさない。彼らは野から薪を拾う必要がなくなる。武器を燃やして火を焚くからだ。彼らは自分たちを略奪した者たちを略奪し、奪った者たちから奪い返す。」
・「その日、私はゴグのために、イスラエルの中に埋葬の地を用意する。それは死海の東、旅人たちの通り道だ。そこにはゴグとその全軍が埋められ、道はふさがれる。その場所は『ハモン・ゴグ(ゴグの大軍の谷)』と呼ばれるようになる。イスラエルの家は地を清めるため、7ヶ月かけて彼らを埋葬する。」
2.AIが読み解くエゼキエル戦争
では、聖書にあるエゼキエル戦争は現実のものとなるのか。試しにAIに解釈させてみたところ次の回答をしてきました。
■Grokの解釈細かいところで差異はあるものの、大枠では今の国際情勢とリンクしている部分は多いようにみえます。とくに、エゼキエル書にいう「城壁も、門も、かんぬきもない、無防備な村」は、イランのミサイル攻撃で廃墟となっているともいわれているイスラエルを彷彿とさせます。
現代の解釈では、この「ゴグ」は北方の強大な指導者または勢力を象徴し、多くの注解者はロシア(またはその指導層)に重ねる。マゴグの地は黒海・カスピ海以北の広大な地域——旧ソ連圏やロシア北部——と見なされる。「遠い北から来る」軍勢は、現代のミサイル、ドローン、無人機、 hypersonic兵器を伴う大規模な連合軍を思わせる。
2026年の今、この連合は現実味を帯びて見える。イラン(ペルシヤ)はミサイルとドローンで中東の米軍基地を連日攻撃し、「事実上居住不可能」との報道が飛び交う。ロシアはイランを軍事的に支え、技術・兵器・外交で影から支える。トルコはNATO加盟国でありながら独自の路線を歩み、湾岸諸国(クウェート、バーレーン、UAE、カタールなど)は淡水化プラントや発電所への報復を恐れ、内部で動揺し「国家の存続すら危うい」との予測さえ語られる討論がイラクのテレビで流れるほどだ。
現代的に言うなら——地中海東部のエネルギー資源、ハイテク産業、戦略的立地を狙った「資源・影響力の再分配」。イランは「報復の連鎖」を呼び、ロシアは北方から後押しし、周辺の反イスラエル勢力が雲のように集まる。米軍基地の損傷は、かつての「抑止力」が揺らぐ象徴となり、湾岸諸国は「橋を破壊され、水が止まる」との恐怖に駆られる。クウェートやUAEの「小さな国家」が歴史的な起源(イラク、オマーンなど)に吸収されるような再編のシナリオすら、テレビ討論で語られる時代だ。
この結末は、人間的な軍事力ではなく、神の直接介入によるもの。ミサイルの雨が逆効果となり、連合軍が内部分裂や自然災害(あるいは現代の「電子戦・サイバー攻撃・未知の技術的失敗」)で崩壊するイメージだ。戦いの後、すべての国々は「わたしが主であることを知る」——人間の同盟や戦略がどれほど壮大でも、神の主権が最終的に勝つというメッセージ。
■geminiの解釈
・現代の対立構造とのシンクロ
なぜこの預言が今注目されるのか、そのポイントは「同盟の組み合わせ」にあります。
ロシアとイランの急接近: 歴史的に、ロシアとイラン(ペルシャ)が軍事的にこれほど緊密な協力関係(ドローンの提供や技術協力など)を築いたことは、2500年前のエゼキエルの時代には想像もつかないことでした。
イスラエルの孤立: 預言では、周辺諸国がイスラエルを攻撃する際、サウジアラビアなどの周辺国(預言中の「シェバとデダン」)は抗議するだけで、実際には助けに来ない様子が描かれています。これは、現在のアラブ諸国とイスラエルの複雑な距離感を反映していると見る人もいます。
エネルギー資源: 預言ではゴグの目的は「略奪(獲物を得ること)」とされています。近年、イスラエル近海で巨大な天然ガス田が見つかったことは、資源を巡る争いという現代的な解釈を加速させています。
・終末論としてのシナリオ
この解釈を信じる人々の間では、以下のようなシナリオが危惧、あるいは予測されています。
中東の均衡崩壊: イランやトルコ、ロシアの利害が一致し、イスラエルを排除しようとする動きが強まる。
世界大戦の危機: この同盟が動くとき、それは単なる地域紛争ではなく、第三次世界大戦のような規模になる。
超自然的介入: 人間の力では防げない絶望的な状況下で、預言通り「神の介入(天変地異)」が起きることで、世界の宗教観が根底から覆される。
・注意点:解釈の多様性
これらはあくまで「聖書預言の文字通りの解釈」を現代政治に当てはめたものです。
象徴的解釈: 「北の王」は特定の国ではなく、神に敵対する「悪の概念」そのものを指すという考え方もあります。
政治利用のリスク: こうした預言を文字通り信じることで、外交政策が過激化したり、対立を煽ったりする側面もあるため、客観的な視点が必要です。
3.救世主が来るためには
のイラン戦争をエゼキエル戦争、ハルマゲドンの前触れだと見る人は多いようで、ネットでもそのような見出しの動画は良く見かけるようになっています。
IT・技術系ビジネスアナリストの深田萌絵氏らが運営する、日本の政治・経済・国際情勢に関する情報配信番組「政経プラットフォーム」は3月19日の配信でこれについて触れています。
該当部分を抜き出すと次の通りです。
深田:皆さんこんにちは。政経プラットフォームプロデューサーの深田です。今回は日本対対策センター創立者の石濱哲信先生にお越しいただきました。石濱先生、よろしくお願いします。救世主が来るためには、ハルマゲドンをやらないといけない、だからハルマゲドンをやるんだ、という理屈には、正直ついていけません。信仰篤いのは結構ですけれども、救世主が来なくてもすむ世界を人が頑張って作っていくという方がまだ健全ではないかという気がします。
石濱:よろしくお願いします。
深田:先生、あのイラン戦争がいよいよ泥沼と申しますか。イランがね、もう近隣諸国、ありとあらゆるところを攻撃し、もうアメリカも「もっともっとやり返してやるぞ」と言って、やる気を出してしまっていてですね。これ、あの元海上自衛隊の機長、対潜哨戒機の機長として、どういう展開が待っているというふうに予想されますか?
石濱:結論から言いますとね、非常に悲しいことですが、あの……まさに、旧約聖書の言うところの「ハルマゲドン」。だから、最終戦争。今風に言うと、お互いに核による相互確信破壊の戦争になって、北半球には人が住めなくなる可能性があるなと。
深田:うわあ……。そこまで行っちゃうんですか?
石濱:いや、でもあの、実はね、以前にパキスタン人のムガールさんという方に出演していただいてですね、イスラム教徒の方なんですけれども、そのイスラム教の経典にもその最終戦争が書かれている。そしてユダヤ教にも最終戦争について触れられているんで、このイランとイスラエル……ま、今、アメリカが代理戦争的にイスラエルのフロントに立っているけれども。これはユダヤ教とイスラム教の、聖書に書かれている通りの最終戦争なんだっておっしゃっていたんですが。でもこれって、アメリカは関係ないんじゃないですか?
石濱:いや、アメリカはですね、今特に共和党の6割の支持者は「福音派」と言いまして、ま、ユダヤ教です。簡単に言うと。
深田:え、福音派はユダヤ教じゃないんじゃないんですか?
石濱:いや、あの……基本的にはユダヤ教と見た方が間違いないと思います。だから福音派の人たちは、一生に一度はエルサレムに行って、そこの聖地に行ってですね。いわゆる彼らが周りの土地を勝手に侵入しますよね、開拓して侵略しているわけです。でもそれを手伝わなきゃいけないぐらいのことを思っている人たちが多いと私は認識しています。
深田:あ、なるほど。なんかでもね、キリスト教の福音派っていうのはユダヤ教とかなり近いよっていうことをおっしゃっている方、多いですもんね。
石濱:そうですね。あの、僕の整理の中では、最初にあの「ホーリー・バイブル」ってありますね。これはモーセの五書っていう5つの書からできているんですが。そこから、バイブルだホーリー・バイブルを、日本は「聖なる書」と「聖書」と訳していますが、彼らはそう思っていないと思いますね。彼らは「神が作ったスピリチュアルな決め事だから、触っちゃいけないよ」という意味がホーリー・バイブル。
深田:ああ、なるほど。
石濱:で、そこから派生していわゆるキリスト教と言われる人たちもね。キリストっていうのはあの、世界を救う救い主のことですから。救い主が現れるというところの聖書として、彼らが言う、それもホーリー・バイブルですよね。だから原点はもう3500年ぐらい前ですか、3300年ぐらい前ですか。その辺のモーセの五書が中心になってできているわけですね。で、それから一番、その後活躍するヨシュアという人がいて、それからま、皆殺しが始まるわけですね。それが今も続いて。で、最終的には「第三神殿」を作らなきゃいけないと。
深田:うん、うん。
石濱:もうあの、ソロモン時代からですね、第一神殿作ったけどもまた破壊され、また襲われて破壊されと。それで第三神殿をも、できているんだから、もう準備はできたと。「早くしろ」という中で、え、ま、ユダヤ教の人たちが、あの永遠の天国に行ける、救世主キリストが現れるのを待ってですね。そのためにはハルマゲドンがなければいけないと。
深田:あれ? それって「なければならない」んですか?
石濱:そうですね。
深田:なければならないって書いてあるんですか?
石濱:はい、そうです。だからあの、周りの国をね、全部皆殺しにしなければいけないんですよ。
深田:あ、その聖書に?
石濱:はい、そうです。で、ま、あの、いろんなその聖書と言われるものの中には、あのモーセの五書から始まって、通常は、創世記、エジプト記(出エジプト記)、レビ記、民数記、申命記。その後ヨシュア記というのがあります。で、ヨシュアが後継ぎですから、それからヨシュアが、ですから半島(シナイ半島)から今のエルサレムへ行って。で、「神が与えた」と言って最初にやったのが「聖なる戦い」。最初の聖なる戦いが「ジェリコの戦い(エリコの戦い)」。
深田:エリコの戦い。聞いたことありますね。
石濱:何をやったかと言うと、当時の中東の一番古い町と言われています。あの、商業の中心になりますから。で、その当時っていうのは、仕事に、ま、中心者がいて、そして王様ですよね。王様とする人たちがいて、そこにいる商売人たちを守りながら町を作っているわけですね。一番その古い町がエリコ。ま、ジェリコと言いますけど。で、「ここは自分たちの土地だから、神が私に預言したから、言葉を与えたから。お前の国は神がお前に与えた、だからそこにいる民を全部滅ぼして自分のものとせよ」と。
深田:いや、結構恐ろしいですよね、聖書。
石濱:ですから、あのホーリー・バイブルっていうのはですね……悪魔の書ですよ。こんな言葉です。例えば、その中に、あれは後に出てくるんですが、いろんな預言者が出てきますが、その一つは。「空を飛んでいるハゲタカども集まれと。野にいる猛獣たちを集まれ」と。何のために集まるかと言うと、「今から私たちが殺していった皆の兵隊の、あの血を酔いしれるほど飲み、生血を飲めと。肉を、もう見渡す限り屍累々の地を作るから、お前たちが食らえ」……こういう風なね、そういう表現ですよ。
深田:あ、そう……だ。ちょっとあの、衝撃的すぎてリアクション下手になってすいません。あの。
石濱:いや、それ申し訳ないですけど、それが彼らの小さい頃から読んでいるあのホーリー・バイブルの核なんですよ。
深田:うん、うん。なんか子供の頃にね、聖書とか読んでいたんですけど、多分もっとこう「丸い方」を読んでいるんでしょうね。なんか「聖書物語」で、ジーザス・クライストが生まれたよとか、あとはなんかタイの福音(山上の垂訓)みたいなね、そういうなんかキリストが死んだ後の、なんかみんなの物語をこう綺麗にまとめた部分ぐらいしか記憶にないんで。その前の話なんですね。
石濱:いや、その後の話……その後もそうです。はい、そうです。
深田:なんだろう。そういうところって日本では伝わらないのかな。
石濱:ないですよね。ですから新約聖書の場合は、今度後から例えば「なんとかの手紙」とかって来ますけども。プロテスタントの人たちがね、ジーザスっていうのは「キリスト」という意味で、キリストっていうのは「救世主」という意味なんですよね。だから救世主教っていう、日本でもありますけども、その「救世」というのは大昔から一般の人には憧れとしてあって。でも、僕のこれ分析ですよ、ユダヤ教の経典というか旧約聖書を見ると、そういう風に読めるわけです。ですから、その前にもう彼らのイデアと言いますか。
深田:はい。
石濱:あ、いや、基本的な思考の中に「自分たち以外は全部奴隷であり、いつかは皆殺しにして、みんな奪いなさい」と。そういうのを、あの、ずっと教えられているなと、このように思いますね。
深田:なんか、でも今回って結局、ユダヤ教とイスラム教の戦いなんですけれども。そこにキリスト教を母体とするアメリカ……クリスチャンってもう今すごく少ないとは思うんですけど。でも、そのイラン戦争に参加している米軍の兵士たちはどうなんでしょうかね? これ。喜んでやっているのか、そのね、変ですけどね。
石濱:うん。
深田:なんかこう、「トランプ大統領ちょっとこれ大丈夫?」とか「国際法違反じゃない?」とかね、そういうのはどうなんですかね。
石濱:ま、彼らに言わせれば、国際法とかいうのはいわゆる彼らの言う「コモン・ロー(慣習法)」ってやつですよね。お互いに普通にやっている。だけど、今回の基本になっている彼らの考え方の基本は、その上にある「スピリチュアル」ですね。
深田:うん。
石濱:神からの託宣ですから。ある米軍の指揮官は……一人じゃないみたいですけど、複数の指揮官は、「トランプ大統領は神から選ばれた、ハルマゲドンを起こすためのリーダーである」と。「だからお前ら一緒に戦え」っていう風にね。
深田:救世主伝説みたいになってる。
石濱:救世主を呼び込むための。トランプ大統領はメサイア(救世主)ではないんだけども、救世主が来るためには、ハルマゲドンをやらないといけない。あの、聖書の中には「主」と書いてあります。アドナイという。主が出てきて、そしてキリストが再臨して救いに出てくる前にですね、その「選ばれた人」が周りを全部皆殺しにするんですよ。で、屍よりもっと具体的に書いてあります。例えばヨシュア記なんかでも、相手の命乞いをしてくる王様ね。それを引きずり出してですよ、みんなの前で「いいかお前ら、あの首はこうやって落とすんだ」と。相手を足で踏んで、剣を突き立ててですね、ズバッとやって、その後その遺体をですね、一日中木に吊るし。それ一人じゃない、五人の王をやるんですよ。そういうことが、あの、具体的に書いてあります。で、「お前らがやるのもね、これはコーランにも似たような表記があるんですよ」と。相手を殺すのは「その剣はお前の剣じゃないんだと。神様がそうしろとやっているんだから、遠慮しないでやれ」ということでね。
深田:うん。そうですね、あんまりちょっと過激な、ちょっと表現になってくるとYouTubeで配信できなかったり……。
石濱:あ、そうですね。いや、これ過激というよりも、それぞれの今の表現はコーランにも書いてありますし、ホーリー・バイブルのヨシュア記に説いてありますので。ヨシュア記はね、第1章から24章まで、そんなに長くないんですよ。小学生でも、6年生ぐらいになると読めます。で、それを最初から最後までですね、全部「皆殺し」なんですよ。はい、具体的に書いてあります。
深田:なるほど。じゃあ今後、じゃあイラン戦争っていうのは、もうどんどんどんどん飛び火してっていう、そういう方向に行きそうだと。
石濱:はい、そうです。それも書いてあります。ホーリー・バイブルの中に。だから、周りの国がどんどんどんどん相手が出てきて、それを全部やっつけて。
【以下略】
4.アルマゲドン
前述の「政経プラットフォーム」は、3月11日の配信で、在日パキスタン人記者のフマユン・ムガール氏をゲストに迎え、今の状況について宗教戦争の切り口で解説しています。
件の動画のやり取りは次の通りです。
深田萌絵: 皆さんこんにちは、政経プラットフォームプロデューサーの深田萌絵です。今回は在日パキスタン人ジャーナリストのフマユン・ムガールさんにお越しいただきました。ムガールさん、よろしくお願いします。ムガール氏は、現代の対立を4000年前のアブラハムの家庭内問題、つまり正妻サラと側室ハガールの対立、およびその息子たちの相続争いにまで遡って解説し、トランプ政権下で進んだ「アラブ諸国とイスラエルの和解」であるアブラハム合意には、イランは含まれていないという重要な指摘をしています。
ムガール: お願いします。
深田萌絵: ムガールさん、前回そのイラン戦争についてお話をいただいたんですけれども、まあその今回のね、戦争の本質っていうのは、実はアメリカが喜んでやってるというよりかは、そのイランとイスラエルのその宗教的な対立構造から来ているということなんですが。まあこの宗教をですね、私たち日本人はですね、ユダヤ教にしろね、イスラム教にしろ、理解が深くないので、その聖書から見てなぜこの戦争が始まって、根深いものなのかというところをちょっとご解説いただければと思います。
ムガール: まあ聖典と、まあ聖書もね、2種類あり、まあ旧約聖書、新約聖書、まあイスラムで言えばコーランがありますのです。で、この戦争がね、今始まったんじゃなくて、本当、歴史的に見ると4000年前から始まってるんですよ。
深田萌絵: 4000年ですか。
ムガール: そっから、ここから分かったらね、多分この戦争の理解、しやすいと思いますから。あそうそう、4000年前にやっぱアブラハムというね、人物がいたんですね。
深田萌絵: ええ。
ムガール: アブラハムのですね、奥さんが2人いたんです。サラと、1人がハガールですね。
深田萌絵: はい。
ムガール: で、まずね、サラから子供生まれないから、じゃあもうそれはね、あの、じゃあ召使いね、ハガールさん、まあエジプト人だったんですよ、じゃあ結婚してってこと、そっからね、初めて長男が生まれたんです。その名前がイシュマエルというんですよ。
深田萌絵: はい。
ムガール: 母親ですね、これね、ハガールはエジプト人です。結構こっからね、12人の子供が生まれて、これ全部ですね、アラブ人です、これが。
深田萌絵: はい。
ムガール: で、生まれた途端に、それね、子供大きくなると、今度サラからもですね、もうなんか啓示が降りて、神様から「ここまで子供生まれるよ」と言ったのは、これ生まれてきたのはイサクです。次男です。
深田萌絵: はい。
ムガール: 腹違いの兄弟ですからですね、そっからまた12人の子供生まれてきてるんですよ。ヤコブとかイサクとか、まあこれイエスキリストまで全部ですね、1万4000人の預言者がもう歴史があるわけですよ。で、これ一つの民族がどんどん出てきて、何が争いがあるかですね、やっぱり相続の問題です、やっぱりね。
深田萌絵: あ、これで、ええ、すいません、ハガールさん系はエジプト系、だからアラブ系と。
ムガール: アラブ系です。
深田萌絵: サラは何系なんですか。
ムガール: ユダヤ系です、全部ヘブライです。
深田萌絵: ヘブライ、あ、ヘブライ。
ムガール: ヘブライ語で、だから聖書は全部ヘブライ語で書いてあります、これ。はい。だ、これ聖書はヘブライ語でやって、それからもう最終的にモーセが来て、モーセからまたイエスキリストまでですね、これは歴史があるわけですね。
深田萌絵: ええ。
ムガール: で、こっちは長男からですね、どっちかですね、聖書、聖書はあまり出てこないけど、今からですね、約1400年前にムハンマドが生まれてきてるんだ。
深田萌絵: ええ。
ムガール: だからイスラムの中では1人だけ生まれてきてるけど、ユダヤの中にたくさん預言者がいるんでしょ、これですね。昔は何かですね、これはもう相続の問題で、この2人の妻が戦ったって聖書に書いてあるんですよ。サラとハガールが喧嘩したって。そしたら、それでアブラハムが困るからって言って、その長男は、イシュマエルは今のサウジアラビアのところですね、連れていって、そこに祈ってあげたんです。ここに住みなさい、で、そこで今メッカですね、聖地があるんですよ。それはアブラハムが作った聖地、4000年前。
深田萌絵: あ、すいません、えーと、どっちの子供が行ったんですか。
ムガール: 長男。
深田萌絵: あ、メッカに来たんですか。
ムガール: 長男が、イシュマエルが来たんや。
深田萌絵: あ、あの方はハガールさんの息子。
ムガール: いやー、そう。ハガールの息子です。そうです。だからアラブ系がまずイスラエルに来た、イスラエル、イスラエルに来てアラブに来たんです。
深田萌絵: あ、イスラエルを経由してアラブに行った。
ムガール: アラブに行った。で、結局、それ、あのサラの子供がイサクから生まれてきてる子供が全部ですね、ユダヤが向こうに、今のでもほとんど中東と一緒ですよ。そこにイスラエル、カナンとか昔の聖書の場所なんですよ、これが。
深田萌絵: うん。
ムガール: だからイスラエルも中東なんですよ実際はね。別に同じ。
深田萌絵: そうですよね。
ムガール: で、なぜ争うかって、それはやっぱりね、相続問題とか、あと昔はですね、油じゃなくて昔は水で戦ったんですよ。水の井戸があったから、これうちの先祖の水だから、水商売やってたからですね。はい。それでお互いにこの水の奪い合いでお互いに殺し合ってたんですよ。
深田萌絵: ええ。
ムガール: だんだんだんだんですやっぱり、何かて、腹違いの兄弟で昔はね、水だったら、今度油が出てきたんですよね。はい。油で今度はね、争いですからですね。油ね、祝福されたのアラブ人ですから、全部。それね、中東見れば、イランもそうだし、サウジアラビア、UAE、カタール、クウェート、全部油が出てきたら、そしたらイスラエルが困るわけですよ、うちは何もない、イスラエルにないんですよ油、どちらですか。
深田萌絵: うん、そうですよね、イスラエルないですよね。
ムガール: ないですよ。だからそれでやっぱり先祖の土地で油が出てきたから、俺たちの分はどうなのかって、その争いで油で争いですからですね。だからそれで結局、もうイランとか、まあイランはもちろんアラブ人じゃないんですけど、やっぱそこに一番油を握って、世界でね、油で全部世界の動きが出るから、その辺で争いがどんどん、どんどん出てきて。もう第二次世界大戦の時にね、一部もそうだし、やっぱりユダヤ人と非常にですね、やっぱりこの、なんていうか、今から2000年前に彼らの中にイエスキリストが生まれてきたんですねっていう話ですね、これが。はい。
ムガール: ユダヤ人だったんですね。で、イエスキリストを信じてやればよかったんですけど、彼らやっぱり逆にイエスキリストを十字架に殺しちゃったんです、ユダヤ人。そっからやっぱりね、この聖書の中に書いてあるのは、イエスキリストは何言ってるかですね、ユダヤ人のね、お母さんとかもう女性が泣いてるんですよ、あの十字架って言ってる、これ映画があるんですからぜひ見てください。『ベン・ハー』とか、『パッション』、『ジーザス・オブ・ナザレ』とか映画あります。そこにて、そこにイエスキリストが女性に向かって何言ってるか、「私のために泣くんじゃない、自分の子孫のために泣け」って、これ、はっきりで書いてあるんですね。
深田萌絵: うん。
ムガール: どうやって思うですね、その民族なって、ユダヤ人が国はできなかったんですよ。どこ行っても殺され、殺されて、最終的に600万人の人たちがヒトラーによって殺されたんですよね。はい。虐待を受けて、そこからやっぱね、彼らに対してやっぱりね、こう救おうと思ったのはアメリカが出てきて、やっぱりこれはこの民族は救わなければいけない。で、なぜか、やっぱりアメリカの国も同じように、アメリカもね、最近できた国ですから、そんな歴史が長くないんですよね。
深田萌絵: うん。
ムガール: ただもうやっぱり自分たちもね、もうヨーロッパのね、キリスト教から迫害を受けてるから、自分たちはプロテスタントっていう思想なんですよ。ちょっと違うキリスト教なんですよ、アメリカはですね。ええ。考えが違って。で、それで彼らやっぱユダヤの味方して、じゃあユダヤ人が自分を囲まってやって、やってる。それで結局、1947年に初めてできたのがパキスタンです。で、1948年にできたのがイスラエルなんです。だから宗教の名によってできた国が二つなんですよ、パキスタンとイスラエルです、これが。
深田萌絵: あ、なるほど。
ムガール: そうですよ、これが非常にですね、パキスタンもそうです。だからイスラムの中心としてやっぱ国はね、不可欠だと、そしたらそこでやっぱアメリカとか、まあ応援したんですよ。だからアメリカとなんか恩があるというのは、やっぱアメリカの力ないと国ができないんですね。はい。で、アメリカじゃ民主主義国家になるように、まあもちろんイギリスとね、アメリカ、イギリス、フランスでずっと第一次世界大戦、第二次世界大戦やってたから。だからそれで、じゃあ、まあ認めましょう、それでやっぱり無理やりね、イスラエルという国を作らしてたんですよ、そこに。どこじゃないんですよ。なんかそこ、ユダヤ人が言って、何かて、もうそこの土地を買ってですね、これも私、取材に行ったんですよイスラエルに。ユダヤ人に聞くとね、ユダヤ人が「この土地、俺たちは買ったんだ」、お金払って、もちろん買ってるんだけど、そこで国を作っちゃったから。これがやっぱね、パレスチナとイスラエルの問題、それがもうどんどん広がって、今度イランとも戦いになる。この辺の歴史が分からないとですね、この戦争はね、今起きたじゃなくて、ただ今もしかして結末、もう結論かもしれないから。
ムガール: 聖書の中にこう書いてあるんですよ、やっぱね、終末が、大きな戦争が始まる、そこね、ハルマゲドンだ。アルマゲドンっていうのが非常に、ええ、それはもうイランもそう思ってますよ。
深田萌絵: え、それは旧約聖書だけにアルマゲドンが来るよってことが書かれてるのではなくて。
ムガール: あの、イスラムにもあります。です。イスラムにもあります。それ。やっぱり何かて、もう最初ね、裁きの日が来ると、その時にムハンマド先生も亡くなってる預言してです、ムハンマドの弟子が10人、弟子の1人が「マフディー」という名前ですよ。マフディーが現れてくる。そのイスラムのその思想と国を、神の国を作るんだって。で、同じように向こうユダヤもですね、国家にメシアが現れてくる。それがそこ神の国を作るんだっていうことで。で、そこ3つの宗教の調子になるのは、イスラエルの、ああ、ドームですよ。ゴールデン・ドーム。あそこがみんなね、同じように。それはそこを上に、ええ、組むから、なんかイエスキリストが降りてきてですね、みんな、まず戦争らし、平和するんだって。このイデオロギー、イスラムもユダヤもキリストも一緒なんですよ。
深田萌絵: ああ、じゃあそのアブラハムの末裔の宗教であるユダヤ教、キリスト教、そしてイスラム教、みんなこう最終戦争が来て、最後は救世主が現れる。
ムガール: そうです。だからそれは今トランプも言ってるんですよね。「We are waiting for Messiah」ですよ。この前もうスピーチで言ってるんです、アメリカが。なんでこの戦争やってるのが、メシアが来ないとこの戦争が終わらないんだ。どうやってくれるの?メシアを待ってるの戦争なんです、これが。
深田萌絵: いやいやいや、でもあの戦争起こしてるのトランプさんじゃないんですか。
ムガール: トランプさんだけど、トランプさんはね、待ってるわけですよ、誰がいるかなと思ってるですよ。この前ね、彼はもう自分もメシアみたいなこと言ってるでしょ。「We are fighting for Messiahね、Maybe Jesus is coming」って言ってるんですよ。これはね、本当に宗教じゃない、日本人にものすごい理解しにくいと思いますから。我々兄弟だからよくわかるから。だからアメリカなぜこの戦争仕掛けてるか、とかですね、だからなぜそれがイランで起きないのかとかですね、宗教思想があるんですよ、これ。
深田萌絵: なるほど。かね、やっぱり今イスラエルのね、ネタニヤフ首相なんかはこの、どちらかというとグレーター・イスラエルの思想を持っていると。
ムガール: そうなんです。
深田萌絵: いうことで、こう元々その神様に与えられたイスラエルになろうみたいな。
ムガール: そうです。
深田萌絵: その方向に向かってるわけですよね。
ムガール: そうです。だからグレーター・イスラエルをするためにどうするかって、そのために一番アメリカを中心として、アメリカにトランプさんにお願いしたのは何かですね、これね「アブラハム合意(Abraham Accords)」ってことはあるんですよ。新しいイデオロギーなんですよね、最近。あのピース合意で、まあトランプさんがいろんなことやってます、平和のためにですね。
深田萌絵: え、アブラハム・コール?
ムガール: アブラハム・コード(合意)ってやるんですよ。アブラハム・コードというか、結局「我々はアブラハムの子孫であるから一緒に仲良くなりましょう」って。ここにサウジアラビア、イスラエル、UAEも全部入ったんです。だからみんなイスラエルは反対しないんですよ。アラブの国々がみんなイスラエルと仲いい、エジプトもそうです。だ、それみんな「我々は兄弟だ」と。ただイスラエルの、まあ、それもうまくやったんですよ、今この40年。
ムガール: うん。だ、もちろんそれどっちかって、やっぱりあのトランプさんの娘の旦那さんがユダヤ人ですから、クシュナーさんですね。
深田萌絵: うん、なるほど。
ムガール: 彼がこうやってね、アブラハム合意作って、「じゃあこれは平和作ろう」と思ったら、もうイランはそれに従わないんですよ。「俺たちはアブラハム合意じゃないんだ」と。ね。まあそれはね、あの、イラン人ですから彼らは入らないんですね。
深田萌絵: あ、なるほど。だからそのね、中東の中でもアブラハムの末裔だと思ってるハガールさんの末裔とサラさんの、え、この辺りはまあ同じアブラハムの民族だから仲良くしようよっていうことで、まあトランプさんの娘婿のクシュナーさんがお声がけをアブラハム合意というお声がけをして、この辺はまあまあこう足並みが揃ってるんだけれども、イランだけはあのペルシャ系でアラブ人ではないと。
ムガール: うん、そうです。「アブラハム、あれはもうごまかしだ」って言ってるわけ。「騙してるんだ」とか、まあいろんなね、あれしたとか。「本当のイスラムは我々だ」って言ってるわけですね。だからシーア派はやっぱりね、そのイデオロギーが非常にものすごく、こう共感主義というかですね、に、やっぱ、まあ、宗教を信じる信仰深いですね、はっきり言ってですね。だから他のアラブ人としか、そんなにあまりね、信仰深いと言えないけど、やっぱりビジネス中心として考えるからね。サウジアラビアもそうだし、カタールもやっぱり、こうアメリカのアライアンス(同盟)作ってるからね。パキスタンもそうだけども、そうだけど。ただあまりにもこの宗教で、その宗教権力国家作ったらね、それこそやっぱ今タリバンがやろうとしてるわけですね、アフガニスタンで。
深田萌絵: え、どこがやろうとしてる?
ムガール: アフガニスタンで、タリバンですよ、タリバン。
深田萌絵: あ、タリバンがね。
ムガール: それはパキスタン許さないから、まあパキスタンも戦争仕掛けてるわけですよ今。毎日アフガニスタンに空爆してますよ。だから絶対それ許さん、これ。
深田萌絵: あ、そうなんですね。
ムガール: そうなんですよ。もう見てくださいこれ、イランとアメリカの戦争、もう一つ、戦争もうすでに始まってます今、先月から。
深田萌絵: え、先月からそのアフガニスタンにいるタリバンとパキスタンが戦っているということなんですか。
ムガール: 戦ってます、空爆してます。パキスタンが相当、もう何十人が死んでる。同じような立場が。ただそれをトランプに言ったら、「これはもうパキスタン、俺たちの友達だから、パキスタン、一緒。我々関わらない」ってですね、「やっていい」って言ってるんですよ。だ、結局それはもう、あの、局、そこにアフガニスタンにアメリカのベース基地があるからですね、それをも取り戻したいだろうと思うんですよね。
深田萌絵: うん、ああ、あのアフガニスタンから米軍撤退しましたよね。
ムガール: しましたけど、やっぱそこに自分の武器とかいろいろ全部置いていっちゃったから、それ全部タリバンが自分の手に入れて、今パキスタン軍に向かってやってるわけですよ。だからパキスタン軍がそれはもう許さないってことでもう、戦争。ニュース見てください、ずっともうパキスタンが空爆してます今アフガニスタン。
深田萌絵: あー、ま、ま、ま、そもそもね、アフガニスタンからそのね、米軍が撤退した原因も、米軍が訓練したアフガン軍と、ま、タリバンがこう最初は戦っていたけれども、ま、どんどん、どんどんそのね、結局は、あの、タリバンはアフガニスタン人なので、こうどちらかというと、そのアフガン軍の人たちも「なんで自分たちアメリカに操られて同胞で殺し合ってるんだろう」っていう、そこの結論に達してしまったっていうのが最後、米軍が撤退する要因の一つになったって言われてるんですけれども。そのタリバンを作ったのもCIAです、その今のタリバンが大きくなった原因も、ま、アメリカが、そうです。で、そのアメリカの落とし子が今その武器を使ってパキスタンを攻撃してという状態ですか。
ムガール: そうなんですよ。だからそれでもう、もう、けしからんって。もうパキスタンがもう絶対、もう、ちょっと長年、被害もあってるから。彼ら別に武器だけじゃなくて、パキスタンにね、先月に大きな、もう自爆があって何十人が死んでるんですよ、パキスタンで。だからそれをやっぱね、もう、やっぱり軍事的な力でやらないと。で、今度はやっぱこのタリバン政権倒そうってこと、今そっちも動いてるんですよね。アメリカはイランの政権倒すと同じように同時に、同時発、じゃない、同時な戦争が。パキスタンは今アフガニスタンの政権を倒すこと今戦争やってます。
深田萌絵: うん、までも、それでも、その原因を作ったアメリカは今知らんぶりと。
ムガール: それはもうアメリカも「俺は知らない、勝手にやれ」って言ってるんですよ、「うちは関わらない」って言ってるんですよ。
深田萌絵: そ、ああ、あの、すいません、そもそもアフガンで戦争、アメリカが戦争してたのは何だったんですか。
ムガール: 何だった?も、元々ね、あの、もうこれもまたね、もう70年前にね、ロシアと戦うために、あの、育てたんですね。ロシア、共産主義が入ってくるから、いけないかと。結局そのタリバンは、「我々はイスラム教は神様の心で育って」ってですね、ま、ジハード思想ね、やったんですよ、聖戦だって。そのために彼は育ててやったんだけど、ただその戦争終わったら、もうアメリカ撤退しちゃったんですね、そこで。ほったらかし。でもう彼ら困ったわけ。いや、これほどお金ももらった、武器ももらった、でもなんで俺たちは置き去りにされたかって言って、恨みを買って、一時期、またこれを、彼らアメリカで、あの事件を起こしてるわけですよ、タリバン、アルカイダですね。だから結局ね、アメリカが蒔いた種が今どんどん出てきてるわけですよ。それ刈り込まないといけないです、アメリカが潰そうとしてるからね。潰すのではなく、刈り込む、一、だやろね、上手に切る必要あると思うから。ただもう、ボーンと空爆やるから、またそれが、ね、恨みになってですね。復讐、やっぱり復讐の繰り返しですからですね。報復で報復やってですね。だから第一次世界大戦、第二次世界大戦、歴史、そうですよね、戦争のない歴史はないんですよね。
深田萌絵: ま、そうですよね。
ムガール: 本当、やっぱりこれ第三次世界大戦になっちゃいけないってことですね。やっぱり早くね、歯止め、やね、うん、誰がするかですね。だから今もちろんね、あのイギリスとかフランスもね、こう出てアメリカに、今までね、応援しなかったけど、やっぱりこう、止めないといけないから、まずこの、ソフトパワーですね、フランスとイギリスが全面的にアメリカにバックに行って「やめろ」って言わなければ、これはアメリカは止まらないと思いますね。
深田萌絵: そうですよね。ま、今のなんか、ちょっと世の中を見ていると、あの、ま、アメリカが、まあね、他の国に介入をかなりしてきているっていうことで、え、ま、イランとイスラエルはね、やっぱりアルマゲドン思想があって、もう最終戦争をして終わる頃には、聖書から別に最終戦争に突入しても構わない的な、そういうところあるんですかね。
ムガール: そうです。それを持ってます、みんなね。だからもう本当にそれを、ま、イランはとにかくそう思ってますね。だからもう指導者はどんどんどんどん死んでいくでしょ、上が、トップが。死んでても、もうやめないんですよね。次からまた息子が出てきて、今度指導者が死んだら、また孫が出てきます、孫違う、親戚が出てくる。だからギブアップしない民族ですね、このイラン。なぜかそういうイデオロギーがある。ハルマゲドンってイデオロギーと、マフディー思想ね、メシア思想持ってる。イスラエルも同じ、グレーター・イスラエルってことで聖書に書いてあるから、聖書を台本にして戦争してるイスラエルが。このもう全部、土地があるんでしょ、今ここ、杉関知れこれ、これ順番でやってますね。だからね、コーランは理解しないと、これからやっぱり宗教をね、やっぱり勉強する必要あると思いますから、日本人。日本人、やっぱ宗教にね、日本でも新興宗教教育で色々な問題も起きてるからですね、宗教嫌いで、みんな言っちゃってるんだけど、本当は宗教は宗教、宗教として、宗教、歴史として勉強する必要あると思う。
深田萌絵: 確かにそうですよね。
ムガール: ね。なんかこう、戦争になるたびにこうね、ちょっとこうね、ユダヤ教の歴史とそのね、イスラム教の歴史をちょっとちらっとかじるんですけれども、毎回「あれ、シーア派、スンニ派って何だったっけ?」ってなっちゃうというのと、どうしてイスラエルってあんなにオリジナリティが高いのかとか、ま、色々ね、こう「はてな?」ってなってしまうところが。
ムガール: ま、全ては宗教の勉強が日本は足りないと。
深田萌絵: そうです。
ムガール: 間違いない。だから是非ね、深田さんもね、是非旧約聖書勉強してください。信者にならなくていいから、別にユダヤ人にならなくていいから、別にね。ポンが読んで、もうイスラムならなくていい、やっぱ知識としてですね。なぜこうなってるか。そうしたら全部見えてきますから、これですね。
深田萌絵: はい、わかりました。ということで、今回は在日パキスタン人記者のフマユン・ムガールさんに、その今回のイラン・イスラエル、その宗教の対立の歴史についてご解説いただきました。どうもありがとうございました。
ムガール: ありがとうございました。
やはり中東問題は簡単にはいかない。仮に今のイラン戦争が停戦に持っていけたとしても、根本にあるこの問題をなんとかしないと、いつまでも火種は残ったままになるのではないかと思いますね。
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